2011/04/23 - 2011/05/07
1445位(同エリア1790件中)
香醇甜さん
ダンナのリフレッシュ休暇に便乗しての台湾2週間の旅。
この旅も中盤にさしかかってきました。
過去に坪林、木柵といった台北近郊のお茶の産地、そして今回の旅前半では紅茶の鹿野を訪ねましたが、やはり台湾茶の真骨頂といえば高山烏龍茶。お茶の聖地、凍頂・鹿谷に向かいます。
鹿谷に行ったら、美味しいお茶をいっぱい買いたいと思っていました。そのために大きめのスーツケースを新調したくらい。
でもここには、お金では買えないお茶との出会いがありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4月29日(金)続き
高雄でお菓子を買ったのに、食べる間もなく、台中に到着しました。
高雄−台中間約40分、そんなにあればお菓子くらい食べられるだろうに、のんびりする癖がついてしまったのかもしれません。
台湾の新幹線の駅は、台北以外、たいてい不便な場所にあるので、街中に行く無料のバスが出ています。
私達もバスでホテル近くまで行くことにしました。
知らない町のバスはちゃんと到着できるかちょっとドキドキ。
でもこれも旅の醍醐味です。 -
無事バスはホテルの近くに到着しました。
台中での宿泊先は全國大飯店です。
本館と別館があり、本館がリニューアルして綺麗らしいのですが、残念ながら私達の部屋は別館でした。
でも、調度品がやや古めかしいもののちゃんと手入れされていてどことなく上品。(荷物が散らかった写真でわかりにくいかもしれませんが・・・)
テレビも薄型。水周りも使用に差し支えありません。
そして何より静か。
私は音がすると眠れないので、街中に泊まる時は静かな部屋かどうかが最重要。
こちらのホテルは、建物こそ大きな道に面していますが、私達の部屋は公園のような所に面していたことと、建物自体が古い分しっかりしていて、音の面は全く問題ありませんでした。
フロントの人が皆さん日本語OKなのも心強かったです。
全國大飯店
台中市台中港路一段257號 -
お昼を食べていなかったけれど、おやつの時間なので、仙草ゼリーのお店・瑪露連仙草に行きました。
招牌冰50ドル(約150円)。
タロ芋のお団子が食べたくて、カキ氷にタロ芋のお団子、小豆、タピオカが載っているこちらをまず頂きました。
お団子は台北の東區粉圓以来。
QQの歯ごたえ、仄かなタロ芋の風味、美味しい〜 -
でもここは仙草ゼリーのお店なので仙草ゼリーも食べておかないと。
という訳で、綜合嫩仙草も頂きました。
こちらは通常60ドルなんですが、金曜日はサービスで50ドルでした。
こちらは仙草ゼリーにタロ芋団子に大小のタピオカが載っています。(でも、この写真にはタピオカが写っていませんね)
仄かな苦味が心地よい仙草ゼリー、ぶるんぶるんと大ぶりで美味しかったです。
これになぜかコーヒーフレッシュが二つもついてくるんですが、植物性だったので使いませんでした。動物性の生クリームだったら美味しいでしょうね。
蛇足ですが、店員のお兄さんが王力宏ばりの男前でした。
そういえば「イタズラなkiss」の鄭元暢は台中出身でしたっけ、ちょっと期待できるかも?
