イランをかけめぐる ＊ その４・マシュハド＆テヘラン

2011/02/12 - 2011/02/21

イランに行って来ました。

2/12 シンガポール→ドバイ→テヘラン→エスファハン
2/13 エスファハン観光
2/14 バスでヤズドへ移動、観光
2/15 ヤズド観光、バスでシーラーズへ
2/16 シーラーズ観光
2/17 ペルセポリス観光、飛行機でマシュハドへ移動
2/18 マシュハド観光、夜行列車でテヘランへ
2/19 テヘラン観光
2/20 テヘラン→ドバイ、ドバイ半日観光
2/21 深夜シンガポールへ、１４時頃到着

マシュハドはシーア派聖地が見たくて見たくて、わざわざこのために行った。
行ってよかったです。

テヘランはその辺で集会とかやってたけど普通の町でした。
ただ町だからこそわからないこともたくさん。
けれど優しい人に助けてもらって良い１日に。
最高だー！

エリア テヘラン(イラン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

マシュハドは８時半すぎくらいに到着。
着陸した瞬間、おじさんが大きな声でしゃべり、何かと思ったらその後他の乗客が一斉にお祈りみたいなの唱えててびっくりした。
タクシーはぼられなさそうな雰囲気がなくて安心。シーラーズの女性に教わったのは「緑か黄色に乗れ」ってことだったので、ここのタクシーは全部黄色だった。メーターもしっかりある。
お兄さんは日本人とわかると「very good!」と言うし、宗教は一応「buddist」って言ったら「アフガニスタン、ブッダ、bomb、ソーリー」って（タリバンがバーミヤン遺跡破壊したことを言っている）「イスラム、シーアOK、スンニbad」とか、さらに最後は私が大きいお札しかなくておつりがないので細かいのを他のタクシーのお兄ちゃんにもらいに行ってた。すごく優しくて感動！！

ホテルは目当てのところが見つからず、すれ違ったお兄さんに「ここホテルだよ」と言われて入ったところ。しかし微妙だった。巡礼者用のアパートタイプの部屋。値切って20万リヤルだけどもっと安くて良いんじゃないかと。。。英語は若干通じづらいけどオーナー息子はいい感じでお湯はしっかり出るので取りあえず１泊だしステイ。

マシュハドって言えばこれでしょう。エマームレザー！！！これに来たくて、というかこれのためにわざわざ来た。
カメラ持ち込めないけど携帯カメラはOKらしい。みんな写真撮ってるし。。。載せないことにしておきます。

次の日、寒かったけど歩く。

パン屋さんがありました。
タンドールで焼いてる！と思って見てたら覗かせてくれた。
おじさんたちの笑顔が素敵。

そしてまたまたエマームレザーへ。
金曜日ですごい人。建物とか入ったらすごい。みんな場所取りで歩くスペースも厳しい。係員もポリエステルのカラフルはたきで人をうまくさばくし。そして満杯になったらその扉を閉め次の扉へ行かせ、建物満杯でもう入れなかったら広場のカーペット敷いてあるスペース。大きな広場にカーペットいっぱい。しかし冬で雪が散ってて寒そうだった。。。でもみんな一所懸命お祈り。

これがシーア派の聖地。。。と感慨深いものがあり、本当来てよかった。

夜は夜行列車でテヘランへ！！

これはチケット取りづらい線だそうで事前にお願いした。

すごく豪華な電車。席もゆったり。トイレは臭い。

４人部屋の人たちは夫婦、テヘランの大学に行く女子大生、そしてと私。この方々がまたとーーーっても優しかった。

途中で電車が止まり、何かと思ったら「お祈り停車」とかwww　外見たら雪だらけなのでちょっと雪合戦。知らない間同士なのにすごく仲良く雪合戦。楽しかった。。。何この充実した他人との触れ合いは。これがイランなのかと本当思った。

テヘラン駅到着。女性大生がメトロへ行くというので連れてってもらう。
その前にテヘラン駅のトイレ行ったら女子たちが全員化粧してた。気合い入ってるなー。私も今回は化粧道具持って行けば良かったなと思ったよ。

