![2006年5月下旬から7月頭まで出張と休暇で合わせて5週間以上家を留守にした。<br />今思えばずいぶんと長く家を空けたもんだ。<br />お家〜大阪〜京都〜千葉〜東京〜山梨〜東京〜ロンドン〜東京〜お家というコースのうち、ホリデーは京都とロンドンだ。<br />そしてこの旅行記はそのロンドン部分。<br /><br />お隣にお住まいのお婆ちゃんがミュージカル「ライオンキング」が良かったというので、是非見に行こうと思っているうちに、シドニー公演が終わり、やがてメルボルン公演も終わった。両公演を逃したらもはや海外で観るしかないのだが、数ヶ月後に次は上海へ巡業するということだった。日本から近いし、だったら追いかけて上海へ見に行ったるわい、と思っていた。そして間もなく日本へ出張する事になり、夫からこの帰国時に、日本からパッケージ旅行で何処かへ行こうと提案があった。上海公演はもう少し先のことだ。<br />だったら、だったら、行きませんか?ライオンキングを観にロンドンへ!<br /><br />この時の日本への往復は、シドニーから関空へ飛び、成田からシドニーへ戻って来るオープンジョウ航空券だったので、出張後に予定するホリデー部分をパッケージ旅行にしてお任せしてしまうのは、この出発間際の時間のない中において実に妙案だった。自分たちで調べて手配すると、ただでさえ夫婦お互いに途中でいろいろな事を言い出すから、時間ばかり過ぎてまとまらなくなっちゃうこともしばしばあるのだ。<br /><br />先ず関西から新幹線で東京駅に着いてすぐ、駅構内の旅行代理店のパンフレットをワサっと掴んで情報収集に取りかかった。せっかくなのでいろいろツアーが盛り込まれているものも面白そうだったが、出発2週間前で予約可能の商品は限られていた。<br />それならそれで、積年の「ライオンキング」と、他の舞台も観に行きがてら、ロンドンへ移住した友達に会いに行く旅を計画した。<br />という事で、ロンドン6泊のツアーをギリギリで予約した。<br />航空券とホテル、空港間の送迎だけのフリープランのパッケージ旅行だ。<br /><br /><br />2006年<br />6月15日(木)11:00 成田発 VS901<br /> 15:00 ロンドン着<br />6月16日(金)半日観光付き<br />6月17日(土)<br />6月18日(日)<br />6月19日(月)<br />6月20日(火)<br />6月21日(水)13:00 ロンドン発 VS900<br />6月22日(木)09:00 成田発 VS901](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/59/25/650x_10592530.jpg?updated_at=1320707066)
2006/06/15 - 2006/06/21
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sansakoさん
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2006年5月下旬から7月頭まで出張と休暇で合わせて5週間以上家を留守にした。
今思えばずいぶんと長く家を空けたもんだ。
お家〜大阪〜京都〜千葉〜東京〜山梨〜東京〜ロンドン〜東京〜お家というコースのうち、ホリデーは京都とロンドンだ。
そしてこの旅行記はそのロンドン部分。
お隣にお住まいのお婆ちゃんがミュージカル「ライオンキング」が良かったというので、是非見に行こうと思っているうちに、シドニー公演が終わり、やがてメルボルン公演も終わった。両公演を逃したらもはや海外で観るしかないのだが、数ヶ月後に次は上海へ巡業するということだった。日本から近いし、だったら追いかけて上海へ見に行ったるわい、と思っていた。そして間もなく日本へ出張する事になり、夫からこの帰国時に、日本からパッケージ旅行で何処かへ行こうと提案があった。上海公演はもう少し先のことだ。
だったら、だったら、行きませんか?ライオンキングを観にロンドンへ!
