2011/04/23 - 2011/05/07
247位(同エリア312件中)
香醇甜さん
ダンナのリフレッシュ休暇に便乗しての台湾2週間の旅。
鹿野でお腹をこわしてしまいましたが、次の訪問先はこの旅で最も楽しみにしていた場所の一つ、墾丁です。
墾丁では、海角七號のロケ地でもある墾丁夏都沙灘酒店に宿泊、観光タクシーをお願いして恒春のロケ地を巡りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- JTB
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-
4月27日(水)続き
お昼前に鹿野を出発し、台東で枋寮行きに乗り換えました。
なんだか楽しそうな台東駅。
目的地・墾丁近辺までは鉄道が通っていないので、台湾の東側から一旦西側の枋寮まで行き、そこでバスに乗り換えます。 -
台東駅の内側です。
天井が高くレトロな雰囲気。 -
ダンナは台東で池上米を使ったお弁当を買うのを楽しみにしていました。
本当は台東の町の中に有名なお店があるらしいのですが、時間が無いので今回は駅の売店で購入。
ダンナが買いに行くと、応対してくれた店員の若い女性は日本語を勉強されているらしく、日本語を使って接客できることがとても嬉しそうだったそうです。
台湾のお弁当はおかずの種類が少なくてイマイチ、と何かで読んだことがあるのですが、そんなことないですよね。ギッチリ詰められた感じが美味しそうです。
でも私はまだお腹が変な感じなので、本当にほんの一口だけ食べるにとどめました。優しい、手作りの味でした。 -
ダンナがお弁当と一緒に購入したお餅。
きな粉味ではありませんが、花蓮で想像していたお餅のイメージです。とっても柔らか〜。
ああ、お腹さえ大丈夫だったら・・・悔しい。
私よりやや食が細いダンナは、私が食べられないこの時とばかりに「美味しい、美味しい」と言ってたいらげます。酷い。 -
曇っていてちょっと判りにくいですが、海が見えてきました。
南に下がるにつれて、マンゴーの木らしきものが見えてきました。 -
枋寮に到着。
日差しも気温も鹿野と違って、南!の感じがします。
到着ホームから改札側に行くのにエスカレーター等が見当たらず困っていたら、見た目怖そうなビンロウで口元が真っ赤な駅員さんが職員用の簡易エレベーターを使わせて下さいました。
「謝謝〜」とお礼を言うと、「りっぷんらん(台湾語で日本人)?」と尋ねられました。スルッと台湾語が出るあたり、ますます南にやってきた〜という感じがしました。 -
枋寮の駅を出てワンブロック位のところに、墾丁行きのバス停があります。本数が多く、私達も5分と待たずに乗車することができました。
道中はずっとマンゴー畑か玉ねぎ畑。特にマンゴーは日本で買ったら1玉2000円位しそうな大きな赤いタイプです。こちらで買ったら、幾ら位なんでしょう。シーズン直前のようで、売っているものは見かけませんでした。
枋寮から1時間くらいで、今日の宿・墾丁夏都沙灘酒店に到着。
バスを降りるとすぐにカートでフロントまで案内されました。
想像以上に良さそうなホテルです。
墾丁夏都沙灘酒店
屏東県恒春鎮墾丁路451號 -
台湾のホテルとしてはちょっと高めかな、と思っていたんですが、ホテルの敷地内の設備、建物や室内のしつらえを見て納得しました。
私たちの部屋は2階、これはテラスから見たビーチです。
1階の部屋だと、部屋は若干狭くなるようですが、テラスから直接ビーチに出られるようになっています。 -
宿泊したお部屋です。
ちょっと判りにくいですが、天井がすごく高く、床がテラコッタのタイル張りで素足でもOK、とても気持ちがよかったです。 -
部屋にはバスタブはありませんでしたが、やや広めのシャワーブースはタイル張り。
地中海をイメージしているんでしょうか。
実際使ってみると、濡れたタイルの色合いが中々素敵でした。 -
このホテルが海角七號(映画の中で出てくる住所)だったんですね。
本当かな? -
映画のポスターがありました。
-
映画の撮影に使った場所があちこちに。
こちらはホテルのフロントとして撮影された場所。
一応、使いながらも撮影時の雰囲気のまま残されているようです。 -
夕暮れ時のホテル内のプール。近くにバーもありました。
-
ホテルの敷地はビーチに沿って横に長く広がっており、テーマ別に3つの建物が建っています。
ホテルからすぐ近くに夜市があるのですが、こんな素敵な雰囲気なので、出るのはもったいないですね。 -
晩御飯はビュッフェか中華料理のどちらかから選べます。
まだお腹が本調子でないので、今夜はビュッフェ。
店内は広く、おかずの種類も和洋中にわたり膨大。
土地柄、珍しそうな貝やお魚など、海鮮モノも沢山ありました。
