3度目のベトナム 3日目＜ハノイ1＞

2011/04/27 - 2011/05/07

ハノイはホーチミンとは違う。

何が違うって、ホーチミンの道路横断はそれほど怖くないが、ハノイでは足がすくむ。とてもじゃないが、無理な気がする。
そもそもバイクのスピードが違う。その上ほとんどが信号無視。

誰が誰に鳴らしているのか全くわからない意味不明の警笛。そこらじゅう、警笛の洪水になっている。
それでもジモティは渡れている。しかも悠々と。

ハノイはカオスの街と紹介されている記事を何度か目にしていたが、まさしくカオスだった。「言い得て妙」とはこのことだろう。

たった半日だったが、ハノイとホーチミンは全く違うことを認識した。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: タクシー 飛行機
• 航空会社: ANA ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

▽ノイバイ空港

ホテルの迎えの人とも無事に逢えたが、残念なことに小雨がぱらついていた。

ノイバイ国際空港 (HAN) 空港

▽ホテルカー：16USD

ドライバーは超安全運転。バイクにも抜かれていた。
事故られても困るけど、もう少し普通に走ってくれないだろうか。
途中、軽い渋滞もあってホテルまで50分近くかかった。

☆エレガンス・ダイヤモンド

トリップアドバイザーで絶賛のエレガンスグループ。
エレガンス・ダイモンドは、グループで一番新しいホテルだ。
場所は旧市街の端っこのロースー通り。
ミニホテルは初めてなので一番高いカテゴリーのエグゼクティブ・スイートにした。
一番高いと言っても、3人で121USDと高くはない。

2010年5月オープンと新しいこと、旧市街にあり立地がいいことも決め手になったが、最大の理由は、スタッフの評判がメチャクチャ高いところだった。

ラ ヌエバ ブティック ホテル ハノイ ホテル

☆エレガンス・ダイヤモンド

ホテルに到着するとロビーでウエルカムドリンクのサービス。

なるほど、このスーツのオネエサンはテキパキしている。
こちらが質問する前に、ドンドン話を進めてくる。

まるで、こちらが訊こうと思っていたことやお願いしたいと思っていたことを知ってるのかの如く的確に確認してくる。
しかも、嫌味もなく、急がすこともなく、ごく自然体に。

☆エレガンス・ダイヤモンド＜505号室＞

さすがに「エグゼクティブ・スイート」は名前負けしているが、なかなかいい部屋だ。
ミニホテルで大丈夫と不安だったマダムも満足している。
さっきのオネエサンが隅々まで説明してくれる。

☆エレガンス・ダイヤモンド＜505号室＞

バスタブはなくシャワーのみだが、我が家の場合バスタブは使わないのでノープロブレム。

☆エレガンス・ダイヤモンド＜505号室＞

明日はハロン湾で一泊なので必要最低限だけ荷物を出す。

○ロースー通り

ホテルを出ると下町っぽい雰囲気。
歩道に店が出張っていたり、座り込んでいる人がいたりして非常に歩きにくい。
何気に自転車のフランスパン売りがいたりする。
バイクと車だけでもグチャグチャなのに、ハノイのシクロは結構幅を利かせている。

