夏の家族旅行第1弾　南紀白浜への旅　その④-白浜アドベンチャーワールド編　後編　やさしく利口なゾウさんに感心、華麗なイルカショーに魅了されました-

2011/07/16 - 2011/07/18

スカイアドベンチャー号のサファリパーク見学ツアーを終えるともうアフリカゾウ・フィーディングの時間でした。休む間もなく徒歩で再びアフリカゾウエリアに向かいます。

エリア 南紀白浜(和歌山)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

再び徒歩でアフリカゾウエリアにやってきました。

すでに大きなアフリカゾウ3頭が柵際までやってきていました。

フィーディングタイムが始まっています。

すぐそばではゾウさんの食事が販売されていました。

1カップ200円で中にはニンジン3切れとスライスされたバナナが3枚入っていました。

ゾウさんが"鼻"を長〜くして待っています。

ゾウさんにニンジンをあげたいのですが、
こわがって近づこくことが出来ないわが子。

私が「ほらゾウさんが待ってるよ、あげてみぃ」と言っても
「パパやって〜、パパやって〜」と嫌がります。

あげく私の手にニンジンをつかませて、その手を自分でつかんでゾウさんの鼻先へ差し出す始末。。。

パクッ！あぁ〜噛まれたぁ〜！

その決定的瞬間がこれです。

子どもがニンジンを持たせた私の手をゾウさんに差し出し、ゾウさんにパクリと食べられた瞬間。

こぉ〜らっ！パパの手ならいいんかい！

これには迷わずイチオシボタンをポチッ！

この写真は一生ネタにしてやろうと思います(^^)/

しかしここのゾウさん、とても驚き感心したことがありました。

子どもがこわがっていると、

なんとゾウさんが鼻先を下に下げて、
わが子が自分からゾウさんのお鼻にニンジンやバナナを持ってきてくれるのをじっと待っているではありませんか！

しかしうちの子どもは直接の手渡しがこわいようで、

カップを差し出してわたしています。

子どもの目線の高さから撮ったゾウさん。

こう見ると確かに迫力があります。

お鼻を伸ばせば届く距離なのに、
ゾウさんは鼻先を下げてピタリと静止したまま待っています。

自分から無理に取りにいったりは絶対にしないのです。

「こわがらなくていいよ、ここまで持ってきておくれ」と言ってくれているかのようです。

やさしいゾウさんに子供の恐怖心も和らいできたようで、なんとかあげようと頑張っていますが、やっぱりまだこわいのかゾウさんのお鼻の近くでバナナをお鼻に向かってほうり投げています。

しかし段々と慣れてきたみたいです。

ゾウさんのお鼻に自らニンジンやバナナを持って近づき手を差し出すようになりました。

今度こそ…

やっとあげることができました！

一度成功すると恐怖心が吹っ飛んだのか次から次に成功させていきました。

1カップ上げてしまうと、もう1回、もう1回とせがみ、

結局５カップくらい買わされました。

子どもがせがむままに与ええるのも教育上どうかと思ったのですが、このまま出来ないままでは何にも得られるものはありません。恐怖心を克服して一つ壁を乗り越えられた時こそ成長の階段を一つ上がるのだと思い、ゾウさんに餌やりが出来るまで挑戦させ続けることにしました。

