６８−７０　日本の想い出：東京周辺

1968/06/20 - 1970/06/19

６０年代の想い出を掲載するようになった経緯は　プロファイル　で説明しています。　その想い出の１９６８年から７１年迄の約３年数ヶ月は日本でした。　　　勤務先は　府中空軍基地。

新宿から京王線に乗り東府中駅で下車。　　その列車の進行方向の右側が府中基地。　　第五空軍の本部です。　　駅から左に行くと府中競馬場。

日本の住居は最初は府中の独身寮。　　その独身寮に住んでいたのは殆ど女性。

「女性の独身将校が多かったんだ」

いや、軍人は少なく、多くは学校の先生でした。　　調布に軍人家族の住宅村（関東村）があり、そこには学校もありました。　　彼女たちは２，３年契約で学校に教えに来ていたのです。

「府中基地での楽しい想い出は何？」

勤務先ですから、特別に楽しい　と云う想い出はありません。　　強いて云えば日本食堂でしょうか。　　

府中基地には日本人従業員も多く働いていました。　　その人達の食堂も基地内にあり、私は時々、特別にそこで昼食を食べさせて貰いました。（招かれないと入れない）　　鯵のひらき定食とか鯖の定食、などなど。　　今だとB級グルメとでも云うのでしょうか、美味しかったですね〜。

独身寮には約１年いて、結婚してからは三鷹に近いグリーン　パーク（緑町）に引越しました。

３年間の東京生活でのスライド写真数は少いのですが、アルバムを２つに分けました。　　その１がこのアルバムです。

少ない写真を２つに分けたのは、時間の間隔をおきたいからです。　　赴任した同じアルバムに長女誕生では一寸おかしいのでは　と思ったからですが。。。　　

長女誕生を機に写真を主にプリントにしたのでスライド写真は余りありません。

エリア 東京

アメリカには本籍地がありません。　　空軍へは　サンフランシスコか日本から入れました。　　私は日本からの入隊を希望。

然し、サンフランシスコに居たので日本に自費で帰らなければならなかったのです。

当時、一番安い方法、船（APL) を利用しました。

母と一緒に靖国神社に参拝。

シンボルですが、神社には　戦争に導いた人　と　私の父の様に　導かれて戦死した霊が奉られています。

私はかっての敵国の制服を着ていましたが、父は訪問（参拝）を喜んでくれたと思います。

東京近辺を週末に観光しました。

神代植物公園は比較的に近くにあったので、よく行ったところの１つです。

神代植物園の隣に　深大寺　があります。

相撲も見に行きました。　　写真は幕の内土俵入り。

子供の頃から相撲を見るのが好きでした。　　東と西の横綱対決、　幼年期は　照国、羽黒山、少年期は　栃錦、若の花、そして６０年代は。。。

横綱柏戸土俵入り

横綱大鵬土俵入り

日本を去ってからは余り相撲を見る機会もありませんでしたが、ハワイで聞いた音楽が　Gentle Giants:　Akebono, Musashimaru, and Konishiki（曙、武蔵丸　アンド　小錦ー）

高見山を始めとしハワイ出身の力士が日本で活躍したようですね。

日野にある　京王百草園（もぐさ園）。

”江戸の昔から語りつがれる名園”

秋の百草園

百草園で茶会をしていた　なでしこ

この旅行記へのコメント （1）

• ブルートレインさん 2011/08/02 21:45:38

  非常に貴重な写真ですね

  Kaku+さんへ
  
  　ブルートレインです。ちょうど私が生まれる直前の写真かと思いますが、こ
  
  のように土俵に立つ力士たちを撮った写真を見るのは初めてです。
  
  　コメントを読んでいると、現在でも名が残る名力士たちの名前がありますね
  
  。凄く貴重な写真ではないかと思います。
  
  　現在の相撲協会はというと・・・ここ数年、いろいろ不祥事がありまして、
  
  国民の相撲離れが激しいように思います。(特に若者からの人気が薄れて行っ
  
  ているように思います。）それだからでしょうか・・・この写真を見ながら、
  
  何か当時の力士には品格と誇りが感じられますね。
  
  　3月の東日本大震災以来、何か日本人は心が病んでいるように思われます。
  
  昔の元気だったころの日本を取り戻すためにも、このような写真がもっとあれ
  
  ばいいのになあ〜と思っています。
  
  　海外からの配信、とても感謝しています。
  
  又訪問いたしますね。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ブルートレイン