2011/03/12 - 2011/03/12
83位(同エリア85件中)
ソフィさん
2011年3月12日(土)
白帝城から長江壱号に戻ったときは、まだ昼食までしばらく時間があった。
間もなく浮桟橋から離れた長江壱号は、長江三峡の最初に位置する瞿塘峡(くとうきょう)に入る。
私は船の屋上に登って、三峡の美しさをゆっくり味わおうとする。
船の屋上は昨日船で働いている、ウルムチからやって来た若者と出会ったフロアで、船の五階に相当する。
このフロアの半分には屋根があって、中国茶の喫茶室、喫煙室、小さな室内トレーニング室などが置かれているが、残りの半分は青天井で、自然の風を味わうように出来ている。
風は船の速さを感じないほど柔らかく、頬を優しく撫でてくれる。
今や長江の春酣(たけなわ)の感じだ。
乗船以来ずっと気付いてきたことだが、川に沿って両岸にたくさんの花が咲いている。
風の快さにウットリしている間に、先ほどまで霞がかかっていた空は、次第に青みを増してきた。
重慶の空はいつも霞みがちと聞いていた私にとり、三峡なる長江観光の焦点でこのような青空に遭遇することは、望外の喜びだった。
しかも青空は川面にも反映し、長江は翡翠色に輝こうとしている。
この辺りの長江は、三峡ダムが出来るまで黄色く濁っていたと聞く。
最近になってダムの湛水が始まり、川の流速が落ちたために土の粒子が上流で沈殿し、緑色の水となったようだ。
青い空と翡翠色の水に彩られた、これまで見られなかった新たな三峡の光景を、これから私は訪れつつあるのだ。
写真は「ソフィさんの旅行記」http://4travel.jp/traveler/katase/をご覧ください。
「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。
(2011.5.30 片瀬貴文)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
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