最後はご覧の通り。

しっかり近づいてゾウさんに手渡しが出来るようになっていました。

残るはパンダさん。

再びパンダ館にやってきましたが、やはり1時間待ち。

しかし、、、

屋外の芝の広場にパンダの「明浜（メイヒン）」が出ていました。

2006年12月23日、ここアドベンチャーワールドで生まれた双子パンダ「愛浜（アイヒン）」と「明浜（メイヒン）」のうちの1頭です。

アドベンチャーワールドの公式サイトによると、「おっとりした甘えん坊で、ブランコがお気に入り」だそうです。

公式サイト→　http://aws-s.com/animal/panda.html

上手に笹を手でつかんで美味しそうに食べています。

ドラえもんのような手でどうやって笹を掴むのかと思っていると、パンダには指が6本あって、人間の手のように親指があり、ものを掴みやすくなっているのだとか。

笹を食べつくして満腹になったようです。

お腹が満たされたら動き出しました。

長い行列のため、屋内にいる双子パンダを見ることはできませんでしたが、

とにかくパンダを見ることが出来てよかったです。

館内に入りきれない人たちが沢山集まっていました。

食事タイムが終わると、涼しい屋内に帰って行きました。

時刻は午後1時30分。

そろそろ私たちも昼食を取らないといけません。

しかしレストランは40分待ち。

炎天下で沢山汗をかいたので水分補給をしなければなりません。

レストラン待ちの間、
かき氷で涼と水分補給をすることにしました。

たくさん汗をかいた後のかき氷はやはり最高！


美味しそうにパクつくわが子。

食べ終わるとようやくレストランの順番がやってきました。

パンダ館のそばにある、La Fontaine(ラ・フォンテーヌ）へ。

中へ入って行きます。

入り口でこのようなパンを発見。

黒いところはチョコレートで出来ています。

お腹が空いたわが子は、お子様ランチが来るのを待ちきれずに食べ始め、

綺麗にチョコのところだけ真っ先に食べてしまいました。

このあとすぐに注文した食事が持ってこられました。

お子様ランチを食べ始めて急に思い出したかのように、
「お子様ランチの写真を撮れ」というので撮影。

昨晩、シーモアの料理を写真に収めていたのを見ていたので、
このお子様ランチの写真を撮るのを忘れているよ、
と教えてくれたつもりなのでしょう。

食べかけの写真ですみません。

ご飯もパンダさんでした。

昼食後はいつもなら子どもに昼寝をさせないといけない時間でしたが、ご機嫌だったこと、イルカショーは屋内なので暑さも大丈夫と判断しました。子どもの体力が許す限りアトラクションを見て回って、限界に達しかけたら無理せずに今日泊まるホテルに向かうことにしました。

すでに今日の目標は達成しましたから、アシカのショーや白熊、ペンギンエリアなど、まだ見せたいエリアはいくつかあったのですが、すでにかなり疲れているはずなので、決して無理はさせないようにイルカショーで最後にすることにしました。

吹き抜けのステージの向こうは南紀白浜空港。

東京からJALの定期便が着陸してきました。

イルカショーですが、売っているポップコーンはパンダなのですね。

豪快なイルカのショーが始まりました。

鼻先に人の足を乗せて空中高くに放り上げました。

華麗に水中に帰っていきます。

人の足をイルカがおして、水しぶきをあげて進んでいきます。

イルカってすごいパワーですね。

水中での華麗な舞

ジャンプ1番！

高さ5m以上はありそうなボールに届きました。

テンポのいいアドベンチャーワールドのテーマ曲に乗って、

スタッフも会場も手拍子が鳴り響く中、

ノリノリの雰囲気になってきました。

輪くぐりを綺麗に成功させたイルカ。

綺麗にくぐっています。

わが子もテンポのいい音楽にあわせて手拍子するなど、お昼寝はそっちのけで目を丸くして見ています。

いいなぁ、こんなことしてみたいですね。

最後は沢山のイルカで同時にジャンプを繰り返します。

黒光りした綺麗な体。

そしてこれは最後のおまけ。

水にぬれてもよい方は前の席に来てください！のアナウンスの後、

イルカが高くジャンプして、、、

「ざばーんーーー！」

かなりの水しぶき。

こっちでも、ジャンプして、、、

「ドボーーーん！」

前に行っていた強者の子供たち、みなびしょぬれで帰ってきます。

まぁ暑いのですぐ乾くでしょう。

やはり夏はこうでなければ！

それが終わればイルカたちとのガラス越しのふれあいタイム。間近で見ることが出来ます。

ここ白浜のイルカ、普通のイルカよりもだいぶ大きいのではないでしょうか？

前から7列目まではスプラッシュ・シート（水かぶり席）になっていました。

十分満喫して会場を出ました。

私と子どもがイルカを見に行っている間に
ママはひそかにアイスクリームを買っていましたが、
横取りして美味しそうに食べるわが子。

ママの視線が…

しかし子どもはお構いなし。。。

途中こんなちびっこ向けショーもやっていました。

それにしても子どもはお昼寝なしで本当によく頑張りました。
最後は疲れて肩車で担いで帰ることを覚悟していた私には嬉しい誤算でした。

3歳になって体力がついたのでしょうが、
この炎天下に暑さに負けずによく頑張ったわが子の成長を感じ、
ちょっぴり逞しくなった子供を褒めてやりたい気持ちで一杯でした。