瑪露連仙草
台中市健行路1029號 -
おやつで小腹が膨れたので、週末だけ開催されると言う翡翠市場・文心玉市に行くことにしました。そろそろ旅の思い出になるようなお買い物をしたくなったのです。
翡翠のバングル、天然石で渋めの緑色のシンプルなデザインのものが欲しかったのですが、中々サイズの合うものが見つかりません。でも市場中くまなく廻り、ようやく気に入ったものを見つけることができました。サイズもぴったり。
閉店間際だったので、ちょっぴり値切って購入しました。
「お風呂の時も外さないで。肌身離さずいたら翡翠の色がますます素敵になるから」とのお店のお姉さんの言葉を信じて、今もずっとつけっぱなしです。
文心玉市
台中市文心路二段651号(金・土・日のみ)
美麗坊(購入したお店)
文心玉市内 -
18時で閉店の文心玉市を出るとパラパラ雨が降ってきました。
そろそろ晩御飯の時間です。
台中では小吃を色々食べたいと思っていました。
まずは肉圓。
有名店・台中肉圓は文心玉市からは歩ける距離ではないのでタクシーで移動。
オープンエアな店内は広く清潔な感じです。 -
左が肉圓35ドル(約105円)、右が魚丸湯25ドル(約75円)。
肉圓だけでなく魚丸湯などスープものがあるのが、おつゆ好きには嬉しい。
お魚のお団子はシコシコして、これ目当てでもいいくらい。 -
肉圓は、さつまいもなどのでんぷんで作ったモチモチの皮でお肉の餡を包み、揚げて、タレをかけたもの、といったところでしょうか。
聞くとなんだか油っこそうなんですが、これがそうでもないんです。
きっと、モチモチ・ツルンとした皮が、油を程よくはじくんでしょうね。
(同じでんぷんでも、春巻きや揚げ焼売の皮のようにカリッとはならず、モチッとしています)
これは解体した図。
このお店はタレがやや甘めで、それがお肉の餡とよく合って、とても好みの味でした。
台中肉圓
台中市復興路三段529號 -
次は、忠孝夜市に向かいました。
小雨が降ったり止んだりだけれど、週末だからか、そこそこの人出。
まずは菊池和男さんの「茶人と巡る台湾の旅」で紹介されていた忠孝[火考]肉へ。
人気店らしく、次から次へと地元の人がやって来て、アレコレ注文していきます。
結構時間がかかるので、頼むだけ頼んで、他の用事をすませ、できる頃を見計らってピックアップする人が多いようでした。
私達は食べるしか用事がないので、そんな町の人達を観察しながら待っていました。 -
米血10ドル(約30円)。
もち米を多分豚の血でつないだお餅を焼いたもの。
豚の血と聞くと、引く人が多いのですが、ヨーロッパでも普通に食べているようだし、すっぽん以外の血関係を食べないのは日本だけでは?
クセはないけれどコクはある、美味しいお餅でした。
今回お肉系はオーダーはしませんでしたが、他にも色々食べてみたいですね。
忠孝[火考]肉
台中市忠孝路161-1號
[火考]⇒火へんに考 -
歩き疲れて座りたくなって来ました。
喉も渇いたし、そろそろおやつタイムです。
忠孝[火考]肉と同じく、「茶人と巡る台湾の旅」で紹介されていた蔡家豆花へ行きました。 -
蔡家豆花は2軒ありましたが、どちらも同じ経営のようでした。
とりあえず広いほうへ。
綜合豆花40ドル(約120円)をシェア。
豆花がフルフル〜
やや甘めなんですが、甘みが麦芽糖水飴みたいな自然にこってりした甘みで、これがまた美味しい。
ペーストになりそうなくらい煮込んだピーナツも好き。
で、こういう豆花を、ステンレス張りの愛想の無いテーブルで食べるのが、もう絶対に気分。
好きな人はきっとそうですよね。
蔡家豆花
台中市忠孝路111號 -
もうちょっと食べたいんですが、いっぱいお店があり目移りして決まりません。
すると、お正月に台南で食べ損なった、潤餅のお店を見つけました。
潤餅、さっぱりしていて美味しそう。
これならテイクアウトできるし。 -
そこで潤餅を買ってホテルに戻りました。
タクシーで戻ったんですが、運転手さんがものすごくクラクションを鳴らす人で、他の車をどんどん抜かすし、抜け道みたいな細い道を凄いスピードで走るし、冷や冷やしました。
でも、この方には誰よりも早く目的地に到着するというこだわりがおありだったようです。思っても見なかった路地からホテルに着いたときの、運転手さんの勝ち誇ったような顔といったら。おかげで多分普通より早く帰れたと思います。
