2011/06/24 - 2011/06/25
2800位(同エリア9666件中)
swalさん
黒石を回り、数年前に家族で年越しした酸ヶ湯再訪。
宿は、一度来たかった蔦温泉旅館です。
・・・久安3年(1147年)には既に湯治小屋があったと文献に残る蔦温泉。名の由来は、木に絡む「ツタウルシ」が沢山あった事から・付近に山菜の「ワラビ」が沢山取れる場所があり、その「ワラビ」がアイヌ語では「ツタ」と云われる事から等々、様々な説がありますが、どれが本当であるか定かではありません。明治42年(1909年)、共同管理の湯治場から旅館へと形態を変え、数々の増改築を経て現在に至っております・・・(宿HPより)
古き良き木造建築の雰囲気を残しつつ、いい営業してるな!と感じさせる宿でした。
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酸ヶ湯温泉到着。
ここから八甲田〜十和田の103号線、名立たる名湯・秘湯の街道スタートdです。酸ヶ湯〜猿倉〜谷地〜蔦とグレートな温泉が続きます。 -
酸ヶ湯は風格の温泉ですね。
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かの有名な酸ヶ湯温泉・千人風呂の大浴場はフロント入りすぐ。
入浴は600円と流石かなりの値段・・・。 -
混浴で結構トラブルがあるのか、浴場にも厳格に印が付けられ男子立入禁止区域が指定されてます。
またあらかじめ注意書も。 -
総ヒバ造りの千人風呂、大きな浴槽、熱の湯、四分六分の湯と打たせ湯の3つの浴槽に分かれてます。この時間は日帰り客も多く、なにか、男性軍のあまりいい感じではない空気感が流れているような気がしましたね・・。
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ではまたね!酸ヶ湯温泉!
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酸ヶ湯の隣にある地獄沼。かつての火口の跡に温泉が湧出し、付近には火山活動のなごりの噴気口がいくつかあり、ガスと温泉が噴出していて、草や木の生えない荒涼とした景観。泉温は98度とのことです。
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傘松峠を越し
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酸ヶ湯から103号を走ること約20分
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蔦温泉到着!!
いい感じの玄関。大型バスも来ていて秘湯感は余り期待し過ぎないように!
ここはあくまでも「秘湯」という有名温泉ですから。 -
西館(青)、本館(オレンジ)、別館(緑)の3棟からなります。
もちろん階段60段を登る、別館(旧館)泊です。別館は昭和35年(1960年)築です。 -
山の斜面沿いのこの階段をテクテク登ります。
ご高齢の方には風呂や食事に行き返りはシンドイのでお奨めできませんね。 -
ハイ、なかなかいいじゃん!6畳間。
ここ1泊2食付で8,550円。 -
部屋からの眺め、本館の屋根上あたり。
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いいね〜
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お風呂は2箇所、男女で時間交代の久安の湯と男女別の泉響湯です。
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ここが久安の湯。
こじんまりとして古びた雰囲気を残した佇まい。浴場内には水槽があり、この地に生息する川魚達が泳いでいます。
ここは浴槽の真下が源泉という珍しい温泉、プツプツと風呂底から源泉が沸いてくるんですよね。
まだ六時で外からの光が燦燦と入り気持ちいい。
男女別時間帯利用
女性21時〜翌8時、男性9時〜20時です。
日帰りは、9時〜16時で、500円です。 -
本館1階の玄関横の休憩スペース。木造建築のいい味を醸し出してます。
ここメインの本館は大正7年(1918年)築だそうで、1階は正面玄関、帳場、小宴会場、大宴会場、浴場、2階の6畳/8畳の部屋と、襖仕切りの部屋をつなげて大部屋として使用できるタイプの部屋。襖の仕切り部屋もいいね。 -
冬のストーブ。
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玄関横、正面がフロントと言うより「帳場」っていう言葉がピッタリ。
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大正建築の、時代を感じさせる情緒的な玄関です。
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6時半より、楽しみな飯タイム!
食事は、新しい西館1Fのレストランで。 -
まず岩魚の炭火焼き。炭火で焼き上がり次第、即持って来てくれてます。
ここのレストラン女性陣はさりげない会話と気遣いができていますね。 -
熱々の海鮮グラタン、こういう洋風の一品もありがたい。
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蕗とたけのこの煮物。薄味のいいだし汁でした。
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葉わさびのおひたし。これがまた美味いんだっ。
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サーモン、ホタテ、ハマチ。
刺身は普通ですね。 -
皆さん、大変感じよく冷酒を奨められ、ビールから冷酒に。
奨め方が上手いんだよね、ついつい気分良く・・・。 -
最後の鍋の火をつけ、いい味の鍋でした。十分堪能の晩飯でした。
ご馳走さまでした。 -
日は暮れ、いい感じの照明の玄関先。
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iPhoneはもちろん圏外。
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ドコモも圏外です。
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本館帳場前。
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テレビは入るのは2局・・
それがいい! -
もう1つの湯、泉響の湯。
・・・井上靖氏が来館した際、蔦の雰囲気を「泉響颯颯」(“せんきょうさつさつ”泉の音がそよ風に乗って聞こえてくるといった様な意味)と詠われたことから「泉響」という言葉を頂戴しました。昔は湯治棟専用の混浴風呂で、4m×8mという大浴場でしたが、平成8年(1996)に改築し現在に至っております・・・(HPより)
高さ12mという空間で、かなりの開放感があります。 -
いい朝・・
いい風・・いい光・・ -
朝飯、質素もいい。
さっ、今日は奥入瀬、十和田温泉三昧、十和田のB級バラ焼き、南部縦貫鉄道、浅虫温泉、青森駅前銀座で一杯へ〜!
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この旅行記へのコメント (2)
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- わんぱく大将さん 2011/07/11 06:01:44
- 風呂屋
- swalさん
この温泉、風情があっていいですね。 夏に日本に帰った時の候補にあげたい。 実は、うちのじいさんがいろいろ商売して。材木屋、保険会社の代理店、そして風呂屋。 私も子供の頃、番台にあがったことがありましたよ。 ”おかみさ〜ん、時間ですよ!”といっても、うちは離れていて、風呂を焚くのは任せてましたが。夏、暑かっただろうな、と思いますよ。
食事もいいですね。 たまたま今日、日本のほたて(缶詰)をいただき。
もうちょっとで食べれる!!
大将
- swalさん からの返信 2011/07/16 12:23:00
- RE: 風呂屋
- 大将さん
こんにちは!!
蔦温泉は、風情のある現代版「秘湯」です。
このほかも東北は温泉の宝庫ですからぜひ帰国の際は訪問してみてください。
古遠部温泉なんかは痺れます(笑)
なかなか時間がなくUPできないのですが、このあとも続々東北の温泉シリーズUPしますのでまた訪問ください!
亜熱帯地域に仲間入りしそうな日本の東京より、swal。
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