東日本大震災ボランティア活動・南三陸町その一

2011/05/08 - 2011/05/16

連休を終えボランティアの人たちの減少などにより要請で南三陸町戸倉でボランティア活動をすることになりＴＶや新聞等でたびたび報道される現場に向かい一週間あまり滞在しました。もちろん今回も休日なし。
道路状況が悪くもちろん電気などのライフラインも復旧していなく午後７時頃になると道路はこの状態です。目的地に到着するまでにカーナビ頼りに走行したのですがあっちこっちで橋や道路が地震や津波のため通行止めそして迂回路等で予想以上に時間を費やし最悪は目的地の近くになって携帯電話が圏外となり連絡とれず通りがかった地元の方の車で誘導していただきやっと目的地に無事到着。やはり災害時は明るいうちにそして余裕を持って行動しなければと改めて感じました。

エリア 南三陸・登米(宮城)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

携帯電話が圏外となり目的地と連絡不能。アマチュア無線も梨の礫。フラッシュ撮影でこの状態。

やっと地元の方に誘導していただき目的地の「志津川自然の家」に到着することができました。地元の方と遭遇しなければ車中泊となるところでした。

カーナビも地方へ来ると現在の道路情報までは・・・。
街頭もなく真っ暗の状態で且つ民家の明かりも皆無だしその上道路が寸断されていてはカーナビも機能を発揮することが出来ませんでした。やはり災害時はアナログかと。

館内に張られている「自然の家」の主宰事業の紹介。
周囲は大自然が一杯のようです。

避難生活をしているご家族の小さな子供が館内掃除をしているのにびっくり。
将来良い奥さんに？

広場に建てられている仮設住宅。数日後に自然の家から当選者が生活を始めるようです。抽選に外れた人は？

電気が一部でかつ時間制限があるため太陽光発電が必需品です。

ベランダのここにも太陽光発電装置が・・・。

各社いろいろな太陽光パネルが・・・。

各人一個ずつ貸し出されている太陽光電灯。

もちろん大容量のパネルも活躍中。

毎朝７時半から南三陸町で活動されている医師団、看護師団のミーティングが避難場所の一つ、ベイサイド・アリーナで実施されるため毎朝各場所から集まります。

南三陸町最大の避難場所・ベイサイドアリーナ。


http://www.town.minamisanriku.miyagi.jp/modules/photos/photo.php?lid=64

設置されているボランティアセンター。

診療用仮設テント。

敷地内に自衛隊等のテントがあちこちに。

陸上自衛隊の移動電源車？

衛星アンテナも設置されている。

屋外の仮設トイレ

「志津川自然の家」内にある子供の遊び場

救援物資置き場

避難場所だったけれど次第に仮設住宅等へ引っ越されてがらんとしている。

道路上の自動販売機にも夜間点灯用のためここでも太陽光パネルが使用されている。

国道沿いのサービスエリア？も被害を受けている。

家があったのでしょう。

土台だけになってしまった。この上に建っていたと思われる家屋はいずこに？

変わってしまった陸地を眺めながら「随分変わってしまったなあ」とつぶやいている？二羽のカモメ。

キジが逃げ込み我が目を疑ったが地元の方に聞いたらキジもたくさんいるとのことでした。撮影が間に合わず探したけれど鳴き声のみ。残念！！

津波に耐えた木々。

地域の避難場所指定だけれど津波が押し寄せている。

津波は石段を駆け上がり？戸倉神社の足下まで津波の痕跡が・・・。

波伝谷板碑群と書かれた看板

波伝谷板碑群

先ほどの石段を登り切った所に折れながらもしっかり咲いている。

見事に倒れているセメント製の電柱。

針金が見事に曲がって倒れている空洞のセメント製電柱。

地元の方の話では水産加工会社の工場だとか。

海岸側に建っていた石碑のようだけれど右側のは無残にも倒れていた。

生ゴミ用のゴミ箱も不足していたのでしょう、海上自衛隊の艦艇から提供されたゴミ箱が数個有りました。

日夜頑張っている自衛隊へ感謝の垂れ幕があっちこっちに・・・。

お知らせのボードとＮＴＴ提供の無料通話電話

貸し出されている太陽光電灯と持参した約２０数年前の同じく太陽光電灯明かりを使用中の私の寝室。ノートパソコンは車で移動中車内にて充電して毎日パソコンを使用。でも携帯電話が圏外なのでメール等は無理。