この時の日本への往復は、シドニーから関空へ飛び、成田からシドニーへ戻って来るオープンジョウ航空券だったので、出張後に予定するホリデー部分をパッケージ旅行にしてお任せしてしまうのは、この出発間際の時間のない中において実に妙案だった。自分たちで調べて手配すると、ただでさえ夫婦お互いに途中でいろいろな事を言い出すから、時間ばかり過ぎてまとまらなくなっちゃうこともしばしばあるのだ。
先ず関西から新幹線で東京駅に着いてすぐ、駅構内の旅行代理店のパンフレットをワサっと掴んで情報収集に取りかかった。せっかくなのでいろいろツアーが盛り込まれているものも面白そうだったが、出発2週間前で予約可能の商品は限られていた。
それならそれで、積年の「ライオンキング」と、他の舞台も観に行きがてら、ロンドンへ移住した友達に会いに行く旅を計画した。
という事で、ロンドン6泊のツアーをギリギリで予約した。
航空券とホテル、空港間の送迎だけのフリープランのパッケージ旅行だ。
2006年
6月15日(木)11:00 成田発 VS901
15:00 ロンドン着
6月16日(金)半日観光付き
6月17日(土)
6月18日(日)
6月19日(月)
6月20日(火)
6月21日(水)13:00 ロンドン発 VS900
6月22日(木)09:00 成田発 VS901
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- ヴァージン アトランティック航空
PR
-
1日目(6月15日)
成田空港からロンドンへ出発。航空券とホテル、ホテル空港間の送迎だけのパッケージ旅行だ。バージンアトランティックのプレミアムエコノミーで行く。
この年のこの時期、日本の参戦するFIFAワールドカップがドイツで催されていた。
成田空港のヨーロッパ行きのチェックインカウンターは、血の気のたぎる若き日本男児サポーターでにぎやかだった。
ところがだ。ある青年サポーターのグループに悲劇が起こった!な、なんと、ここまで来てパスポートを忘れたらしい。「こんなことってあるんだ」とグループの一人が言っていたが、全くだ。悲劇の青年は「俺の分まで応援して来てくれ〜」「任せておけ。お土産買って来るからな」「おう!」なんて会話が有って、青年は笑顔で仲間を見送るのであった。
同日15時過ぎにロンドン、ヒースローに到着。
普段の旅行では間違ったら行けないと知らず知らずに気を張っているけど、出迎えてお世話をしてくれる人がいるのは、何と楽なことか。
車が来る間ガイドさんと世間話をして、小さめのバスに乗ってホテルへ出発だ!車中、いろいろとロンドンでの過ごす要領も説明してくれて、1日分の地下鉄のチケットもくれた。こういう情報が生で入るのは本当に助かる。 -
私たちのホテルは中心地よりやや外れたロンドン北部にある。先のお客さんを降ろしてどんどん庶民じみた地域を通って到着したら、やはりホテルも庶民的だった。1970年代の建物といった感じだ。しかし中に入るとビジネスで利用している人の方が多そうで結構活気がある。椅子に座って待っているだけで、ガイドさんの案内によりチェックイン。何と楽ちんなことよ、と更に感激。
ところがですよ。話によると、オーバーブッキングとかで、予定の部屋が取れておらず、今夜だけは小さい部屋に入れと。ガイドさんいい人だし、らくちんで気を良くしていたし、今夜1泊なら別に構いませんよと言って入室したら、え、ここなの?というくらいに狭かった。旧館の隅っこの物置を緊急用として仕立てたと言った感じで、口があんぐり開いてしまった。
明日からはアップグレードした部屋を用意するとのことだったが、それにしたってここは冷蔵庫も無い。実は冷やしておかなければ行けない薬を持参中だったので、こればかりは譲れんとばかりに、速攻でレセプションへ出向いた。こういう部屋に客を通してはいけないと思うけどな。結局アイスペールに氷をもらい、その中にお薬を冷やして凌いだが、なんだかな〜。
結局この日はぷんすか言いながらもコテンとベッドで居眠りしてまい、夕方も遅くになってのこのこと街まで出かけた。
6〜7月のロンドンは日が長い。ホテルが遠いので、先ずは半日観光の集合場所の偵察に行きがてら繁華街へ出かけた。
(写真はGoogle Mapより)
そうだ、こう書きながら思い出した。前に一人でロンドンに泊まった時も、普通のホテルだったけど到着してみたらバスルームが無かった事があった。渡された鍵は二つ。二つ? そう、ひとつはその部屋専用のバスルームの鍵だった。なんだこりゃ。
この時の旅行の思い出は、写真をかき集めたらそのうち別にまとめていこう。 -
2日目(6月16日)
