2011/02/11 - 2011/02/13
4823位(同エリア11654件中)
tijanさん
- tijanさんTOP
- 旅行記38冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 108,081アクセス
- フォロワー1人
2月11日〜13日の3連休に鹿児島・熊本をまわってきました。
鹿児島ではほとんど乗り物にのっていたような…
鹿児島は見所がたくさんあってとても一日二日じゃまわりきれません。
今度はゆっくり時間をとって街の中を歩いてみたいです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
連日の三連休の天気予報はずっと荒れ模様。。。
1ヶ月前から色々計画をたててたけど雨となると行動しにくいなぁ。
色々心配しながら当日の朝を迎えました。
傘のいらない程度に雨はあがっていてよかった。
ダイヤも乱れてないようだし少し安心して出発しました。
(写真は徳山のコンビナートです。) -
そもそも今回の旅の計画は「リレーつばめに乗る」ことから始まりました。
2年程前に初めてその存在を知った時は(遅!)ロボットのような見た目のいかつさに、なんとなく見てはいけないものを見てしまったような、目をそらしたいけど見ずにはいられないような妙な気持ちになったものです。
でもまあ乗ることはなかろうとそのままにしておいたら九州新幹線全線開通に会わせて「リレーつばめ」としての役割を終えるというのでこれは今しかないとなった訳です。
強面の顔でホームに入ってくる姿は迫力ありますね。 -
中は意外にもカラフルでおしゃれなのねと思って
写真など撮ってたら熊本で切り離される有明の方に乗っていた!!
あぁ〜、しょっぱなからやってしまった。私のグリーン席がっ〜!
有明のグリーン席に座ってたおじさんが次の駅で一度降りてリレーつばめに乗り換えればいいと教えてくれた。なるほど、突然のアクシデントに固まる私に的確なアドバイスありがとうございますっ。
で、次の鳥栖に着くまで外で待ってる私です(泣)
廊下に立たされてる気分だわ。。。 -
鳥栖で降りてダッシュでリレーつばめの車両へ。恥ずかしぃ〜
いくつもドアを開いて前へ進んで行くとなんだかホテルの廊下を進んでいるような。
グリーン車もどこかの居間にいるような広々くつろげる空間でした。
車内販売でクリアファイルを記念に買いました。
降りるとき客室乗務員のお姉さんにキャンディー頂きました(^^) -
新八代でリレーつばめとはお別れ。
隣りのホームで待ってる新幹線つばめに乗り換えます。
この気軽さがいいですね。
3月12日からはこれもなくなるってことですよね?
つばめの車内も広々。
シートも特急のようで、特急から特急に乗り換えたような感じです。
このシート、頭の部分のクッションが気持ちよくてすごく座り心地よかったです。かすかに皮のような木のようなにおいがしたのは気のせいかな?リラックスできた。
新幹線ホームにはちゃんとホームドアが設けられていて感心しました。
写真は撮りにくいけどいいことですね。 -
初鹿児島です\(^▽^)/
色々想像をかきたてられる大階段が特徴の駅ですね♪
翌日この階段を息もからがら駆け上がることになるんですけどね(汗) -
駅前では九州新幹線全線開通に合わせて北九州市が観光PRに来てました。
で、荷物になるとは思ったんだけどもらっちゃいました(^^)
メモ帳やボールペンやクリアファイルやパンフが入っててありがたい。 -
着いたばかりでウロウロしてたら、桜島の観光バス出発まで1時間程になってしまいました。
これから西郷隆盛洞窟まで行って帰れるか、カゴシマシティビュー(周遊バス)の案内の方に聞いてみると、何とか行けるか行けないか、うーん、と微妙な感じだったので用心して諦めたんだけど、せっかく旅に出たんだし積極的に行こうと思い直し「やっぱり行ってみます」とすでに止まってたシティビューに乗り込みました。 -
初めて目にする鹿児島の街は、歴史を感じさせる建物が目につき、銅像もたくさんありました。路面電車も走ってるんだ!