部屋に戻って件の潤餅を頂きました。
初めての潤餅。お野菜たっぷり、あっさりしているけど食べ応えあり。
これは健康的で美味しいファーストフードです。
またどこかで見つけたら食べてみようと思います。
台中は一泊だけなので、明日は鹿谷に移動します。 -
4月30日(土)
朝食は、別館1階のビュッフェで頂きました。
ビュッフェですが、最初に卵料理とドリンクの注文はオーダーを取ってくれます。
お料理は和洋中と種類が多く、回転がいいので新鮮だし、満足できるものでした。
食事を済ませた後、フロントの方にお願いして、鹿谷まで行くタクシーを手配してもらいました。 -
鹿谷に行く前に是非行きたかった、名間の随意食堂。
「茶人と巡る台湾の旅」で、台北の意翔村茶業の陳煥堂さんのお勧めと紹介されていた食堂で、今回是非とも行きたかったお店の一つです。
タクシーの運転手さんに待って頂いて、お昼を頂きました。 -
お店にはメニューはなく(壁にも貼っていない)、応対してくれた女性は日本語はご存知ありません。
「茶人と巡る台湾の旅」に載っていた料理名を見せたのですが、大人数でないと作れないものがあるらしく、とりあえずその中からできるものは作ってもらって、後はキッチン脇の冷蔵庫に入っている食材を指差し。
これはタロ芋とスペアリブのスープ。
タロ芋の風味、上品なトロ味が、よく煮込まれたスペアリブとあいまって、見た目こそ地味ですが、とても素敵な忘れられない味でした。 -
名間名産の宝釧菜という野菜をサッと茹でたもの。
こういうおかずはタレがかかっていることが多いですが、こちらは別添えなのがいいですね。
食感がトロッとしていて、クセは無いけれど野菜本来の味がしっかりあって美味しかったです。 -
美人脚の別名を持つと言うマコモ筍。
追加オーダーしたくなったほど美味しかった。
繊細なのに野趣溢れる、筍の魅力満点です。 -
炸渓哥。
地元の川魚の素揚げ。ちょっと塩気が強く、油っこかったのが残念。 -
鱒のソテー。
身がフワッ・トロッとしていて、美味しかったです。
これもきっと地元の川で捕れたものなんでしょうね。
鱒のこんなにフンワリ新鮮なものを頂いたのは初めてかもしれません。 -
おまけのデザートは、タロ芋アイス。
持って来てくれたサービスの女性は日本語が達者な方。
注文の時居られたら良かったのに・・・
それとも役割分担があって、注文はとれないことになっているのでしょうか。(そんな厳密なお店ではなさそうですが)
タロ芋アイスはいかにも市販品でしたが、あっさりしていて気に入りました。タロ芋に目覚めそう。 -
来たときはこのように空いていましたが、私達がお勘定をする頃はこれら全てのテーブルが老若男女で埋まってしまいました。
土曜のお昼、普段着のままだけど、ちょっと美味しいものでも食べようか。
そんな気取らない素敵なお店でした。
食べられなかったものがたくさんありますが、頭数が揃わないとオーダーできません。行く人が居られたら、是非誘って頂きたいものです。
でも、少人数でも、こちらの方面に来られるのなら、必食のお店だと思います。
随意食堂
南投縣名間郷中正村南雅街131巷6號 -
随意食堂から約1時間ほどで、今日の宿泊先、騰芳居に到着しました。
こちらも「茶人と巡る台湾の旅」掲載、凍頂で宿泊するなら一押し、と紹介されていた、日本で言うならペンションのようなお宿です。
騰芳居
南投縣鹿谷郷永隆村和平巷37號 -
お部屋はモダンな感じで、天井が高く、とても広いです。
向かって左手の青い壁のところは靴を脱いで上がる4畳半位の板間、写っている市間模様の部屋は8畳位のベッドルーム、右手にはバスルームがあります。 -
私達の部屋を出てすぐのパブリックスペースです。
標高が高いので、冬には暖炉も使うのかもしれません。 -
先のパブリックスペースから外に出たところ。
事前に宿のHPの掲示板で、茶農家さんに見学に行きたい旨お伝えし、紹介できるとお返事頂いていましたが、仕事中にお邪魔できないだろうし、多分夜に連れて行って下さるのでは、と考えていました。
それまでの時間どうしよう、車でも呼んでもらって茶葉博物館に行こうか、と思っていたら、宿のオーナーの娘さんが、「お義母さんのお友達で日本語がわかる人がもうすぐ来られます、色々説明してくれます」と知らせに来て下さいました。
なんとも心強いお話!
