2011/05/07 - 2011/05/11
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frau.himmelさん
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昨夜ニュルンベルクからフランクフルトに着きました。
ここフランクフルトでは4泊いたします。ホテルはいつもの駅前ビジネスホテル、エクセルシオール。なんだか親戚に来たような懐かしさを覚えます。
ところで、見るべきところがないと言われるフランクフルトに4泊もするのー!とビックリされると思います。
でも、観光の中継地としては最高です。
何しろ、フランクフルトから各地への交通網は抜群で、どこにでも簡単にアクセスできること。
これは、今回の私の旅のように、行きたいところを寄せ集めた旅をする人には、大変プラス材料となります。
今日は、前から行きたいと思っていたバッハラッハと、ブリュールに出かけます。
チケットは今日もジャーマンレイル・パスを使いますから、何一つ心配は要りません。
-
フランクフルトからマインツ乗換えでバッハラッハまで向かいます。
マインツでは乗り換え時間が数分しかなくて焦りました。
乗り込んだMRB(ミッテル・ライン・バーン)はもうすでに大勢の客が乗っていて、立っている人もあるくらい。
幸いに、私のすぐ近くの席は、3人のシニアグループが4人席を占有して1席空いていました。
他の人は遠慮して言えなかったんでしょう、だけど私は外国人の強み(笑)。
「ここ空いてますか?」って聞きました。
だって、ライン川の景勝地を走る電車ですよ、立ちんぼで景色も見れないなんてかわいそう過ぎます! -
そしたら…。
本当にこちらの人は優しいんですね(涙、、)。
私のカメラを見て、
「どうぞ、こちらに座りなさい。」
って進行方向の窓側を空けてくれたのです。
本当にありがとう!
窓の外に滔滔と流れるライン川を眺めていたら、見覚えのある立派な教会が見えてきました。
2009年にライン河下りをした時、写真を撮って帰ったものの地名がわかりませんでした。
今度こそ絶対探してみよう!
ここは、ロルヒという地名、そして教会は聖マルティン教区教会です。
今回も4トラベル会員仲間のベームさんの旅行記に助けられました。
ベームさん、いつもありがとうございます。 -
1時間弱でバッハラッハに到着しました。
席を譲ってくれたシニアグループに
「アウフ・ヴィーダーゼーエン!」
お別れとお礼を言って降りました。
彼らはコブレンツまで行くそうです。 -
駅のホームから見えるシュターレック城。
11世紀から12世紀初めにケルン大司教によって築かれた城だといわれています。
この歴史あるお城は現在はユースホステルになっています。 -
駅の前には、バッハラッハの街の由来となったローマ神話のバッカスの大きな壁絵が…。
この建物は体育館か何かになっているようです。
バッカスといえば、『ワインの神様』ですよね。
どうして私がこの地を選んだか?
このバッカスの絵で一目瞭然ですね(笑)。
さて、街に出るにはこれを右かしら左かしら? -
バッハラッハは、私の旅の虎の巻「地球の歩き方」には載っていない街です。地図はありません。
でも、何となく右のほうに城壁みたいな石塀が続いているし、その先には教会の塔も見えます。
こっちの方に行ってみよう!
バッハラッハもヨーロッパの中世都市によくある城塞都市だったのですね。
この教会は、ニコラウス教会です。 -
右手にライン川を見ながら歩きます。
??…
何か違うみたい…?
