2011/01/03 - 2011/01/03
235位(同エリア411件中)
どんぴさん
お正月の平泉旅行からの帰り、ちょっと小腹が空いたので寄り道してラーメン食べに喜多方へ行ってきました。
喜多方までは東北新幹線の郡山駅から電車で1時間半。寄り道にしては長距離移動でかなり疲れました(笑)
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喜多方市は福島県内にありますが、内陸側にあるため東日本大震災による人的被害はありませんでした。ライフラインにも異常なし。
また、放射線測定でも異常な値は検出されず、市では安全性をアピールしています。
それでもなお風評被害によって喜多方市では観光客が激減しているとか…
トラベラーに出来る被災地支援。それは喜多方でラーメンを食べること。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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06:41、一ノ関駅発の東北新幹線はやてに乗車。
霧が出て視界ゼロ。超寒かった…
07:12、仙台駅に到着。
07:29、仙台駅発の東北新幹線やまびこに乗車。
08:13、郡山駅に到着。
ここで一度途中下車。新たに喜多方までの切符を買う。
普通は喜多方まで片道1450円だけど、「Wキップ」という割引券を買うと往復で1800円になる。これはお得!オススメです! -
08:32、郡山駅発の磐越西線(快速)に乗車。
たまたま一番前の席に乗ったのでいい眺めを楽しめた。
でも、見るからに鉄オタな香ばしいオッサンがそばに寄てきて超ウザイ。 -
10:09、喜多方駅に到着。
数日前に大雪が降ったそうで、街中はけっこうな積雪量だった。
今日はレンタサイクルは使えないな。 -
さっそくラーメンを食べに行きましょう。
1軒目は喜多方ラーメンの元祖『源来軒』。
時間が早いせいか、他にお客はほとんどいない。 -
ここで喜多方ラーメンのルーツについてうんちくを。
喜多方ラーメンの祖と言われるのが藩欽星(ばん・いんせい)氏。
彼は昭和初期に親類を探すために来日し、日本中を探し回ったあと最終的に喜多方に辿り着きます。彼が生活費を稼ぐために始めた屋台で出されたラーメンが喜多方ラーメンの原点と言われています。
その藩欽星氏の店がこちらの『源来軒』。
"元祖"の店なだけあって、壁にはずらりと有名人のサインがびっしり。 -
これが元祖・喜多方ラーメン!
スープは鶏ガラがベースのあっさりした醤油スープ。
麺は多加水率の平打ちちぢれ麺。普通のラーメンと違ってコシが無く超柔らか。
典型的な喜多方ラーメンの麺ですね。当たり前か。 -
「若喜商店レンガ蔵」
喜多方といえばラーメンの他にも"蔵"の街としても有名。
ここ若喜(わかき)商店は1904年に建てられたレンガ造りの蔵で、国の登録有形文化財に指定されています。
http://www.akina.ne.jp/~wakaki/ -
ここは醤油や味噌を売る店なのですが、店の人に頼むと「縞柿の間」をガラス越しに見学できます。
縞柿という珍しい木材をふんだんに使った座敷で、独特な力強い木目が特徴です。 -
若喜商店の裏側のレンガ蔵。
普段は裏庭に入れるのですが、今日は積雪のために中に入れず。塀越しの見学になりました。 -
11:30、ちょっと早いけど2杯目のラーメン。
やってきたのは「坂内食堂」。
ここと提携しているラーメンチェーン店が全国展開しているため、知名度は喜多方で(たぶん)ナンバーワン! -
坂内食堂といえば「肉そば」。
大量のチャーシューが丼を埋め尽くす名物ラーメンです。
厨房を見たら信じられないぐらい大量のチャーシューが山積みになっていた。すげぇ…
スープはとんこつベース。源来軒よりさらにアッサリ味で、こってり系が好きな人には物足りないかもしれない。 -
ラーメンはこの辺にして、これからは散策しながら蔵めぐり。
まずは蔵が集中する「ふれあい通り(中央通り)」を北上。 -
「冠木薬店」
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「蔵見世」
郷土料理が食べられる店のようですが、今は営業時間外。 -
「レディス島屋」
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店名不明。
お正月だから閉店してる店ばっかり。 -
「大和川酒造北方風土館」
1790年創業の酒造会社で、歴史ある蔵もたくさん所有。 -
大和川酒造さんでは蔵の内部を無料で見学できます。
もちろん日本酒の試飲もあり!