間もなく宿の女性オーナー・林さんのお友達Sさんが来られ、林さんと4人でお茶を頂くことに。
林さんはおっとりした、ご一緒しているだけで癒されそうな方。
林さんのお友達・Sさんは、お話しているとこちらも元気になってくる、溌剌とした女性。
そんなお二人とお話していると、楽しくて瞬く間に時間が過ぎていきます。
Sさんは茶園の奥様で、製茶を見学したい!という私達の話を聞いて、ご自分の所の製茶は終わったけれど、知り合いの所はやっていると思うから、と連れて行って下さることになりました!!
すごい、嬉しい〜〜
お言葉に甘えて、お二人に色々ご案内頂く事になりました。 -
早速連れて行って下さったこちら、只今製茶の真っ最中です。
-
車を降りると、とたんに辺り一帯に立ち込める清清しい香り〜
-
製茶場に入れてもらうと、中では数人の若い男性が分担して作業をされていました。皆さんの熱気に圧倒されそう。初めて拝見するライブの製茶、私も興奮気味です。
これは[火共]機で発酵を止めた茶葉を取り出しているところ。
[火共]・・・火へんに共 -
次に布で包みます。
後で知りましたが、一包み12キロ位あるそうです。
一日どの位作るんでしょう、重いし熱いし、重労働です。 -
先日、鹿野でも見せて頂いた揉捻機。
複数の包みをグリグリするとは思いませんでした。
バックにはロックが大音量で響いていました。
ハードロックを聞きながら高山茶を作る。
意外な感じ。
でも、スピードと体力がいる作業を目の当たりにするうち、このノリが大切なのかも、と思えてきました。 -
表の茶畑では、茶摘をされていました。
Sさん曰く、午後から摘む分はちょっとイマイチ、とのこと。
素人目にはどの畑も同じに見えるんですが、なるほど、色々あるんですね。 -
Sさんのお宅の敷地内の三合院。
台湾伝統の建築様式で建てられた建物で、古跡に指定されているそうです。
趣があってとても素敵〜
立地だけでなく、ここから見える景色にも風水の考えを取り入れられているそうです。
台湾の自然と文化の豊かさを感じました。 -
お庭の竹。
ちょっとわかりにくいかも知れませんが、この竹、四角いのです。
なんという種類なんでしょう。
色も日本によくある竹より濃い緑で、シックです。
Sさん宅では、この竹の細い枝を細工して、茶通にしておられました。
粋です。 -
Sさん宅にあった茶摘の籠。いい色になっています。
Sさんのご主人にお茶を淹れて頂いたのですが、写真係のダンナは興奮しすぎで、折角のお茶席の写真を写していませんでした・・・
Sさんのご主人は、秘蔵の20年近い凍頂の古茶を淹れて下さいました。
何と言えばいいのか、奥深く、スーッと沁み込んでくる、透明感のある味わい。想像したことのない滋味、衝撃的でした。
本当に素敵なお茶の時間でした。
日本語がわかるのはSさんだけで、私達は中国語がわからないのでSさんに通訳して頂かない話がわからないし、なのに、居合わせた皆の気持ち、気分が通じ合っているような居心地のよさ。
Sさんご夫婦や林さんのおもてなしの心が、素晴らしいお茶をより美味しくし、楽しい時間を忘れられないひとときにしてくれたのだと思います。
お茶は味覚だけで味わうものではなかったのですね。 -
お茶を頂いた後は、鳳凰自然教育園區に連れてきて頂きました。
この上に台湾大学の茶園があるのです。 -
これは台湾[木沙][木羅]という木。
茶色い枝がスカートのように垂れ下がっているのが、見分けるポイントだそうです。
[木沙]・・・木へんに沙
[木羅]・・・木へんに羅 -
台大茶園。
鳳凰自然教育園區の入り口まで車で結構上ったのですが、その中をさらに上がったところにあります。
まわりの山にも、この茶畑にも霧がかかっていて、雲海の中にいるような雰囲気です。
目をこらすと、まわりの山の、ここよりずっと高いところにも茶畑らしきものがあるようでした。
このしっとりした空気、緑溢れる畑の景色を思い出しながらお茶を頂くと、より一層美味しく感じられるように思います。 -
騰芳居では晩御飯を出しておられません。(台湾の民宿はたいてい晩御飯は出しておられないようです)
そこで、こちらのお店・阿三全筍餐館を紹介して頂きました。
無農薬有機野菜使用・化学調味料不使用、とのことです。
日本より香港や台湾の方が、この2点についてアピールしているお店が多いような気がします。