ずっと道路が続いているし、旧市街に出るような雰囲気ではありません。 -
急いで駅まで引き返して、バッカスの壁絵の建物を今度は左に行きます。
少し先に立派な木組みの建物が見えてきました。
入口には「Rathaus・市庁舎」と…。
こちらの道が正解だったのですね。
バッハラッハは、1000年以上の歴史がある古い街。上等なワインの集積所として栄えました。
ここは昔のワイン貯蔵庫でした。 -
私は街のメイン通り、オーバー通りを歩いています。
ステキな街並みが続いています。
ここにはいかにもワインの街らしく、建物の壁にはブドウの蔓を這わせています。 -
でも、まだバッカスの芽は萌え出でたばかり。
これから大きくなって、秋にはバッカスも目を細くして喜ぶワインが出来るんでしょうね。 -
街中にはこういったWeinstube(ワイン酒場)やワインレストラン、ワイン販売のお店をあちこちで見かけます。
そしてそれぞれのお店はいろんな趣向を凝らしています。
この店は可愛いお人形がお店番をしています。 -
こんなステキなレストランも…。
まだ朝が早いのでお客さんはいません。 -
Post Hofという看板。
この近くに郵便局があったのでしょうね。
この手前の入口はバッハラッハの観光案内所になっています。 -
post hofの建物をちょっと入ると観光案内所の入口があります。
ツーリスト・インフォと看板がかかっています。
ここでやっと小さな地図を1枚ゲットすることができました。 -
ポスト・ホフの中庭(ホーフ)はオープンレストランになっています。
まだここにもお客はいません。
屋根の上に見える廃墟のような建物は、ヴェルネールカペレ(Werner Kapelle)というゴシック様式の礼拝堂です。
1294年築、巡礼者の寄付によって建てられたそうです。 -
そして、街の中心にある聖ペーター教会。
1100年に建てられたロマネスク様式とゴシック様式の入り混じった教会です。
さて、こちら正面は何様式? -
横から見た聖ペーター教会。
そしてこちらはロマネスク oder ゴシック様式?
私にはサッパリわかりません。 -
見渡す範囲は全て木組みの家が建っている広場、壮観です。
真ん中の大きな建物はアルトケルニッシャー・ホーフ(Altkölnischer Hof)。
ホテルとレストランになっています。 -
オープンテラスのテーブルはまだガランとしていますね。
後で私はここでワインをいただきます。 -
その先にはこの街一番の有名な建物、アルテス・ハウス。
そのまんま「古い家」という名のこの建物は、1368年に建てられました。 -
アルテス・ハウスの看板。
看板の上にワイン・ハウスとあるように、ここもワインレストランになっています。
それにしても、古い窓ガラスを見てください。
これが今まで、そのまま使われていたなんて凄いです。
そういえば、ゲッティンゲンの老舗レストランにもこんな古い窓ガラスがありました。 -
この左側の窓ガラスです。
アルテス・ハウスの先の家もワインハウスです。
中庭がとても雰囲気良さそうですね。 -
中庭には藤棚がしつらえてあり、藤の花が今が丁度見ごろです。
こんなところでワインをいただいたら美味しいでしょうね。
残念ながらまだ営業時間ではないようです。 -
誰もいないのをいいことに、ワインのショーケースをシゲシゲとチェックします。
ここの銘柄はBASTIANと言うらしい…。 -
そんなに高くないですね。
もっともこれグラスワインの値段ですが…。
0.2l(200cc)で3、4ユーロ(300〜500円くらい)ですから…。 -
少し歩くと、頑丈そうな石の壁にも、こんなステキな飾りがはめ込んでありました。
ブドウと紋章と騎士の像。 -
ここにも古い建物がありました。
窓もアルテスハウスと同様にかなり歴史ありそうです。 -
看板には「Muenze」と…。
ミュンツェとは硬貨とかコインを意味する言葉です。
実はここは昔の造幣局だったところだそうです。 -
壁にはこんな絵がかかっていました。
昔の硬貨造り、厳密に重さを量って硬貨を造っている様子でしょうか。
◆◇
追記:前掲のベームさんから、ミュンヘンのアルテピナコテークにあった「収税吏とその妻」という絵に似ているとコメントをいただきました。
調べたところ、それを真似して、造幣局らしく「秤」を加えたんじゃないかと、私は勝手に想像しました。 -
ミュンツェ通りから左に曲がってRosen通りに入ります。
この通りも木組みの家が並んでいて、雰囲気良さそう!
誰も人が通っていないので、あのおじいちゃんの後をついて行くことにします。 -
木組みの家の斜面にはブドウ畑がへばりついています。
-
まだまだ新芽が出たばかりですね。
写真の中に斜面を登っている人が見えますか?
