2011/02/13 - 2011/02/13
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tijanさん
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熊本旅行の続きです。
熊本電鉄に初めて乗車して併用軌道区間という所を見て来ました。
熊本城ではキムさん一家と再会し一緒に見て回りました。
番外で折尾駅に寄って帰りました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 私鉄
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熊本2日目は「わくわく1dayパス」という一日乗車券を使いました。
これは市電と路線バスはもちろん熊本電鉄も(制限はあるものの)乗れてしかもいろんな施設の割引券付というてんこもり太っ腹なチケットです。
見てるだけでほんとにわくわくさせてくれます!
(私が使ったのは500円チケット。他にも各種ありますよ。) -
辛島電停からまずは市電に乗って上熊本駅を目指します。
今日は天気も回復するといってたけど、まだ朝早いからだろうかずいぶん冷えます。そしてすごくもやってました。 -
奥に見えるのが市電の上熊本駅です。
旧JR上熊本駅の駅舎を移築保存したそうです。
道路をはさんで夏目漱石像がありました。
この地は英語教師として赴任して来た漱石が初めて降り立ったのだそうです。(当時は池田駅)昔はこちらが熊本の玄関口だったんでしょうか。
ちなみにここには市電とJRと熊本電鉄の「上熊本駅」があります。(^^) -
熊本電鉄の駅だと思って入った所はJRの駅だった。
一日乗車券を改札で出して間違いに気づく(><) -
こちらが正解(^^)
電鉄の上熊本駅は小さな小さな駅だった。
というか、ホームに小さな部屋と壁をつけて駅らしくしたって感じで、側面から見るとホームの幅だけの異様に狭い建物だった。
かかってる小さな看板を見ても駅だと思わずJRまで行ってしまった。
ほんとに失礼な話です(^^;) -
入口入るとすぐホームです。まだ誰もいません。
出発まで時間があるのでまた市電の駅まで戻ってみます。 -
市電の駅舎は旧JR上熊本駅駅舎を移築保存したということですが、壁面と屋根の一部が使われているようです。
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ホームの奥に市電の車両基地がありました。
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チキンラーメンのラッピング車(^^)
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一回りして電鉄駅に帰ってきたらいつの間にか緑の電車が停車していた。
私は今回初めて知ったのだけど通称「青ガエル」というそうです。
初めて見る「青ガエル」は思ったより濃い緑をしていた。
ドロロンといきなり目の前に出現したように感じたのはこの怪しいもやのせいだろうか。 -
寒くてまだ暗い朝もやの中に、深緑の車体が静かにきちんと停車している光景はなんだか神秘的なのでした。
この印象はずっと頭の中に残るだろうななどと思いながら乗車してみる。 -
まだ誰も乗ってなくてしんとしています。
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運転席の後ろに運賃箱と整理券。頭上には運賃表示機があります。
普段はバスの要領で乗ればいいのね。 -
運転席。
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この窓と窓の間にある板は何だ?と思ったら…
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こういうふうに使われてた。
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こんなふうに。立て札みたいでおもしろいですね。
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そうこうしてる間に電車は出発していきました。
乗客は私と女子高生の2人だけだった。 -
後ろの運転席の窓から気兼ねなく景色を楽しみます。
運転手さんの後ろにははりつけなかった(^^;) -
年季を感じる運転席。
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静かな朝の風景の中をゴトゴト走っていきます。
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バッと景色が消えたかと思ったらトンネルに突入。
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通って来た小さなトンネル。