この旅行記へのコメント （6）

• aoitomoさん 2012/05/08 18:22:59

  夏に南紀白浜行きます。

  Mill Reefさん
  はじめまして
  こんにちは、
  
  ドバイの旅行記ご投票ありがとうございます。
  
  今年の夏に、渋滞は覚悟で
  南紀白浜と白浜ワールドサファリに母親と妹夫婦と
  行く予定です。
  
  Mill Reefさんの旅行記で色々情報を
  インプットさせていただきました。
  
  お子さんも今の時期が一番いい家族旅行の
  時期だと思います。
  たっぷり思い出を作ってあげてください。
  
  子供が、学校に通いだすと、宿題・勉強・受験だのと、
  旅行どころではなくなってしまいます。
  
  大学受験が過ぎて旅行へ行く時間が取れるようになると、
  親と旅行するのも嫌がったりして・・
  
  幸い、私の子供は『ドバイ行くか？』と言ったら
  『行く、行く、行くー』となって、
  うまく旅行できた次第です。
  
  今後も楽しい旅行記を拝見させていただきます。
  よろしくお願いします。
  
  aoitomo
  

  Mill Reefさん からの返信 2012/05/09 16:22:02

  RE: 夏に南紀白浜行きます。

  aoitomoさん、ご訪問、ご投票、そして書き込みありがとうございます♪
  
  この夏に白浜旅行をお考えなのですね。
  白浜といえば温泉、アドベンチャーワールドが有名ですが、他にも三段壁や千畳敷、白良浜、エネルギーランドなど、観光スポットが比較的多くて大人から子供まで幅広く楽しめる所だと思いました。
  
  aoitomoさんの旅行記、拝見いたしました。ご家族そろって中睦まじいご様子が伝わってきてほのぼのさせて頂きました。
  
  私の場合、今が一番家族旅行に行きやすい時期なのでしょうね。最近周りからもよく言われます。
  
  女の子は大人になってもついてくるけど、男の子は中学生にもなると一緒に行きたがらないと。確かに私自信を思い出してみても、中学生の時、家族・親類で初めてハワイ旅行に出かけたのが一番最後の家族旅行だったような気がします。
  
  aoitomoさんの心からのアドバイスをしっかりと肝に銘じてまいりたいと思います。
  私もaoitomoさんの旅行記を楽しみにしておりますので、どうか今後ともよろしくお願い申し上げます。こちらこそありがとうございました。
  

• zizoさん 2011/08/26 05:41:27

  パンダ！

  こんにちは、Mill Reefさん。投票ありがとうございました。
  
  アドベンチャーワールドは目下、ＴＤＬに次いで国内で行きたいところです。イルカショーも評判いいようですし、なんたってパンダが、いいですね。

  Mill Reefさん からの返信 2011/08/26 23:25:03

  RE: パンダ！

  ZIZOさん、はじめまして。
  
  ご訪問＆書き込みありがとうございます。
  またアドベンチャーワールドの旅行記をご覧くださいましてありがとうございました。
  アドベンチャーワールドの売りはたくさんありますが、
  中でもパンダは大きな売りの一つですよね。
  しかも国内では唯一親子パンダが見られる施設でもあります。
  公式サイトによると、
  現在子どもの双子パンダも含めて全部で８頭もいるみたいですね。
  
  これは中国以外のパンダのいる動物園では世界最多だったと思います。
  機会がございましたら是非出かけてみて下さいね！
  

• Locoさん 2011/08/24 09:06:47

  イルカも可愛いけど坊やが可愛い♪

  Mill Reefさん
  
  投票頂きありがとうございます。
  
  白浜のアドベンチャーワールド、素晴らしいところですね☆♪
  何といっても、象さんの迫力があること！
  始めは、この写真は？まさか？本物？・・・
  ブログを拝見して、驚きました！
  今まで、こんなに近くで象を見たことがありません。
  餌付けまで出来るなんて、素晴らしい！！
  坊やちゃんの心の変化も写真を追っていくと、よ〜くわかりますね♪
  可愛い！可愛い♪
  良い体験をした夏ですね☆
  白浜は行ったことがありませんが、ここは動物園と水族館が一度に体験できて、ぜひ行ってみたいところになりました。
  ありがとうございま〜す♪
  
  また、楽しそうなブログを拝見させていただきますね♪
  これからも、よろしくね！
  
  Loco

  Mill Reefさん からの返信 2011/08/24 15:30:02

  RE: イルカも可愛いけど坊やが可愛い♪

  Locoさん、こんにちは。
  
  いつもありがとうございます！
  さっかっきーさんへのお返事にも書かせて頂いたのですが、
  行楽地の分散化やレジャーの多様化などによって、
  今ではだいぶすたれた感じのする白浜ですが、
  狭い地域に観光スポットがコンパクトにおさまっていて、
  大人も子供も楽しめるよいところだと思います。
  機会がございましたら是非お出かけになってみてください！
  
  それにしてもアドベンチャーワールドのゾウさんたちの利口さには驚きました。
  そのように躾けられているのかゾウさん達が自分でそのように行動しているのかは分かりませんが、
  ちゃんとこわがっている子どもを認識して、
  そのような子供に対しては長い鼻を下に下げてじっと待っているのですから
  なんて健気で賢いのかと感心しました。
  
  賢いゾウさん達のおかげでうちの子どもにも、
  たとえこわくても、勇気をふり絞って挑戦すれば、
  恐怖心を克服できるのだということ、
  そしてそれが出来たときの達成感みたいなものを実感させられたのではないかと思います。
  
  ゾウさん達に感謝！感謝！の白浜旅行でした。