2010/06/08 - 2010/06/08
496位(同エリア1903件中)
滝山氏照さん
滝山城(たきやまじょう、東京都八王子市高月町)は16世紀に小田原北条氏三代目当主北条氏康(ほうじょう・うじやす,1515~1571)三男の氏照(うじてる、1542~1590)が旧山内上杉氏重臣で武蔵国守護代であった大石定久(おおいし・さだひさ、1491~1549)の養子として入城した戦国時代の典型的な城跡です。
訪問当時、私はこの周辺に居住していましたので東端(国道16号)から西方に尾根づたいに歩いてみました。この一帯は都立滝山公園として小道がよく整備されており、また途中で見学すべき場所が案内板にて紹介されています。
2022年2月11日追記
入手した「都立滝山公園」のパンフレットには下記の通りその説明がされています。
「国指定の史跡、滝山城は戦国時代の中頃、大永元年(1521)年に武蔵国守護代の大石定重が、この城の北西約1.5Kmの高月城から移り築城したものと伝えられます。
定重の子定久のとき北条氏康の支配を受け、その子氏照を養子に迎えて、滝山城は大石氏から北条氏照の居城となりました。氏照はさらに城を拡充し、その規模雄大さは当時関東屈指の山城と称されました。本丸、中の丸、二の丸、空堀などの巧みな遺構にそれがうかがえます。
上杉謙信、武田信玄などから猛攻を受けた滝山城ですが、なかでも信玄、勝頼父子による永禄12年(1569)10月の城攻めは、熾烈を極めたといわれます。のちに北条氏照は領地の備えをより固めるため、南西約9Kmの地に八王子城を築き滝山城から移りました。移転の時期は定かではなく、天正の中頃(1580年代)と推測されます。
白亜の天守閣も、高い石垣もない、典型的な中世城郭の縄張りをもつ滝山城ですが、木立の深い城址にたたずむとき、かつて名城といわれた滝山城の面影がしのばれます。」
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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