この日の午前中は前の日に予約した半日観光ツアーに出かけた。
私たちのホテルはロンドン北部のAngel駅から徒歩12〜3分。Old Street駅からも似たような距離だ。Angel駅から集合最寄り駅のピカデリーサーカスまで地下鉄で5〜6駅。
Angel駅付近はちょっと面白そうだ。友人によるとこのイズリントン地域にジュード・ロウが住んでいるそうだ。本当かな。彼の出世作「スターリングラード」は良かった。エド・ハリスも冷たくて良かった。
それにしてもホテルとAngel駅間の道のりは地味だ。ロンドン中心地へ出るのに毎日この距離を歩いて地下鉄に乗って行かなければならず、その道のりには幼稚園あり、団地のような集合住宅有り、ローカルなフィットネスクラブありと至って平凡で普通。だがここで暮らす人たちを垣間みることも、毎日スーパーでお水とローカルビールを買ってホテルへ戻ることも、帰りがてらパブに寄る事もとても楽しかった。普段着姿でリラックスできる。
ホテル自体は普通の普通で、通信簿で言うと3だ。初日にトラブルもあったけど、2日目には、ここはなかなか「通」な地域ではないかと次第に気に入り始めていた。
(写真はGoogle Mapより。Angel駅最寄りの交差点) -
日本語による半日観光は本当に久しぶりで、実はとても楽しみにしていた。
20年程前に両親と行った場所を、その時お留守番していた夫と、今度は一緒に巡ることができるのが嬉しい。
効率よく市内の見所を解説つきで回る事ができ、地理の概要もつかめるので良い。 -
ロンドン名物のバッキンガム宮殿の衛兵交代式。行進部分しか観れなかったけど充分楽しい。おもちゃの兵隊さんそのままで、観光客を楽しませてくれる。
-
テムズ川ほとりにあるロンドン・アイ。
1周の所要時間30分、カプセル一つに20人以上乗れるそうだ。 -
ブログを始める事など最近迄思ってもいなかったから、ブログ向きの写真を撮っていないんだなあ。MY夫をハサミでカットして仕上げた1枚。
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半日観光の解散後は、目抜き通りの一つ、リージェント通り(写真)をぷらぷらしつつ、ちょっと路地に入った界隈で目に入ったラーメン屋さんに入った。そこは日本人経営のようだったがローカルのお客も結構いた。
そういえばWAGAMAMAもロンドン発と言うし、日本人経営でなくても日本食を売りにするお店が近年増えて来ている。海外何処も日本食やお寿司が当たり前のものになってきたんだな。 -
さて、この日の夜は積年の「ライオンキング」を観ることにしていた。半日観光の後に、ライシーアム劇場 (Lyceum Theatrr)の場所を確認がてらチケットを買いに行き、ピカデリーサーカスとコヴェントガーデン付近をぶらりぶらりしつつ、夕方に劇場前で、年下のお友達、Jちゃんと何年ぶりかの再会を果たした。
彼女はロンドンで美術関係の仕事をしていて、この舞台のガゼルの角ばかり何本も作ったと言っていた。舞台はシルエットを活かしてアフリカの大陸を表現していたのが印象的。動物衣装もとっても良く出来ていた。人間がそれぞれの動物の形状を象りつつ、特徴ある踊りができるように工夫を施した衣装のデザイン力にも拍手。
ライオンの特性を表現した振り付けのひとつに、猫が腕で顔を拭うと言うか、顔を洗う仕草がところどころにあった。夫はこれがすっかり気に入ってしまい、呼ばれても、何に付けても、先ずは顔を一拭いしてから振り向くようになった。Jちゃんもそれにつきあうものだから、その晩はうぬらは子供かと思う程二人で顔を拭いあっていたのだった。
観劇後は彼女の案内で中華街で夕食を取った。
ホテルに戻ると、広めの明るい角部屋に荷物が移動されていた。冷蔵庫ももちろんあったし、例のアイスペールもちゃんと移動して来ていた。 -
3日目(6月17日)
朝、大英博物館近くのレンタカー屋でJちゃんと待ち合わせて、日帰りドライブに出かけた。
彼女もここに暮らして何年にもなるのに、まだ行ったことがないというコッツウオルズに行くことにした。彼女は車内用のおやつをいろいろと持って現れたが、道路の事はさっぱりだった。ロンドン市内の地図がお粗末だったが、比較的スムーズに目的の高速道路へ乗る事ができた。コッツウオルズへの道のりは難しくなかった。
写真は高速道路の入り口へ向かう街並。
20年近く前に両親とコーンウオール州の田舎をドライブ旅行をしたことがある。父に地図を見てもらいながらだったが、高速の出口を通り過ぎたりで、ナビゲーターもドライバーも頼りなかったっけ。でも始めてしまえばどうにかなるもんだ。 -
