2011/03/12 - 2011/03/12
92位(同エリア116件中)
ソフィさん
2011年3月12日(土)
重慶の港を、昨日の早朝に出た我が「長江壱号」は、一日一晩重慶の市内を下り続け、今朝長江三峡に入り、白帝城を訪問した。
その後三峡の景色を嘆賞しながら、湖北省に入り、川下りでは中国ナンバーワンとされる「神農渓」を訪れるべく、巴東の港で、中型船に乗換える。
巴東の浮桟橋には、民族衣装と、恐らく民族楽器だろう。
笛太鼓で村落の男女が揃い、われわれ日本人観光客の大歓迎である。
ここの人たちは、中国の中で小数民族と呼ばれる方々だ。
彼らは大陸の奥深く、長年独自の文明を育て、磨いて来たのだろう。
その文明の輝きを、今ここに、見せてくれようとしているのだ。
巴東で乗り換えた中型船は、ビルの林立する巴東の街をあとに、長江の支流神農渓に分け入る。
評判から、どんな深山幽谷かと期待していたのだが、空は広く開かれていて、昔の面影はあまり残っていない。
その昔「奔馬のごとき」と言われていた激流は、今や湖面のように静まり返っている。
やはり、三峡ダム湛水の影響は、小さくないようだ。
両岸の斜面に、背の高い笹が、ふさふさと茂っている。
「パンダの餌になります」
と紹介され、ここはパンダの本場に近いと気付く。
やがて、谷を横断する形で、浮桟橋が見えて来る。
ここでいよいよ神農渓名物の、人間があやつる、川下りの本物の船に乗る次第である。
この船は、変化に富む急流をくぐり抜けるために、機動性に富んでおり、「豌豆角」(発音は判らない)と呼ばれる。
形がサヤエンドウに似ているために、このように命名されたようだ。
写真は「ソフィさんの旅行記」http://4travel.jp/traveler/katase/をご覧ください。
「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。
(2011.6.12 片瀬貴文)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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