2011/04/23 - 2011/05/07
301位(同エリア447件中)
香醇甜さん
ダンナのリフレッシュ休暇に便乗しての台湾2週間の旅。
桃源郷のような日月潭を後に、向かったのは台湾のシリコンバレーと例えられる町、新竹。
今回は、客家と東方美人茶の町・北埔を訪ねる拠点として新竹に宿をとったのですが、北埔のみならず、新竹も、昔ながらの街並みが残り、美味しい屋台が連なる、とても見所の多い興味深い町でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
-
5月3日(火)つづき。
新幹線の新竹駅ホームから見る新竹の町。
久しぶりに見る高いビル。
駅から、新幹線の無料送迎バスで、ホテルの近くまで向かいます。 -
新竹での宿泊は、ハワードプラザ新竹です。
座ってチェックインできるし、フロントの方は親切で日本語もお分かりになるのが嬉しいです。
1階と地下にあるブティックやカフェなどが、「微妙」というより「終わりかけ」というムードですが、利用するのでなければ問題ないと思います。
新竹福華大飯店
新竹市中正路178號 -
ホテルはリノベーション中のようでした。
私達の部屋は改装したてらしく、中々素敵。
お部屋もバスルームも心持ち広く、機能的で、使いやすかったです。
ビジネスのお客が多いからか、デスクが大きくて明るいのも便利。
食器は業務用だけどウェッジウッド。
お風呂はテレビ付で、アメニティはロクシタン。
がんばってますね。 -
新竹では小吃を楽しもうと思っていました。
早速、ホテルで貰った周辺グルメマップを頼りに出かけます。
新竹の小吃のお店は廟周辺にある、と聞いていました。
確かに周辺にもあるのですが、周辺だけでなく、廟の中に沢山のお店があり、びっくり。
写真だと、屋内夜市みたいですが、廟の建物の中なんです。
振り向くと線香がいっぱい立っている壷みたいなのがあったり、線香の匂いと食べ物の匂いが入り混じって、不思議な雰囲気です。
ではまず、名物の魚のお団子スープを頂きましょう。向かって右隣の阿城號が有名店のようでしたが、あえてその隣の鄭家魚丸燕圓へ。 -
総合魚丸湯40ドル。
クリクリのお団子に、よく出汁のきいたスープがとても美味しかったです。
お団子は三色、一応、海老、魚、烏賊かな? -
そして大好きな肉圓。
肉圓のお店もいっぱいあって迷います。
とりあえず、人の入りのよかった林家さんへ。 -
食べかけてから撮った写真で恥ずかしい。
タレは赤いですが、辛くない、むしろ甘めです。
台中で食べた肉圓も甘めでした。どちらも好みの味。
肉圓そのものは、こちらの方がドテッとしているというか、ボリュームがあります。
お肉以外に筍のような具が入っており、歯ざわりも面白かったです。 -
潤餅の人気店があると聞いていたので探したのですが見つかりませんでした。
ホテルで貰った地図に載っている場所には、潤餅の店ではなく、麻[米署]餅のお店がありました。
これがまた美味しそうで、行列ができています。
私達も頂くことにしましたが、座るところが無かったので、近くの仙草ゼリーのお店にお持込みしました。 -
ピーナツ味です。
甘みはあっさり、素材の味がしっかりした、とても美味しいお餅でした。 -
勢いで入ったお店ですが、こちらの仙草ゼリーも美味しかったです。
仙草の産地直営なのか、店中、仙草の製造過程の写真や、こんな本物の仙草が飾られ、意外と力が入っているお店でした。 -
本当はもっと色々食べてみたかったのですが、例によって、ダンナが帰る帰るモードです。
彼は、ホテルの近くにある「黒猫包」を食べることをずっと楽しみにしており、それの為にどうしても胃袋を残しておきたいのです。
「黒猫包」は私も食べたかったので、街を散策しながらホテルの方向に戻ることにしました。
