2011/08/12 - 2011/08/19
331位(同エリア659件中)
けんたさん
一昨年のボルドーに続き、アルザス・ブルゴーニュを1週間で巡りました。
今年は冷夏とのことでブドウの出来具合が気になりますが、いつもの通り
食べ歩きを中心に気ままな自由旅行でした。
旅行記も多い地域ですが、他の方とちょっと違うところを中心に
旅行記を作ってみようと思います。
行程は次の通りで、車は使っていません。
1日目:AF277便でパリ〜ストラスブール着、同泊
2日目:ストラスブール泊:(ナンシー日帰り)
3日目:ストラスブール泊:(アルザスワイン街道巡り)
4日目:ストラスブール〜ブザンソン〜ディジョン〜ボーヌ着、同泊
(ブルゴーニュグランクリュ街道巡り:北側)
5日目:ボーヌ泊(ブルゴーニュグランクリュ街道巡り:南側)
6日目:ボーヌ〜ディジョン着、同泊
7日目:ディジョン〜パリ〜東京
途中、ディジョン駅が工事で閉鎖されバスの振替輸送でボーヌに辿り着く
などアクシデントもありましたが、何とか行程をこなしてきました。
写真は、夕暮れのストラスブール、イル川の風景です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シャルルドゴールで5時間待ってお昼にストラスブールへ。これは中央駅。驚いたのは、古い駅をアナトリウムで丸ごと囲っていること。明るくて清潔な印象でした。
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ホテルは、クール・デュ・コルボー。古い建物を近年改装した趣のある素敵なホテル。最近いろいろ紹介されて人気ですね。他の方の旅行記にも記されているので詳細は省略します。
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ホテルのロビー。4っ星ですが価格はそんなに高くありません。駅へはトラム、街の中心には徒歩ですぐです。部屋も広く、シンプルですがゆったりしていました。予約は、ホームページから行いましたが、他にもいろいろありそうです。
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ホテルに行く途中で見つけた小さなビストロ“ラブサンテ(L'Absinthe)”。テラスで食事している人のお料理がおいしそうで昼食はここで。
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地元の人中心のお店だったけど、ご主人はすごくフレンドリー。英語は苦手だそうだが、お薦め料理を必死で説明してくれました。先行きを占う今回の旅行の第1食。期待が高まります。
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お昼はワンプレートランチ。これは胡麻とコリアンダー風味の鶏肉にオリエンタル風のライスが添えてあるエスニックな一皿。といっても程よい香りで上品に作られていました。
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こちらはチーズと夏野菜・トマトのリゾット。出汁で柔らかく煮込まれたリゾットをトマトベースのソースに絡めていただきます。これまた十分合格点。もちろんお値段も格安。
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何故かアルザスビールは無く、ベルギービールでのどを潤した後は初のアルザスワイン。ここではエーデルヴァイザーがハウスワイン。マスカットとリースリングの中間のような優しい味わい。
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街中を走るトラム。1日券を買っておくととても便利。頻繁に走っています。この道路の右に行くとカテドラル、左に行くとプチット・フランスです。
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上の写真の左側はアーケードになっていて、その中にあった照明器具店。というかアンティーク照明のお店。そうですここはアルザス、アールヌーボーのメッカ。思わず見とれてしまうような作品の数々、美術館のよう。
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ストラスブールの観光と言えばプティットフランス。いろいろな旅行記に写真がありますよね。これはプティットフランス前のカフェの賑わい。イル川沿いにこうした開放的なカフェレストラン(ビアバーも多い)が幾つかあります。
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有名なクリスマス用品店「アン・ノエル・アン・アルザス」の裏側、運河の端から見えるディスプレイ。このお店は夏も開いていて一見の価値があります。アルザスのクリスマスオーナメントがてんこ盛りです。
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これも有名なノートルダム大聖堂。赤い砂岩でできているので、どこかしっとりとした質感があります。聖堂の前の広場が比較的小さいので、突然その威容が目の前に現れる感じがします。
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聖堂の中も人で一杯。因みに正面から入ってちょっと進んだ左側の柱の下に、“触れると幸せになる天使像”があります。地元の人が教えてくれました。ご多分に漏れずすっかりすり減っていましたが。
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観光ボートでのイル川巡りも欠かせないポイント。日中は大混雑なので、朝方か夕方がお薦め。これは乗り場です。途中、ダムで水位調節をしたりしながら1時間弱のクルーズです。
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夕食は中心部の「ル・クル」へ。この旅2食目。ウィンスタブとは居酒屋的なお店のこと。アルザス特有の言い方です。