2・3分歩いたらホアンキエム湖が見えてきた。

○カウゴー通り

シティ・ビュー・カフェやハイランズコーヒーが入っているビル。
我が家にとってランドマーク的存在

○ハンガイ通り

写真ではわからないが、バイクは結構スピードを出している。
ホーチミンなら平気で渡れるが、ここは怖くて渡れない。

ホーチミンの場合、バイクの集団が途切れる瞬間があるが、ここにはそれがない。
どうやったら渡れるのかコツがつかめない。

≪エム・コレクション M collection≫

小奇麗な店があったので入ってみた。
どこかで見たなと思ったら、ベトナム航空の機内誌に載っていた店だ。

ハノイで最初に入った店なので様子見だったが、後で考えるとかなりのハイセンスだった。

≪ハノイ・モーメント≫

ガイド本には必ず載っている雑貨屋。
駐妻ブログでも評価は高い。
もっと大きな店かと思っていたが、意外に狭い。

ハノイ モーメント (ハンガイ通り店) 専門店

≪ラベラ La bella：ブラウス 399,000D≫

リークオックス通りにラベラがあることは調べてあったが、通り過ぎてしまう程小さな店だった。
１５％ＯＦＦのセールはホーチミンと同じ。

お嬢があれこれ試着した結果、３９９千ドンのブラウスをお買い上げ。

ラ・ベラ 専門店

○リークオックス通り

ハンガイ通りも凄かったが、リークオックス通りのバイクの量は尋常ではない。
とてもじゃないが、向こう側には渡れない。

○ハノイ大教会

実物はかなりくたびれている。
この手のものに興味がないので、無理して近づいたりしない。

ハノイ大教会 (セントジョセフ教会) 寺院・教会

≪コー Co≫

るるぶに載っている。
通路を挟んで2部屋あるが、どちらも狭い。

≪ティナ・スパークル Tina Sparkie≫

ハノイでお楽しみにしていたショップの1つがティナ・スパークル。
イパニマの妹ブランドと聞いていたが、ドンコイのイパニマと同じものばかり。
イパニマの本店に行く予定なので見る意味がない。

イパニマ (ニャー トー通り) ブランドショップ

≪marie linh≫

他の店とは趣きがかなり違ってシックな品揃え。
ニャートー通りは日本人遭遇率が高い。この店にいた客は全員日本人だった。

≪grace：OP 81USD≫

今日はお嬢が飛ばしている。
ここでも数着試着して、ワンピースを購入。81USDとベトナムにしては高め。

≪HA LINH THJT≫

ハンチョン通り
ここではマダムがスカートを試着するが、サイズが合わずに断念。

アロメタ（Arometa）って言うドライフルーツ屋がこの辺りにある筈なので尋ねてみたが、知らないらしい。
「歩くベトナム」を見せると住所はハンチョン通りのこちらサイドだと教えてくれた。

≪カナ Kana≫

ガイドブックではやたらと評判がいい。道の向こう側にも店があった。
店は広いが、商品は安っぽいかんじ。


結局、アロメタ（Arometa）は見つからなかった。るるぶではよくあることだが、歩くシリーズは信用していたのに。

カナ 専門店

≪カイシルク Khaisilk≫

ハンガイ通りに帰ってきた。
ドンコイと同じような20USD均一コーナーがないか覗いてみたが、かけらもなかった。

カイ シルク 専門店

○ハンガイ通り

カイシルクを出た後、根性を入れて向こう側に渡った。
10メートルほど歩いたら、向う側にコジャレた店が見える。

ショッピング中のマダムは強い。
バイクを蹴散らしながら横断する。

≪タンミー・デザイン tanmy design≫

さすがマダムが目を付けただけあってハンガイ通りの他の店とは雰囲気が違う。

タンミー デザイン (ハンガイ通り店) 専門店

≪タンミー・デザイン：OP 127USD、ブラウス 47USD≫

細かな刺繍が入った見るからに高そうなワンピース、127USDとベトナムにしては高いがとても1万円には見えない代物。
試着室から出てきた時には「これ買う！」って顔に書いてあった。

≪タンミー・デザイン≫

2Fはとても広くて、商品アイテムはものすごく多い。
中には派手すぎてとても着れないなってのもあるが、基本的に一見して上質とわかるものばかり。

ここは一見の価値大。

≪イパニマ IpaNima≫

イパニマ本店の営業時間は7時まで。
タクシーで駆けつけた時には、すでに6時50分。
お嬢とマダムは脱兎のごとく階段を駆け上がっていった。

イパニマ (チャンティー通り店) 専門店

≪イパニマ：ハンドバッグ 2,700,000D≫

さすがに商品数が多い。
50％OFFのコーナーもある。
あれこれ迷いに迷った挙句、お嬢がハンドバッグを1個だけお買い上げ。
毎回、2人で複数買っているので少々拍子抜け。

