2011/04/30 - 2011/04/30
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まみさん
GWの前半は、和歌山にいる甥っ子姪っ子が遊びに来ました。
甥っ子はこの春、小学4年生に、姪っ子は小学生になりました。
子供たちの姿は、写真やビデオでよく見ているけれど、実物とそう頻繁に会えるわけではないので、久しぶりに会うと本当に大きくなったなぁと思います。
一方で、ビデオや写真の方が大人っぽく見えるので、まだ可愛い子供のままなんだなぁとほっとするやら、なんやら。
やっと歩き始めた幼児の頃の記憶もまだまだ鮮明で、今の姿と重なります。
赤ん坊の頃から見守ってきた子供は、いくつになっても小さな子に見えるものでしょう。当人には嫌がられるもので、私自身も覚えがあります。
でも、親戚のおじさんおばさん目線が今、本当によく分かります(苦笑)。
<甥っ子姪っ子と一緒に過ごした2011年GW前半の旅行記のシリーズ構成>
□姪っ子とサンリオピューロランドへ───可愛いアトラクション撮影にハマった@
□甥っ子姪っ子と川越散策(1)菓子屋横丁と蔵造りの街
■甥っ子姪っ子と川越散策(2)川越まつり会館
和歌山に遊びに行ったとき、甥っ子姪っ子と一緒に近所の小さな神社のお祭りに行ったことがあります。
子供たちにとっては、金魚すくい、ならぬミニ・ボールすくいが一番楽しかったようです。
私は、外に展示されてあった、小さな可愛らしい御輿と提灯が掲げられた鳥居が印象的でした。
関連の旅行記
「和歌山の甥っ子と姪っ子と遊ぶ連休・前編」(2009年10月10日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10388732/
祭り撮影もトライしようと、3年前に母と川越祭りに行きました。
川越祭りの立派な山車を見るのは、西洋かぶれであまり日本のものに関心を示さなかった高校生時代以来でした。
日本人として改めて日本文化に関心を持つようになったのは、大人になって何年もたってから、いや、デジカメを手にしてから、まずはなんでも撮影対象として興味を持つようになってからです。
関連の旅行記
「なんちゃって川越祭り見学:時の鐘まで初めて行った!」(2008年10月19日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10281933/
甥っ子姪っ子に川越祭りのあの立派な山車を見せたい気持ちと、3年前以来、またご無沙汰となってしまった川越祭りを反芻したくて、GWの2日目の甥っ子姪っ子と一緒の川越散策のときに、川越まつり会館に行きました。
結果は、まあ、半ば予想どおりでしたが、へぇ、ほぉと展示や説明に関心を示したり、展示そのものを楽しんでいたのは大人の私や妹だけで、子供たちは、覗くと映像が見られるひょっとこのお面の後ろとか、ヘッドホンとボタン操作でいろんなバージョンのお囃子が聴けるコーナーなどが一番楽しそうでした。
それと、極端すぎない程度に照明を落とした薄暗い展示室が、なんちゃってお化け屋敷に感じられたところでしょうか。
(恐がりな子供たちは、本物のお化け屋敷には、入れないでしょう。)
要するに展示とは直接関係ない要素で@
私自身は、本物の山車の展示もよかったけれど、あれはやっぱり青空の下、祭りの現場で見たいものだと思いました。
それよりも、川越唐桟の染め抜きによるまつりの準備の紹介(これはみんな写真を撮りました@)と、写真コンクールの入選作品(これはいくら撮影OKな会館でもまずかろうと、撮影は控えました)が、とても気に入りました。
川越まつりの公式サイト
http://kawagoematsuri.jp/
川越まつり会館の公式サイト
http://kawagoematsuri.jp/matsurimuseum/
川越まつり会館を紹介しているサイト
http://www.ne.jp/asahi/nishikawa/web/matsurikaikan.html
Kawagoe Internet Mallより「川越まつりの風景」
http://kawagoe.com/festival/index.html
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案内地図
蔵造りの家が並ぶ表通りではなく、菓子屋横丁に向かう高澤通りからアクセスしました。 -
山車保管庫と山車のイラストが描かれた川越まつり会館の建物
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山車のイラストが描かれた川越まつり会館の建物
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川越まつり会館入口
蔵造りの街並みからは撮り損ねました。 -
山車に使われる提灯が並ぶ入口
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川越まつりの準備が描かれた川越唐桟の染め抜きより
通路の左右に飾られていたものを、片っ端から撮ってきました。
「縄打ち
山車を曳く綱は、約10年で作り替えられる。長さは1本約40メートル。たるまないよう、ゆまないよう、呼吸をあわせて2本をよりあげる」 -
お囃子の練習
「9月。そろりそろりと秋の風がきこえはじめるころ、待ちのあちらこちらでお囃子の音が聞こえはじめる」 -
山車の切組み
「1年間、山車は蔵の中で眠っている。2百点をこえる部材が、職人達の手によって華麗な山車へと組み立てられていく。まつりは明日」 -
軒端揃い
