2011/03/06 - 2011/03/19
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カメちゃんさん
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きょうは、いよいよ三峡ダム本体の見学です。
これまでズッとにダム湖周辺の様子を見てきたのですけど、なんの予備知識もないままに初めて見た光景だったにもかかわらず、地面上で船を造っていたり、突如現れる高層ビル群に目を奪われたり、ダム湖畔の斜面に乗り出すように建設されたアパート群に唖然とし、そして水没せずに済んだ家々の古びれた感じなどなど、たくさんのことに驚かずにはおれませんでしたね。
ダム湖周辺の山の崩壊も心配ですが、100万から200万人をも超すと言われる「移民」と言われた人々も心配ですね。お部屋の模様替えのようにモノを移すのと違って、人の心の模様替えは単純ではありません。移住先になじめない人たちが、新たな貧困層となっていることも懸念されているんですね。
それらを生み出したのは、なんと言っても三峡ダムの建設が契機だったわけで、さまざまな議論の元となっているその姿を見るのは、やっぱりチョット緊張しますね。
ダムとは関係ないですが、中国人ガイドさんから、司馬遷があの史記列伝に書いた「屈原」の出身地がこのあたりであると聞きましたので、とっても興味を持ちました。屈原にまつわる何かを見る予定はないようですが、彼が見た同じ山々を、今私も見ているかと思うと何となく嬉しい気持ちになりました(^^)
それでは、三峡ダムを見に行きます!!
(写真は、Nさんご提供の御写真です)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
私達を連れて行ってくれるのは、このバスです。
まぁまぁ良さそうなバスです(^^)
★アラスカでは、こんなバスにも乗りましたからね。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/16577302/
あの英語の表示は直訳タイプの感じがするんですけど、どうなんでしょうかね? -
のどかなダム湖風景です。
でも胸の隅っこの方で、「『のどかなダム湖風景』なんて言ってしまっていいのか?」という、もう一人の私がいます。
このあたりはダムに最も近いところなので、元々の水面から150m以上の高いところあった民家・施設を除いて、街全体が水没してしまったようです。長い歴史が水面下で眠っていると思いますと、軽々には「のどかな風景」などと言えない感じがします。
いや、その水没しなかった家や街までもが、新たな都市計画によって破壊されていく衝撃的な写真さえ見たのです。ダムの影響はそんなところにまで及んでいた!!なんて、全く知らないことでした(>_<) -
オッ!! これはBMWの車ですね。
BMWと言えば、乗用車タイプの高級車しか頭に浮かばないけど、「BMW CHINA」ではこのようなワンボックス車を売り出しているんですね。エンジンは1.6Lと1.8L、それに2.0Lがあるみたいです。
中国で見るドイツ車と言えば、以前はVWの車が圧倒的に多かったですが、今ではどうなんでしょうかね? -
車窓から見えた城門です。
でも何となく、何となくしっくり来ない感じの風景ですね。
あの城門の後ろの山は鳳凰山といって、水没する古建築が移築・再建されているんですよ。
まぁ、文化財の保存ということですが、眺めの良いところに再建された古建築を見て「移築された古建築と三峡ダムとのコントラストが素晴らしい」と言われても、チョットね〜という感じがしないでもないですね。
★↓は鳳凰山古建筑群の場所です。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&msa=0&ll=30.827518,110.982648&spn=0.011387,0.011383 -
こちらも、移築された城門のように思います。
↑の鳳凰山古建筑群の西の麓にあります。 -
ここは公園のように思います。
鳳凰山古建筑群の西側の湖岸沿いにある公園で、10万?前後の広さがあるようです。
Google map上では、まだ整備中のようですけど。 -
公園の角で楽しむ?人たちです。
やはり、オートバイが多いですね。
桂林でもたくさんのオートバイを見ましたが、オートバイの実際の値段はどれほどなんでしょうかね??
向こうのアパートの屋根にあるのは、温水器でしょうか?
太陽光発電も大事ですけど、こういう温水器も大事にして、普及していくといいですね。 -
稊帰県の県城(県の都市部)の真ん中に入ってきました。
みた感じでは、結構立派な街ですね。
向こうのビルには中国人寿保険(ちゅうごくにんじゅうほけん)と書いてありますけど、この会社は北京に本社を置く生命保険会社とのことです。ニューヨーク証券取引所(NYSE: LFC)にも上場しているとか。
当家には残念ながら生命保険がないのですよ。その理由をカミさんに問えば、
「あんたには、そんなものを掛ける価値がない」
とのお話でした(T_T)
歳をとったオトコなんて、「役立たずの穀潰し」でしかないんですよ。 108つの煩悩なんてとっくの昔に飛んでいって、今では体力・気力もありません(-_-;)(T_T)
★↓は、そのお話です。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/16136437/ -
「カメちゃん、ヨーロッパの写真を入れちゃダメだよ〜」
って、ご忠告をいただきそうです(^_^;)
これがなんと!!、中国・稊帰県のビルなんですよ!(^^)! -
洒落た建物だと思ったら、やっぱり銀行でした。
このビルは「屈原路」の交差点にあるんですよ。
そう、この地域は司馬遷の「史記列伝」で「賈生」と共に紹介されている「屈原」の出生地なんですよ。屈原は三国志の時代からさらに500年ほども前の人なんですね。
屈原は王族の一人として生まれながら、清廉潔白に生き、並外れた才能を持った政治家であり、詩人でした。立派な業績をあげながらも、その才能故に周囲から妬まれて、奸臣の度重なる讒言に苦しめられた人でもありました。
秦の張儀の策略を見抜いたのも屈原でした。しかし、張儀の策略に乗ってはならないという彼の真剣な話は王に無視され、さらに次の王にも左遷され、最後には楚の都の陥落を見て入水自殺をしてしまったという悲劇の人でしたね。
私も歴史上に名を馳せる人々を幾人か知っています。 しかし、屈原ほど共感し同情した偉人は、未だかっていません。
いま、人々は屈原から何を学んでいるのでしょうか。誠実で真剣な議論を、或いは小さいながらも真剣な提案を、軽視したり無視して結果として重大な過ちや回り道を強いられる事例は枚挙に暇がありません。屈原を褒めても、屈原の人柄と無念さから学ぶことは容易ではありません。
★屈原の詳しいことは↓にて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%88%E5%8E%9F
