2011/08/09 - 2011/08/09
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SPIRANさん
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映画「阪急電車 片道15分の奇跡」で、ちょっとだけ有名になった阪急電鉄今津線。
映画には出てこないけど、原作の小説では重要な役割の「生」のオブジェ。
武庫川の中洲に、石を積み上げて巨大な「生」の字が作られています。
初代は2005年に、2代目は2010年に作られましたが、いずれも川の増水などで無くなってしまいました。
しかし2011年7月、またまた「生」のオブジェは復活しました。
場所が場所だけに、いずれまた消えてしまうことでしょう。
また流されちゃう前にと、3代目を見に行ってきました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
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まずは、阪急電鉄宝塚駅から西宮北口行きの電車に乗ります。
宝塚駅を出て、大きく右にカーブした後に武庫川を渡ります。
「生」のオブジェがあるのは阪急今津線の西側、進行方向の右側です。 -
武庫川を渡り終える寸前に「生」のオブジェがあります。
こっち側だと、ちょっと見にくいね。
あっという間に通り過ぎちゃうし。 -
間もなく宝塚南口駅に到着。
間近で「生」のオブジェを見てみましょう。 -
河原へは、駅を宝塚側へ出て、阪急電車の高架の横を真っ直ぐ進みます。
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スロープの手前を左へ。
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高架の下をくぐって、右側のフェンスの間の狭い道を行きます。
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河原が見えました。
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真正面に宝塚大劇場が見えてます。
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阪急電車の鉄橋下から武庫川上流側を臨む。
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間近で見ると結構大きい。
縦 約20m、横 約10mあるそうです。 -
石がごろごろ。
初代の「生」のオブジェを電車から見たことがあるんですが、その時は特に話題になってなかったので、字だとは気がつかなかった。
子供が遊びで石を並べたのかな、くらいにしか思わなかったので、写真も撮ってませんでした。
実際に見てみると、これはとても子供には無理。
3日間、延べ約60人のボランティアの方々の手で作り上げられたものです。 -
さっきの高架下まで戻って、スロープを上ると、ベンチのある休憩所があります。
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「生」のオブジェの上流側は宝塚観光ダム。
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マルーン色の阪急電車。
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すぐ下流側に宝塚大橋。
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橋の上からなら、もう少しよく見えるかな。
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初代は、阪神・淡路大震災から10年目の2005年1月に、宝塚市在住の現代美術家・大野良平さんが「街と人の心の再生」を願って作った作品です。
少しずつ水に流されたりしながら、2006年秋頃まで姿を留めていました。
川の中州に積んであるだけなので、無くなっちゃうのは、しょうがないですね。
次第に消え去るという過程も含めてのアートなんでしょうね。 -
2代目は、小説「阪急電車」の映画化をきっかけに、2010年12月に作られましたが、2011年5月の大雨で流されてしまいました。
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3代目は2011年7月23日に完成。
今回は、東日本大震災により被災された皆さんを応援したいという想いを込め制作されています。 -
小説「阪急電車」の中では主人公の一人、ユキが「初めて見つけたとき、生ビールが呑みたいと思っちゃった」と言うシーンがでてきます。
それを読んでから、どうしても「せい」ではなくて「なま」に見えてしまう。 -
阪急電車と「生」のオブジェ。
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くつろぐ人と「生」のオブジェ。
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宝塚へ戻る電車に乗ると、こんどは左側に見えます。
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こっちの方がしっかり見られます。
発車するとすぐに現れます、油断してると、あっと言う間に通り過ぎてしまいます。 -
宝塚駅の地下街で、小説にちなんで生ビールで乾杯×3。
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−追記−
9月3日の台風12号で武庫川が増水してたので、生のオブジェがどうなったか気になったので1週間後の10日に見に行きました。
残念ながら字の痕跡を残すのみとなってました。
4代目の登場はあるのかな?
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