でも、食欲を感じられるようにはなってきたのですが、気分が悪くなるのがこわくて、生ものはパス。
悔しい〜〜
でも少しづつ回復してきているので、良しとしましょう。
今夜はゆっくり休んで、明日はいよいよ、観光タクシーに乗って海角七號のロケ地巡りです。 -
4月28日(木)
夏都沙灘酒店での朝食、場所は昨夜のビュッフェ会場です。
朝食はこの会場だけなのでお客さんがいっぱいでしたが、案内も店内のサービスもしっかりしているので、スムースに食事できました。
かなり食欲が戻ってきました。
左奥のグレーの塊はタロ芋フレーバーのあんまん。真ん中の卵は塩卵。手前にチラチラしている玉ねぎはこの界隈の特産で、甘くて新玉ねぎそのもの。
白粥をお替わり!して完食しました。 -
映画「海角七號」が大ヒットした当時はロケ地巡りのバスツアーがあったらしいのですが、さすがに現在はやっていません。
調べると、好客來衛星計程車有限公司というタクシー会社にロケ地巡りの観光タクシーのプランがあることがわかりました。
日本語のガイドさんは居ないとのことでしたので、英語のできる方をお願いしました。
担当して頂いたベンさんはスマートな感じの良い方で、おかげでとても充実した一日を過ごすことができました。 -
早速向かったのは、主人公阿嘉の友達・カエルの勤めているバイク屋さんです。
看板の上に映画のポスターが無かったら、全く普通のバイク屋さんですね。 -
映画冒頭に「西門」が出てきますが、これは「南門」です。
-
恒春の街は昔、城壁に取り囲まれていたのだそうです。
南門は二階建てでちょっと立派な感じです。 -
阿嘉の家です。
見学できるようにそのまま残されています。
映画の為に建てられたのではなく、もともとあった家を無償で借りて撮影したのだそうです。
よくこんな映画の設定にピッタリな家が偶然建っていたものですね・・・。 -
阿嘉の部屋も勿論そのままです。
実物を見ると広さや距離感が思っていたのと違っていることがよくあるのですが、この部屋は正に思っていた通りのものでした。
他に見学のお客さんがいなかったので、椅子に座ったり、阿嘉さながらにベッドに寝転んだり、好き放題にいっぱい写真を撮ることができました。 -
こういうロケ地に来て面白いのは、出演者が見た物や景色を追体験できることです。
撮影には写りこんでいない景色、例えばこの部屋の窓から見た路地の辺りなどを見たりして(とは言っても、ご覧の通り、何の変哲もない路地ですが)、阿嘉の気持ちなど色々想像しました。 -
映画では、この白い壁は無く手すりだけで、部屋から階段を上がってくる人が見えるようになっていました。
多分この家を公開することになった時、階段が急で危険なので、壁を作ることになったのだ思います。 -
階段の上から下を見下ろしたところ。
めちゃめちゃ急です。
しかも手すりはちょっとグラグラしています。
壁を作って正解。 -
玄関。劇中、友子が割ったガラスは勿論修理されていました。
友子を演じた田中千絵さんのサイン付き。 -
阿嘉の勤める郵便局。
もっと広い道に面している本局のような郵便局だと思っていましたが、実際は住宅街の中、阿嘉の家から目と鼻の先の普通サイズ?の郵便局でした。
阿嘉の家で絵葉書を買ったので何通か書き、ここから投函しました。 -
映画冒頭に出てくる西門です。
劇中、友子がロケバスがくぐれなくてヒステリーを起こしていましたが、右手のバイクやポストの大きさから見てもわかるように、まあ、せいぜい背の高めの乗用車かミニバン位しか通れないでしょう。
なのに、門の上部は城壁らしい手すりのような形をしていて、まるでおもちゃのお城のよう。中々可愛らしいですよね。 -
阿嘉がローマーと取っ組み合いのけんかをした交差点。
今まで台湾を旅していて何回か、こういうセブンイレブンのある交差点に来たとき、「ここって海角七號に出てくる交差点に似ているなぁ」と思ったことがあるのですが、その通り、台湾のどこの街角にでもあるような、ありふれた交差点です。
何の変哲もない場所だからこそ、リアルな感じが見ている人により感じられるのかもしれません。 -
南門、西門ときて、北門です。
-
阿嘉のお母さんと町長が、結婚式の帰り、二人歩く後ろに移っていた戦車のレプリカ(もともとは本物?)。
北門の上から見下ろしたところです。
結婚式会場からも阿嘉の家からも遠く、知っている人が見たら、ここが帰り道になっているのはちょっとイキナリな感じがすると思います。
(よく京都○○殺人事件、みたいな2時間ドラマを見て感じるアレです。)
監督はどうしてもここを写したい何かがあったんでしょうか。
午前中は恒春古城門周辺のロケ地を廻りました。
ここから車はちょっと郊外の方に移動します。
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