2011/03/05 - 2011/03/06
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twosocksさん
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急峻な崖や山の斜面にへばりつくように建てられた寺院建築を、懸造り(かけづくり)もしくは懸崖造り(けんがいづくり)という。なんでこんな場所にこんなモノを建てなきゃいけないの!?という疑問からいろいろと調べていくと、懸造りの面白さにすっかり魅了されてしまった。
2日目は郡上八幡からスタートし、山頂の郡上八幡城と楊柳寺をまわった。その次は「美濃の清水」と呼ばれる日龍峰寺(高沢観音)へ。2つの懸造りを堪能した後は、最後に国宝現存天守の1つ犬山城で今回の旅を締めくくった。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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名水の流れる古い城下町として有名な郡上八幡へやってきた
山の上にそびえるお城を見ながら、トンネルをくぐった山ひとつ向こうへ抜けると、八幡町五町という長閑な地域に楊柳寺(ようりゅうじ)があった -
懸造りの本堂の下は、向かって右側の岩肌が激しくむき出しになっていて、柱は半分しかかかっていなかった
しかもその岩の上から水が流れていて、ちょっとした滝になっていた -
左手側の石段を昇って本堂へ近づいた
反対側からのルートもある -
上から見下ろす斜面はかなり急だった
柱の組み方も、よく見ると普通より微妙に複雑... -
参拝者の落下防止のためなのだろうか、鉄製の柵が付けられていて何とも微妙な雰囲気
歴史ある木造建築には不釣合いなんだよね -
つづいて、郡上八幡の町を見下ろす山の上へ向かった
街を抜けると、急激に細く険しくなる山道を、おそるおそる車で登っていった
途中、徒歩で天守を目指す人たちも同じ道を登っていて、かなり緊張した運転だった -
やっとの思いで山頂に着き、郡上八幡城の天守付近を散策
歴史上、もともとこの城には天守は無く、
近年建てられた模擬天守らしい... -
イチオシ
茶屋の裏側からの天守の眺め
この角度から、最もりりしい感じかな? -
郡上八幡から南下して次に訪れたのは、今回の岐阜懸造りツアー最大の目的地、関市下之保にある日龍峰寺(にちりゅうぶじ)こと高沢観音(たかさわかんのん)
まずは立派な多宝塔がお出迎え -
このお寺は、木造の懸造りが二つ横に並んでいるという、ちょっと珍しいタイプ
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こちらが「美濃の清水寺」と呼ばれる本堂
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その隣にあるのが、これまた懸造りの籠堂(こもりどう)
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立派な柱が入り組んだ、本堂懸造りの内側
何本もの筋交いも入っている -
逆にちょっと貧弱な籠堂の懸造り
梁や貫も少ないので、床面のほとんどが下から見える
こんなんで大丈夫なのか?と思えてきてしまうほど -
籠堂の細く狭い廻縁からの眺め
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奥から本堂、籠堂のツイン懸造り
こう見ると、上屋のほとんどが地面の上ではないことがよくわかる -
本堂には多くの信者が奉納したと思われる、額や絵が掛けられていた
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このお寺で飼われているのか、境内を散歩していた猫も本堂の上まで登ってきて、行儀よく座っていた
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イチオシ
本堂左手には、なかなか立派な屋根付き階段もあった
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日龍峰寺をあとにして更に南下し、愛知県の犬山城を目指した
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犬山城は現存天守で国宝に指定されている、4城のうちの1つ
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天守の内側
急な木造階段がつづく -
天守の北側に流れる木曽川がよく見渡せる
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真紅の床の天守最上階へ到着!
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廻縁があって360度の景色が眺められた
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花頭窓と廻縁
ライン大橋と伊木山が見える -
屋根の上にあった桃の瓦がキュート
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見事に積まれた石垣の上にある付櫓(つけやぐら)
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イチオシ
少々早いが、梅の花も咲いていた
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