「紅白幕、まつり提灯、紅葉の枝。町全体がまつりの喜びにあふれている。通りに連なる紅白幕が山車の来るのを待っている」 -
人形飾り
「人形は川越まつりの山車の象徴。山車の名は人儀容からつけられる。人と同じほどの大きさの人形に衣装が着付けられる。冠や小道具を持たせると、山車の上へと運ばれる」 -
山車の飾りつけ
「山車の周囲に巻くがかけられる。鳶職人が人形を背負ってハシゴを登る。人儀容がすえつけられると、山車の準備が整う」 -
会所づくり
「まつりの間、神を迎え、人びとと出会う場所として、会所がつくられる。青竹囲いの前庭をつくり、町名入りの高張提灯がかかげられる」 -
会所開き
「準備万端整うと、町内の人、職方、囃子方など、まつりに携わる人びとが集まってくる。いよいよ会所が開かれる」 -
曳きはじめの木遣り
「道幅いっぱいに曳き綱が張られる。曳き子たちが綱につくと、鳶頭の木遣りがはじまる。晴れやかな囃子、拍子木ニツ、ギィーッと山車が動きはじめる」 -
手古舞の着付け
「たっつけ袴に花笠背負う、小若蓮の女の子。吉原つながで片肌ぬいだ、手古舞姿の娘さん。いつかわたしもお姉さんみたいになりたいな」 -
神と人、人と人が出会う、まつり全体の指揮所でもある「会所」
ここでかわされる会話の録音が流されていたのですが、姪っ子が「怖い」とか言って、さっさと先に行ってしまいました(苦笑)。 -
お供えがなされた神棚のような会所
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お供えがなされた神棚のような会所
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山車展示ホール
ちょうど係員さんが解説しているところでした。
このまつり会館にハイライトです。
本物の山車が2台ずつ、定期的に入れ替えて、展示されています。
子供たちにはコレを見せたかったんですけどネ。 -
山車のお囃子隊と提灯と解説パネル
あの解説パネルの写真を撮ったのですが、文字がピンボケでした(泣)。
でも、表紙で紹介したブログに写真を掲載したところがありました。
それが代わりにらなります。 -
おキツネさまとマネキン
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ひょっとこ〜!
頭の後ろから覗くと、舞手から見た川越まつりの情景の映像が見られます。
子供たちが庫も白勝手いたところ。 -
西小仙波の素戔嗚尊(すさのおのみこと)の山車
「山車は昭和32に作られ、構造は総欅(けやき)の白木造り、二重鉾、四つ車、前輪回転式の廻り舞台で、唐破風付きの欄干仕立ての囃子台を持つ市内随一の大形山車です。人形は、素戔嗚尊で平成4年に慎重しました。囃子は、神田駿大橋流で町内の竹生会囃子連です」
(解説看板より) -
脇田町の家康の山車
「従来は、川越まつりに大塚新田の山車を囃子とともに借用して参加していたが、昭和57年に二重鉾、四つ車、廻り舞台、唐破風付きの囃子台を持つ白木造りの山車が完成しました。人形は徳川家康で昭和57年の策です。囃子は、王蔵流で町内の葵囃子連です」
(解説看板より) -
家康の山車を斜め後ろから見上げる
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見事な浮彫り
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家康の山車を後ろから見上げる
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姪っ子が撮ってくれと言った、川越の街並のモノクロのパネル写真
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まだ骨組み状態の山車
ここから完成体になるまでにかかる費用は億単位と言っていたと思います。
でも、うろ覚え〜。
メモっておかないと、すぐに忘れる私は鳥頭(笑)。 -
お囃子聴きくらべする姪っ子
というより、この装置が気に入ったんだと思います(苦笑)。 -
羅陵王の山車の模型
「この模型のもととなったのは、川越城下町十か町の一つである旧志義町(現在の仲町)が保有する羅陵王の山車」(埼玉県指定文化財)です。この山車は、川越祭りに参加する山車のうち最古のもので、文久元年(1861)から文久2年にかけて、江戸神田の人形師仲秀英が製作にあたりました。また、腰回りにはめ込む波模様の彫刻は、彫刻師島村俊豊の作です。人形は、雅楽の「羅陵王」で、人儀容が着つけている面は、江戸の有吉長門正が打ったものです。
この山車模型は、約7分の1の大きさに作られていて白木造りです。実物は、彫刻・漆芸・金工・染織など美術工芸の粋を集めた絢爛豪華なものです。」
(解説より) -
NHKドラマでやっと埼玉が舞台となったときの「つばさ」
埼玉の中でも川越の蔵造りが選ばれたってんで、観光誘致にせっせと勝つようされていました。
番組自体は、私は見ませんでしたが、それは単に、私は昔から実写ドラマを見ていなかった上、デシカメを手にしてから週末せっせと写真撮影に出かけるようになり、テレビを見る時間がますますなくなったせいにすぎません。
翌日は、甥っ子姪っ子と国立科学博物館に行きましたが、そちらは、一つの旅行記にまとめられるほど写真を撮りませんでした。
というか、甥っ子姪っ子に「撮って、撮って」とせがまれるままに撮ったはいいけれど、何を撮ったかメモしたり、説明の札を撮る暇が全然なかったもので@
甥っ子姪っ子と過ごしたGW前半の旅行記はこれで終わり。
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