２０１１年ライン川～ネッカー川をへてアルザスまで　⑥ライン川観光

2011/04/27 - 2011/05/07

大好きなドイツを今年も訪ねることができました。
そして念願のアルザスも！
観光２日めのこの日は、リューデスハイムからライン川下り。
絶好のお天気に恵まれ、船旅を満喫しました。

＜全行程＞（■印がこの旅行記です。）
□４／２７（水）　福岡～上海（観光）～フランクフルト　
□４／２８（木）　フランクフルト～マインツ～
　　　　　　　　　　　ライン川沿いの街～マインツ　
■４／２９（金）　マインツ～ライン川下り～コブレンツ～マインツ
□４／３０（土）　マインツ～バート・ヴィンプフェン～
　　　　　　　　　　　ハイルブロン～ハイデルベルク
□５／１（日）　　ハイデルベルク終日観光
□５／２（月）　　ハイデルベルク～テュービンゲン～
　　　　　　　　　　　バーデン・バーデン
□５／３（火）　　バーデン・バーデン～コルマール～
　　　　　　　　　　　カイゼルスベルク～コルマール
□５／４（水）　　コルマール～リボーヴィレ～ユナヴィル～
　　　　　　　　　　　リクヴィル～コルマール
□５／５（木）　　コルマール～ストラスブール
□５／６（金）　　ストラスブール～フランクフルト～上海
□５／７（土）　　上海～福岡

エリア ライン川流域周辺(ドイツ)

ゆうべは早寝したので早く目が覚め、
７：００過ぎにホテルで朝食。
野菜がなく、チーズやハムも種類が少なめで
ちょっとさびしい内容でしたが、ま、しょうがない。
元気に食べて出発です。

朝のマインツ中央駅。
時刻は８：００頃。ちょうど出勤アワーですかね。

まずはヴィースバーデン経由で、
リューデスハイムへ。
そこからＫＤラインの観光船に乗ります。

この日は無事にヴィースバーデンで予定通りの
列車に乗り継げました。

一面の菜の花畑を見ながら、列車は
一路リューデスハイムへ。

リューデスハイム駅に着いて、ＫＤラインの
出発時間まで１０分もありません。
が、駅から乗船場までけっこう、５００ｍほどは
離れているので、かなり急ぎ足で移動しました。
子ども連れや年配の乗船客には大変だと思います。
船の方は様子を見て多少は待っているようですが。

この船でザンクト・ゴアールまで行きます。
本当はゆっくりコブレンツまで乗って行きたい
ところですが、途中の街も見たいですしね。
この船も、ジャーマンレールパスで乗ることが
できます。

定刻を少し過ぎて出航しました。
昨日も訪れたリューデスハイムの街。
川から眺めるのもいいもんです。
「ラインの真珠」と呼ばれる小さなかわいい街。
さようなら、またいつか。

ニーダーヴァルトの記念碑も、青空に映えて
はっきり見えます。

ほどなくビンゲンに到着。
ここも昨日降り立った小さなきれいな街でした。
乗船するお客さんたちが待っています。

ビンゲンを出るとすぐに「ねずみの塔」。
中世には通行する船から税を取り立てる税関
だったとか。

進行方向右手は、ここも昨日訪ねたアスマンスハウゼン。
チェアリフトがはっきり見えます。

その先に「エーレンフェルス城」。

ここからは左手に古城のオンパレードです。
船上では日本語での案内もあり重宝します。
まずは、「ラインシュタイン城」。
本当に崖の上に建っています。
よく造ったもんですね。
ここも旧税関で、見学可能だそうです。

続いて「ライヒェンシュタイン城」。
１０００年以上の歴史があるそうです。

「ソーネック城」。
盗賊の居城だったとか。

「ソーネック城」を違う角度から。

ライン川は国際河川。
いろいろな国の船が行き交います。
この船はオランダの国旗がついています。

これはフランス。
ストラスブールって書いてある！
今回の旅の最後に訪ねます。

これはドイツのですね。
行き交う船の乗客は、互いに手を振り合います。

きらきら光る川面。
あ〜、なんて気持ちがいいんでしょう。

そうこうするうちにバッハラッハに到着です。
リューデスハイムからここまでちょうど１時間。
飛行機が遅れなければ昨日訪ねるはずだった街・・・。
残念ですが今回は船上から眺めるのみ。
いつかまた来れますように。

山の上に見えるのは、「シュターレック城」。
現在はユースホステルです。

すぐ先の中洲には「プファルツ城」。
このアングルではわかりにくいですが、船のような
形です。

バッハラッハから大勢乗り込んで、気がつけば
デッキは大賑わい。

川面と空があまりにきれいで、何度も上流を
振り返ってしまいます。

間もなくオーバーヴェーゼルに。
背後の古城は「シェーンブルク城」。
ライン川の古城ホテルの中でもハイクラスの
ホテルです。

ライン川岸には所々このような数字が表示されて
います。これはライン川源流からの距離（ｋｍ）。
ここは５５０ｋｍ地点のようです。

お、またもや大きな船。
ほんっと、でかいです。

これでもかというほどの飛行機雲。
飛行機雲フェチとしては感無量です。

そんなことをしていたら、有名な「ローレライ」に
こんなに接近していました。
「ＬＯＲＥＬＥＹ」という表示を見逃す始末・・・。
しかし、「妖精の岩」という意味を持ち、ハイネの
詩にうたわれた名所ですが、荒々しいごつごつとした
岩でした。

実際には、このあたりはライン川の川幅が最も狭く
急カーブで、川床には岩礁、目の前には１３０ｍの
岸壁が突き出た難所のため、船人が美しい乙女の
歌声に魅せられて舵を取り損ねて命を落とすという
伝説が生まれた、とのことです。
（ガイドブックより）

そこを過ぎると右手に「ねこ城」が見え、

左手にザンクト・ゴアールの街が現れます。
私の船旅はここまで。
リューデスハイムからちょうど１００分。
２００２年に世界文化遺産に指定された「ライン川
渓谷中流上部」の景勝ルートを満喫しました。