この人たちはシュターレック城に行く人たちでしょうか? -
先ほどのおじいちゃんは、またまたステキな横丁に入りました。
私が後について来ているとは思っていないでしょうね(笑)。
一体何処に行くのでしょうか? -
おしゃれな園芸屋さんの店先。
ここではジョーロやスコップだってアートをしています。 -
おじいちゃんは聖ペーター教会の方に向かっています。
-
ここでおじいちゃんの姿を見失ってしまいました。
もしかしたら、教会の中に入ったのかもしれません。
ここまで、道案内ありがとう!
教会の内部を見たいと思いましたが、張り紙がしてあって、中には入れませんでした。 -
メイン通りのオーバー通りに出たようです。
さっきより観光客の姿が多くなってきました。
私ももう少し街歩きを…。
だって、まだワインのお店が開いていないんですもの。 -
こちらの方に行けばシュターレック城にいけるよ、というかわいい手書きの案内板が掲げてありました。
お城の上からラインのすばらしい景観が臨めるよー!と書いてありますが、15分も山道を登っていくんですって…。 -
この坂を登っていくようです。
登るのは何とか良いけど、下山が心配な私はパスね。 -
今度はこちらの路地を行って見ましょうか。
奥に古い塔があり、そこを抜けられるみたい。 -
塔の入口には「マルクト塔」と…。
あの数字は、1322-1366年にかけて造られたって意味かしら? -
これを抜けると、ライン川の土手に出ました。
向こうに見える白い塔は「ミュンツェ塔」、さっきの昔の造幣局から抜けて来れるようです。 -
そして、この階段を下りると…。
-
グリーンの河川敷です。
その先はライン川下りのバッハラッハ船着場です。
大勢の人が観光船の到着を待っています。 -
ここに観光船は横付けします。
ドイツの父なる川といわれるライン川、この川をKDラインがマインツからコブレンツ(一部ケルンまであるのかな?私は乗ったことがないのでごめんなさい)往復を観光船を走らせています。
◆◇
ライン河の旅(地球の歩き方より抜粋)
…ライン河は、源をスイスの山中に発し、フランスとドイツの国境を流れ、…全長約1230キロメートルの国際河川。
その半分以上はドイツを流れ、岸辺を彩る古城とブドウ畑が造り出すロマンティックな景観は、ドイツを代表する風景だ。 -
ここは2002年にユネスコ世界遺産に登録されました。
登録名は「ライン渓谷中流上部」という長ったらしい名前です。
コブレンツからビンゲン・アム・ラインの65キロメートルが対象だそうです。
バッハラッハはその上流域に位置しています。
世界遺産のライン川沿いを自転車で散歩している親子。
羨ましいですねー。 -
世界遺産のグリーン地帯から、街のほうを眺めます。
左の上の方に見えるのはシュターレック城、右の塔はさっき通ってきたマルクト塔です。 -
河川敷より城壁沿いに並んで建っている建物を…。
綺麗な街って感じですね。
さて、帰りはあそこのトンネルより街中に入りましょう。 -
トンネルの入口には、過去の洪水の高さが掲示してありました。
-
再び三度、メイン通りに入ってきました。
可愛いテディベアのお店のショーウィンドーに、向かいの建物の影が写っています。 -
あー、がっかり!。
アルテス・ハウスもまだ店開きをしていません。
もうかなり歩き疲れました。
私はバッハラッハでワインを飲めるのかしら? -
ところが、アルテスハウスのお隣の、アルテケーニッシャーホーフで、女性が外のテーブルにカバーをかけ始めています。
このチャンスを逃したら、せっかくのワインの神様の街バッハラッハでワインが飲めないかも…。
思い切って声をかけました。
「あの〜、ワインだけでいいんですが、まだだめですか?」って。
そしてら、もう大丈夫ですよって。
よかったー! -
メニューを持ってきたその女性に、私はたどたどしいドイツ語で話しかけました。
「バッハラッハに来たなら、絶対ワインは飲まなきゃね。」
って「trinken(飲む)」って言葉を使ったら、その女性、「probieren(試す)」って言葉に直してくれました。
そうね、こういう時はプロビーレンなのね。
最近ドイツ語勉強してないからね…(泣)。 -
メニューを見たけど、たくさん種類があり過ぎて私には選べません。
「あなたのお薦めはどれですか?」って聞いたら、
トロッケン(辛口)かハルプ・トロッケン(中辛口)かそれとも甘いのがいい?って聞かれたのでハルプ・トロッケンでお願いしました。
そして、出てきたこのワイン、驚くほど美味しかったー!!! -
ゆっくり味わってワインをいただいていると…。
おやおや、アルテスハウスの向かいのレストランにも客が入ってきました。 -
私がワインをいただいている姿を見て、アルテ・ケーニッシャー・ホフにも客が集まり始めました。