そこから乗り合いタクシーに乗り近くのShushって駅へ。女子大生がタクシー代払ってくれる。申し訳ないな。。。

しかしメトロ、朝の通勤ラッシュ中。
「朝はラッシュだよー」とイラン人に言われたけど、まぁ東京みたいなもんだろうと思って行ったがそれ以上だった。。。
これでもかっ！ってくらいぎゅうぎゅう。先頭と最後の車両だけ女性専用なのでそこに乗ろうともぎゅうぎゅう。他の車両も男子だけでぎゅうぎゅう。文化的なことも考えて女子車両以外は乗れないなぁ。。。と思い女性専用車両で乗れそうなのを待ち、なんとか乗る。降りる駅がわからないけど聞いてなんとか降りれた。しかしこんなぎゅうぎゅうでも商売をしている人がいるもんでピン売ってたw

歩いてたどり着いたのはホテルはMehr Hotel。
場所がわかりにくい。イマームホメイニからアミールキャビール沿いを歩いてなんとか見つけた。本当はMellat駅の方が近いけどそっちの方がもっとわかりにくい。
車部品のお店が建ち並ぶエリアにあって夜歩くのちと微妙な感じ。
けどこのホテルはビジネスホテル並みにきれい。歩き方には「経済的」（安宿って言うのがアレだからこうゆう言い方してるんだろうけど）って書いてあるけど、いや十分きれいよ。
トイレバス付きの部屋35万のところを値切って25万リヤルにしてもらう。日本人？って聞かれたので多分日本人だから値切れたのか？ともかくありがたかったので空港タクシーをお願いした。25ドル。ホメイニ空港の距離を考えると多分そんなもんだろうね。ちなみにホテルの人は本当良い人だった。

しっかし。。。テヘランって何すれば良いのよーー！何も考えずに来たから尚更わからず。

取りあえずマーケット行ってみる。

凄いマーケット。迷った。迷ったけど迷うのが楽しい。天井もきれいだし。

トイレに行きたくなって聞いて行ってみたら男子トイレだったけど「いいよいいよ、入りなさい」とみんなが優しかったので入った。ちなみにきれいなトイレで問題なく使えた。
そしてまた市場へ迷いに行き、迷っていたのにヤズドでタクシーシェアした中国人に偶然再開。ありえん！！でも感動。

外に出たら集会やってた。

ハメネイ様々でムサビ死ね的な感じだったから政府側で安全だろう、ってことで遠くから眺める。１人がしゃべってまわりがなんか叫んでる。なるほど、集会ってこうなのねと。さらに集会やってるのは数十人だけどまわりの野次馬は結構いた。それをカメラで撮れば大人数の集会に見える。。。テレビのからくりをちょっと知ったと思った。

その後アザーディ広場に行こうかと地下鉄に乗る。
地下鉄でニコっと笑ってきた子がいたのでしゃべってみたら英語ほんのちょっとだけしかしゃべれず。ってことで近くに居た人に通訳してもらってなんとか会話成立
「明日、イマームフセイン広場行っちゃダメよ。反政府派集会があるから」
。。。貴重な情報ありがとうございます。。。
さらに話してたら年が私と近い、子供が１人居て、旦那様を半年前になくされたそう。でもなんかかわいらしくて、私が泣けてきちゃうのに、アザーディ広場行きのバスまで送ってくれてさらにバス代まで出してくれてチョコレートまでいただいた。泣ける。。。うれしい。

アザーディ広場。普通に広場。でも憩いの場。
町が見渡せて交通はすごいけどなんかのどかな気分に。

あとは夜行電車で出会った人に「Baharestan駅周辺には革命前の政府の建物があっていいわよ」って言ってたので、ホテルの隣駅なので寄ってみた。
確かに忙しいテヘランの町にある歴史的建造物が立ち並ぶ、雰囲気のよい地域だった。
もう１カ所オススメ地域を教えてくれたんだけど。。。次回かなー。

なんだかんだ言ってテヘランの１日は楽しかった。

そして夜８時くらいにホテルに戻る。就寝。

次の日の朝出発。


イランは本当に楽しかった。
人がいいって言うのを色んな人から聞いてたけど、本当に良いです。優しい。
そして歴史的建造物やモスクが見事。ずーっと見ていたかったー。
また行きたいです。いや、めっちゃくちゃ行きたい。