2011/05/09 - 2011/05/10
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Weiwojingさん
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御手洗から竹原に来ました。竹原も御手洗と同じように古い街並みが「歴史的街並み保存地区」として指定されています。到着した日は雨が降り、移動には少々きつかったですが、その分静かで、いかにも落ち着いた雰囲気のある街並みを堪能することができました。
歴史的街並み保存に取り組んでいるところは多いですが、ここ竹原は見事と言っても良いでしょう。ある地区全体が江戸時代の建物がそのまま残され、上手に生かされ、今なお多くの人々がそこに住んでいます。
明治村や大正村のようなところには、ここ以上の素晴らしい建物や施設が残されていますが、しかし、人は住んでいません。生活の匂いがしません。ただ、たくさんの建物があるだけです。竹原には何百年も人が住み、日々の営みがあり、生活のにおいがするーそれが本当の伝統的、歴史的な街ではないでしょうか。
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歴史的町並み保存地区にやって来ると、先ずこのような木造の民家を目にしました。まだ現役で、写真館として使われているようです。
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こちらも木造3階建の商店ですが、看板に書かれた文字が判読できず、何の店かよくわかりません。
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あちこちに昔からの古い木造家屋が残されています。もちろん充分手入れがされて、今なお使われています。古いものを大事にする町の人々の気風が感じられます。
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竹原と言えば、この人物がまず挙げられることでしょう。頼山陽です。
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昔の蔵を利用した喫茶店です。「Cafe 青」という名前の店です。入ってみたかったですが、時間的に無理だったので、断念しました。
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この日は雨が降っていて、雨にぬれた保存地区はそれなりに情緒があっていいですね。誰もいません。ただ静かな中を歩いて、その雰囲気を楽しみました。
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古い街並みにいきなり洋風の建物があり、違和感があるような気がしましたが、よく観察すると、街並みに溶け込んでいてあまり違和感は感じられませんでした。
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民家の狭い空間を利用して小さな祠が作られています。「愛宕神社」という名前がついています。立ち止まって見ていたら、近所の方が出て来て、閉じてあった扉を開けて中をみせてくれました。
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これがその中身ですが、手前にたくさんの小さなダルマが置かれています。扉を開けてくれた婦人がそのひとつを取り上げて、小生にプレゼントしてくれました。
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「うつわ屋」というのれんの掛った骨董品店があります。ウインドーには絵皿などが展示されて、大変興味が惹かれました。少々中をのぞかせていただきました。
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店の前に使用済みの乳母車を利用して、植木を飾っています。
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外に出て上を見上げると、ベランダに犬がいました。かわいらしい犬ですね。
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犬の他に猫もいました。じっとこちらを見ています。
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どの家も軒先に花や季節の飾りを下げています。ちょうど端午の節句だったので、鯉のぼりのミニチュアが一緒に飾られています。
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こちらの家でもアヤメの花が飾られています。花入れは竹で出来ているのですね。そう言えば、竹原は竹の名産地で、街を歩いていても竹の街路樹があったり、竹製品を売る店があったりして、竹とかかわりが多いようです。
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民家の側に石で出来た四角いものがあります。歩いていて疲れた時に休むベンチみたいなものかと思っていたら、そうではなく、江戸時代は道路の向かい側まで海で、この石は船をつなぐものだったそうです。
近くのご婦人がこのように説明してくれました。この方はもう1時間近く街をあちこち案内してください、地元の人ならではの竹原についての知られざる話をしてくれました。ありがとうございました。 -
もうひとつ、江戸時代の街並みに突如洋館が現れました。現在は竹原市歴史民俗資料館となっています。
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「堀川」と書かれた看板がぶら下がっていますが、食べ物屋のようです。
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足元に「ほり川」と書かれた看板が見えますが、この通りではそれ以外はほとんど灯りが付いていません。
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もう閉店間際のようでしたが、夕食をとるために店に入りました。ここはお好み焼きを主体としており、本当はその日はそれほどお好み焼きを食べたいとは思いませんでしたが、他に食べ物屋がなかったので、ここで我慢しました。
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店の内部の様子です。古い民家を改修していて、古さを感じません。
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まだ開いている商店がありました。日常品を扱っているようですが、中をのぞいてみました。
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竹原はかつて製塩や酒造業で栄えた町ですが、今でも周辺では良質の塩が生産されています。この店には地元で生産された塩が売られています。味見させていただきましたが、市販されている一般の塩よりやや甘みがあり、独特の香りがしました。お土産に一袋購入しました。
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金平糖で作られた子供向けの弁当が売られています。
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夕闇迫る本町通りは夜の静かな時を迎えて、昼間とは異なる独特の雰囲気を醸し出しています。
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昔の郵便ポストです。
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「防火用水」のようですが、今ではもうこのようなものは見る機会がありませんね。
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