★屈原の生誕地は↓にて。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&msa=0&ll=31.073631,110.819392&spn=0.025399,0.026414 -
あら〜〜(^^)
通りに面したところで、おばあちゃんが野菜を売ってるよ。
何となくホコリっぽくて、ゴミも落ちている街頭で売るなんて・・(>_<)と思いますけど、これが中国ではよく見る風景なんですね。
日本の感覚で物事を見てはいけないと思いつつも、ついつい撮ってしまうのでした。 -
街頭でおしゃべりをする人たち。
こういう光景は、外国ではよく見られる光景ですね。むしろ、日本で見ることの少ない光景のように思います。
以前行った北京では路上で将棋をしていましたし、多くの大都市には大きな公園があって夜には賑わっていました。 -
オートバイで頑張る中国女性。
当家のカミさんも凛々しいけど(^_-)、こちらの女性も凛々しいですよね〜(*^_^*) -
坂道を下っていきます。
また、屈原の話ですけど・・
街中に「屈原喫茶」みたいな看板を見て、腹が立ちました。あのように立派な屈原の名を商売に使うなんて・・と思ってしまうんです(-_-;)
それと、屈原が川の畔をさまよっている時に出会ったという漁師の話は、私も気に入りません。その漁師は屈原に対して
「世人が濁っているなら、あんたも濁ってみよ。皆が酔っているなら、あんたも酒を食らってその汁を飲んでみたらどうだ。なんで自分だけ気位高くして、他人に嫌われることをしているんだ」
というようなことを言ったんですね。
屈原は、我が身・我が心を汚した先に待つものが何かを知っているからこそ、漁師の言葉を受け入れなかったのだと思いますね。
世渡り上手な屈原であれば、漁師に言われずともそうしたでしょう。それとも、我が身を汚さずともさっさと隠居し、晴耕雨読の暮らしに入っていかも知れませんね。
しかし、世の中にはあの漁師と同じようなことを言い、やってしまっている人が実に多いのです。
そういうことをして本当に人を愛し得るのか?本当の幸福が得られるのか? 社会が進歩するのか? それは疑問ですね。 -
屈原のこととなると、つい力が入ってしまいます(^_^;)
ダムの上の街から、ダムの下の方へとやってきました。
言っちゃ悪いけど、こういうのが普通の街ですよね〜。 -
道路脇で工事をしていました。
おそらくは下水管の敷設かと思いますが・・。
三峡ダムより上の街では、下水浄化の施設の整備が遅れていることと、せっかく設備を作っても運用費が捻出できずに垂れ流していることなどが、深刻な問題になっているという話があります。工場や生活の場からの排水の浄化は緊急の課題ですよね〜!! -
三峡ダムの下の長江が見えてきました。
前方に見える大きな吊り橋は、「西陵長江大橋」とのことです。
中国人ガイドさんの説明によれば、三峡ダムに万一!のことがあっても、その水位よりも高く作ってあるとのことです。
↓は西陵長江大橋のあるところです。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&msa=0&ll=30.828974,111.047466&spn=0.018748,0.018797 -
中国でよく見た石垣です。
石と石の隙間をモルタルか漆喰みたいなモノで埋めてしまってるんですね。
巴東の斜面の石垣もそうでした。
日本ではあまり見ないような気がするのですが、如何でしょうか? -
三峡ダムへ行く途中でバスから降ろされて、空港の出入国検査のような検査があるのですよ。そして、バスは別の駐車場へ先回りして待つのです。
重慶からズーーッと続いてきたダム湖ですから、「万が一」のことがあってもいけませんからね。こんな検査があるなんて、ちょっと意外でした。 -
検査場へと向かいます。
こういう移動って、足腰の弱い人には疲れるんですよ。 -
そしてまた、バスに乗り込んで行きます。
普通のダムだとダムに直行なのに、こんなところに「差」を感じますね〜(^^) -
オッ!! 船が見えてきました。
あちらの橋は、先ほど渡ってきた西陵長江大橋です。
ここは三峡ダムの下なのに、ここも「ダム湖」なんです。
三峡ダムの38Km下流にある「葛洲ダム」のダム湖です。このダムも話し込むと話題豊富なダムのようです。公称値では271万5000Kwも発電が出来るなど、結構大きな能力を持ったダムですが、実態は壮大な計画から大きくかけ離れて、かなり違っているという話があります。
この葛洲ダムも船舶用の水門(ロックゲート)を降りていくのですが、この時は夜中も夜中の時間帯でしたから、私は眠ってしまっていました(^_^;)
★↓は葛洲ダムのあるところです(航空写真でご覧下さい)。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&msa=0&ll=30.727671,111.302834&spn=0.173384,0.186081 -
「おかあさん、船が見えるよ!!」
いやいや!ビックリ・ビックリ!!
こんなに高い水門だなんて、本当にビックリですよ〜〜(>_<)(*_*)
船が2列で入っているのも、スゴイです!!
パナマ運河より、遙かに迫力がありますね。
でも、ちょうど船の上あたりに、高さ制限をするかのような「門みたいなモノ」のあるのが気になります。 これですと、高さに制限が付いてしまいますね〜。
パナマ運河では、こういう「門」みたいなモノは無いですよ。 ですから幅と長さが制限内であれば、高さを気にしなくても通行できますね。
★↓はパナマ運河です。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/14291309/src.html -
三峡ダムの発電量は1820万Kw!!
それですから、こんな高圧線がたくさんあるんですね。
地震・津波による原発問題がある時にナンですけど、三峡ダムは「原発何個分」なんてよく言われます。それがまた、三峡ダムの建設とこれからの存在理由でもあるんですね。
たとえば、あの福島第一原発の総発電量(469.6万Kw)の3.87倍という規模ですから、ダム建設推進の理由になるわけですね。
★↓は三峡ダムの話です(再掲)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B3%A1%E3%83%80%E3%83%A0
★↓はダム一般の話です、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%A0 -
「科学発展 和諧三峡」
「科学する心」も「和諧する心」も、とっても大事!!
でも、何を科学し、誰と和諧するのか?と突っ込みを入れる人もいるかもね?
ハッキリ言って、日本の私達自身も「科学」の名で振り回されてきましたからね〜(>_<)
(Nさんご提供の御写真です) -
こんなところにコンビニがあるよ!