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ゴトゴト揺れて青ガエルが進んで行くのは、もやの中に木の電柱が何本も立ち並ぶ幻想的な世界。こんな天気も悪くないなと思う。
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電車も線路も運転手もみんな幻想的だ。
女子高生がそばにきちんと座っているのを確認する。 -
あっという間に北熊本駅に到着しました。
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レトロなグリーンの改札口。
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北熊本駅の車両基地にはすごく古い車両が見えました。
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降りたホームで色々見てると目の前のホームに藤崎宮前行きが入って来た。
これに乗ればよかったんだけど、なんか勘違いして反対の御代志行きに乗ってしまった(><) -
で、間違えたのですぐに次の亀井駅で下車。
寒いし次の藤崎宮行きが来るまで時間があったので、目の前のセブンイレブンで時間をつぶします。 -
電車が来る間際になるとあちこちから人がホームに上がってきた。
バス停でバスを待つように電車が来るのを待ってると赤いラインの電車がやってきました。 -
黒髪町駅で下車します。
ここから歩いて「併用軌道」のある所まで向かいます。
(黒髪町駅から歩いてすぐ着きます。) -
「併用軌道(へいようきどう)とは、道路上に敷設された軌道の事を指す。路面電車などで良く見かける敷設形態だが、一般的な鉄道車両が走行する場合もある。」(Wikipedia)
本当に民家の目の前、道路上にあります。 -
併用軌道のそばまで来ると、立派なカメラをもったお父さんと小学校低学年くらいの男の子がいました。
「もう来ますか?」と尋ねると「あと5分くらいですね」と言われたので一緒に待たせてもらう(^^)
(よかったぁ。住宅街で一人待つのも気がひけてたので。)
男の子が宮崎をまわってきたのだと教えてくれる。小さいながら自分のデジカメをしっかりもっている(^^) いろんな列車に乗ってきたのかな?お父さんとの男二人旅楽しいだろうね! -
! 電車がやって来ました。
2人の撮影の邪魔をしないよう気をつけよう。 -
来た来た。
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わわっ!
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ゆっくり通過していきます。
玄関の目の前が線路なんて飛び出し要注意ですね。
でも子供にしたら家の前を電車が走って大喜びだろうな(^^) -
電車はあっという間に通り過ぎて
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行っちゃった。
男の子の撮った写真を見せてもらうと液晶画面いっぱいに大きく撮ってあって、きっと電車をズームで必死に追いかけたんだなと微笑ましかった。
挨拶をして反対方向に分かれる。
目指すは熊本城! -
寒くて足もすっかりこわばって歩きにくいのでバスに乗ります。
もちろん一日乗車券使用。
交通網が発達してるって便利だなー。乗りたい時にすぐ乗れるのはとってもありがたい。(たまたま?)
お城近くにあった神社ののぼり。“黒髪”に“白髭”。おもしろい。何か関係があるのかしら? -
須戸口門から入りました。
高い石垣の上に櫓がたくさん連なってとても美しい。 -
飯田丸五階櫓。
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高い石垣が次々現れます。
階段も立派です。 -
熊本城の立派な石垣に驚きながら進んで行くと二様の石垣の向こうに天守閣が見えてきました。
石垣に守られたお城なんだなと美しさに見とれてるとなんだか視線を感じます。
その方を見るとなんと昨夜一緒に道に迷ったキムさん一家がいるではないですか!おっ!と驚いてこちらをうかがっているキムさんのひょうきんそうな顔がある。偶然の再会に私もあー!と手をふって応えます。
合い言葉は「ドンキホーテ」でキマリ! -
どうやらキムさん一家もこれから天守閣に行くみたいなので一緒に行くことに。
まさか外国の人と一緒に見て回ることになるとは思ってなかったのでなんだか楽しい♪
マイペースなリズムが急にあわただしくなってきた! -
キムさんは偶然の再会を喜んでくれて持ってたポラロイドカメラで一緒に写真を撮って私にくれました。(娘さんのお姉ちゃんが撮影)
このプレゼントはとってもうれしかった。
この時初めて自己紹介をしました。
左からキムさん、娘さん、私、奥さんのソンさん。(韓国では夫婦別姓なんですね。)
奥さんはキムさんとちがってひかえめでやさしそうな人です。
娘さんは照れもあるのかそっけない感じだけどさりげなくカイロくれたり親切だ(^^) -
お互い言葉があんまりわからないので相手の言うことを聞いて理解し、言いたいことを伝えようと必死だ!
