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<br />2011年3月12日(土)<br /><br /><br />重慶の港を、昨日の早朝に出た我が「長江壱号」は、一日一晩重慶の市内を下り続け、今朝長江三峡に入り、白帝城を訪問した。<br /><br />その後三峡の景色を嘆賞しながら、湖北省に入り、川下りでは中国ナンバーワンとされる「神農渓」を訪れるべく、巴東の港で、中型船に乗換える。<br /><br /><br />巴東の浮桟橋には、民族衣装と、恐らく民族楽器だろう。<br /><br />笛太鼓で村落の男女が揃い、われわれ日本人観光客の大歓迎である。<br /><br /><br />ここの人たちは、中国の中で小数民族と呼ばれる方々だ。<br /><br />彼らは大陸の奥深く、長年独自の文明を育て、磨いて来たのだろう。<br /><br />その文明の輝きを、今ここに、見せてくれようとしているのだ。<br /><br /><br />巴東で乗り換えた中型船は、ビルの林立する巴東の街をあとに、長江の支流神農渓に分け入る。<br /><br />評判から、どんな深山幽谷かと期待していたのだが、空は広く開かれていて、昔の面影はあまり残っていない。<br /><br /><br />その昔「奔馬のごとき」と言われていた激流は、今や湖面のように静まり返っている。<br /><br />やはり、三峡ダム湛水の影響は、小さくないようだ。<br /><br /><br /><br />両岸の斜面に、背の高い笹が、ふさふさと茂っている。<br /><br />「パンダの餌になります」<br /><br />と紹介され、ここはパンダの本場に近いと気付く。<br /><br /><br />やがて、谷を横断する形で、浮桟橋が見えて来る。<br /><br />ここでいよいよ神農渓名物の、人間があやつる、川下りの本物の船に乗る次第である。<br /><br /><br />この船は、変化に富む急流をくぐり抜けるために、機動性に富んでおり、「豌豆角」(発音は判らない)と呼ばれる。<br /><br />形がサヤエンドウに似ているために、このように命名されたようだ。<br /><br /><br />写真は「ソフィさんの旅行記」http://4travel.jp/traveler/katase/をご覧ください。<br /><br />「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。<br /><br />(2011.6.12 片瀬貴文)<br />

長江春酣【030】神農渓をさかのぼりパンダの里と気づく

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2011/03/12 - 2011/03/12

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8

ソフィ

ソフィさん


2011年3月12日(土)


重慶の港を、昨日の早朝に出た我が「長江壱号」は、一日一晩重慶の市内を下り続け、今朝長江三峡に入り、白帝城を訪問した。

その後三峡の景色を嘆賞しながら、湖北省に入り、川下りでは中国ナンバーワンとされる「神農渓」を訪れるべく、巴東の港で、中型船に乗換える。


巴東の浮桟橋には、民族衣装と、恐らく民族楽器だろう。

笛太鼓で村落の男女が揃い、われわれ日本人観光客の大歓迎である。


ここの人たちは、中国の中で小数民族と呼ばれる方々だ。

彼らは大陸の奥深く、長年独自の文明を育て、磨いて来たのだろう。

その文明の輝きを、今ここに、見せてくれようとしているのだ。


巴東で乗り換えた中型船は、ビルの林立する巴東の街をあとに、長江の支流神農渓に分け入る。

評判から、どんな深山幽谷かと期待していたのだが、空は広く開かれていて、昔の面影はあまり残っていない。


その昔「奔馬のごとき」と言われていた激流は、今や湖面のように静まり返っている。

やはり、三峡ダム湛水の影響は、小さくないようだ。



両岸の斜面に、背の高い笹が、ふさふさと茂っている。

「パンダの餌になります」

と紹介され、ここはパンダの本場に近いと気付く。


やがて、谷を横断する形で、浮桟橋が見えて来る。

ここでいよいよ神農渓名物の、人間があやつる、川下りの本物の船に乗る次第である。


この船は、変化に富む急流をくぐり抜けるために、機動性に富んでおり、「豌豆角」(発音は判らない)と呼ばれる。

形がサヤエンドウに似ているために、このように命名されたようだ。


写真は「ソフィさんの旅行記」http://4travel.jp/traveler/katase/をご覧ください。

「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。

(2011.6.12 片瀬貴文)

旅行の満足度
4.0
観光
4.0

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  • 我々を歓迎して<br />村人たちの踊り

    我々を歓迎して
    村人たちの踊り

  • 巴東<br />長江右岸の<br />新しい街づくり

    巴東
    長江右岸の
    新しい街づくり

  • 長江から見た<br />巴東<br />

    長江から見た
    巴東

  • 長江の下流をみる<br />西稜峡

    長江の下流をみる
    西稜峡

  • 船の屋上には<br />土産物が並ぶ<br />地元の手作りと思われるものもある

    船の屋上には
    土産物が並ぶ
    地元の手作りと思われるものもある

  • 神農渓の入り口辺り<br />三峡ダムの移転補償用住居だろう

    神農渓の入り口辺り
    三峡ダムの移転補償用住居だろう

  • 巴東まで迎えに来てくれた<br />地元の娘さんと<br />仲良くなった

    巴東まで迎えに来てくれた
    地元の娘さんと
    仲良くなった

  • 神農渓をゆく

    神農渓をゆく

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