チョット何かが欲しいところでしたから、助かりますよ(^_^)
(Nさんご提供の御写真です) -
バスを降りての皆さんのご希望は、トイレ!(~o~)
私もトイレが愛しい年頃ですから、何をおいてもトイレに走ります(^O^)(~o~)
これは中国の「正規」のトイレですね〜(^o^)
どちらを向いてスルべきか?? 皆さんで意見が分かれます(^_^;) それを民主主義の原則に従って、多数決でというわけにはいかないですね(=_=)
和式トイレでも外人さんは迷うというのですから(あの“金隠し”の上に乗った人もいたらしいです)、我々が迷うのも当然ですね(~o~)。 ま、しっかり考えてから使いましょう(^O^)(~o~)
ここは世界中から観光客が来るところですから、使い方を図で示して欲しいですね。
★↓はトイレの歴史の話です。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/album/10412833/ -
こんなモニュメントがありました。
これって何を意味しているのか??さっぱり分かりませ〜ん(>_<) -
ここが展望台のようです。
これから、展望台へ行くというので、楽しみになってきました。 -
展望台で最初に見たのがこれ!!
こういうものから見る!!ってところが、ホント、マジメだねぇ(^O^)(~o~)
でもねぇ、中国語は全然読めないし、どうしようもないですね(-_-;)(>_<)
どなたか読んで教えて下さいね。 -
これが、世界一のダムと言われる「三峡ダム」本体です。
ガスがひどくて、見渡せません(>_<) 放水してるのかしてないのか?それさえも分かりません(-_-;)(T_T)
このダムの高さが185mと言うのですから、あの黒部ダムと同じくらいだと思いませんか? ところが、それが違うみたいです。
ダムの高さは、ダムの堰堤の「下から上までの高さ」で言う場合と、海からの高さ(海抜)で言う場合とがあるんですよ。黒部ダムの場合は、標高の高い所(およそ1350m付近)にあるためか、ビルの高さと同様に堰堤自体の「下から上までの高さ」で言ってるんですよね。
それがねぇ、三峡ダムでは「海抜」で高さを言ってるみたいです。そのため、ダムの堰堤自体の高さは、185mからダム下の川底の標高(詳しく分かりませんので、大雑把な推定で45〜50m前後?)を引いた高さとなりますから、大雑把な推量でも150mにも及ばないということになりますね。
実際に見えいている堰堤自体の高さは、185mからダム下の水位である62m?ほどを引いた高さであって、大雑把に言って120m程度ということになりますね。
ですから、ダム湖の水深も、ダムの直近で通常水位の175mから45〜50mを引いた数字になると思います。また、ダム湖の北側にある船舶用の水門(5段式ロックゲート)の通常高低差が113mと言われていますから、それに下流の想定水深を足せば、ダム直近の大雑把な水深も大雑把ながら想定できるわけです。
こんなことを言いますのも、多くの記事が「水位」だけでダムの問題を書いていて、読み手にとってばかりでなく、書き手までが水位と水深を混同している状況があるからですよ(>_<)
水位自体は600Km上流の重慶でも大雑把に言えば同じなので、「その場その場の水深」を書いて欲しいですね。
ある地域で水位を書いても、その地域の川底の標高を知っている専門家ならともかく、一般の人は水位と水深を混同してしまいます。
特に、ダムによる地震とか川岸の斜面や山の崩壊を論じる場合、海抜よりもその場の水深が決定的に重要ですからね。
チョットだけ、講釈をしてしまいました(^O^)(~o~) -
それにしても、どうしてこんなに大きなダムをと思いますが、Wikipediaでも書かれているように「洪水抑制」という目的がありますね。
洪水のたびに数千・数万人の犠牲者の出る長江の大洪水は、確かに困ったモンですね。それを抑えるには、小さいダムを多く並べるよりも、大きなダムでドンと止めた方が効果は大きい。 従って、大型ダムを作る事情は分からないでもない。
しかし、孫文が三峡ダム構想を持ってから長い年月を経ているのですから、ダム建設の前に指摘されるような問題【下流域での洪水被害抑制の研究(特に人命被害対策)、山の緑化推進(山の保水性向上と土砂崩壊の予防)、上流域のゴミ・下水対策、移住場所の選定(ダム湖のすぐ上に街や畑を産業地帯を造成するのは、ダムの洪水抑止目的に逆行しているし、土砂崩壊の原因を作るようなもの)等等々・・】に対して、やるべきことがあったし、その時間もあったハズですね。
あるレポートでは、最近30年の森林伐採だけでも、森林の保水能力が三峡ダム一個分以上も低下しているとのことです。洪水自体は昔からあることですが、洪水抑止をダム建設の目的としている一方で、森林の伐採を伴う開発が進んでいるのは矛盾していると言えますね〜。
黄河と較べれば土砂の流量はだいぶ少ない長江ですが、世界的にみれば土砂流量の多い地域の川です。土砂の堆積はダム湖の全域で発生しますから、本流・支流の全域でよほどの対策がない限りダムの寿命はそれほど期待できないという話もあります。期待される洪水抑止機能は、当初のうちはともかく、長期的な保証となると疑問点もありますね。 -
今度は三峡ダムを船で下る水門(5段式ロックゲート)の方を見てみました。
こちらは下流側(上海方面)です。
写真の右上から一隻の船が近づいています。
左側が「上り」で、右側が「下り」になります。
現在、上り側に2隻、下り側の一番下に4隻の船が入っていますね。そして、手前側の水門が閉じようとしていますね。
船が温泉に入っているようにも見えますが、そんなにのんびりしたものではないですね(~o~) -
こちらは上流側(重慶方面)です。
手前側の水門には自動車航送船が入っていますね。その左側に貨物船のブリッジが見えています。
ここの上下の水位差は、上にも書きましたように通常満水時で113mと言われています。
すると、一段あたりの平均下降・上昇は22.3mということになります。 パナマ運河の水位差が26mで、それを3段で下降・上昇しているのと比べると、こちらの一段あたりの上下動は結構高いですね。
きょうのダム湖は通常満水の水位よりも10m低いですから、どういうことになるのでしょうかね?(~o~)
あの鉄橋のようなものと、赤い機関車のようなものはなんなのか?それは分かりません。 -
そいじゃあ、ここで記念写真といきましょうか?
この旅では、しっかりお世話になっているお友達です!!