途中オックスフォードを軽く流して、コッツウオルズ、ボートン・オン・ザ・ウォーターに到着。
ちょっとした小径に猫が遊んでいた。人なつこくて、まだほんの子猫だった。 -
小川沿いでパブ飯ランチ。注文し過ぎたが平らげた。何でもソースをつけて食べるのだ。
-
ストウ・オン・ザ・ウォールドの広場。
勉強不足なので少し調べてみると、
コッツウォルズは東京都程の大きさで、英国人はもとより世界各地からの旅行者が訪れる大変人気のある観光地です。コッツウォルズは穏やかな丘陵地帯 ('wolds'), 静寂な村々、そして「イングランドを象徴する地域」としても有名です。と、こちらにある。
http://www.the-cotswolds.org/top/japanese/intro.shtml
続きを読むと、ほうほう、ほんの一部にしか触れていないかったのね。
ここへはまたいずれ、戻るべし! -
同上。
-
何処か旅行に出たら、自分の記念に何か買って帰るという事はよくある事だ。気に入ったものがなければ無理に買って帰る必要はないのだけれど、今回の旅行ではこのアンティーク屋から1920年代のコーヒーカップとソーサー、ケーキ皿を一客持ち帰った。アンティークというかビンテージというか。こういうのを普段使いにするのが一時期好きで、久しぶりに一客増やした。12ポンドだった。こういうのをシドニーで買うと、きっとA$30〜45位しそうだ。
-
さて、ストウ・オン・ザ・ウォルドからロンドンへ戻り、裏通りに駐車しハロッズ見物へ。
なるほど、Jちゃんお勧めの食品売り場がとっても可愛いかった。特に鮮魚売り場が色鮮やかで楽しい。写真が無くて残念。ここで撮ったのはエスカレーター脇のこの写真だけ。
次にKightsbrigeにあるハーヴェイ・ニコルズという先端をいくお洒落さんに人気のデパートへ。最上階の食料品売り場には、ロンドンのカッティング・エッジなデパートだからこそしつらえた、回転寿司コーナーがあった。しかしなあ、でもなあ、あまり美味しそうに見えなかったなあ。
そしてディナーはJちゃんのお勧めの和食屋さんへ入った。
市街中心地になれば彼女も道を知っているので、夕食後はすいすいっとJちゃんをテムズ川対岸のアパートまで送り、ホテルへ戻ったのでありました。 -
4日目(6月18日)
朝レンタカーを返し、徒歩で大英博物館へ出かけた。
通り抜けた公園で初めてリス君に遭遇。(表紙の写真)
博物館では丁度ミケランジェロのデッサン展もやっていたので、先ずはそちらを見た。 -
こちらはヘレニズムの三女神(写真)。アテネ、パンテノン神殿の破風の彫刻。
なんて言うんでしょ。この水から上がったような体にぺたりと張り付いた布の感じ。この時代のこんな薄衣はきっと貴重だったろうな。生地がたっぷりとして歩きにくそうだ。 -
午後はトラファルガー広場へ。
広場の方からハレークリシュナ的な音楽聞こえてきたと思ったら、それらしき信者かマンクが颯爽と歩く。 -
写真左手は、同広場の前にあるナショナル・ギャラリー。
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広場はお祭り騒ぎ。
残念ながらネルソン提督の記念碑もライオン像も修復中で見る事ができなかった。
写真はギャラリーの正面玄関の外階段を上がったところから。 -
ナショナル・ギャラリーでみかけたモザイク。
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もうひとつモザイク。
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その後ピカデリーサーカス方面へ。
-
この日はFIFAのブラジル−オーストラリア戦がある日だった。
この青年はSOHOの何処かのパブで観戦しにいく途中とお見受けいたす。 -
ピカデリーサーカスと言えば繁華街を示すネオンサインがランドマークだ。
80年代初頭の映画「An American Werewolf in London(狼男アメリカン)」のラストシーンを思い出す。 -
その映画は、ここで狼男が逃げ出して人も交通も大騒ぎになる。そりゃあなる。この往来だもの。最後は少し悲しいけど独特なユーモアがあって面白いホラー映画だった。
写真は地下鉄ピカデリーサーカス駅を上がったところ。正面にエロス像。 -
エロス像もピカデリーサーカスのランドマーク。
この度ロンドン再訪するにあたって、エロス像をちょっと調べて出かけたはずだ。ひょっとすると半日観光バスがここを通り過ぎた時にも、ガイドさんが由来に触れたかもしれない。でも何だっけ?
