2011/08/13 - 2011/08/19
103位(同エリア148件中)
けんたさん
2日目のナンシー日帰り旅行です。
近郊線でヴォージュ山地を越えナンシーへ。
ストラスブールより標高が高いのでしょうか。少しひんやりしています。
駅からは世界遺産のスタニスラフ広場に向けて緩やかな下り坂。
逆にナンシー派美術館へは上り坂になります。
いずれも静かだが重厚な町並みを歩きました。
表紙はスタニスラフ広場の様子です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8:40発の列車でナンシーへ。ヴォージュ山地の山合いを抜け、約1時間20分、4駅目がナンシーです。列車は地元のひとだけ。のんびりした小旅行です。
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ナンシー駅前の古いお菓子屋さん「ルフェーブル・ルモワーヌ」。FLOの向かいにあります。あいにくお休みでしたが確かに由緒ありそうな威厳ある店構え。
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ナンシー名物のマカロン。いわゆるカラフルなマカロンの原型ですね。シンプルなクッキー仕様。「ルモワーヌ」のものも有名なようで、ショーケースに堂々と鎮座していました。
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ナンシーと言えばアールヌーヴォーの街で、HPにもいろいろ紹介されています。代表格がこの「エクセルシオール・FLO」。何とも古典的な佇まい。駅からすぐで朝からやってます。
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ちょうど朝食時間と昼食時間の切り替えで、ちょっと待つことになるというので足を踏み入れることは断念。入口から見た室内の様子ですが、時代を重ねてきた見事な内装。帰りにもちょっと覗きましたが、とても混み合っていました。
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ナンシー派美術館に向かう途中のフォッシュ大通りには幾つかアールヌーヴォーの建物があります。これもその一つ。精妙なデザインのエントランスです。
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もう一軒。バルコニーの手すりが芸術してます。こうしたものが、日常の生活の中で保存され、使われているところがすごいですね。
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アールヌーヴォーの歴史的建造物にはマークが付いています。これもその一つ。ドアが特徴的。
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ナンシー派美術館の入り口。駅から2キロ強でしょうか。ちょっと道がわかりにくいので注意です。
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美術館はこんな建物。こじんまりした瀟洒な邸宅といった感じです。天気も良くなってきました。
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これぞアールヌーヴォーという室内装飾。家具や調度品を中心に、こうした陳列品が美術館の中には溢れています。
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2階への階段踊り場のステンドグラス。これはきれいでした。自然の中にある美しさをモティーフとした芸術運動なのですね。
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ちょっとした床のタイルも美しい装飾で飾られています。手が込んでいますね。
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美術館の庭もきれいです。アールヌーヴォーの範とした自然の美しさが大気の中で感じられます。
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今度は一転して駅を越えスタニスラフ通りを東に。大きな通りですが、休日なので交通量も少なく静かです。どっしりとした町並みはちょっとボルドーを思い出させます。
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スタニスラフ広場の入り口です。スタニスラフ公の銅像の左側はオペラハウス。思ったより広く、白亜の広場といった印象です。各門には金が施され、ロココという観点ではベルサイユと同様な趣味なのかもしれませんが、はるかに近代的で清潔な感じがします。
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東門のあたりから見た広場。大きさがわかるでしょうか。あまり期待していなかったのですが、この広場は一見の価値があります。世界遺産の意味が解りました。門の装飾も青空に映えて見事。
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奥に金色の彫刻装飾が見えます。広場の周りは、それぞれレストランが屋外に席を広げて観光客を待っています。そろそろお昼です。
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こうした知らないところでレストランを選ぶ基準は、もちろん張り出してあるカルト(メニュー)をチェックすることもありますが、欧米の年配の方が多く入っている店、というのが我が家の流儀。比較的間違いがありません。ということで今回選んだのは駅から広場に入って左側の「ジャン・ラムール」というレストラン。
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アルザス旅行3食目。ビールも各種あって、乾いた爽快な夏空のもとではおいしそうでしたが、やはりワインとしました。カラフェでリースリング。実に美味。
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フォアグラのパテ。ねっとりとした良質なフォアグラ。ゼリー状のソースはお決まりの甘いチャツネのようなもので、フォアグラに合います。
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これを頼まなくては、という本場もののキッシュロレーヌ。最もプレーンなものをお願いしましたが、分厚く焦げ目もしっかりした焼き立てがやってきました。絶品。日本で食べるものとは一味もふた味も違う気がしました。
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メインはアンデュイエット。好物の内臓ソーセージです。誇らしげに製造者の札が立っています。これもしっかりした味で文句ないひと皿。もちろんお値段も地方ビストロレベル。東京のイメージの半額です。
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レストランの席から見た金色の門。広場は四方の隅がこんな風になっています。とてもレベル高く満足したレストランを後に、そろそろ帰途につきます。
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ナンシーでは他にカリエール広場、アリアンヌ広場も世界遺産ですが、正直言ってパッとしません。これはアリアンヌ広場です。小さく整然としていて、スタニスラフ広場のアクセント、といったところでしょうか。
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かくしてナンシーぶらぶら歩きを終わり、ナンシー駅に戻ってきました。また国鉄でストラスブールに帰ります。
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