私ってもしかしたら客引きを手伝ったのかしら(笑)。
私はこの入口の右側で飲んでいます。 -
さて、バッハラッハの私の第一の目的であったワインを飲むことはクリアできたので、次に向かいましょう。
これもライン川沿いの要塞壁の塔のひとつ、クラーネントゥルム(Kranenturm)。 -
バッハラッハの駅舎が見えてきました。
-
ホームから見えるシュターレック城に別れを告げて、私はコブレンツ方面の列車に乗ります。
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この旅行記へのコメント (11)
-
- ココアさん 2011/09/27 05:54:44
- おぉっ!Lorchが登場していますね
- こんばんは、何と、Lorchの街を取り上げてくれているのですね。
ここは、日本人にはとっても有名です。そうです!日本人女性初のケラーマイスターである「栗山朋子」さんのアルテンキルヒ醸造所がありますよね。
(もし、ご存知でなければ、下記ご参照下さい。http://chanterives.blog138.fc2.com/)
栗山さんも、(リューデスハイムのちょっと東方にあるErbachのSchloss Reinhartshausenのケラーマイスター貝瀬さん同様、)(リューデスハイムの東隣の街にある)ガイゼンハイム大学に行かれたそうです。東端のホッホハイムから、西端のロルヒまでがラインガウですが、何故かしら、4トラで扱っている人が居ないラインガウの終点の地「ロルヒ」をここで取り上げて頂き、嬉しい限りです。
私は、いつも通り過ぎる事が多く、街に立ち寄った時も、写真を撮っていないので、アップ出来ません。実は、この街には、私のライフワークである、木組みの家が無いのです。ヴィースバーデンの西の街から、アスマンスウハウゼンまでは、ずっと美しい木組みの街が続くのに、ロルヒから突如消えてしまいます。で、バッハラッハだけに、木組みの家が多く残り、川の対岸をドライブしていてもそれが判ります。他の街は、ライン川ドライブでは、全く確認出来ません。細かく言うと、ライン川流域渓谷エリアで、最も美しい容姿のBurgである、Marksburgがある街、Braubachには結構木組みの家々がありますが、それらは、ライン川からは見えません。唯一、確認出来ているのが、Braubachの対岸南側にあるSpayだけが、ロルヒからコブレンツの間で、川沿いに木組みの家を形成しています。(Google Mapで、写真をクリックすると、川の中の写真が幾つか現れます。)
話が長くなりましたが、ラインガウ(つまり平野部)では、あれ程、素敵な中世の木組みの街がライン川に沿って並んでいるのに、ミッテルラインになると、いきなり無くなります。その中で、唯一、川沿いから沢山の木組みの家々が見える、美しい街がバッハラッハですので、それだけ、思い入れも強いので、しげしげとご旅行記を拝見しました。
ワインのBacchus(バフース)種は、ミッテルラインでは滅多に見つけられません。Riesling 67%、Pinotnoir(Spätburgunder) 9%、Muller-Thurgau 6%だからです。でも、このアルテスハウスでは、扱っていたと記憶します。フランケンならば、Bacchus 12%だから、簡単に手に入りますが。ただ、今まで飲んだ限りでは、Bacchusは正直安ワインなので、美味しく無かったです。何とか、Bacchusも美味しく醸造してくれるWiengutを見つけたい限りです。
ココア
- frau.himmelさん からの返信 2011/09/27 21:35:25
- RE: おぉっ!Lorchが登場していますね
- ココアさん こんばんは。
> 何と、Lorchの街を取り上げてくれているのですね。
私勘違いして、ロルシュかと思っていました。でも、読んでいくうちになんかおかしいと…(笑)。
ロルヒ…、あのライン川から見える、教会のステキな街…、いつもステキだステキだと思いながら、名前が分からなかった街でした。
> ここは、日本人にはとっても有名です。そうです!日本人女性初のケラーマイスターである「栗山朋子」さんのアルテンキルヒ醸造所がありますよね。
> (もし、ご存知でなければ、下記ご参照下さい。http:
この街に日本人の女性マイスターがいらっしゃるんですか。わぁー知りませんでした。早速ホームページをざっと読ませていただきました。
二人のお子様を連れて渡独なさって、日本女性の頑張りでマイスターを取得なさったようですね。とても面白そうなのでのちほどゆっくり見せていただきます。
ロルヒに行けば、栗山さんのワインをいただくことが出来るのですね。
ぜひ、次回の旅の候補に入れたいと思います。
ところでココアさんは木組みの家の研究をライフワークになさっているんですか?