時間がなくて落ち着いて吟味できなかったらしい。

≪イパニマ≫

会計を済ませた時には、当然７時を過ぎていた。
レジ嬢は彼が待っていてソワソワなんだろうが、嫌な顔もせず愛想よくつきあってくれた。

4月29日（金）　夜

【オーラック・ハウス Au Lac House】

ガイドブックやネットでハノイのレストランを調べに調べた。
そして、最終的に選択したのがここ。
洒落た一軒家レストランだが、リーズナブルで美味しいとの評判だ。

「満席です」では洒落にならないので、ホテルから予約してもらった。

オ・ラック・ハウス 創作料理

【オーラック・ハウス】

案内されたのはテーブル2つの個室。
シックなムードなんだけど、ここはテラス席が素晴らしいと聞いている。

テラス席に替えてとお願いしたところ、空いていないと断られた。残念だが仕方がない。

【オーラック・ハウス】

ところが暫くして、2人掛けに3人なら替われるとの案内があった。
テラスの一番端っこの席なので狭くもない。テーブルだって十分大きい。

【オーラック・ハウス：トマト 45,000D、パイナップル 45,000D、ハノイビール 45,000D】

ハノイに来たらハノイビールでしょう。

【オーラック・ハウス：Pomelo salada with Shr imp [Goi buoi voi tom] 99,000D】

昨日はイマイチだったザボンのサラダだが、今日のは美味しい。

【オーラック・ハウス：Syir fried Prawns with Tamarid [Tom su rang me] 169,000D】

エビのタマリンド炒め
見た目はエビチリだが、タマリンドの酸味がエビとマッチしている。

【オーラック・ハウス：Fried Rice with Salted Fish & Chicken [Com chien ca man voi ga] 79,000D】

食通のブロガーが絶賛していたチャーハン。
ベトナム語の料理名がわからず「炒飯を更に蒸したもの」と紹介していた。
ブログの写真を見せたところ、土鍋に入った炒飯ならこれだろうってことになったが、蒸した感じは全くなく普通の海鮮炒飯だった。

最初から海鮮炒飯と思って食べたら美味しかったのだろうが、「更に蒸したもの」のイメージが膨らみすぎて味がわからなくなった。

【オーラック・ハウス：Wok fried Rice Noodles with Seafood [Pho xao hai san] 95,000D】

フォーの海鮮炒め
平べったいフォーにソースが絡んで美味しかった。
ベトナムでは焼ソバをよく食べるが、今まで食べた焼ソバとは違うものだった。

【オーラック・ハウス：合計 666,000D】

炒飯とフォーのどっちかにすればよかった。ちょっと食べ過ぎ。
でも、どの料理も美味しかった。
洋館レストランで腹一杯食べて飲んで1人900円弱
ベトナム、いいねー！

タクシーが直ぐに来てしまい、洋館の外観を撮り損ねてしまった。

☆エレガンス・ダイヤモンド＜505号室＞

ナイトマーケットに行く前にホテルでしばし休憩

ラ ヌエバ ブティック ホテル ハノイ ホテル

≪ナイトマーケット≫

ホテルから5分ほど歩けばナイトマーケットのハンダオ通り
道中に銀製品のハンバック通りがあり、そこここにハノイ娘が群がっていた。

ベトナムのタクシーは安いけど、タクシーは精神的に疲れる。
やっぱり旧市街のホテルにしてよかった。

≪ナイトマーケット≫

9時半頃でもすごい人出。
ほとんどがジモティ。金土日の7時から10時までやっているそうだが、皆さん何を買っているのだろう。
ちょっと覗いてみたが、購買意欲をそそるような物はない。

不自然に我が家について来るスリらしき人物を発見。要注意だ。

【ハイランズコーヒー】

ナイトマーケットに見切りをつけて一息いれることにした。
眺望の良いカフェ・フォーコーかシティ・ビュー・カフェを提案したが、ハイランズのアイスコーヒーが飲みたいとリクエストが出た。

ハイランズ コーヒー (ホー グオム プラザ店) カフェ

【ハイランズコーヒー】

あいにくホアンキエム湖サイドの席が空いていない。

【ハイランズコーヒー：Iced Coffee with Condensed Milk 35,000D×2、Hot Coffee with Condensed Milk 35,000D】

日本ではアイスコーヒーを飲まないが、ベトナムのアイスコーヒーは美味しい。
初めて飲んだお嬢も美味しいと驚いていた。

【ハイランズコーヒー】

ホアンキエム湖側の席が空いたので移動させてもらった。
わざわざ替わったが、暗くてホアンキエム湖はよく見えなかった。

○タンロン水上人形劇場

5月1日の公演は、15:30、17:00、18:30、20:00、21:15の5回。21:15のチケットが取れればベスト

タンロン水上人形劇場 劇場・ホール・ショー

≪ANGELA：サンダル≫

マダムから足が痛いと泣きが入る。
ロースー通りは靴屋街だが、10時半に開いている店はほとんどない。
ここも閉店作業中だったが、何とか幅広のサンダルをゲット。

☆エレガンス・ダイヤモンド＜505号室＞

ホテルからプレゼントのダラット産赤ワインを飲みながら明日の準備。
明日はハロン湾だ。



●3度目のベトナム 4日目＜ハノイ2＞
　http://4travel.jp/traveler/r241/album/10570832/

ラ ヌエバ ブティック ホテル ハノイ ホテル