2011/05/31 - 2011/06/08
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にこちゃんさん
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チェコ一美しいと言われるチェスキー・クルムロフへ、バスで日帰りの旅。
プラハからバスで3時間。行って帰ると6時間使うので、バスにスーツケースなど積んで、この町を経由して、次の町、リンツ、ウィーンなどへ行くのもよいな。
中世のたたずまいそのままのこの町は、タイムスリップしたような、おとぎ話の世界に入ったかのような錯覚にとらわえれそうな、美しい町でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ミューシャホテルは、その名の通り、ミューシャの絵が、ホテル内に部屋内にといたるところに飾られている。この、階段の灯りは近づくと灯りがつく。そして、絵も綺麗に見える。美術館みたい。Muchaは、ミューシャともムハとも呼ぶようだ。
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ミューシャホテルで最初の朝食。昨日までのホテル・レオナルドと比べたら、品数少なくシンプル。
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それでも、チーズにハムに、シリアル類に・・いろいろある。
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それにしてもここも洞窟風。・・なのはユニークで良いけど、食べる席が、こんな6人掛けのソファーっぽい椅子とテーブルなのが、ちょっと使いづらいと思うんだけど。
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ホテルのフロント。このフロント、ロビーにも、アンティークなクラシックな家具がいろいろ置かれている。
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バスは8:15分発。日本で、チェスキー・クルムロフへの行き方をあれこれ調べ、ツアーなどに参加しないでも自分でバスで行けるのがわかり、バスの時間を調べた。バスは、便によっては、このフローレンス発かまたは、Na Knizeci発になるので、要注意。ちなみにこの次の、8:30、9:00発はそちらのターミナル発。私の乗る予定のバスは、フローレンス発なので、ホテルもすぐ近くのところに決めたのだが・・、しかしすべて良しではなかった。
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ターミナルの窓口で切符を買い、言われた乗り場に行くと、かなりぼろいバスがとまってて、え〜これ〜?とちょっとショック。一つ上の写真の、黄色いスチュデント・エージェンシーのバスはあんなにきれいなのに・・・と愕然。(調べていて、このスチューデント・エージェンシーのバスがサービスが良いと書いてあった)チェスキー・クルムロフ行きのバスは一時間に二本くらいあるが、出発のターミナルも、バス会社も違うのでよく調べた方がよい。
出発までにまだ45分くらいあるので、運転手さんもきてなく、バスにも乗れない。 -
帰りのバスも何便か調べておいたが、15:00発がスチューデント・エージェンシーのバスだったので、これで帰る!と決め、フローレンス駅の窓口に戻り帰りの切符を購入。こちらの方が少し安かった。行きは205CZK。帰りは185だった。20CZKも違うのは何でだろう。さあそして、運転手さんが来て、ボーディングが始まり、乗ったら窓側に座ろう、なんて思っていたら、すべて座席は指定席なのに気がついた。それどころか今朝買った私の席は最後列の席の真ん中なのがわかりがっくり。しかし、まだ良かったのだ。今朝早めに来たから席が買えて。なんとバスは通路にもお客がぎっしり立ってるではないか・・。こんなバスに立ち席あり・・?とちょっとびっくり。きっと、座席はないけどよいか・・ということで切符を買ったのだろうけど、終点のチェスキー・クルムロフまではちょうど3時間・・ちょっときついな。
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バスは、満席の上、通路にもぎっしりお客を乗せて定刻に出発。
しかしながら、プラハ市内を抜けて、高速道を走り出した頃から、後ろの右側のタイヤのあたりからきゅるきゅるという音がしだし、いっこうにやむ気配もない。スピードを出すとどんどんきゅるきゅるという。え・・・おんぼろバスだったけど、壊れてたんじゃあ冗談にもならないよなぁ・・と冷や汗が出てくる。前の席に友達同士4人で並んでいる中国人の男の子たちも会話がなくなり、耳にイヤホンを突っ込んだり・・誰もが、このバス大丈夫かな・・と思っていると思うんだけど、地元の人などは、こんなのいつものことさ、と思っているのだろうか。運転手さんは聞こえてるのだろうか、知ってるんだろうか・・きゅるきゅるの中、バスは進む。そのうち1時間もたってくると、だんだん慣れてきて、まっきっとこのまま大丈夫だろう、と思えるようにもなってきて、バスもところどころ停留所に停まり、お客が乗り降りなどもして、音が途切れたり続いたりで、目的地へ向かう。 -
おんぼろバスはのどかな田園地帯を走る。
