2013/11/23 - 2013/11/24
12位(同エリア74件中)
ハンクさん
ベルリンで1泊した翌日はライフワーク、いや願掛けとでも言った方がいいかも知れないドイツ世界遺産巡りだ。ここクヴェトリンブルクは24カ所目になる。しかしこのところ心がけが悪いせいか天気に恵まれない。もともと晴れ男を自称していたが、最近のドイツ旅行は雨の方が多い。まあ季節的には氷点下で雪が降っても不思議ではない時期なので、暖かくて幸い、と肯定的に考えるようにしよう。事実翌週は冷え込んで雪が降った。
ベルリンのツォーローギッシャーガルテン駅を7:27に出た列車は10:23にクヴェトリンブルク中央駅に到着する。HEXという私鉄で、この週末の早朝の列車は15ユーロと同じルートで走るドイツ国鉄の半分以下の値段だった。自動販売機では購入できず、車内で車掌から購入する。列車について車掌に聞くと、最新鋭のディーゼルカーで時速100キロまで出せる、と誇らしげに語ってくれた。この日の目標はゴスラー、ヒルデスハイムの世界遺産3ヵ所だ。この町には2時間半しか当てられない。苦行のような旅が続く。
小さな町なのですべて徒歩で回ることにした。駅前を出たところでインド人風の旅行者にGuten Morgen!と声をかけてしまって後悔した。しばらくインドを訪れていないためインド人の気質を忘れていた。案の定話しかけられて、貴重な時間を取られてしまった。インド人は基本的に善人で親日的なのであるが、こちらの都合などお構いなしに喋りまくる。デリーでドイツ語を教えているというこの善人は、旧市街へ向かうと言うので、小生は反対側の教会と城に向かう、と言ってFacebookのアドレスを交換して、丁重に別れを告げた。
この町の歴史はハインリヒ王が教会に寄進をしたという9世紀初頭までさかのぼる。936年のハインリヒの死後、彼の妻マティルデはクヴェトリンブルク女子修道院を設立、ハインリヒの息子で神聖ローマ帝国初代皇帝のオットー1世は父が基礎を築いた城をさらに拡張し、帝国の宮殿としての機能を持たせた。この城と教会は隣接して入り口は向かい合わせにあり、7ユーロの共通チケットの方がお得だ。
第2次世界大戦後から1990年のドイツ再統一までは東ドイツに属し、近代化には乗り遅れた。これが幸いし、旧市街に今なお残る1300棟以上のロマネスク様式の美しい建物ファッハヴェルクハウス(木組みの家)や、グリュンダーツァイト時代、ユーゲントシュティール時代の邸宅、そして先に訪れた司教座教会(聖セルヴァティウス教会)、シュロスベルク(城山)と合わせ、1994年にユネスコの世界遺産に登録された。この町は別名ロマネスク街道の秘都と呼ばれているほどである。
予定通り2時間半で中央駅に戻る途中、再び先ほどのインドの善人と出会った。幸い彼の次の目的地はゴスラーではなくヴェルニゲローデだというので、安心して?世間話をした。ドイツ語教師の教育のためドイツ政府の招待で研修中だという。小生のインドについての豊富な知識で驚かせているうちに、乗り換え駅のハルバーシュタットに到着、ここで別れを告げた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
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HEXという私鉄の最新鋭のディーゼルカー、最高時速100キロ、この週末の早朝の列車は15ユーロと同じルートで走るドイツ国鉄の半分以下の値段、自動販売機ではなく車内で車掌から購入
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クヴェトリンブルク中央駅のファサード
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駅前通の堂々たる建物
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教会を眺める石畳と木組みの家の街並み
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司教座教会(聖セルヴァティウス教会)、シュロスベルク(城山)への坂道
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丘の上からの眺め
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シュロスベルク(城山)の入り口のある建物
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シュロスベルク(城山)の入り口
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シュロスベルク(城山)の内部の展示
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シュロスベルク(城山)の内部の展示
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シュロスベルク(城山)の内部の展示
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シュロスベルク(城山)の内部の展示
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シュロスベルク(城山)の内部
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シュロスベルク(城山)の内部
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シュロスベルク(城山)の展望室からの眺め
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シュロスベルク(城山)の展望室からの眺め
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司教座教会(聖セルヴァティウス教会)の大聖堂
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司教座教会(聖セルヴァティウス教会)大聖堂の別アングル
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司教座教会(聖セルヴァティウス教会)の入り口は城の入り口の向かい側にある
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司教座教会(聖セルヴァティウス教会)の内部
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司教座教会(聖セルヴァティウス教会)の地下室
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司教座教会(聖セルヴァティウス教会)の聖壇
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司教座教会(聖セルヴァティウス教会)のピエタ
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司教座教会(聖セルヴァティウス教会)内部のオルガン
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木組みの家が並ぶ旧市街の街並み
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旧市街の街並み
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木組みの家が並ぶ旧市街の街並み
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クリスマス飾りのある街並み
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石畳の街並み
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マルクト広場に面する市庁舎
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木組みの家が並ぶ旧市街の街並み
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木組みの家が並ぶ旧市街の街並み
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マルクト広場に面する建物
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マルクト広場に面する建物
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クリスマスショップの中の仏像の写真、少々違和感がある
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ホテル・ツムベールの前の音楽家のモニュメント
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音楽家のモニュメント
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木組みの家が並ぶ
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街中を流れる川
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クリスマス飾りのある街角
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この旅行記へのコメント (2)
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- utamiumiuさん 2013/12/04 11:57:29
- 初めまして。utamiumiuです
- 私のドイツ古城街道ほっつき歩きに投票していただいてありがとうございます。
クヴェトリンブルクの2時間半の旅行記懐かしく拝見させていただきました。
そうですよね2時間半あったら周れてしまうほどの小さな街クヴェトリンブルクに何と私は5泊もしてしまいました。
ドイツの南の方からやってくる友人と待ち合わせのためとは言えものすごくまったりと時間を過ごしたのを思い出しました。
あの小さな駅は中央駅だったんですね。
名前の雰囲気と実際の雰囲気のギャップに笑ってしまいました。
また他の旅行記ものぞかせてください。
ご訪問ありがとうございました。
- ハンクさん からの返信 2013/12/05 00:58:58
- RE: 初めまして。utamiumiuです
- utamiumiuさん、こんばんは、メッセージをありがとうございました。
クヴェトリンブルクに5泊とは羨ましい!いつか小生もゆったりとドイツの田舎街で過ごしたいと思っています。プロフィールを拝見させて頂くと、ドイツ周辺を好んでおられるようですね。今後の参考にさせて頂きたくお願いいたします。
ハンク
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