スリランカ縦断の旅 ⑦ ー 文化三角地帯へ行く（ ダンブラ編）

2011/07/20 - 2011/07/22

ダンブラの石窟寺院を訪ねました。ここもユネスコの世界遺産に指定されていていますが、文化三角地帯の遺跡周遊チケットで入場はできません。別途購入しなければなりません。少々面倒でしたが、チケットを購入し、入場しました。

この寺は、紀元前１世紀にシンハラ王のワラガムバーフ王によつて造営されたのが最初。王は当時首都であったアヌラーダプラからタミルの侵略によって追放され、一時ここに身を隠しながら王権奪回の機会を狙っていた。その後、タミル軍を破り、再び王座に返り咲いたワラガムバーフは、感謝の意を込めてここに寺院を建てたという。、

初めは少なかったであろう仏像や壁画も徐々に数が増えてポロンナルワ期、キャンディ期には歴代の王によって何度も修復されました。

エリア ダンブラ(スリランカ)

石窟寺院の入口にこんな大きな黄金仏がありますが、灼熱の太陽の光を受けてキンキラに輝いています。少々趣味がよくないですね。

10年くらい前に来た時にはまだありませんでした。いつ出来たのでしょうか。

寺院にはいると、ここかしこにサルの群れがいて、中には小さな子供を連れた家族連れも見られます。スリランカはどこに行ってもサルがいますね。

ここが石窟寺院です。岩山を掘り、そこに寺院が作られています。外はかなりの暑さでも中に入るとひんやりしています。

石窟寺院は第１窟から第５窟まであります。順番に時間をかけて見て回りました。

薄暗い間接照明の下で、岩に彫られた仏像や壁に描かれた花や人物像が浮き上がって静かにその存在を主張しているようにみえます。

横たわる仏の足の裏を見ることが出来ます。左右の足の長さが微妙に違っていますが、どうしてなのでしょうか。

薄暗い照明に照らされた仏像たちは、見る者に荘厳な気持ちにさせるようです。

スリランカに仏教を採り入れた王さまの立像です。

第１窟から第５窟へ繋がる通路がまっすぐ延びています。

小さなストゥーパの周りに仏たちが取り囲むように彫られています。