20年前にこれを見たときは、なにしろ父の「妖精探しの旅」のお供だったものだから、ピターパンの国でもあるし、一見蝶のような羽の形とそのポーズから、何かの由来の「妖精」かとばかり思っていた。
すっかり忘れたので、ここでおさらいすると、
政治家、第7代シャフツベリー伯の労働階級の状態の改善に努め慈善に尽力した功績を讃えて建設されたとある。
エロスはギリシャ神話の軍神と愛の美神との間の息子だということで(つまり不倫?)であり、また当時は風俗的な繁華街という事で、「エロス」では伯に対してけしからんと、物議を醸したこともあるようだ。でも設計者アルフレッド・ギルバートは、実はエロスの双子の弟アンテロースを意識して設計し、16歳のイタリア少年をモデルにしたとある。
。。。てことは、私的に理解すれば、16歳に成長したキューピッドの姿という事だな。もっと近くでお顔を拝見したい。 -
というようなことを考えたりしながら、観劇までの時間つぶしにグリーンパークまで散歩。憩いたかったけど、時間無し。
-
ロンドン2つ目の観劇はQueens Theatre「レ・ミゼラブル」を初めて観る。
-
ブラジルの勝利を祝うサポーター達が歌い踊り通り過ぎて行く。
オーストラリア破れたり。 -
COME ON ENGLAND!の応援旗。
滞在中、繁華街を歩いては喉が渇くとパブに飛び込み、ちょろちょろとサッカーを楽しむ。
ルーレット好きの夫はここロンドンでも鼻を利かせて、カジノを見つけた。FIFA開催中だったせいか、スタッフは皆ポロシャツ姿。くじ引きでサッカーボールを2つもらったが、持ち帰れなないので辞退。持ち帰ったカジノのボールペンによると。Golden Nugget Casinoと言うようだ。ここには2〜3回ビールを飲みがてら遊びに行った。 -
5日目(6月19日)
突如パリへ1日旅行しようと考え、朝も早くからセントパンクラス駅(St Pancras station)へ向かった。イングランドと大陸を結ぶユーロスターの乗り場付近は、月曜日の朝とあって混んでる、混んでる。出発前におおよその料金を調べておいたのだが、しかしこの思いつきもチケット売り場ですぐ玉砕した。当日往復で550ポンド程した。550ポンドといやあ、当時のオーストラリアドルで1000ドルくらいする。二人分だったら考えたが、一人分だもの。どひゃあとひっくり返っていたら、チケット売り場の男性が「当日だからこれしかないんだよ。安いチケットは2週間程前に買ってね」と哀れんでくれた。 -
すごすごと退散し、コーヒーとベーグルのシンプルな朝食を取った後はテートモダンへ向かうことにした。
写真が無い、無い。 -
テートモダンは発電所跡を改造した、巨大な煙突付きのモダン美術館。タービンホールの空間は圧巻だ。
ここの写真が無いので仕方ないから、猫男を貼付けた。
ここはテートモダン前のミレニアム・ブリッジ。奥にはセント・ポール大聖堂(St Paul's Cathedral)。
そういえば、この橋をCGで粉々に破壊したシーンを何かの映画で見たことがある。 -
そのシーンは、雲が怪しく流れる暗い空で、この写真のカメラの手前から猫女の奥の方へもの凄い勢いで何かが飛んで行き、踵をかえし戻り破壊したようなシーンだった(確か)。恐ろしい。
はて、ハリー・ポッターだったかしら。。?