(Nさんご提供の御写真です) -
この人は当家の「主」であります。
最近は短縮語を連発されておられます。
皆さんにお尋ねしますが、「か」って何のことか分かりますか? 「こ」は何だと思いますか? 私はそれに振り回されています(-_-;)
「か」というのは「肩を揉め」で、「こ」は「腰を揉め」と言うことの短縮語なんですよ。
カミさんが「か」と言ったら、私はすぐにカミさんの肩を揉みます。「こ」と言えばどうなるか、もう分かっていますね〜(~o~)
日本の亭主がこんなことでいいのか? 政府はいったい何を考えているのか?(^O^) ホントに難しい時代になりました。 -
恥ずかしながら、日本の亭主族の末席を汚している人間です。
-
下流の方の風景を捉えようと思いましたが、モヤがひどくて見晴らしは全然でした。
下に見えるのは、↑でもお話しした葛洲ダムのダム湖ですが、これに加えて三峡ダムが出来たためにこのようなモヤが年中発生するようになって、「季節性が失われた」と言われています。きょうのように無風の日では特にそうですね。 -
山側の方の風景です。
山側はモヤの程度が川側よりも少ないですね。 -
↑でお話したコンビニだと思った建物は、展示室でした(^o^)
これはダムの模型です。
中国人ガイドさんが説明をしておられます。
でも、みんな忘れましたね(~o~)
(Nさんご提供の御写真です) -
模型を下流側から見た状態です。
右側の段々になっているところが、船が上り下りする水門(5段式ロックゲート)です。
三峡ダムの心配の一つに、流れ来る土砂によってダム湖自体が埋没してしまうとか、支流の各地にも土砂の堆積が発生して流れを変えてしまうという心配もあるようです。
これまで見てきたダム湖周辺の様子ですと、そういう心配を裏付けるような光景をたくさん見てきました。そればかりか、そういう心配を無視するようなダム湖周辺の開発が目立ちました。
もちろん、三峡ダム周辺の土砂だけではなく、ダム湖よりさらに上からの土砂流入もあるわけで、三峡ダムより上流域に計画されていた15ヶ所以上の大規模ダム建設(中国・西部大開発)によって、三峡ダムへの土砂流入が抑えられると言う人もいるようです。
ところが、その西部大開発による過度の開発や森林の破壊で山が荒れてきているというのですから、あんまりアテにならないようですね。
三峡ダム建設に当たって、黄河に造られた三門峡ダムの例が検討にのぼったようです。
三門峡ダムでは、ダム建設後の僅かな年数の内に埋没の危機にさらされ、土砂堆積による逆流で西安水没の危機を招いたというのです。三門峡ダムは、治水ばかりでなく土砂を治める「治泥」の重要さを教えたのです。
しかし、そうした検討があったにもかかわらず、三峡ダムでは三門峡ダムより遙かに土砂の流量が少ないとし、「問題なし」とされたようです。
★↓は三門峡ダムの場所です。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&msa=0&ll=34.827825,111.359482&spn=0.081024,0.086946
(Nさんご提供の御写真です) -
水門(5段式ロックゲート)の拡大写真です。
ダム上の水位と水門の下の水位差は、↑にも書きましたように113m(通常時)と言われています。
(Nさんご提供の御写真です) -
それじゃ、記念写真を!!(~o~)
-
見学を終えて、船に帰ります。
来る時にも見た所ですが、出入りする船は結構ありますね。 -
これは西陵長江大橋のすぐ近く(700mほど下流側)にある、荷役場です。
荷姿を見ると、普通のコンテナではないですね。何かの専用荷役場ですかね? -
帰りには、来る時と反対側の風景が見えます(^-^)
このあたりはダム湖に沈まなかった街ですから、従来からの街の様子が見られるってワケです。
ココは何かの作業場だったところのようですね。 -
既に使われていない作業場のようですね。
-
このような建物が続きます。
-
敷地内部を垣間見ることが出来たのですが、建設用重機が見えました。
しかし、建物には電灯などが点いていないのか窓は明るくなく、使用されているのかどうかなんて思ってしまいますね。
★↓は、これらの作業場のあるところです(歴史ある作業場・黄色の虫ピンマークのあるところです)。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&msa=0&ll=30.812737,111.019654&spn=0.004847,0.004745 -
会社?の事務所でしょうか?
門の中に人の気配はありますが、このビルが使用されているのか?なんて思ってしまうような雰囲気ですね。 -
バスから見えた敷地内の様子です。
右側の門柱には、
「中国葛洲坝集团 机械船舶有限公司 三峡項目部」
と書いてあります。 この現場は使われているのかいないのか??会社もつぶれたのか?なんて想像してしまいますね。
ところが、同社のホームページを見ますと、三峡ダム右岸には高速道路が長江沿いに貫通している図が、将来の夢のように描かれています。
それは、日本が昭和30年代中頃から「全国総合開発計画」や「新全総」に突っ走っていた頃を、思い起こさせますね。
そこでは、「均衡ある発展」という言葉が必ず書かれたものですが、結果は東京への一極集中を促し、他方で過疎と公害と格差を生み出し、今ではグローバル経済体制のもとで遅れをとっています。
中国の開発・高度成長への夢が同じ道を歩むとすれば、国土が広い上に人口も人種も多いだけに、もし問題が起きれば世界的な問題へと直結しかねません。 世界の教訓に学んで、慎重な前進をと願いたいですね。 -
このときの時刻は午後6時頃です(日本時間で午後7時ごろ)。
ヘルメットをかぶった労働者たちを見つけました。着ているものからして、正に建設現場で働いている人のようにも見えます。
帰宅途中なのでしょうか?
