2010/06/05 - 2010/06/09
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utamiumiuさん
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例によってほっつき歩きです。
この町でドイツの他の地をほっつき歩いているkumustaさんと待ち合わせです。
ここはベルリンの壁が壊れるまで旧東ドイツでしたがあまりに田舎だったせいか建物などはあの無味乾燥な社会主義の統一されたものにならずに済んだようです。
まだまだ発展途上なところがあってボロボロなところもありましたが人々は観光客ずれしてないし愛想はそんなによくないけど、私にとっては居心地のよい街でした。
狭いまちなのですべて徒歩でブラブラ歩きました。
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表紙のお城にたどり着くべくひらすら歩いているんですが・・・
仰ぎ見れば城が見えるのに・・・
歩いても歩いても -
歩いても歩いても
-
もっと歩いても歩いても
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絶望的な気分になって歩いても
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城の城門の入口が見つからないんです。
ええ、地図をたよりにあるいてるのに〜 -
城下はこんな趣のある街並みです。クヴェドリンブルク。
でも、目指すお城の入口が分からない。
泣きそうです。ジリジリ暑いし・・・ -
あーーーあーーやっと見つけた。
何だ、ここだったのか!
この下を気付かずに何回通り越したことか!! -
城門です。
やっと、やっと、お城に入れるぅぅぅぅ -
向かって右側が現在は博物館になっているハインリッヒ王の居城
左側は今もちゃんと使われている教会。
到着時は礼拝中で入れませんでしたが礼拝後は見学できました。
博物館は写真OKですが教会内は撮影禁止でした。 -
右側に城内博物館入口があります。
中に入ってロッカーにバックパックなど大きい荷物を預けます。
週末は中世の衣装を着けたお姉さんのガイドツアーが2時間に1一回くらいあります。
ドイツ語のみですが写真に収めるにはぴったり(*^^)v -
お城のテラスから下を見たところ
何度この道をここに来るためにさまよったことか・・・涙 -
高いところからの眺め
感無量です。ゼイゼイ
しかしこのお城のあともっと過酷なほっつき歩きがあるとはまだこの時は知りませんでした。 -
美しいお城の中庭
-
高台からの眺め。
いいですね。これだからドイツにはまっちゃうんですね。 -
ここ、レストランになってます。
しかしメニューはみんなドイツ語
私に理解できた単語はフィッシュと焼き野菜ってことだけ。
肉はまた夜食べるしな。
焼き野菜ってのもいいな。
と思い注文したら・・・ -
出てきたのがコレ!!
ニシンの酢漬け!確かにフィッシュですが・・しかも特大!!
焼き野菜ちょびっと!
いや、美味しかったですよ。たしかに。
でも特大のニシンの酢漬けをひたすらいただくのは難儀でした。
こういう時ビールが飲めるといいですが私は水だけでしたから。 -
さて、お腹も心も酸っぱくなったところで」城内見学
古いお城なので意外に質素です。 -
やはり気になるトイレ事情。
トイレというよりはおまるですね。 -
お城の中で一番広くて立派だったところ。
でもやはり質素です。 -
同じく
-
これは移動式牢屋とでも言いましょうか。
罪人を閉じ込めて市中引き回しをしたらしいです。
中に鉄の鎖と輪っかが展示されてました。
何しろ学芸員らしき人に聞いてもドイツ語しか通じないしその知識もあやふやで「よく分からないけど・・」という私の分かるドイツ語をよく聞きました。 -
これが牢屋の内側です。
小窓の隙間からようやく撮ったので暗いですが。
こんなことしてまで撮らなくたって良かったんですがムキになる性質でして。 -
拷問道具
うつ伏せに括られて鞭か釘の附いた棍棒で打たれたのでしょう。 -
首をはねるための斧。
大きかったです。
上手な首切り役人は一発で首を切り落としたらしいですが、
首切り役人が酔っ払っていて手元が狂ったり、斧の刃の砥が悪かったりすると一発では終わらず首をはねられる方はかなり苦しみぬいたらしいです。 -
この綺麗なお姉さんがこの城の歴史のガイドさんです。
周りにはドイツの各地からきた観光客が熱心に説明に耳を傾けていました。
何しろドイツ発祥の地のお城ですから。
わたしはカメラに収めただけです。 -
城内から発掘された遺骨。
1000年前の埋葬の仕方だそうです。
夫婦か親子?