-
西郷隆盛洞窟の前でバスを降ります。
降りたら目の前が洞窟です。
道路脇の小さな一角にありました。(写真では右側の所)
西郷さんが最後を過ごした場所のわりにはなんだか扱いがそっけないような… -
城山にたてこもった西郷さんはこの洞窟で最後の5日間を過ごし、
死を決してこの洞窟を出た後政府軍の流れ弾にあたり、別府晋介の介錯で自刃したそうです。
私、勉強不足で明治維新の流れも最近だいたいわかった程度なんですけど、西郷さんの波瀾万丈の人生を思うとやっぱり何か感じるものがあります。鹿児島の人が西郷さんに愛着をもつのもうなずけます。 -
洞窟は意外な程小さくて浅かったです。
不思議なくらい小さいです。
当時のここの様子がどんなだったかわからないんですが、
この場所もそう高い所ではなくて歩いて下まですぐ降りれます。
深い山中ではないですし、身を隠すにしてもすぐ踏み込まれてしまいそうな感じです。
ここで西郷さんはどういうふうに過ごしたんだろうか? -
時間がせまってるので足早に山を下ります。
途中線路をのぞきこむと「敬天愛人」とかいたトンネルがありました。
そばには「←敬天愛人の石碑」と案配板が。
石碑というからすごい探しずらいわ〜〜 -
ちょうど電車が走って来たけどシャッターチャンスを逃してしまった。
西郷さんがたてこもった城山のトンネルに「敬天愛人」のプレート。
粋な演出ですね。なんだかこっちの方がぐっときてしまった。 -
市電に乗る途中にあった薩摩義士碑。
時間がなかったので写真をとるだけで後で調べたんですが、
岐阜県の川(木曽川・揖斐川・長良川)の治水工事で犠牲になった薩摩藩士の供養塔なのだそうです。
なんで薩摩藩が他の藩の治水を?と思うのだけど、徳川幕府のいやがらせ的事情があったのだろうか?
頂上に立つ碑は莫大な藩の出費の責任をとって自刃した治水奉行で家老の平田靭負(ひらたゆきえ)の碑だそうです。
理不尽なことにも全力であたり、責任をとって身を処す。
なかなか今ではできることではないです。
だからこそ後世に語り継がれるんでしょうね。 -
ちょうど市電がやってきて乗ったら中央駅には行かない系統で、次の電停で降ろして頂きました。運転手さんに中央駅には2系統で行けばよいと教えてもらう。ほどなくやってきた2系統で中央駅へ。
-
鹿児島の百貨店、山形屋。
建物も立派だけど下のアーケードも山形屋に合わせておしゃれなつくりで素敵ですね。
市電も走って雰囲気あります。 -
アーケードの街。活気があって楽しそう。大きな街なんだ。
駅まで帰るとちょうど桜島定期観光バス(桜島自然遊覧コース)のチケットの販売が始まっていました。(東口8番のりばで2,200円) -
バスでフェリー乗り場に行く途中、桜島が見えました!
いや〜初桜島の印象はでかい!岩肌があらわですごく異質な感じがする。
「山」のイメージだったので木がないことに違和感が。
そうだ桜島は活火山なんだな〜。
山の上に頂いている雲も迫力あるな〜。 -
フェリーの上から見た桜島。
ずーっと遠くまで裾野を広げています。溶岩が流れてあんなに広がったってことだろうか?
桜島は大正の大噴火の時、流れ出た溶岩で大隈半島と陸続きになったそうです。 -
フェリー内では一旦バスを降りて桜島までの15分自由に歩き回れます。
-
桜島に上陸して再びバスで出発。
看板が茶色いファミリーマートがありました。
向かいには茶色いローソンもあります。
これは桜島の溶岩の景観に合わせているのだそうです。 -
桜島の珍しい屋根付きのお墓です。
確か赤水だったと思います。
反対側に座ってたのでうまく撮れずわかりずらくてすみません。 -
こちらは帰りに撮った写真です。
お墓だと言われないとわかりません。
こういうお墓は初めて見ました。
火山灰対策なのでしょうか?
立派な屋根がついていて土地の人の信仰心を感じます。
できたら降りて見学してみたかったです。
ここは強く印象に残りました。 -
バスはぐんぐん登って行って湯之平展望所へやってきました。
ここでは下車して自由に見学できます。(15分程ですが)
左に写っているガイドさんがずっとガイドしてくれました。
今日はそんなに天気は良くないんだけど桜島がよくみえて
ラッキーなんだそうです。
日によっては一面白くかすんで何も見えないこともあるそうです。
確かに山がくっきりはっきりみえて迫力ありますねぇ。 -
近くに砂防ダムが建設されていました。
-
展望台2階にあった大きな航空写真です。
桜島全体の様子が具体的にわかっていいんだけど
どこが何かもうちょっと大きく書いてくれたらわかりやすいのに。
ここの展望台はじっくり時間をかけて見たかったです。
とても勉強になります。 -
スケールがでかすぎて想像できない(汗)
-
大昔、鹿児島湾北部は火山活動で陥没した穴ぼこで
鹿児島市内とか今見渡してる陸地が外輪山ってことかしら?
とすると桜島はまさに赤ちゃんですね。 -
ここまでくる間にも溶岩でごつごつした溶岩原に松林が形成された独特の景観を見ました。
-
「植生」って言葉初めて知りました。
溶岩原が松林になっていく自然の営みを目の当たりにしてるんだなと思うと感慨深いですね。 -
小みかんの木です。
桜島の特産品は大きな桜島大根と小さなみかんです(^^)
ガイドさんに小みかんのキャンディーいただきました。 -
道沿いに続くアコウ群です。
この木は室戸岬でも見たなぁ。
石垣にからまりつくように生えてます。
石垣がくずれるのを防ぐ役目をしているそうです。 -
ここはどこだったか…
鹿児島湾ではハマチやブリの養殖が盛んなのだそうです。 -
黒神埋没鳥居です。ここはぜひ訪れたかった所です。
残念ながらバスを降りての見学はありません。
大正3年の大噴火で火山灰に埋まった鳥居は高さ3mあったそうです。
ってことは大正3年まではこの辺りはもっと低かったってこと?