その印象が強いので、ここは曇天の怪しい雲行きの日の訪問でよろしい。 -
その後はV&A博物館(Victoria and Albert Museum)だ。
Jちゃん一番のお気に入りの博物館だそうだが、ここの時代を超えた芸術とデザイン両方のコレクションは期待を裏切らずに面白かった。ショップも充実していて楽しい。女性には楽しい博物館。この日は入館も遅かったので観きれずに閉館となり裏口から出されてしまったので、翌日出直す事にした。
写真はどこだったけ。V&A博物館の後、多分PaddingtonのOxford Streetあたりを通ってホテルへ戻った。 -
ロンドン3つ目の舞台は、Her Majesty’s Theatreにて「オペラ座の怪人(Phantom Of The Opera)」を久しぶりに観劇。
この数年前にも2回、後にもシドニーで1回、さらに名古屋でも劇団四季の公演を観ることになる。 -
入場し着席し天井を見上げると、例のシャンデリアが出番を待っていた。
わくわく。 -
どこで撮ったか思い出せない。
-
6日目(6月20日)
この日、仕事に都合つけてJちゃんが街まで会いに来てくれた。
一緒にバスに乗り途中ハイドパークを通り抜けて、V&A博物館迄行く。
地下鉄は分かりやすく便利だけれど、2階建てバスを乗りこなせればもっと楽しいに違いない。3人で2階席の最前席に座って街を進むと、楽しいこと。
そしてJちゃんとはV&A博物館前で別れた。久しぶりに会えてとっても楽しかった。
最後まで時間を作ってくれてありがとう。
写真はV&A博物館の噴水の中庭。 -
明日は帰国の日、最後にリバティに寄った。
いいものが沢山置いてあり、見ていて楽しい。
最初はつきあっていた夫だが、時間がかかりそうだと見るや、用足しを理由に近所のパブへビールを飲みに行ってしまった。ど〜ぞ、ど〜ぞ。
その間に妻は夏のジャケットを買った。 -
リバティ玄関で夫と待ち合わせ、ロンドン最後の観劇に移動した。
四つ目はAngel駅付近のサドラーズウエルズ劇場(Sadler's Wells Theatre)で「カルメン」を観劇。(写真はGoogle Mapより)
モダンな劇場で満席だった。ここでは主にダンスやバレエが上演されるようだ。歌舞伎もここで公演することがある。
「カルメン」の振り付けはスペインの、何と発音すのやらRamón Ollerさん。
モダンで若さ溢れるコンテンポラリーダンスで、ちょっとセクシー。衣装もはんなり色と派手な彩色の中間でミニスカート丈のドレスに若さがあって素敵。舞台美術はタバコ工場の屋上で、クライマックスに舞台にしつらえた貯水タンクからお水がバシャバシャと舞台上に流れ出る趣向。舞台の床板の防水が心配になった。 -
観劇後、ロンドン最後の夕食はAngel駅付近へ戻り、Thai Squareというモダン・タイ料理のレストランに入った。ここはロンドンに何店も展開しているようだ。インテリアもモダンでお洒落。味の方は良く覚えていない。
Angel駅からはもはや我が家に帰るかのように愛着あるホテルへの帰り道、何度か立ち寄ったパブ(写真)で最後のサッカー観戦。
(写真はGoogle Map) -
お店の人も真剣。
-
この日は確かイングランド対スウェーデン戦。
中では皆真剣だ。 -
7日目(6月21日)
13時発の飛行機に乗るべく、ホテルにバスが迎えに来た。
我がお宿は街の中心街を外れたところにあるので、最初にピックアップされ、ロンドン中心地のホテルをいくつか廻って行く。
ところが途中バスは酷い大渋滞に巻き込まれた。バスドライバーも迂回を試みて最前を尽くしたが、テムズ川沿いに全く動かなくなった頃、最後のホテルを廻りきれない事が判明した。ガイドさんピンチ!側でやりとりを聞いていた私も一緒に内心ソワソワ!家族のどなたかがそのホテルにいらっしゃるというご婦人は、たまたま近くに座っていらして、「大丈夫でしょ」と肝っ玉だ。かくしてオフィスとの連携でタクシーを用意して危機を脱出した。良かった、良かった。
しかし空港に到着してからがまたバタバタだ。搭乗手続きが対人でなく、導入間もない機械になっていた!国内線ではよく見かけるATMのようなあの機械だ。ガイドさんは一人一人に焦りつつも丁寧に機械の操作アシストをしていた。本当にお疲れさまでした。
果たして空港での最後のお土産物色の時間は無くなった。
写真はお家に仲間入りしたカップ(右端)。
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ロンドン(イギリス) の旅行記
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