新竹はシリコンバレーに例えられる一方、古くから開けた町でもあり、こんな趣のある建物が普通に並んでいます。 -
雰囲気のある建物、こちらは茶藝館です。
寄り道したかったけど・・・。 -
でもダンナの意思は固く、一路、目的の黒猫包へ。
-
部屋に戻って、昨日の飲み残しのモンダヴィと一緒に頂きました。
ジューシーなお肉、少し甘めの味付けが、カジュアルなカベルネにぴったりでした。
明日は北埔へ小旅行です。 -
5月4日(水)
ホテルの朝食会場。
ガランとしていますが、種類が多く、オムレツや麺料理(もちろん新竹ビーフン)をその場で作ってくれるサービスもあり、充実していました。
お客さんは出張中の男性ばかりで、お出かけ気分の私達はちょっと浮いていました。 -
パパイヤの横にある白いのは、筍のサラダです。
煮たり焼いたり、ここでも筍料理が沢山ありました。
肉料理も豚、鶏、鴨と色々あり、どれも美味しくて、何往復もしてしまいました。
ビジネスマンには頼もしい宿ですね。 -
では北埔に向けて出発です。
新竹駅からバスで竹東まで行きます。
そこで違うバスに乗り換えるのですが、本数が少ないので、竹東からはタクシーに乗るつもりです。
(バスの時間は、フロントの方が調べて下さいました。)
新竹駅もレトロですね。 -
新竹駅のすぐ隣にバス停があります。
-
このバスに乗って。
始発なので前の席に座れました。
らくちん。 -
30分位で竹東駅に到着。
駅前にツーリストセンターがあり、おじさんが日本語を少し話せる方だったので、いくつか北埔のパンフレットを頂き、タクシーの運転手さんへの取次ぎをお願いしました。 -
竹東からタクシーで北埔に向けて出発しました。
道中、山間に油桐花が真っ白な花を咲かせていました。
運転手さんが「ちょっすい(台湾語で「綺麗」)、ちょっすい!」と、花を指差し、大盛り上がり。
日本人が桜に心浮き立つのと同じような感じですね。
20分位走ったでしょうか、車は北埔老街の中心、慈天宮に到着しました。
お参りされている方が多く写真は控えましたが、綺麗に手入れされた美しいお宮でした。
目の前に、今日お昼を食べるつもりの北埔食堂がありました。 -
姜阿新宅。
日本統治時代に茶葉で富を築いた姜阿新という方が建てられた和洋融合式の楼閣だそうです。
茶葉、というのはやはり東洋美人茶のことでしょうか。 -
天水堂。
趣のあるエントランス。
この奥に古跡に指定されている建築郡があるということなのですが、中には入れませんでした。
戸の隙間から覗きましたが、中々面白そう。
折角、古跡になっているのですから、参観できるようになってほしいですね。 -
建物だけでなく、ちょっとした路地も雰囲気があって、歩いていて飽きません。
北埔老街も、お土産屋さんや茶葉屋さんが軒を連ねていて一見観光地ぽいのですが、呼び込みするわけでもなく、静かで、なんだかのんびり。
小さな町をぐるりと歩いて、そろそろお昼の時間です。
慈天宮前の北埔食堂に入りました。
ここも、「茶人と巡る台湾の旅」で紹介されていたお店です。 -
中も外観同様ちょっとレトロな感じです。
私達が今日の入店一番乗りでしたが、人気店らしく、出るときにはほぼ満席でした。 -
鶏もも肉をシンプルに蒸したもの。
でも、香港でよく見る「白切鶏」とは一味違います。
タレは客家独特の調味料という金柑の醤と、甘めのお醤油を合わせた物。
鶏は弾力があり美味しかったですが、こちらの鶏は大抵美味しいので、それを考えると標準的なもの。
でも、金柑の醤をつけると、爽やかだけど酸味が強いわけでもなく、とても個性的な味わい。
主役の鶏より、この金柑の醤にはまってしまいました。 -
スペアリプとこぶみかんの葉のスープ。
こぶみかんの葉を使ったお料理はあまり頂いたことがないのですが、陳皮とはまた違った爽やかさが気に入りました。
