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アヤソフィア(トルコ語:Ayasofya)は、トルコのイスタンブルにある博物館。東ローマ帝国(ビザンツ帝国・ビザンティン帝国)時代に正統派キリスト教の大聖堂として建設されたもので、帝国第一の格式を誇る教会、コンスタンティノポリス総主教座の所在地であった。東西教会の分裂(1054年の「相互破門」の舞台はまさに当大聖堂だった)以後は、正教会の総本山となる。<br /><br />東ローマ帝国の代表的な遺構であり、しばしばビザンティン建築の最高傑作と評価される。その歴史と威容から、オスマン帝国の時代においても第一級の格式を誇るモスクとして利用された。正教会では「ハギア・ソフィア大聖堂」と表記されることも多い。元来の名称であるハギア・ソフィアはギリシア語で「聖なる叡智」を意味し、日本では聖ソフィア大聖堂とも呼ばれる。<br /><br />イエス・キリストを象徴する東に至聖所、西に正面玄関を持つ伝統的な平面構成だが、身廊中央部に巨大なドームがあり、これがアヤソフィアの最大の特徴となっている。創建当時は単純な四角形平面であったが、その後、東ローマ帝国、オスマン帝国の時代を通じて、周囲に様々な施設が建て増しされた。内壁は基本的にはオスマン帝国時代に塗られた漆喰仕上げ、大理石仕上げとなっているが、一部が剥がされ、東ローマ帝国時代のモザイク壁画をみることができるようになっている。<br /><br />1985年、「イスタンブルの歴史地区」の一部としてユネスコの世界文化遺産に登録された。<br />正教会の規範に従い、教会は西を開口部とし、東に至聖所を備えている。聖所(内陣)と正面入口の前に啓蒙所と呼ばれる細間があり、大聖堂として使われていた当時は、信者でないものはここから先に入ることを許されなかった。<br /><br />基本的には長方形平面であるが、内部立面のアーケドやアーチによる曲線、ことにイシドロスとアンテミオスによって計画された30.95m四方形の上部のドームによって、建物全体が方形であることの印象は受けない。<br /><br />大ドームは558年に崩落し、その後も地震による部分的な崩壊を経験しているが、基本的な構成は537年に建設された当時のままである。採光によって光の溢れるアヤソフィアのドームは「天から釣り下げられた円蓋」とされ、それがあまりにも印象的であるため、以後のビザンティン教会堂、および礼拝堂では、円蓋が建築平面の中心部に必ずと言ってよいほど配されるようになる。<br /><br />アヤソフィアは集中方式による教会建築としては最大級のものに属する。オスマン朝時代になってからは、ブルー・モスクのように明らかにアヤソフィアに影響を受けた様式のモスクが建造された。<br /><br />今日、建築物の外観は漆喰で塗り込められ、四辺をオスマン時代に建設されたミナレットによって囲まれているが、イスタンブルの辿ってきた歴史の変遷を考えれば、この教会堂が遺っていること自体、ほとんど奇跡であると言って良い。すべては中世キリスト教徒のたゆまぬ修復とイスラム教徒のこの建築物に対する畏敬の念のたまものである。<br />(フリー百科事典:ウィキペディア (Wikipedia)」より引用)<br /><br />8日目 ・・5月18日(水)<br />〔9:00〕ホテル発。<br />【世界遺産】イスタンブール観光。(2日目)<br />◎ブルーモスク、◎ハーレム、◎トプカプ宮殿、◎宝物館、◎地下宮殿、<br />◎アヤソフィア、 ○グランドバザール<br />昼:ドネルケバブ 夕:オリエントエクスプレスレストラン<br />【宿泊地:イスタンブール泊】グランド ジュバヒル<br />

トルコ69 イスタンブールm アヤソフィア*教会から博物館に ☆東ローマ帝国の偉業!

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2011/05/18 - 2011/05/18

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マキタン

マキタンさん

アヤソフィア(トルコ語:Ayasofya)は、トルコのイスタンブルにある博物館。東ローマ帝国(ビザンツ帝国・ビザンティン帝国)時代に正統派キリスト教の大聖堂として建設されたもので、帝国第一の格式を誇る教会、コンスタンティノポリス総主教座の所在地であった。東西教会の分裂(1054年の「相互破門」の舞台はまさに当大聖堂だった)以後は、正教会の総本山となる。

東ローマ帝国の代表的な遺構であり、しばしばビザンティン建築の最高傑作と評価される。その歴史と威容から、オスマン帝国の時代においても第一級の格式を誇るモスクとして利用された。正教会では「ハギア・ソフィア大聖堂」と表記されることも多い。元来の名称であるハギア・ソフィアはギリシア語で「聖なる叡智」を意味し、日本では聖ソフィア大聖堂とも呼ばれる。

イエス・キリストを象徴する東に至聖所、西に正面玄関を持つ伝統的な平面構成だが、身廊中央部に巨大なドームがあり、これがアヤソフィアの最大の特徴となっている。創建当時は単純な四角形平面であったが、その後、東ローマ帝国、オスマン帝国の時代を通じて、周囲に様々な施設が建て増しされた。内壁は基本的にはオスマン帝国時代に塗られた漆喰仕上げ、大理石仕上げとなっているが、一部が剥がされ、東ローマ帝国時代のモザイク壁画をみることができるようになっている。

1985年、「イスタンブルの歴史地区」の一部としてユネスコの世界文化遺産に登録された。
正教会の規範に従い、教会は西を開口部とし、東に至聖所を備えている。聖所(内陣)と正面入口の前に啓蒙所と呼ばれる細間があり、大聖堂として使われていた当時は、信者でないものはここから先に入ることを許されなかった。

基本的には長方形平面であるが、内部立面のアーケドやアーチによる曲線、ことにイシドロスとアンテミオスによって計画された30.95m四方形の上部のドームによって、建物全体が方形であることの印象は受けない。

大ドームは558年に崩落し、その後も地震による部分的な崩壊を経験しているが、基本的な構成は537年に建設された当時のままである。採光によって光の溢れるアヤソフィアのドームは「天から釣り下げられた円蓋」とされ、それがあまりにも印象的であるため、以後のビザンティン教会堂、および礼拝堂では、円蓋が建築平面の中心部に必ずと言ってよいほど配されるようになる。

アヤソフィアは集中方式による教会建築としては最大級のものに属する。オスマン朝時代になってからは、ブルー・モスクのように明らかにアヤソフィアに影響を受けた様式のモスクが建造された。

今日、建築物の外観は漆喰で塗り込められ、四辺をオスマン時代に建設されたミナレットによって囲まれているが、イスタンブルの辿ってきた歴史の変遷を考えれば、この教会堂が遺っていること自体、ほとんど奇跡であると言って良い。すべては中世キリスト教徒のたゆまぬ修復とイスラム教徒のこの建築物に対する畏敬の念のたまものである。
(フリー百科事典:ウィキペディア (Wikipedia)」より引用)

8日目 ・・5月18日(水)
〔9:00〕ホテル発。
【世界遺産】イスタンブール観光。(2日目)
◎ブルーモスク、◎ハーレム、◎トプカプ宮殿、◎宝物館、◎地下宮殿、
◎アヤソフィア、 ○グランドバザール
昼:ドネルケバブ 夕:オリエントエクスプレスレストラン
【宿泊地:イスタンブール泊】グランド ジュバヒル

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社

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