2011/02/15 - 2011/02/15
4421位(同エリア4977件中)
ソフィさん
2011年2月15日(火)
「媽閣廟」の前の広場の先には、海を隔てて陸地が見える。
この陸地は中国の珠海で、海は内港だ。
広場から北東に向けてモンテの丘まで、曲がりくねってだらだら登りの狭い坂道が続き、道を挟んで世界遺産の建築や広場がひしめく。
マカオには、たくさんの世界遺産がある。
2005年7月、22の歴史的建造物と8つの広場を含む地域が、「マカオ歴史市街地区」として、中国で31番目にユネスコ世界文化遺産に登録されたのだ。
中国は1985年、ユネスコの「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」締結国の仲間に入り、遺産指定数では目下世界三位と言う。
2010年現在一番多い国はイタリアで44、次いでスペイン(41)、そして第三位に中国(40)。
以下フランス(35)、ドイツ(33)と続く。
日本はギリシャ(17)に次ぎ、カナダ、スエーデンと並んで14位で、14か所。
最近の数年間マカオは、ドンドン元気になっている。
その要因の主なものは、次の三つと私は考える。
その第一は、カジノの隆盛化だろう。
2002年、カジノの経営権を外国資本に開放し、国際規模の競争激化の結果、アメリカや香港などから大規模投資が行われる。
以来供給が需要を呼び、需要が供給を生む好環境が花開き、2006年には世界一だったラスベガスを抜いて、売上ナンバーワンとなった。
第二は、国際空港の開港をはじめとする、交通の発達だ。
空港開設と合わせて、新設空港をハブとするマカオ航空も設立。
中国の主要空港だけでなく、日本、韓国、台湾、マレーシア、タイなどへの乗り入れを進めている。
日本に対しても、関西空港と成田空港に直行便を運航すると同時に全日空との連携を進め、札幌、仙台、名古屋、福岡などにコードシェア便を飛ばし、特別割引運賃を設定している。
香港からの高速連絡船便増強もあいまち、外からの訪問が便利になった。
今年2011年1月珠海北まで到達した広州よりの新幹線は、間もなくマカオの入口に到達し、マカオ市内にもモノレールが走るようになる。
そして第三の要因は、世界遺産指定をはじめ、パンダ園、世界一と称するバンジージャンプのマカオタワーなど、魅力幅の拡大努力である。
しかし私がこれからの散歩に期待していたのは、世界遺産もさることながら、人びとの生活の香りだった。
世界でも屈指の人口密度に、盛り上がる活気。
東洋と西洋が混じり合って醸成された、社会の雰囲気。
こうしたものが、路地の隅々に、見え隠れしているに相違ない。
(2011.03.06 片瀬貴文)
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