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そうしてようやく無事に、終点チェスキー・クルムロフのバスターミナルへ到着。あーよかった。でももうこんなバスは乗りたくない。
しかし、この広いバスターミナルへ降りたものの、どちらへ行けばいいの?みんなきょろきょろ。お城のある町も目に入らないし・・。とりあえずこの右手にあるバスターミナル事務所などへ行ってみるものの、帰りの切符も買ったし用はない。そのうちバスに乗ってたお客さんも三々五々どちらかへ行ってしまい、誰かの後をついて行くこともできなくなってしまった。 -
ターミナルにある案内板をよぉく眺めると、自分がいる位置と行くべく方向がようやくわかってきた。ひとつ前のバスターミナルの写真だと、左上端っこを向いて行くのだ。歩いて行くうち坂道もあり、ひとつ大きな道路を渡ったりもするので、お城近くのホテルなどに泊るべく、スーツケースなど持っている人は、ホテルの車がお迎えに来てくれないとしんどくて大変。バスターミナルにはタクシーなども見かけなかったし・・。
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坂を上がり大道りを渡り、町の中へ。このあたり入口。
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お城が見える。なんてきれいな町だろう。
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町に入ってまもなく右手に、お城がきれいに眺めることのできる小さな公園のようなところがあり、私も、誰もが、わぁーと写真を撮る。
これからどんどん町へ入っていくと、いくつも撮影スポットはあるのだけれど、お城を入れるにはここがよいかも。 -
広場に出る手前の石畳の道。右手にレストランやお店が並んでいる。
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広場に出た。グループの人たちが記念撮影などしている。
右手に小さい旅行案内所があり入ったけど、特に参考にならず。 -
お城へのメイン通りをそれた小路。
この写真は右下のわんちゃんがメイン。いい子でご主人を待っていた。 -
そろそろランチタイム。どこも中が暗くて深いので、すいてるかどうかともわからないけど、入ってみる。
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ずんずん奥に入り、川べりへ案内されたので、明るいテラス席でランチとなる。どのお店も川べりのテラス席が人気。
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メニューには英語もあり、じっくり選びたかったのだけど、お店の人が待っているし、チェコスペシャルのようなメニューに決める。
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黒いチェコビール。
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ここのプレッツエルはかなり大きい。
ビールを飲みながらひとついただくが、これだけでおなかいっぱいになりそう。 -
わぁーすごいボリューム。お肉は牛、豚、チキン・・すべてのグリル。
付け合わせのポテトもボリュームいっぱい。 -
ゆっくりお腹いっぱい食べて、さあ、川を渡り、城内へ入っていこう。
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前を、下を、向いて歩いていて時々上を向くと、美しくおしゃれな建物が続く。行きは周りを、帰りは上を向いて帰りたいところだ。
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帽子マーク。
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ユニークなイラスト。建物のてっぺんまで美しい。
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城内の建物移動の石のアーチ橋。
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お城のだいぶ奥まで来た。この辺で戻ろう。
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いよいよ城内へ。
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お城のお堀にはクマがいる。
何頭いるんだろう。いつも一頭しか見かけなかったけど、あっち行ったりこっち行ったり、見えなくなったり。 -
通ってきた門を振り向いたところ。
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城内の足元は木。城に上るゆるやかな坂の木の道を、上から車が降りてくる。観光客もたくさん通ってるので危なっかしい。
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中庭スペース。
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いよいよチェスキー・クロムロフの街並みが一望できる所にやってきた。
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視界右の方も、左の方も、ずっと先も、美しくてため息が出る。