スペアリブがよく煮えて、お肉の旨みがお出汁にしみ出て、こぶみかんの香りが軽やかで、とても美味しかったです。 -
客家風の炒めもの、客家小炒。
豚バラ、烏賊、韮などの炒め物ですが、客家料理らしく濃い目の味付けです。
濃い、といってもキリッとした濃さ。
客家料理は味が濃いのでご飯によく合う・・・とよく言われますが、お酒が好きな私達からすると、こういうお料理は焼酎や泡盛と一緒に頂きたくなります。
お店の前で、先ほどの金柑の醤を売っていたので1本買って帰りました。
よく見ると老街のお土産屋や、後日台北のスーパーにも、同じような金柑の醤を売っていました。香港にも客家人がいるはずなのに、香港ではこの醤は見たことがないと思います。美味しいのに、不思議です。 -
食後のお茶を頂きに、水井茶堂に向かいます。
-
細い路地の奥にひっそり佇む水井茶堂。
70年くらい前の建物だそうです。
私達は畳の部屋を使わせて貰いましたが、テラス席は欧米人の方を交えてのビジネスランチに使われていました。 -
メニューには魅力的な古茶もあったのですが、せっかく北埔に来たので、初めての擂茶を頂くことにしました。
ごま、落花生、烏龍茶などなどが擂り鉢に入っています。 -
とにかく、擂り鉢をごりごり擂ります。
油分が出てきて、心なしかペースト状になったところで老板娘に見せると、「うーんまだまだ」という表情。 -
交代しながら、がんばって擂ります。
擂りこぎに触るのも久しぶり、美味しいお茶にありつくのは大変です。
床の間に鎮座していた熊ちゃんが見守っています。 -
もういいでしょう、というところで、老板娘が仕上げてくれました。
-
初めて頂く擂り茶。
香ばしくて食感がフワフワしていて、ほんのり甘く、デザートティーとしての存在感たっぷり。
作る過程が楽しいし、頂いて美味しいし、これはいいですね。 -
擂茶を頂いた後は、隣接する生活茶博館を見せて頂きました。
色々な設えの茶室や茶道具が展示されています。
向かって右の錫の茶葉入れ、渋いですね。 -
茶室は実際にお茶会などで使われているようでした。
こんな茶室でお茶を頂けたら、素敵ですね。 -
生活茶博館を出たところ。
井戸がありました。
この界隈の路地のあちこちにも井戸がありました。
今は使われていないようですが、町の歴史を感じます。 -
東方美人茶を頂くため、「茶人と巡る台湾の旅」で紹介されていた劉家龍茶園を探しましたが、あいにくお休みでした。
もう一軒、ネットでチェックしていた寶記というお茶屋さんはやっていたので、こちらに入店。
「白毫烏龍茶」「香檳烏龍茶」など様々な別名を持つ「東方美人茶」ですが、北埔では、グレードの高い東方美人茶は「膨風茶」(客家語で「ほら吹き」茶)と呼んでいる、とのことでした。かつて東方美人茶が地元の人も信じられないほど高値で取引されたときに言われた言葉がそのまま名前になっているようです。
東方美人茶はダージリンに似た独特の風味があることがあり、私はそれがちょっと苦手な時があるのですが、こちらで頂いた「膨風茶」は本当にすっきりと綺麗で、美味しく頂きました。店主の男性が「いつもは茶畑に居るけれど今日はたまたま店にいる」という感じの方で、言葉はもちろんお互いわからないのですが、時間があればもっと色々教えてもらえたのに、あっと言う間に迎えの時間になってしまい、残念でした。 -
もと来たルートを戻り、ホテルに預けていた荷物を引き取って、新竹駅へ。
旅の振り出し・台北に戻ります。
台北も大好きな町ですが、毎日が新鮮な発見だったこの旅がいよいよ終わりに近づいていると思うと、切ない気持ちで新幹線に乗り込みました。
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