道理で…。
ココアさんの旅行記を拝見していると、木組みの家に対する思い入れが半端ではないような気がしていました。
ステキですね。
私のような素人は、木組みの家の中にも、ゴシック様式とかロマネスク様式、ルネッサンス様式とかがあるのが不思議な気がしていました。
だって、日本の田舎の茅葺家にはそんなシャレた様式の家なんかありませんでしょ?田舎家は田舎家だと。
木組みの家だって所詮、田舎の家でしょう、って思っていたんですが、そうではないんですね、ドイツの木組みの家は。
そういえば、メルヘン街道にある素晴らしい彫刻を施したヴェーザールネッサンスというんですか、あれもたしか木組みでしたね。奥が深いんですね、とても勉強になりました。
バッハラッハってホントにキレイな街でした。ココアさんがお好きな街だと聞くとなおさら素晴らしい街に思えます。
あそこでいただいたワインも美味しかったー。もう一度いきたい街です。
> ワインのBacchus(バフース)種は、ミッテルラインでは滅多に見つけられません。
あれはバフーフって読むんですか?バックスかとばかり…(笑)
himmel
- ココアさん からの返信 2011/09/27 23:04:39
- RE: RE: おぉっ!Lorchが登場していますね
- 早速のレス有難うございます。
ロルヒは、よく、山の葡萄畑の斜面から、教会とライン川を見下ろす写真があちこちで掲載されています。一度トライして、登ろうとしましたが、遂に路を発見できませんでした。
ロルヒの情報は、下記を見て下さい。ここでは、ライン川沿いの各街の素晴らしい写真が次々と観れるから、イチオシです。
http://www.welterbe-mittelrheintal.de/index.php?id=269&L=0
> この街に日本人の女性マイスターがいらっしゃるんですか。わぁー知りませんでした。早速ホームページをざっと読ませていただきました。
> 二人のお子様を連れて渡独なさって、日本女性の頑張りでマイスターを取得なさったようですね。とても面白そうなのでのちほどゆっくり見せていただきます。
> ロルヒに行けば、栗山さんのワインをいただくことが出来るのですね。
> ぜひ、次回の旅の候補に入れたいと思います。
栗山さんのHPによりますと、『ブルゴーニュでギヨーム・ボットと起こしたネゴシアンSARL Chanterives』の活動に専念するため、アルテンキルヒは夏にお辞めになられたそうなので、ロルヒに行かれても、もういらっしゃりませんが、彼女が手掛けた良質のワインは(2010年のヴィンテージまでは)手に入る筈です。
また、アルテンキルヒ醸造所のお隣には、オッテス醸造所があります。ここにも日本人女性がおりました。下記参照下さい。で、両方の醸造所が、例のワイン評価本『ゴーミヨ』に、二房評価で掲載されているから、凄いものです。
http://www.bon-repas.jp/wine/kikaku/1391
http://www.newsdigest.de/newsde/content/view/2007/97/
残念ながら、この方ももういらっしゃらないみたいですが。
ちなみに、ガイゼンハイム大学卒の成功された最も有名な日本人の一人は、この方でしょね。 http://www.kusudawines.com/japanese/index.htm
http://www.adv.gr.jp/cat/column/10.html
この大学は、醸造だけでなく、葡萄栽培も学ぶのがポイントみたいですね。
> 私のような素人は、木組みの家の中にも、ゴシック様式とかロマネスク様式、ルネッサンス様式とかがあるのが不思議な気がしていました。
> だって、日本の田舎の茅葺家にはそんなシャレた様式の家なんかありませんでしょ?田舎家は田舎家だと。
わたしも、建築は全くのど素人です、ただ、自分のマンション購入に際しては
、躯体構造を真剣に勉強して選びましたが。。。