私の現役時代には、作業中には時々ヘルメットを被りましたが、公道上でヘルメットを着用して歩いたことはないですね。 それに、日本では作業中ならともかく、ヘルメットをかぶった人々の集団なんて見たこと無いですね。 国と時代が違えば、人々の姿も違ってきますね。 -
何と書いてあるか分かりませんけど、こんな横断幕がありました。
-
今は山のあるところに差しかかっています。
菜種畑?が綺麗ですね。 -
このあたりは三峡ダムの高さにまで到達しています。
このあたりの乱開発?は何をやろうとしているんでしょうかねぇ。
山を削り、小川の形まで変えようとしているようですが、ココだけで済めばいいのですけどね。ココの土砂も、結局は三峡ダムに流れ込むわけですからね。
しかし、三峡ダム周辺や上流での移民都市作りや産業基盤整備・農地開発‥電源開発・鉱山開発の現場でも、この現場と似たようなことがかなり実行されているかと危惧されます。 -
「宜昌花蕾魔芋製品有限公司」
さぁ、何屋さんでしょうか?? -
便利店。
便利店って便利屋?と思いましたけど、どうやらコンビニのようですね。
中国でも、日本のコンビニのように道路から店内が見えるお店があるのです、このお店は店内の様子が全然見えませんね。
現在、日本から進出したローソンなどが、上海などで苦戦しているという話がありますね。 -
写真を取り損なってしまったのですが、このあたりの街頭は結構汚かったですよ。お店の前でもゴミが舞い(枯れ葉ではない)、不要物が転がっていたりするんですね。
この写真は、やむなく撮った路上の様子ですが、とにかく細かいホコリで全体に白っぽいですね。そして、お世辞にも清潔とは言えない雰囲気があるんですよ。どうしてなのでしょうかね? -
ハッと感じて、咄嗟に撮った光景です。
これだけのビルがあるのに、道路は凸凹、路肩や土手にはゴミが散乱。店頭にもゴミが散らかっています。
片方が外れた垂れ幕も汚いままぶら下がっていますね〜(^_^;)
こういう光景を見ますと、三峡ダムに掲げられていた「科学発展」とは何だったのかと思ってしまいますね。
科学と人々の暮らしの姿勢とは直接には関係が薄いですが、日本の原発や各種の行政施策がそうであったように、科学も人々の社会的生活や民族性と無関係ではあり得ず、ややもすればマジメな科学的視点・観点よりも、大型事業を支える「大きい科学・儲かる科学」へと走りやすいですね。 -
これは何かの歓迎アーチなんでしょうか?
2匹の龍が可愛いです(~o~) -
ビル建設現場です。
大きなビルなのに、細い鉄筋ばかりが目立ちますね。
鉄骨の仕様はないのでしょうかね。
建築の詳しいことは知りませんが、どうでしょうかね? -
何と言ってお話をしたらいいのか。
左側の低層アパートも含めて、無人化したアパートなのでしょうか??
アパートの前の畑?も手入れされておらず、石がゴロゴロしていますね。
一方でビルを建設しているのに、他方ではこれ!!(>_<)
ホント、胸がキューーーン!!(>_<)としてきてしまいます。 -
港に帰ってきました。
-
私たちの船が、どこへも逃げずに待っていてくれました(^o^)。
-
私は階段で下りることにしました。
すると、ケーブルカーがこんな風に見えました。
「足高ケーブルカー」と言ったところでしょうか(^o^)
重慶のケーブルカーは、足をスカートで隠していましたね(^^)
★↓は重慶の乗船ターミナルです。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/22901141/src.html -
当家のカミさんがケーブルカーに乗っていますよ〜(~o~)!(^^)!
-
ま、こういう感じであります(^-^)
-
ケーブルカーは、こうして浮き桟橋につけるのであります。
この時はダム湖の水位が165mほどでしたから、通常満水時の175mですとこれより10m上がります。また6〜9月の洪水期には140mまで水位を下げるので、写真の状態より25m下の方へ移動します。万一、水位を下げた後に雨の降らない事態になったら、さらに下がりますね〜(>_<)
35mもの水位変動は、ダム湖周辺地域にさまざまな問題を起こしそうですが、港側の対応も大変ですね。 -
当家のカミさんがビデオでこっちを撮っています(^O^)
-
ディナータイムも終わってデッキに出てみましたら、すっかり日が暮れていました。
向こうに長く見えるライトは、三峡ダム本体のライトです。
三峡ダムの湖は、ここから600Km先の重慶まで続いているのですよ〜〜。
本当に長い長いダム湖ですが、ロシアのボルガ川には長さ650Kmものダム湖が3つもあるというのですからビックリですね。
ボルガ川は水源地の標高がたったの225mとのことで、川の傾斜度がきわめて緩く、高さ10〜20mくらいのチョットした堰堤を作るだけで、長大なダム湖が出来てしまう川なんですね。
余計な話まで言いますと、ボルガ川での発電は、ダム堰堤が低いので「低落差発電」という方法だそうです。
★↓はボルガ川です。このあたりは湖のように広いですね。
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&ll=54.215467,48.960571&spn=1.883918,2.254944&t=h&z=9&vpsrc=6&brcurrent=3,0x0:0x0,1
(Nさんご提供の御写真です) -
現在時刻は午後7時55分です。
船の4階の一番前に行って撮りました。
右の方が堰堤本体で、左側が私達がこれから入る5段式の水門のあるところです。 -
水門の所を望遠で捉えてみました。
早くも2隻の船が到着していますね。 -
ダム堰堤上で頑張っているこの怪物は何でしょうかね??
湖上に浮いている明るいところは、作業船でしょうか??
このような巨大な建造物の背後にある人々の想いや力を考えますと、身震いがしますね。
いつまでも安全で、効果的なものとして役立って欲しいものと思います。
(Nさんご提供の御写真です) -
水門にグ〜〜ンと近づきました。
いよいよですね〜(^^) -
船長が舷側の様子を見ながら、なにやら指示をしています。
ダム施設に船をぶつけてはいけませんから、ここは緊張しますよね〜。
ここは船長の判断と腕の見せ所ですね。
(Nさんご提供の御写真です) -
船をコンクリート柱に僅かなスキを残して、ピタッ!!と着けたところですよ。
いやいや、見事です!! -
こちらは下を見たところです。
ダム側設備に平行になっていますね。 -
これはねぇ、浮いている設備(↑の写真の平らなところ)が水位変動と共に上下する際のガイドだと思います。
↓の写真で解説しますね〜(^-^)
(Nさんご提供の御写真です) -
↑の写真の解説です(^^)
私の想像による話ですので、正確さの保証はできません(-_-;)
三峡ダムでは、海の干満の差などとは違って、数十mという大きな水位の変動がありますから、柱と柱の間の作業台?が上下動の際に左右にブレないよう、このような設備上の工夫が必要になるんですね。
ライン河・モーゼル河でも、こういう設備を見なかったような気がしますけど(眠っている間に通過したかも)、果たしてどうでしょうか? -
前方の水門が開けられました!!