阿三全筍餐館
南投縣鹿谷郷彰雅村中正路一段192號 -
これはお通しの大根のお漬物。日本のものに似ています。
-
筍と豚バラの煮物。
日本では見かけたことのない組み合わせ、でも淡白な筍とこってり甘辛い(と言っても、味付けは比較的あっさりしています)はとてもよく合っていました。筍はもちろん水煮なんかではなく、かすかに特有のえぐみがあり、それがまたこの味付けにぴったりなのです。
日本だと旬の筍は高いので、つい定番の若竹煮にしてしまうところですが、これは一度作ってみたいメニュー。 -
竹筒飯。
竹の薄皮を剥いて食べようとしたら、お店の人からストップがかかりました。この薄皮ごと食べると美味しいのだとか。
うん、確かに、竹の香りがして、それに薄皮は本当に薄くて口に変にのこることはありません。
竹筒飯、今まで何回か食べたことがありますが、ずっと薄皮を剥いていたかも。勉強になりました。 -
青菜の炒め物。
お肉は美味しくてもまだあまり沢山食べられないので、シャキシャキと食べやすい、こちらをせっせと頂きました。
でも、山菜の何かだったと思うのですが、種類は失念・・・ -
茸と金針菜のスープ。
黄色っぽいのが、金針菜です。
日本では生の金針菜は中々ありませんね。
生の金針菜を使ったお料理、炒め物では食べたことがありますが、スープは初めて。
茸も金針菜も口当たりが滑らかで、スルスル頂きました。
どのお料理も新鮮な食材を使われており、味付けもちょうど良く、とても美味しく頂きました。
この界隈、山間ですが、茶人が集うエリアでもあり、味のレベルは高そうです。 -
真っ暗ですが・・・
食後、蛍を鑑賞できる所に連れて行って頂きました。
左端の白い点はかろうじて撮影できた蛍。
このカメラではこれ位しか写りませんでしたが、実際は、見たことがない位沢山の蛍で目の前が星空になったようでした。
ちょうど蛍鑑賞のシーズンで、週末だったこともあり、大勢の方が来られていました。
Sさんは蛍についてのレクチャーを受けたことがおありとかで、雌雄の見分け方など教えて頂きながら、楽しく散策しました。 -
宿に戻り、林さん、Sさんご夫婦、Sさんのご主人のお友達ご夫婦、蛍鑑賞でご一緒した宿のお客様カップルとお茶を頂きました。
中国茶を淹れる際、茶盤を出すのが結構面倒なのですが、鹿野の連さんも、こちら鹿谷のSさん宅でも、騰芳居の林さん宅でも、こういうお皿のようなものを茶盤にしておられました。茶壷とお皿が音をたてないように、お皿にはコースターのようなものを敷いておきます。このやり方だと、本当に気軽にお茶を淹れられます。
また、お茶請けに芭樂(グアバ)を出して頂いたのも新鮮でした。あっさりしたグアバ、これが意外とお茶と合っていました。甘さの強い果物だとやはりお茶には合わないかもしれませんが、お茶と果物、という組み合わせもあり、というのが新発見。お茶はコレコレこうでないと、と決めてしまってはつまらないですね。
蛍の話や、お茶の話、台湾語の話、などなど、Sさんに通訳して頂いたり、なんとなく雰囲気で理解したりしながらですが、本当に楽しく過ごしました。
皆さんとは今日初めてお目にかかり、又お会いすることがあるともわからない。
でも、ずっと前から存じ上げていて、又ご一緒できるような、そんな和やかな温かい時間でした。
いよいよ夜も10時半近くなりお開きとなったとき、夢のような一日が終わるのが本当に残念でした。でも、仕方ありません。
心から良くして頂いたことへの感謝をお伝えして(言葉に問題あり、十分お伝えできたか自信ありませんが)、部屋に戻りました。 -
5月1日(日)
今日はお昼に騰芳居をチェックアウトし、鹿谷から日月潭に移動します。
朝食を頂きに、昨日お茶を頂いた母屋に向かいます。
これはお庭にあった茶壷の植木鉢。
可愛いです。 -
朝食はビュッフェ形式。
林さんと息子さんご夫婦が、次々に作られるお料理を、思い思いに頂くスタイルです。
お野菜中心ですが種類豊富で、お箸が進みます。
こんなにお料理が美味しいのに、なぜ晩御飯されないんでしょう・・・ -
このオレンジ色のは、温かい南瓜のスープ。
よくある南瓜のスープと違い、生姜がピリリと効いていて、寝ぼけた体に優しいパンチです。
左手の白いのは豆乳。毎日豆乳は飲んでいるのですが、全く別物!