木組みの家のメンテ現場を観ると面白いですよ。木組みの部分以外は(モルタルや土壁の部分は)全てとっぱらって、木の骨だけのスカスカになります。多分、あれならば、いま流行の、日本のマンションのスケルトン・インフィルみたいに、水周りも移動できて、風呂やトイレ位置も変更出来るかもしれないなぁと思って観ています(実際は、大工さんに聞いていないから定かではないですが)。
ですから、木組み以外の、壁の建築、装飾、木彫りなど、後から、幾らでも思うままに変えられます。だから、木組みの家の角の柱の、木彫りは結構後から付け加えられたものが見かけられるのかなぁと思っています。
昔は、山陰の山間部へ、古びた萱葺きの家を撮りに行きました。イギリスは、結構萱葺きの家が、日本よりも沢山ありますよね。
> あれはバフーフって読むんですか?バックスかとばかり…(笑)
英語圏の人ならば、バッカスと読んじゃいますよね。でも、リースリングに比べたら、味にコクが足りない。。。普通の白ワインです。一本10ユーロ以下だから、リースリングの高級な味わいを求めるのがそもそも間違いですが。ミッテルラインとラインガウは、斜面が急で、全て手作業だから、安いものを育てて安値で売るとペイしないから、高級リースリングだけに特化するのも当然でしょうね。その分、高級ワインだけの生産だと、天候が悪ければ赤字リスクはかなり高いでしょうね。葡萄の出来が悪い俊だからといって、単価を下げれば赤字になるし、出来が悪くて高いと、誰も買わないし。。。
ココア
-
- カメちゃんさん 2011/09/12 23:16:35
- ラインの旅情
- frau.himmelさん こんばんは(^^)
今夜はバッハラッハのお話を聞きに来ました・
frau.himmelさんは、電車でバッハラッハにお越しになったんですね。
私たちは、ほぼ一年前にあのライン河からバッハラッハの街と城を見ましたけど、なんと言っても通り過ぎる船から見たのみです。
船から見るだけでなく、やっぱり実際にその街を見てみたいものですね。
おしゃしんをはいけんしていますと、本当にドイツ!!ってかんじのする美しい街です。
ホントにため息が出ます(^O^)
frau.himmelさんのお話の中で、二つの教会の名が詳しく分かりました(^^)
実は、お城とヴェルネールカペレと聖ペーター教会は建物だけは特定できたのですが、建物名の正確さについては自信がなかったのです(私は「ヴェルナー礼拝堂」と「聖ピート教会」とまで分かったつもりでした)。
さっそく、ヴェルネールカペレと聖ペーター教会の名を拝借して、私の方の旅行記を修正したいと思います。
それにしても、ヨーロッパ特にドイツはどこへ行っても綺麗ですね〜。
現在中国の長江クルーズの旅行記を書いているんですが、ヨーロッパとの余りの違いに戸惑っています。もちろん、中国独自の文化を尊重しなければいけないのですが、その余りの懸隔に一言言いたくなってしまうんですね(-_-;)
余計なことまでお話ししてしまいましたが、美しく楽しい旅のお話で心弾みました(^-^)
それでは、また・・
カメちゃん
- frau.himmelさん からの返信 2011/09/13 20:44:56
- RE: ラインの旅情
- カメちゃんさま こんばんは。
バッハラッハを見てくださってありがとうございます。
カメちゃんさまのライン河クルーズ編、実はずーっと楽しみながら読ませていただいていました。
奥様との漫才みたいな掛け合いあり、ツアー仲間との和気藹々とした交流あり、それに豪華なツアー内容で、いいないいなと思って見せていただいていました。
それに何より旅行記のあの充実した内容、あれだけお書きになるのには相当時間を要したんだろうなーと感服しておりました。
今回コメントをいただいて、ヤッパリ!!と…。
> frau.himmelさんのお話の中で、二つの教会の名が詳しく分かりました(^^)
> 実は、お城とヴェルネールカペレと聖ペーター教会は建物だけは特定できたのですが、建物名の正確さについては自信がなかったのです(私は「ヴェルナー礼拝堂」と「聖ピート教会」とまで分かったつもりでした)。