水門の左側に青ランプも点いていますね。
前の船がエンジンを吹かして、前進しようとしていますよ〜!! -
青ランプの所には「通閘」?と表示されていますね。
(Nさんご提供の御写真です) -
こっちには「出閘」という表示が点灯しています。
(Nさんご提供の御写真です) -
やっぱり出閘でしたね(^^)
船が出てきました。
(Nさんご提供の御写真です) -
石炭?を積んだ船のようですね。
(Nさんご提供の御写真です) -
ふと下を見るとね、私たちの船の左側に小さい貨物船がしっかりと寄り添っているんですよ(^^)
暗くてチョット分かりにくいけど、こっちに寄り添ってホッとしているみたいです(^^)
私もカミさんに寄り添っているけど、もう少しシャン!!としているつもりです(^_^;)
一緒に連れて行ってあげたい気分になりましたね(~o~) -
我々も閘門に進入します。
前の右側の船のブリッジって左右に出っ張りが無く、こういう時に船体の側面が見にくいですね〜(^^;)
これくらいの船になるとブリッジが高いので、舷側が見えるところまでブリッジを張り出すのが普通ですよね。
この船の場合は水門通過の問題もあるので、舷側ぎりぎりまでブリッジを延ばすべきだと思いますけどね。
★↓の写真の右上のブリッジの出っ張りをご覧下さい。海の大型船では舷側よりはみ出していますね。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/16603916/src.html -
こんなところで、大きなクレーンを見つけました、何かを吊っていますね。
このクレーンは私が現役時代に時々乗っていたクレーンと、基本的には同じ型ですね。
そう、運転席の取り付け方と、運転席への階段の付け方などは殆ど同じですけど、クレーン本体の幅(ガーダーとガーダーの間隔)がとても広いのと、吊り上げ荷重の能力が違いますね。
それでね、当家のカミさんにチョットだけ自慢しちゃうんですよ(~o~)
「オレ、あのクレーンを運転できるんだよ(^-^)」
ってね(^o^) するとね、当家のカミさんは
「フーン」
と言うだけ(=_=)(-_-;)
オトコって、やっぱり淋しいね〜〜(>_<)(T_T)
★あのときのカミさんの反応も同じでした(/_;)
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/12549328/
(Nさんご提供の御写真です) -
クレーンの表示を拡大してみると、2×2500kNと表示してありました。
おそらく吊り上げ制限荷重だと思いますが、普通の「トン」に直しますと約255トン×2ということで、合計510トン吊れると言うことでしょうか。大きなクレーンですね。
私が時々乗ったクレーンは、せいぜい50トン位まででしたけどね。あのような高い所へ乗るのが大好きでした!(^^)!
それはさておき、このクレーンが何のために使われているのか?現時点では分かりません。
(Nさんご提供の御写真です) -
お隣さんと一緒に水門の所に進んできました(^^)
なんか、しっかり並んじゃって、友達みたいな感じですね〜(^^)
(Nさんご提供の御写真です) -
現在の水位は、これまでも見てきたようにおよそ165mのようです。
船が通行可能な水位はどれくらいか?と言うことはハッキリ分かりませんが、およそ上は175mで下は135m程度までの水位のように思います。←違っていたら教えて下さいね。
最低水位が62mとのことですから(通常の最低水位は66mとか。とにかくいろいろな説があります)、きょうの場合はおよそ100余を降りることになりますね。
(Nさんご提供の御写真です) -
後ろの方を見ましたら、船が一隻急いでやってきましたよ(^o^)
水門を閉められなくてよかったねぇ(^O^)
(Nさんご提供の御写真です) -
船の進路が斜めになってきたけど、焦っちゃダメだよ!!(>_<)
落ち着いて、落ち着いて・・
これ、大丈夫かなぁ、ホントに(-_-;)
(Nさんご提供の御写真です) -
アアアア〜〜(>_<)(*_*)
やっちまったね!!(@_@)
こんなところへ擦りつけてしまったよ〜〜(=_=)
こんなことしていたら、奥さんに叱られるに決まってるんだから・・(-_-;)
いったい、船長は何をやってんでしょうかね。
(Nさんご提供の御写真です) -
乗組員もあきれているよ(^_^;)
(Nさんご提供の御写真です) -
↑の船が落ち着いて5分くらい過ぎたら、水門が閉じ始めました。
(Nさんご提供の御写真です) -
門がもう少しで閉じてしまいます。
そして、完全に閉じてから下降を始めることになりますね。
こういう感じはパナマ運河と同じですね。
(Nさんご提供の御写真です) -
先ほど急いで入ってきた船も、今はおとなしく並んでいます(~o~)
-
船はどんどん下降して、150mより下に行って、145mに近いですね〜。
私たちの船は165mの水位からおよそ20mほど下降したことになりますね。 -
下降完了して、前の扉が開き始めました、
-
船が前進を開始したのはいいけど、前の船は煙を吐き出すし(これが臭くて堪らない(>_<))、エンジン音水門内で響いてうるさいし・・(*_*) これには参りましたね〜(>_<)
今まで、全然気にしていなかったけど、なぜ煙突を上に向けないのでしょうかね?? -
2隻並列で進んでいくんですから、狭苦しい感じがしますよね〜。
なんだかんだで35m余の深いところにいるわけですから、結構圧迫感があります。
(Nさんご提供の御写真です) -
ここの水門一つ一つの大きさは、幅34mで長さが280mとのことです。パナマ運河を通行できる船の最大サイズが、全長294m、全幅32.3m、喫水12m以下とされているところから見ますと、長さがチョット短いですね。
幅と長さだけなら、7万トン級の外洋客船もここに入れるのですが、高さに制限があるので残念ながら入れないですね。
★↓は、船体の高さは別として、長さと幅では適合する7万6800トンの客船です。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/21385351/src.html
(Nさんご提供の御写真です) -
先ほど、コンクリート壁に擦った船は緊張のようです(~o~)
-
二つ目の後ろの水門の扉が閉まります。
こちらの扉は高いですね。 -
ここの水位は140mちょっとのところですね。
この水位からまた20m以上も降下することになります。
結局、三峡ダムを単体で理解するよりも、「西部大開発」というより広い視野の中に位置づけて見る方が、より正確に理解できるかも知れませんね。
西部大開発は東西の地域格差(東シナ海沿岸部などの中国東部と三峡以西の西部山間部との経済・所得格差)打開と、西部地域の開発を通じて東部地域への資源・エネルギーの供給(水資源を利用した電源開発もその一つ)を含む大開発計画で、長江上流地域がその主な舞台となります。
こういう視点から見ると、三峡ダムの1820万Kwと言う大規模な発電や、重慶まで続く湖面の長さが、三峡ダムの性格と役割を何よりも特徴づけているように思います。