私は外国の人とのコミュニケーションは初めてで、なんとか伝えたいと思っても思いつく言葉は幼稚園児でも知ってるような単語しか出て来ない(汗)
キムさん達も同じで持ってる単語帳をペラペラ繰っている。 -
ああ!でもなんか楽しいのだ♪
普段こんなにエネルギーを費やしてお互いをわかろうとすることってないよなと思うと私はなんだか話したくて伝えたくて、でもそれがうまく伝わらなくて、伝わるととてもうれしくて熊本城の中を歩きながら私の頭の中は思いつく英語とハングルと日本語でいっぱいになってました。 -
韓国の人が日本の城を見学するってどんな感じなのかな、ましてやここは憎き加藤清正が築いた城。
キムさん一家の様子を見るとさしてそういう事は気にしてない様子だ。
美しいものは美しいと言って順路に沿ってすたすた見て回っている。 -
天守閣の上まで上がると韓国人や中国人の多さにびっくり。
みんな景色を楽しんでいる様子。
旅行者にとって観光名所はやっぱり観光名所なんだなと妙に納得。
熊本城から外に出てキムさんがみんなにまんじゅうを買ってくれました。私も持ってたキャンディーをみんなにあげておかえしをする(^^)
なんだかいいなこういうの。思いもよらない人との交流にとっても心があたたかくそして軽くなったのでした。 -
キムさんと娘さんが単語帳を調べながら日本人は親切だと言ってくれた。正直私は何の役にもたってないけど、考えてみるとあの2人の青年も予定があっただろうにわざわざ長いこと歩いて案内してくれたし、そういえば市電の中では女子大生が荷物をかかえた私に席をあけてくれたな。お年寄りが乗ってくると今風のお兄ちゃんもさっと立って席をゆずってたり熊本の若者はすごい!と感心したなぁ。
キムさん一家が日本人は親切だったと思って帰国してくれてほんとによかったな。
旅に出ると不思議だ。普段より少し違う自分になれる。進んで声をかけたり、少し親切になったり、少し積極的になったり、少し自分を好きになったり…。 -
この後キムさん一家は駅に行って博多に向かうという。
私も行き先は同じだったけど荷物をホテルにおいていたので辛島電停まで一緒に市電に乗ってそこで手をふって別れたのでした。
昨夜は場違いに感じた繁華街が今日は明るくまっすぐ見て歩ける。
一期一会ってこういう事を言うんだなと思いながら意味なく歩き回る。
とても気分がよかった。 -
ここからは番外編です。
博多で新幹線に乗り換え小倉へ。
そして少し引き返して折尾駅にやってきました。
この駅舎見たかったのです。 -
駅構内はうわさどおり複雑で、だけどそれがとてもおもしろい。
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斜めにホームが現れる。
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レンガ積みも残っています。
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年月を重ねた建造物です。
解体がきまっているのは残念ですね。 -
ホームで駅弁を売ってる人がいました。
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改札前の古いベンチ。
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駅を出て右に行くと堀川橋があります。
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川沿いには小さなお店がたくさん並んでいました。
奥に薄桃色の折尾駅舎が見えます。 -
さらに進むと「ねじりまんぽ」というレンガを斜めに積んだレンガのアーチが見えて来ます。
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近くで見ると目がまわりそうだ。
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近くの民家にレンガの蔵がありました。
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駅の売店で名物のかしわめしを買って帰ります。
ちょうどホームで見かけた弁当売りのおじさんが帰ってきておすすめの弁当などを教えてくれました。
でも一番小さいのを買ってかえる。
家に帰ってこの弁当でこの旅を締める(^^)
ほんとうにおいしい弁当だった!
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