愛車と最後の行動を松島から石巻市まで

2011/05/15 - 2011/05/15

約三週間にわたるボランティアも終了し帰宅前の一日を走行可能となっている海岸道路を松島からそのまま１０日余り過ごした石巻市まで定年退職直後に購入した自家用車も被災者へ譲渡することになったため愛車との最後の行動として４５号線を北上することにしました。

エリア 石巻(宮城)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 自家用車

震災にも負けずに田植えの準備をされていました。

カモメの群れが耕している後から餌をついばんで？いたけれど耕されて出てきた土中の虫を食べていたのだろうか？不思議な気がした。　カモメって魚以外にも食べるのかな？　
ネットで調べると魚、軟体動物、昆虫、カエルなどを食べるとのこと。私が知らなかっただけだ。

迷わず４５号線沿いに進路を！

学校の駐車場なのだろうか？（走行中の車内から撮影）

分譲地なのだろうか？津波の速度は邪魔をする物がないから相当速かったのでは？

道路沿いに多いコンビニの駐車場だけれどここにも津波の痕跡？・・・。

ＪＲ仙石線もこの状態、でも壊滅状態の気仙沼線に比べれば被害が少ない気が素人の目からも感じられたけれど・・・。

流されて来た船やら車が広大な広場？に点々と・・・。

行方不明の方々の捜索でしょうか？ご苦労様です。

松島航空隊が近いのかな？

前方に空港を象徴するアンテナが・・・。

被災地ではこのように車検とか点検などで預かった車が相当数津波被害に遭われて賠償や保証等をどうするのかこういった問題も発生しているようです。

前方に航空自衛隊松島航空隊の門、レーダーアンテナや建物が見える。戦闘機もかなり津波の被害を受けたとか・・・。

基地周辺特有の看板が掲げられている。

ここにも津波の痕跡が。

走行中の道路だけれどここはビーチ？

○○平野かな？

南北上運河の看板が運河に架かっている橋に掲げられている。

その運河に流されてきた船が・・・。

望遠で撮影するとここにも・・・、でも海は？

遙か彼方にクレーンが見えるので岸壁があるのでしょう。

運河の左側は広大な北上平野かな？

ここにも船が・・・。町中の壁などのイタズラ描きは駄目だけれどこういうのは許せるのでは。

どこに大曲市民センターが？　前方の建物？

電気の不通や信号機故障のため大きな交差点では警察官による交通整理が行われている。ご苦労様です。

亡くなられた方々の火葬前の仮の墓地でしょうか？
番号札のみで氏名は書かれていませんでした。

反対側に回ってみるとこのような看板が建っていて臨時の土葬墓地となったのでしょう。　早く火葬されることを祈りつつ、合掌！！

石巻市内に入ってくると道路沿いのガソリンスタンドもこの状態。

異臭につられて探してみると異臭の元？とありえない水の色でしたが有毒でないことを祈るばかりです。

奥に見える二つのタンクと並んでいたのでしょうか？

ある大手製紙会社の貨車引き込み線と倉庫。

海岸付近での２度目の津波の凄さを物語っている気がします。
被災された方の話では一度目の津波はきれいな海水の色だったけれど二度目の津波の海水は大きくどす黒い不気味な色だったそうです。

日和大橋から見た石巻港のパノラマ写真・瓦礫が海底に沈んでいる影響からか海水の色が・・・。画面左側に医療器具等壊滅状態の石巻市立病院(石巻市南浜町)の建物が見えます、地元紙によれば年内に１００床から百数十床の規模の仮設病院を建設計画とのこと。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%92%8C%E5%A4%A7%E6%A9%8B

トラックが流されてきたのでしょうか？

たびたびＴＶ等の報道で見る大型タンクが転がっている石巻港付近の海岸道路です。

車を石巻市の方に譲渡したので帰りは購入したＪＲ代行バスで仙台駅までの切符です。
帰宅して数日後ＪＲ石巻線が復旧したとかニュースで知りましたので駅前商店街も活気づくことを祈っています。

大きな被害を受けたＪＲ仙台駅もご覧のように工事中でした。

駅構内掲げられている列車運行状況。

仙台駅構内ではいろいろな物産展で賑わいを取り戻しつつあるのでしょう。

ＪＲもこういうサービスを・・・、乗ったバス会社の人は危機感を？感じられていたようです。
因みに私が乗った仙台駅から東京駅までのバス料金はシニアサービス料金が有り２,８００円と希望者には一口３０円の大震災支援募金の上乗せ料金もあります。

駅構内で地元仙台のＴＶなどでご活躍中のさとう宗幸さんの姿が・・・、地元の人も口々にさとうさんだと・・・。(右から二人目の顔)写真はぼかしています。