> さっそく、ヴェルネールカペレと聖ペーター教会の名を拝借して、私の方の旅行記を修正したいと思います。
ライン河の船上からバッハラッハをご覧になっただけで、ヴェルネールカペレと聖ペーター教会の建物を特定なさっていたのですね。
私など、観光案内所からもらった地図を見ても特定できなくて、ネットで検索してやっとカペレの方は判ったありさまです。
カメちゃんさまの旅行記を見ると、かなり下調べをして旅行をされて、帰った後も綿密に調査して投稿なさっているのがよく判ります。
単に写真の羅列だけの旅行記ではない、人の何倍も時間をかけた旅行記を作っていらっしゃるんですね。
それもヨーロッパだけでなく、中国のほうも…。
私は中国は全くの門外漢です(笑)。
これから修正なさったというバッハラッハ編(たぶん前に見せていただいていると思いますが)お邪魔させていただきます。
ありがとうございました。
himmel
- カメちゃんさん からの返信 2011/09/13 22:05:33
- RE: RE: ラインの旅情
- frau.himmelさん こんばんは〜(^^)
お返事をありがとうございました(^-^)
お返事いただきましたので、あのヴェルネールカペレと聖ペーター教会の方を修正させていただきますね。
frau.himmelさんや皆さんのお話やご理解を得て、私の勘違いが正されていけることはホントに嬉しいことです(^^)
やっぱり、一方的にと言うことは出来ず、少し抑えておりました。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いしますね。
カメちゃん
-
- ハッピーねこさん 2011/09/01 23:39:03
- 憧れのバッハラッハ!
- himmelさん、こんばんは。ハッピーねこです。
バッハラッハにも行かれたのですね〜!すごくうらやましいです。
GWの渡独の時、初日に行く予定だったのですが、
飛行機の到着が遅れたために泣く泣くあきらめた街です。
himmelさんが書いていらっしゃるように、ガイドブック(私も
地球の歩き方派です。)にはバッハラッハの地図は載せられていないので
あれこれ情報を寄せ集めて、グーグルのマップをベースになんとか自前の
地図を作っていたのですが、今回のhimmelさんの旅行記で詳しく道順の
ご説明があるので、すごい味方ができました!
ありがとうございました。
絶対にいつか訪ねたいと思っておりますので、その時のバイブルに
させていただきます。
フランクフルトを拠点にいろいろな街に足を延ばすというのも
いい方法ですね。トランクの移動も少なくて済みますもんね。
いつも帰国前に短時間の立ち寄りで、宿泊したことがないので
いつか私も真似させていただきます。
- frau.himmelさん からの返信 2011/09/02 19:44:40
- RE: 憧れのバッハラッハ!
- ハッピーねこさん こんばんは♪
コメントありがとうございます。
お返事遅くなってごめんなさい。
一度午前中に返信したのですが、送られていなくて…。どうしたのでしょう。
バッハラッハ、可愛い街でした。
ハッピーねこさんもいらっしゃる予定だったのに、飛行機の都合でダメになったとのこと…。
それは悔しいですね。
でも、何かハッピーねこさんと、私の行きたい街って共通していません?
旅行記を拝見させていただくと、あ−ここ私も行きたかったのよねーとか、ここ行った行ったとか!、思うこともしばしば(笑)。
私グーグルマップの地図ってあまりよく見れないので、あんまり好きではないんです。
時刻表はしっかり調べていきますけど、地図は何とかなるわ(笑)なんて…ね。でもそのずぼらな性格のせいで失敗ばかり。
その失敗に懲りて、旅行記には駅からの道順をだいたい載せるようにしています。
> フランクフルトを拠点にいろいろな街に足を延ばすというのも
> いい方法ですね。トランクの移動も少なくて済みますもんね。
そうなんです!