もちろん、「西部大開発」にはさまざまな立場・観点からの評価があります。
それでも、万一油断すると、洪水は無くなったとしても生態系の破壊が進んだり、或いは森林破壊や山の崩壊で思わぬ洪水の要因を生み出しかねません。
そこに、三峡ダムの「洪水抑止」という「目的」の真実性が疑問視される理由があるのかも知れませんね。
ま、何でもいいですけど、とにかく目標通りダムが長持ちして、生態系も維持されて、洪水も防げたらいいですね。
(Nさんご提供の御写真です) -
水位が下降を始めたら、扉がこんなに高くなってしまいました。
おそらくは50m以上の高さになると思いますよ。
★↓は、ドイツのモーゼル河の水門です。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/19894674/ -
水門のコンクリート壁と船との隙間です。
僅かな隙間を維持して、また移動していくなんて、操船テクニックもなかなかのモンですね。
★↓はパナマ運河通航中の場面です。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/14296747/src.html -
4番目の水門です。
高いですね〜。
迫力もありますよ!(^^)! -
これを見ますと、105m位の水位から下降を始めているようですね。
-
後ろ側の扉です。
ここも、ほぼ下降完了のようですね。 -
お隣の船のお兄ちゃんも、一生懸命働いています。
長江で働く人々にとって、5年・10年いや1世紀後も、気持ちよく働けるダムであり運河であって欲しいものと思います。
ここに来て、三峡ダムが与える影響の大きさが、どの側面からどのように検討されたのか?と思われてなりません。
下流の人々を洪水から救おうというのであれば、ダムに沈む人々の暮らしも同様に救おうとはしなかったのかと思いますね。
その両方を救うために、三峡から上流での森林の育成・保全の工夫及びダムの最小限化と、下流域での対策・工夫とに、どれほど心血を注いだのかと問いたいと思います。
電力については、大規模化重視を見直し、これまで軽視されがちだった(儲からなかった)多様な自然利用の小規模・高効率発電を研究するのもいいのではと思います。
水運は難所重視の小規模ダムで繋いでも問題ないと思いますね(ライン河をはじめ、ヨーロッパ各地はその方式です)。
中国では、これまでも多くのダム建設で実に多くの人々を移住させてきました。また、世界のダムの実に46%(2万ヶ所)が中国にある(国土面積あたりのダム数では、日本の方が中国の3倍強です)ことを思いますと、ダムと人々の移住に対する感覚がやや緩いのではないかとさえ勘ぐってしまいます。
そういう点からダム湖周辺の光景を思い起こしますと、そういう努力よりも、先ずは「西部大開発」構想のような経済性優先に動いたように思われたりもします。 -
これまでとはチョット違った、開放感のあるところへ来ました。
あともう一段というところでしょう。
三峡ダムを見て、実際に船で下ってみると、ダムの巨大さを実感します。孫文の頃から構想された三峡ダムでしたが、時代が移り変わっても三峡ダムへの想いは消えなかったのですね。
−−−−−−−−−−−−−−
きょうは、三峡ダムのことで熱が上がってしまいました(^O^)(~o~)
人類は産業革命・市民革命以後、自然世界に果敢に挑戦してきました。
そして環境問題という重荷を背負うことになってしまいました。
自然への挑戦から、自然との共生へと進んできたのですが、三峡ダムは「自然のルールに従う」ことも大切だと教えてくれているように思いますね。
「自然と仲良く・自然のルール従う」
人類の遠い未来を考えれば、今こそ全知全能をそこに傾けなければならない時代になってきていると思います。
人々の働き方も暮らし方も競争から共同へ、成長から幸福へ、「カネとモノ」から「愛」へと言うように、人体のリズムに沿ったゆとりある知能社会時代へと切り替えられないものかと、止めどない空想の世界へと迷い込んでしまった私でした(~o~)(^O^)。
あの屈原なら、三峡ダム問題をどのように考えただろうかと思いますと、なぜか三峡の山々が脳裏に浮かんでくるのです。
夜も更けてきましたし、明日のこともありますから、寝ます(~o~)
(その13)に続きます。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/album/10619304/
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 白い華さん 2012/01/20 17:09:44
- 「水門・・・スレスレ!通過」も、 また・・・船旅!の 醍醐味。。。
- 今晩は。
カメちゃんと、「三峡ダム」の お話!をしたい。と 思いながら、
なかなか、コメントを 入れられず・・・に おり、失礼!しました。
世界・・・でも、スゴ〜い!巨大なダム。が、中国・・・には、作られてしまった。のですね〜。
コレ・・・で いいのだろうか?
と、心配。や 疑問・・・は、あろうが、まず・・・は、ダム!を 作る。
何か、日本の やんばダム・・・でしたっけ〜?
「ダム工事!中止」が、「実行」に 決まり、
二転三転・・・は、いったい、何だったのだろうか?
で、 がっかり!した・・・最近の 政治。
だから、「中国・・・らしい〜!ちょっと、いい加減さ」を 持ちながら・・・も、 「強制!実行・・・を 行使し、 三峡ダムを 完成!させた」は、ちょっと、羨ましく・・・も 感じます。
日本の ダム!も、 『 土砂・・・の 堆積・許容年数 』 が、全然、短命・・・で 困っている。と お聞き!します。
きっと、三峡ダム・・・も、そう〜・・・なる。のかも〜。と、う〜ん、かなり、心配。。。
コレ!だけ・・・デカい!と、
「やっぱり、放置」は、ダメ!だもんね。
さて、カメちゃん達・・・を 乗せた!船。
夜、水門・・・を 通過。の 「スペクタクル・ショー」が あった。のですね〜。
ふたつ!の お船。が 並行に 移動・・・できる。のも、
迫力!が ありますね〜。
でも、怖い・・・ほど、 壁!スレスレ。。。
スゴイ! 運転・・・技術。で ビックリ・・・です。
こんな、 特別!な 場所。は、
船が 大好き!な カメちゃん・・・は、 「絶対!見なくちゃ〜」ですよね。
例え、 前・・・を ゆく!船が。 「迷惑!な 煙!を 吐こう・・・とも〜」 (笑)
カメちゃんは、パナマ運河・・・とか、いろんな、運河!通過・・・を 経験。
クルーズ・ファン!に ふさわしい〜、 経験。が 素敵!ですね。
中国の 海岸部!では・・・ない、
内陸・・・を 奥深く、 長江クルーズ。すればこそ・・・の 「見える!モノ」。。。
興味・・・深く、旅行記!を 拝見!して、
「なかなか、知り得ない! 中国」を 楽しんでいる、 私・・・デス。
これからも ヨロシクお願いします。
- カメちゃんさん からの返信 2012/01/20 22:47:19
- RE: お話の通り、水門通過は一大スペクタクル・ショーでした!(^^)!