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ちょっと右の方。
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城内の洞窟ギャラリーに入ってみる。
外は暑いけど、中はひんやり。 -
いつもこれか、今だけか・・かなりかわった作品たち。
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黒い指、赤い指、この指マークはあちこちで見かけるのだが・・。
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お城を出て下り道。自転車で来た家族もいる。
チェコはもっと自転車大国かと思っていたけど、あんまり見かけない。 -
お城が後ろになってしまった。
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またご主人を待ってるわんちゃん。
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この、バームクーヘンのようなお菓子は歩きながら食べている人も見かけたし、お店もいくつかあったので、是非食べてみたかった。
バームクーヘンというより、パン。周りに砂糖がまぶしてあり甘い。 -
窓口で買うと、熱々を渡してくれる。
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こちらも同じ。
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さあ、11時にチェスキー・クルムロフに着いて、15時発のバスでまたプラハに戻る。約4時間いたわけだけど、小さい町だからお昼も食べて、そのくらいでひととおりは見られる。せっかくだから、この美しい町でゆったり時間を過ごしたければ、もう少し居られた方がいいな。
スチューデント・エージェンジーの黄色いきれいなバスは結構時間ぎりぎりにターミナルにやってきた。お客は全員席に着いて、定刻に出発。 -
驚いたことに、このバスにはバスガイドの若いお姉さんが乗っており、忙しそうにずっと動き回りサービス満点だった。まず新聞を何種類か取り出し、いかがですか?と全席まわり、さらに飲み物サービスもあるのだ。熱いコーヒーを頂いたが、有料で、希望する冷たいドリンクなどもある。ひとつ前の写真のとおり、ビデオで映画なども始まり、びっくり。これで、行きのおんぼろバスより、運賃が20CZKも安いなんて不思議な話。
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次の大きな駅で高校生のグループが乗ってきた。始発で空いていた席はここでみな埋まった、がもちろん通路に立っている人などいない。
ちょうどこの駅辺りで、スコールのような大雨が降ってきた。 -
3時間の快適な旅の終点は、フローレンス駅ではなくて、もうひとつのターミナルNa Knizeci。バスを降りるとすぐに地下鉄Andel駅へ降りる階段があり、すぐ地下鉄に乗れるのは簡単便利。
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さあ、今日はまたオペラを予約しているんだ。6時にプラハに戻ってきて、オペラは7時から始まるので、その足で国立オペラ座に行くとちょうどよいだろう、と思っていたが、時間的に十分だった。地下鉄B線に乗り、ムーステック駅で乗り換え。プラハの地下鉄は地下が深い。
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今日観るのは、“RUSALKA”やはり日本でチケットを予約しておいた。昨日の席より、50CZK安い席で、席代だけだと日本円で2000円しない。ほんとに、この美しい建物の中にいるだけで、十分な満足感。
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ステージの手前、観客席のすぐ前には、オーケストラの面々が、手が届きそうな所にいる。
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きのうの席より少しだけステージから離れたが、今日のこの小部屋は、地元の人っぽい若いカップル。昨日の二人よりフレンドリーで、お互い写真を撮ったり話をしたりして、一緒に観劇した。
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始まってすぐ、妖精のような衣装の女性たちが踊るので、あら、今日はバレエだったかな、と思ったりした。しかし、役者さんは、演技に歌に踊りにと・・才能あふれる人たちだなと感心。
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始まる前にも皆さん出てきてのご挨拶。
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毎日何かしら催しがある。こんな気軽な料金でチケットが買えるんだし、
是非また来て毎日観に来たいな。オペラの中身はよくわからないし、どこがどうであった、とか評もできないけど、この雰囲気に浸るだけで十分うれしい、満足。
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