このように横向きに石棺に収められていたそうです。
この形は後日kumustaさんと行った修道院跡地にもありました。 -
城のテラスから眺めた城下町
-
お城の中腹にあるテラス式庭
ベンチに腰かけ一息いれます。 -
先ほどのレストランの中庭
パラソルの下で人々は三々五々談笑してます。
アジア人は私だけ。
ミュンヘンなんかと違って話しかけてくる人もいなかった。
きっともの珍しいと感じていたに違いないけどシカトしてたんだろうな? -
さて、上ったなら下りなきゃね。
やはり城塞、頑丈な岩の上に建っています。 -
昔の城への道だったんでしょうね。
岩の右向こう側にはちゃんと車も通れる舗装した道がありましたが
私はわざとこちら側を歩きました。 -
-
-
あんな高いとこからおりてきたのよね。
-
さて、今度はファイニンガー博物館に行くために歩きはじめます。
地図を頼りに・・・ところがこの地図、全然頼りにならない。
絵地図なんですが
「うっそだろ〜」とあとから思いました。
で、またまた迷子になりながらほっつき歩きです。
あーーーー日照りの暑さがよみがえってきます。 -
さてここが探し求めて迷いに迷ってやっとみつけたファイニンガー博物館。
外からじゃ博物館なんて分からない左手の通路を抜けると立派な近代建築のビルがありました。
ここを見つけるためにまた城の周りを何回もグルグル@@@@
さてファイニンガーとはいかなる人か。↓
http://www.ne.jp/asahi/art/dorian/Twenty/Feininger/feininger.htm
結局私には理解できない絵を描く芸術家でした。
となりの緑の入口がもう一人のクヴェドリンブルクの著名人フリードリッヒ・ゴットリープ・クロップシュトックの生家かな?
でこの家はのちにドイツ初の女医が開業したところでもあり当時の医療器具なんかも展示されてました。
クロップシュトックって誰?と私と同じく思った人はここ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF -
木組の門をくぐると近代的なファイニンガー博物館が現れます。
探すのに2時間見学15分でオシマイ。 -
生も根も尽き果て、ようやく辿りつた、ニコラス広場
やっとご飯にありつける。
喉はカラカラ足は棍棒。
一番最初に目についたギリシャレストランへ飛び込み。
「ミネラルヴァッサー ミット アイス アバ ニヒトアイスクリーム」
と注文。
さてと、とドイツ語のメニューを見てたら
「英語のメニューもあるよ」となれなれしいギリシャ人のお兄ちゃんが英語のメニューを持ってきてくれた。
天の助け☆とばかりに見ると・・・
な、なに?
さっきドイツ語のメニューにあったリーズナブルな値段の食べ物は皆
姿を消し15ユーロ以上の食べ物ばかりが並んでいるではないか!
「さっきブロッコリーのグラタンてあったじゃない?なんでここにないの」
英語が通じるお兄ちゃんだったので聞いてみた。
薄ら笑いを浮かべた兄さん
「アメリカ人やイギリス人は食べないから」だって!
私は食べるのよ。だって大盛りブロッコリーチーズグラタン5.6ユーロだもん! -
ほらね!(^^)!
で一瓶じゃたりないほど喉が渇いていたので「ミネラルヴァッサー ミット アイス ノッホ アインマル!!」
と言ったら大笑いして「じゃあレモンもね」とウィンクして持ってきてくれた。
思い切り喉が渇いている時は炭酸入りのミネラルヴァッサーに氷いれてレモン風味はおいしかったぁ。
砂漠でオアシスとはこのことです。 -
あぁ、明日はkumustaさんを駅までお迎えに行くんだわ(*^^)v
と安らぎの宿へ戻ったわたしでした。
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この旅行記へのコメント (1)
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- schneewittchenさん 2011/10/19 16:23:11
- ガンツ笑ってしまいました(^^;
- たしかに泡入りミネラルウォーターにレモンが入っていれば、o(^-^)oですよね。私もあちらの泡入りお水は大好きです。
クヴェトリンブルクという場所を初めて知りました。牢屋とか、おどろおどろしい場所は(((((^^; ですが、ちょっと行ってみたいですね。
リューベックにはそのうちに行く予定です。多くの旅行記をアップしていらっしゃるようですので、また拝見させていただきます。
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