やっぱりラーメンを食べた後は酒ですよね!(←逆) -
「安勝寺(あんしょうじ)」
めずらしい土蔵造りの本堂を持つお寺。 -
現在の本堂は1896年に建てられました。
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白壁と同じように漆喰で作られた獅子。
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そこらへんで見かけた蔵。
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「喜多方市美術館」
年末年始は休館。 -
続いては「蔵の里」へ。
ここは喜多方の古い蔵や旧家を移築して集めた施設。色々な蔵を効率よく見る事ができます。
左の写真は「旧唐橋家味噌醸造蔵」 -
中はギャラリーになっています。
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この銅像、誰だろう?
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"蔵の里"
「郷頭屋敷 旧外島家住宅」 -
"蔵の里"
「郷頭屋敷 旧外島家住宅」 -
"蔵の里"
左側が「勝手蔵」、右側が「座敷蔵」 -
"蔵の里"
「旧東海林家酒造蔵」
やたら長細い蔵だ。 -
"蔵の里"
「肝煎屋敷 旧手代木家住宅」 -
屋敷の中にあった囲炉裏。
こりゃあたたかい。 -
"蔵の里"
「肝煎屋敷 旧手代木家住宅」
13:30、蔵の里の見学終了。 -
「夢屋」
明治末期の漆器店の倉庫蔵だったものを改築したカフェ。
素敵やん。 -
中央通りに戻ってきた。
ふと横を見たらレトロな店が並ぶ路地を発見。
マーケット横丁という名前なのかな? -
「嶋新茶物店」
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「会津焼 閑月窯」
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「喫茶店 くら」
なまこ壁が印象的。 -
「金田洋品店」かな?
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ここ、どこだっけ??
行ったらすぐに旅行記書かないと思い出せない事が多くて困るな(^_^;) -
そこらへんで見かけた蔵。
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「おたづき蔵通り」
喜多方は蔵の数が多いことで有名だけど、蔵は街中に点在している。そのため、埼玉県の川越のように蔵が1ヶ所に集中している街と比べると迫力不足。 -
そんな喜多方の中で、一番蔵の密集度おが高いエリアがこの「おたづき蔵通り」。ここが喜多方で一番見ごたえがあった。
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「金忠」
天保年間(1830〜1843年)に創業したという老舗の味噌蔵。
味噌を使ったスイーツなどもらるらしいけど、こちらも本日は年末年始休業中。 -
「おたづき蔵通り」にある蔵。
ちょっと壁がボロい。 -
喜多方は酒造会社も多い。
おたづき蔵通りにも杉玉が並んでいる。
蔵にラーメンに酒…喜多方には俺の好きなものばかりあるなぁ(^_^) -
というわけで、2軒目の酒造見学は「蔵粋 小原酒造」
ちなみに"蔵粋"は"くらしっく"と読みます。
http://www.oharashuzo.co.jp/ -
小原酒造さんの内部を見学。
所要時間は約10分。
ここでは仕込みのとき、酵母にモーツァルトを聞かせながら発酵させているそうです。だから"蔵粋(くらしっく)"。
ちなみに、何でモーツァルトなのかというと、ベートーベンや北島三郎(笑)など他の音楽家の曲も聞かせて比較したところ、モーツァルトが一番酒が美味しくなったそうだ。
いろいろツッコミを入れたくなるけど(笑)、素直に「本醸造 蔵粋」を1本お買い上げ。 -
15:30、小原酒造を出発。
ここは意外と駅から遠い。徒歩だと電車に間に合わないことに気付いて焦った。乗り遅れたら次の電車まで2時間待ち!あわててタクシーを拾った。
15:51、喜多方駅を出発。間に合った…
喜多方はけっこう広いので徒歩でまわると結構大変だ。特に郊外にある三津谷集落などに行くならレンタサイクルか車は必須だろう。
16:13、会津若松駅に到着。電車を乗り換え、16:20出発。
17:35、郡山駅に到着。
17:42、郡山駅発の東北新幹線やまびこに乗車。
正月休みの帰省ラッシュで自由席は朝の山手線のような状態。東京までデッキで立ち続けました…。
やっぱりお正月休みの旅行はちゃんと計画たてて、新幹線も事前に予約すべきだなぁ…と反省しながら、行き当たりばったりの正月東北旅行は終わりました(^_^)v
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