私バックパッカーって好きではないんです。それに齢も齢なので、オバアチャンが大きな荷物を持ってふらふらするのもみっともないと思ってトランク移動を最小限にしています。
それと、フランクフルトが好きなのは、スーパーで買い込んだお土産を日本に送るのに都合がいいため。
駅前の郵便局はすっかり私のなじみのお店になりました。
himmel
- ハッピーねこさん からの返信 2011/09/03 00:17:36
- こんばんは
- himmelさん
午前中にもご返信いただいたとの由。システムのトラブルだったのでしょうか。
再度お送りいただきありがとうございました。
そうなんです、himmelさんの訪ねてらっしゃる街は、私と同じだったり
私の行きたいところであったり。うれしい共通です。
でもhimmelさんが断然ドイツにはお詳しいですし、私より多くの街に
行かれていますし、たくさん勉強させていただいております。
なんせ、お住まいだった時期もおありなんですよね?
うらやましい限りです。
グーグルの地図はそうですよね、特に小さい街はあまり詳細はわかりませんよね。
DBの線路と駅と、主だった道路くらいなので、ほぼ白地図のような状態の
ものにいろいろ書き込んでおりました。
私にはそれはそれで楽しい作業でしたが、正確な情報は非常にありがたいものですから
道順を載せていただいた今回のような旅行記はとても貴重です!
ありがとうございます。
私はまだ海外から荷物を送ったことがないのですが、フランクフルトから
スーパーの買い物の品を送るとどのくらいの日数と料金がかかるもの
なのですか?
もちろん大きさや重さにもよるでしょうが、よろしければ教えて下さい。
台風が近づいていますので、お気をつけ下さいませ。
- frau.himmelさん からの返信 2011/09/03 10:33:50
- ドイツからの荷物の送り方
- ハッピーねこさん おはようございます。
再度コメントありがとうございます。
さて、お尋ねの荷物の発送の件ですが…。
10キログラムで50ユーロ(55だったかな?)。5キロだともう少し安いです。
ドイツ・ポストはDHL(日本でも車体にDHLと書かれた黄色い自動車が走っていますね、国際宅急便会社?)と共同経営ですので、ザール便で送ってくれます。
ザール便と言うのは航空便の一種で、飛行機が空いている時に送ってくれるも
ので、少し安くなっています。
到着は1週間から10日間くらいです。
長く旅行をしていると、ついつい資料とか、土産物が増えて荷物が重くなってしまいますね。このままでは、帰国時に超過料金必須だと思う時がありますね。こういう時に利用しています。
郵便局に大・中・小の荷物箱を売っています。
私はいつも(大)を買ってきて、あらかた荷物を詰め込み、予備の荷物と一緒に郵便局に持ち込みます。(スーツケースを空にしてそれに入れて持ち込みます)
そして、郵便局で重さを量りながら、微調整をするのです。ちょうど10キロになるようにね。最近うまくなりましたよ(笑)。
荷物を送ってしまうと、スーツケースが軽くなって、あーこれでまたお土産が買える…、とスーパーやデパートに走ってしまいます(笑)。
参考になりましたでしょうか?
さて、私はドイツ在住の期間はありません。
仕事を離れてから(齢をとってから・笑)1ヶ月とか2週間とかの、短期語学留学の経験がちょっとだけです。
ドイツ語圏は治安がよくて、ひとり旅には最適ですね。
また、早く行きたいです。
himmel
- ハッピーねこさん からの返信 2011/09/03 14:27:25
- ありがとうございます。
- himmelさん、こんにちは。
早速ご丁寧なご回答をいただきありがとうございました。
5〜10キロの荷物が送れれば、帰りがぐっと楽になりますね。
あ、私も減った分また買い物してしまいそうですが。(笑)
郵便局で最後の重量調整をされるなんて、プロですね!さすが。
いろいろと大変勉強になりました。ありがとうございます。
ドイツへは留学でいらしていたのですね。
では言葉はご心配なしですよね。うらやましいです。
私もいつかちゃんと勉強したいと思いながらなかなか始めきれておらず、
テレビのドイツ語講座など見る程度です。
ドイツの人は親切なので、挨拶だけのドイツ語とか片言の英語で
応じていただけるのでついつい甘えちゃうんですよね。
いけませんね〜。^^;
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