- 白い華さん こんばんは(^^)
今朝の東京は雪ではなかったですか??
このところ寒い日が多いですから、朝9時頃までカミさんにくっついて寝ています(^-^)
なにぶんにも冷え性の身体ですから、暖かいのは嬉しいです。
さて、白い華さんに三峡ダムのことを読んで頂けて嬉しいです!!
長江クルーズでは三峡ダムは大きな見せ場ですから、日本からのツアーの方もかなりの方々が訪れていると思います。
これまでダムのことなどあんまり関心もなく、多少の浚渫はするものの一度作ればズッと使えるものと思っていました。
それが、重慶で船に乗った時点でダム湖の上という規模に驚きました。そして、重慶の濁った河と緑薄いダム湖両岸の山を見ていますと、土砂の堆積が案じられてきましたね。
加えてダム湖両岸の斜面上に建設された「移民の街」の連続、百数十万から二百万人にも及ぶという移住者(移民)の規模は、只事ではないと感じましたね〜。
お話のように「中国・・・らしい〜!ちょっと、いい加減さ」と「強制!実行」があってできた三峡ダムですが、中国政府自身がダムの問題を少しずつ認めているように、この先がやっぱり心配ですね。
大都市都心の「城中村」を、いずれ取り壊して「近代的」なビルの街にしてしまいそうな勢いにも、「中国・・・らしい〜!ちょっと、いい加減さ」と「強制!実行」の体質を見るような気がしますね。
ヨーロッパのように人々の力で「古い町」を維持して、不便を囲いながらも「我が町」を誇りに感じられる「街の文化」があの三峡地域にあったなら、三峡ダム建設も強行できなかったのでは??と思います。 中国の都市近代化のありようも同様に思いますね。
中国が、中国的な筋道を辿ってしまうところに、彼らの歴史的な運命を見るように思います(「八ッ場ダム」「東日本大震災」「深刻な財政問題」の前で、決断が出来ずに揺れてしまう日本社会も困ったモンですけど)。
> 夜、水門・・・を 通過。の 「スペクタクル・ショー」が あった。のですね〜。
ああいう場面には、興味津々なのですよ!!(~o~)
あんなに狭いところを、巧みに移動して行く技術は凄いと思いますね(^^) 水門施設側からの支援と船側の操船の技術とが上手く連携して、あのような水門通過が出来ると思うのですが、その決定的場面がなかなか分からないんですよ!!(~o~)
パナマ運河では、左右から機関車がコントロールしていましたけど、ライン川とか長江の水門では機関車もいなかったし、どうなっているんでしょうかね(^O^)
とにかく、水門通過の様子を見るのは本当に楽しいです。ましてや、三峡ダムの水門は深いですからね。面白さ・楽しさも、また格別でした(^-^)
いろいろな旅が出来て、旅行記を書いて、白い華さんとお話も出来て・・(^-^)(*^_^*)
いい旅をしてきたな〜〜と、しみじみ思うこの頃です(^_^)
きょうも、お話に熱が入ってしまいました(*^_^*)
これからもよろしくお願いします。
カメちゃん
-
- パピーさん 2011/10/29 12:56:54
- 詳細なレポート
- カメちゃんさん、こんにちは
三峡ダムの詳細なレポート、じっくり読ませていただきました。
旅行記の写真の2枚目で「のどかなダム湖風景・・・・」と言うのが、読み進むにつれ、段々現実味を帯びてきました。
中国には上海に数日行っただけですので、よく分からないのですが、広い国の中ではいろいろなことが、おきていても不思議ではないですね。
パピー
- カメちゃんさん からの返信 2011/10/29 16:17:31
- RE: 詳細なレポート←お恥ずかしいです(^_^;)
- パピーさん こんにちは〜(^^)
ご訪問いただいて、とっても嬉しいです!(^^)!
パピーさんは西の方で楽しまれ、私はお隣の中国で楽しんでいます(^^)
> 三峡ダムの詳細なレポート、じっくり読ませていただきました。
じっくり読んで下さったとのこと、なんて嬉しいお話でしょうか!(^^)!
この旅に行くまでは、三峡ダムのことはあんまり知らないまま、「中国はスゴイなぁ(^^)」なんて思いでしか見ていませんでした。
それが、なんだか知らないけど、長い長い旅行記になってしまいました(^_^;)
> 旅行記の写真の2枚目で「のどかなダム湖風景・・・・」と言うのが、読み進むにつれ、段々現実味を帯びてきました。
ありがとうございます!
支流も殆どない上流の山間部に造るダムと違って、あれだけの大河の、支流も多いやや下流とも言えるところに、しかも土砂崩壊のしやすい緑少ない地域に、あのような巨大ダムを造ること自体に脅威を感じますね。
先ずは「ダム建設ありき」ということの中で、どれほどの人々を追い詰め、歴史的財産を破壊してきたか!!なんて思いますね。そして、無理して造ったダム自体も先が懸念されるなんて、ホント心配ですよね。
中国の事情は私なりに理解し、親しみも感じているつもりですけど、三峡ダムを見るともう少し慎重にと思わざるをえませんね。
それで、こんなに長い旅行記になってしまいました(^^;)
三峡ダムを抜けると広大な平野部です。
アレッ??と言う光景がまだまだ登場してきます(^^;)。
お暇な時に、のぞきに来て下さいね(^_^)v
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いしますね。
カメちゃん
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