絞りたてなんでしょうね。
台湾の街中の朝食でもよく豆乳を飲みますが、味付けされているので、豆乳と言うより豆乳ベースのスープです。
こちらの豆乳は、本当に、鮮度勝負・豆の質勝負の味。
帰国してから豆乳メーカーの購入を検討した位、美味しかったです。 -
食後は宿の周りをお散歩しました。
こちらは油桐花、ちょうど今がシーズンです。
この季節に台湾に来たことがなかったので、今回初めて見ました。
真っ白で凛としています。
日本で言えば、桜のイメージでしょうか。 -
宿からすぐのところにある茶畑。
静かな山間、見えるものは茶畑と檳榔椰子だけ。
南国らしくのんびりした鹿谷の茶畑の風景は、優しくて、人懐っこくて、すごく台湾らしく思えます。 -
テラスにあった書、宿の名前「騰芳居」の由来でしょうか。
(昨夜、宿の名前の由来が話題に上りました)
こういう書を拝見するたび、お習字習わなきゃ、中国語さぼらずやらなきゃ、と思います・・・ -
チェックアウトの12時ギリギリまでゆっくりさせて頂き、手配してもらったタクシーで騰芳居を後にしました。
わずか1泊でしたが、こんなに濃い時間を過ごしたことは初めてのように思います。
日本や台北には無い、美味しいお茶に出会いたいと思い、鹿谷にやって来ました。ですが、結局ここでは1グラムの茶葉も購入しませんでした。もっとゆっくり滞在していたら別だと思うのですが、今回のこの1泊2日の限られた時間の中では、買う、という行為は安直に思えました。
でも、お茶を美味しく頂くこと、レシピではなく知識ではなく、お茶を頂く気持ちみたいなものを体感できたように思います。
鹿谷の皆さんの心からのおもてなしに、本当に感謝します。 -
鹿谷から日月潭まで、車で約1時間半と聞いていました。
タクシーの運転手さんは小柄だけれど筋肉隆々。
お互い言葉がわからないので、特にお話しすることもなく、車は山間の細い道をぐんぐん走ります。
小一時間程たった頃、休憩所のような所で車が停まったので、トイレ休憩かな、と思って降りたら、なんとアイスキャンデー屋さんでした!
二坪大觀冰店
南投縣水里郷鉅工村二坪路44號 -
後で調べると、集集線・水里駅近くの山の上に水力発電所があり、工業用の氷が製造していたので、その製氷の設備を利用して、発電所の宿舎でアイスキャンデーを作るようになったのだとか。
すごく沢山の種類があり目移りします。 -
発電所がやっているだけあって店内は色気無く、見渡す限り冷凍庫です。
人気店とみえて、何人もの方が買いに来られていました。
お土産にするようで、クーラーボックスに箱買いしていた方多数。 -
運転手さんが一人2本もおごってくれました。
連れてきて頂いただけでも嬉しいのに、謝謝〜
私はマイブームのタロ芋フレーバー、ダンナは微かに塩味の胡桃フレーバー。
小ぶりであっさりしているので、2本ペロリと食べてしまいました。
ここのことはガイドブックやネットにもあまり出ていませんが、本当に美味しいです。
集集線に乗られたら、足を運ぶ価値あり。
さて、アイスを平らげたら出発です。 -
アイスキャンデー屋さんがあった水里から1時間足らずで、日月潭に到着しました。
運転手さんは、笑顔で手を振って去って行かれました。
何だか、どの方にも、こんなに優しくして頂いていいのかしら?
戸惑うくらい温かい気持ちになりました。
そんな人情濃い鹿谷から、台湾屈指のリゾート地・日月潭にやって来ました。宿泊先は、蒋介石の別荘地を改造したという涵碧樓。
エントランスをくぐると、素晴らしい景観が待っていました。
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