夏の京都　祇園祭の足音、二条城と山鉾建

2011/07/10 - 2011/07/11

宇治のあとは二条城へ。

そのあと京都駅にむかって、山鉾建てをしているところor建てられた山鉾を探しながらぶらぶらしてしていると、折良く「菊水鉾」を立てるところに出会うことができました。


立ち上がるのを見たら、そのあとは京都駅へ移動し電車で帰宅っ!！

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

二条城にくるのは小学生の修学旅行ぶり。

そういえば、鴬張りだったなぁとキュッキュ言わせながら見学。

収蔵館で展示「鳥達の宮殿」も見学。展示数は少ないけれど、近くでみる障壁画はさらに優雅です（＾＿＾）

御池通りから室町通りを歩いていると、前方になにやら人だかり



期待を胸に近づいていくと

菊水鉾でした！


スタッフのおじさんに訪ねたところ、今からたてるところと!！


このまま見学させていただくことにしました♪

道は鉾のために封鎖されているので、見物客も道脇でみてても大丈夫そう。

てきぱきと、進む準備

おじさんたちが、葉をくわえて清めの塩とお酒をかけていきます。

たちこめる日本酒の香り


神事なんだなぁ、とあらためて感じます。

「アサノオ持ってきてっ〜〜」

とおじさんたちが叫ぶと

しばらくして、「アサノオ」登場。

どうやら「アサノオ＝麻でできたひも」みたいです。


その後も「ドライバー持ってきて〜っ」とか「針金もってきて〜っ」というおじさんたちの声が止む頃

いよいよ準備も完了のようで、

脚立が外され、

縄が引っ張られてゆき

ゆっくりと立ち上がっていきます。

縄を引かれているおじさんたち


危険な作業なので、この間、うっかり歩行者が鉾の下の部分に入ろうとしたら大声で止められてました。

一度、電線に引っかかってしまいましたが、



ついにっ

鉾がたちあがりました

縄を引いていたおじさんたちも、満足そうな笑み

見物客からも拍手が巻き起こりました。

一段落したところで、鉾の足元に近づいてみます。

釘は一本も使っていないそう

立ち上がったあとも、お兄さんたちがてきぱきと作業をされていました。

見上げてみるとこんな感じ

反対側ではこれで縄を引張ていたのでしょうか。

付けられると思われる車輪

この近くには、他にも鉾がいくつかあり

壮観でした（＾○＾）



このあとは、地下鉄にのって京都駅から電車で帰宅っ!！