なんだか色々なものが(民家や集落も)この足元に埋まっているのかもしれない。 -
「旅の里」でバスを降りて見学です。
お土産屋さんなんですけどおじさんが大正の大噴火の話をしてくれます。
あと、試食も色々させてくれます。(^^;) -
店の裏手からは噴煙(水蒸気?)をあげてる南岳の火口がよく見えます。
これは昭和火口ですか?桜島には火口が何個もあるとは知らなかった。
やっぱ予習は大切ですね。
埋没した鳥居はレプリカだそうです。
ガイドさんが最近も爆発的噴火が何回もあったとさらりと言ってたけどこちらは聞き慣れない言葉にドキリ。
そんな危機的雰囲気はないから珍しいことではないんだろうな。
ゴォーゴォー音が轟いて少し怖かった! -
桜島大根も灰をかぶっって白くなってました。
-
店の人が手をふって見送ってくれます(^^)
-
この辺りは火山灰がたくさん降っていて車が通るたびに
白く灰が舞い上がります。 -
見にくいですが、バスの前を灰除去車のロードスイーパーが走ってます。
新燃岳の噴火で大変な状況にある都城市にも派遣されているそうです。 -
次にバスが寄ったのは有村溶岩展望所です。
ここは下車して見学できます。
大正3年の大噴火でできた溶岩原の中を散策することができます。 -
溶岩がゴロゴロ。
こんな溶岩だらけの中を歩いてるのは不思議な感じだ。
映画のセットのようにも見えてきます。 -
火山灰もこんなにつもってます。
触ってみると砂のようでした。 -
これは遊歩道のトンネル?
とってつけたように積まれた石は観光用ですよね。
でもいざって時は退避壕になるのかもしれない。 -
本格的な退避壕です。
桜島のいたる所に退避壕をみかけました。
いや〜こういうものが日常の中に普通にあるというのはなんか
すごいです。初めて知る世界です。 -
このこんもりした山は何でしょうか?
-
錦江湾に日が射してすごくきれいでした。
-
後ろを振り向くと溶岩ゴロゴロの荒々しい世界だけど
こっちは神々しくまるで別世界のようでした。
いや、噴煙をあげてる火口もある意味神々しいかもしれない。 -
ここは南岳に近い有村地区です。
降灰や噴石の被害で島外に集団移転の話がある中
お墓を守るためこの地に残っている方もおられるそうです。
かまぼこ型の退避壕があります。
桜島の川は水がなく、土石流が発生した時のためのものだそうです。 -
灰よけのビニールをして野菜を作ってられます。
小さな袋がかけてあるのはびわの木です。
桜島はびわの栽培もさかんなのだそうです。
大隈半島の根占では「ねじめびわ茶」というびわのお茶もあるそうです。
ざっとまわった桜島でしたが、いつも降灰の心配にさらされ、爆発したら生活もままならなくなって、普通に考えるとともてやっかいなものだと思うんですけど、鹿児島の人にして母なる桜島と言わしめるものとは何なのだろうとふと思ったのでした。畏怖心が信仰心を生み、信仰心が愛着心を生むのでしょうか。いやいや、そんな理屈じゃないんだろうな。 -
帰りのフェリーの中です。
ガイドさんが一番新しいフェリーでラッキーです。と言ってました。
フェリーの中でおそばを食べてみました。
つゆがアッツアツで15分で食べなきゃならないので苦労した。
さつま揚げが入っててうれしいな〜 -
半分以上の人が天文館で降りていきました。
今回の旅では天文館に寄れなかったな。 -
駅でバスを降りてホテルにチェックインした後、
みょうばん温泉という銭湯に行ってみました。
鹿児島市内の銭湯はほとんどが温泉なんだそうです!
うらやましいな〜 -
もしかして初めての銭湯かもしれない。。
番台の人がおばさんでよかった。(いや、おじさんでもいいんだけど)
おふろは熱めでした。地元の人もつかったり出たりして時間をかけて入ってました。みんなそれぞれ静かに入ってて他の人の入浴を邪魔しないような感じでした。スーパー銭湯である居心地の悪さはなかったな。
おばさん同士が背中を流しあいこしてていいなーと思った。(^^)
銭湯を出た後は案の定、道に迷ってしまいウロウロ。 -
あったまった体がすっかり冷えた頃
探してた黒かつ亭にやっと辿り着いた。
黒豚を使ってるそうです。
食べ慣れないボリュームに胃がしんどい(汗)
味はもちろんおいしかったです。 -
ホテルに向かう帰りの風景。
今日一日長かったなぁ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
57