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ホテルから予約して繰り出したのですが、遅い時間しか席が取れませんでした。にもかかわらず店内は満席。家族連れが多いように思いました。気取らないお店でどこもビールやワインで大騒ぎ。
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鴨のパテ、クリュイデテ添え。フランスのクリュイデテ(生野菜の千切り盛り合わせ)は地方に行くと美味しいんです。しっかりと味の濃い厚切りパテと絶妙なマッチング。
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豚の頭の肉のゼリー寄せ。ゆで卵が上に散らしてあります。ちょっと酸味のあるソースがかかっていて、たいへん素朴な味わい。ちょっと甘めのワインに合います。
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待ってましたのシュークルート。ソーセージだけでなく豚のすね肉が必ず入っています。特にキャベツの酢漬けが日本とは違う味わい。縮みキャベツを使っているせいでしょうか?味わいに深みがあります。これはひとり分ですが、量もたっぷりでこれを二人で食べてちょうど、といった感じでした。
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ワインはピノブランとリースリングをピシェ500mlでそれぞれいただきました。ウィンスパブというだけあって、こうした気軽な形でいろいろなワインを手軽な値段で楽しめます。ここはお薦め。
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ほろ酔いで帰る途中のカテドラル。ライトアップされてさらに威容が映えます。これで長い一日目が終了。
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二日目はナンシーに出かけたので詳しくは旅行記②をご覧ください。夕方戻ってきて街をぶらぶら。これは大聖堂からイル川の遊覧船乗り場に抜ける通り。飲食店がたくさん連なっています。木組みの建物も美しく、窓は花々で飾られ、パラソルの下では思い思いに料理を楽しんでいる人々。
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アルザスはどこも看板がきれいです。ドイツ・オーストリア文化の影響ですかね。これは比較的新しいものと思いますがユーモラスです。
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2日目の夕食はホテルに聞いたお薦めカジュアルレストラン「ドーファン」。除く朝食で4食目です。やはり中心部にありますが、中庭もあり結構大型のレストランです。
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店内の様子。木製の床・テーブル・椅子で、比較的ゆったりした店構え。サービスはアルバイトのお姉さん風でいまひとつ。
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初めてのタルトフランベ。いろいろ種類がありましたが、もっともシンプルなものを頼みました。板の上に乗ってきて、自分でカットします。チーズの香りと程よい塩味、玉ねぎの甘味で、カリッとした生地とともにおつまみにぴったり。
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メインは“アルザス名物組み合わせ”を頼みました。すなわち、シュークルート、ベックオフ、鶏のクリーム煮の組み合わせです。ベックオフとはじゃがいもと豚肉の重ね焼き。いずれも美味でしたが、中でもクリーム煮が美味しかったように思います。合わせたワインはアルザスならではのゲヴェルツトラミネール。ここでもカラフェでOKです。
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宵闇迫るストラスブール。またまた千鳥足でホテルへ。ヨーロッパの夜はこの暗さとほのかな灯りの暖かさが素敵ですね。
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三日目はアルザスワイン街道ツアーでした。詳しくは旅行記③をご覧ください。夕方戻ってきてホテル近くのアルザス博物館に立ち寄りました。
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博物館は古いアルザスの木造建物を使っています。ぎしぎしと音をたてながら館内を巡ると、人々の生活が見えてきそう。ちょっと日本の古い家屋を訪ねる感じです。
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館内にあった古い礼拝用の祭壇物。プロテスタントも多い地域で、信仰は暮らしの中に息づいていたのでしょうね。
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イル川を渡る橋はどれも花で飾られています。ホテルに戻ってアルザス三日目もそろそろ終了。
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三日目の晩は疲れたのでホテルの部屋で軽く済ませます。都合6食目はおなじみPAULのサンドウィッチ。ビールはアルザス特有のフィッシャービール(瓶入りでベルギーの白ビールに似た味わい)。ワインはピノグリをいただきました。アルザスワインも、ピノグリ、ピノノワール、ゲヴェルツトラミネール、ピノブラン、リースリングと飲み歩きましたが、それぞれの味わいがありとても面白かったです。
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アルザスの旅も終わり。露店が準備を始めた朝のクレベール広場を眺めながら、ブルゴーニュへと移動します。
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