2011/02/07 - 2011/02/07
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まみさん
本日はまことにお日柄もよろしく、大安吉日、天気は終日快晴。
若干早めかとは思ったけれど、大好きなロウバイのこの上ない見どころである長瀞の宝登山へ、今年2011年も行って参りました。
宝登山のロウバイ詣も今年で4回目です。
本日は早めに家を出られたので、冬季限定の長瀞ライン下りのミニ周遊と岩畳を先に見に行くことにしました。
岩畳はいつも見に行きたいと思っていたのですが、ロウバイ詣の後ではその気力がなくなってしまうからです。
長瀞には、子供の頃、よく家族で河原に遊びに行き、コンクリート地面に字が書ける石を持って帰った思い出の場所です。
ところが、有名な岩畳の場所はあのときの河原と違うのか、記憶にある姿とは全く違っていました。
がっしりとした岩で、水辺で遊んだり、小さな石を拾ったりできるような場所ではありませんでした。
でも、岩畳を構成している美しい結晶片岩は、大きさは全く違いますが、子供の頃の記憶のままでした。
冬季限定のライン下りの船は和船にこたつが搭載された「ぽっかぽっか舟」でしたが、今日のこのお天気では全くこたついらずでした。
それだけでなく、船に乗っていたのは私1人っきりの貸し切り状態でした。
たった20分あまりの短い周遊ですが、流れがとても緩やかなので、和船で川を下るのではなく、まずは川を上って、岩畳を下から眺めました。
岩畳は上を散策するよりは、下から眺めた方がやはり見応えがあると思いました。
<2011年度ちょっと早めの宝登山のロウバイ詣の旅行記のシリーズ構成>
■(1)長瀞の岩畳散策&こたつ船で荒川ミニ周遊
□(2)宝登山神社(山頂の奥宮と、改修すんで美しくなった社殿)ほか
□(3)4分咲きでも見ごたえあった東ロウバイ園と福寿草とマンサクとウメ
□(4)黄色い雨あられと降り注ぐ、7分咲きの西ロウバイ園
<タイムテーブル>
08:45 家を出る
09:57 寄居着
10:01 寄居発 影森行 秩父鉄道(乗換え4分!)
10:22 長瀞到着
10:35〜10:45 長瀞の岩畳散策
10:45〜11:10 荒川ミニ周遊(ぽっかぽっか舟)
11:40 宝登山ロープウェイ駅に到着
11:55〜12:00 ロープウェイで宝登山山頂ロウバイ園前広場へ
12:25〜12:45 東ロウバイ園
12:50〜14:25 西ロウバイ園
14:25〜14:35 宝登山神社 奥宮 参拝
14:40〜15:00 梅園&東ロウバイ園
15:10 ロープウェイでふもとに向かう
15:25〜16:20 ガーデンハウス有隣で遅めのランチと買い物&ひとやすみ
16:20〜16:50 宝登山神社 社殿&摂社 参拝
17:12 長瀞発熊谷行の急行(急行券200円)で長瀞を去る
ロウバイ開花状況のある長瀞観光協会公式サイト
http://www.nagatoro.gr.jp/
秩父鉄道の長瀞ロウバイ園の紹介ページ
http://www.chichibu-railway.co.jp/kanko/flo/roubai/index.html
パンフレット&割引券ダウンロードページ
http://www.chichibu-railway.co.jp/kanko/flo/roubai/03.html
秩父鉄道お得な切符の紹介ページ
http://www.chichibu-railway.co.jp/train/otoku/puti.html
<これまでの宝登山ロウバイ詣>
2010年度(1月21日)
「宝登山でひと足早いロウバイ・フィナーレ(1)天候快方の見込みに、次第に上がるテンション@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10421433/
「宝登山でひと足早いロウバイ・フィナーレ(2)薄曇りの空に淡く光る星数のロウバイ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10421433/
2009年度(2月2日)
「今年も宝登山でロウバイ・フィナーレ(1)まずはプロローグとエピローグ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10307353/
「今年も宝登山でロウバイ・フィナーレ(2)空から黄色い星が降る」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10307566/
2008年度宝登山ロウバイ園デビュー(2月13日)
「夢の宝登山のロウバイ園(1)まずはその周辺の見どころから」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10218604/
「夢の宝登山のロウバイ園(2)大粒の黄色い雪のようなロウバイ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10218652/
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寄居駅発10時01分の秩父鉄道 影森行
失敗してしまって全体が撮れなかったですが……これはこれでいいかも!?
過去、寄居駅での接続に失敗して30分40分待ちなんてことがあったのですが、今回は乗継ぎ4分です。
これを逃したら次は30分後!
しかも、秩父鉄道はPASMOもSUICAも使えず現金で切符を買わなくてはならないですから、千円札を握って駅窓口まで走りました。
でも、宝登山のロウバイ詣のために長瀞に向かうのはもう4回目なので、利用するお得な切符も分かっていたし、窓口は空いていて並ばずにすんだので、そんなに大慌てしなくても間に合いました。 -
長瀞駅到着10時22分、鏡に映った秩父鉄道影森行
お得な秩父鉄道の切符は、2月に長瀞だけ観光するなら「長瀞ファミリー乗車券」です。
http://www.chichibu-railway.co.jp/train/otoku/family.html
閑散期の1月、6月、9月、12月に限り、長瀞駅までの秩父鉄道の往復乗車券の割引率が高い「長瀞プチたびきっぷ」が利用できます。
http://www.chichibu-railway.co.jp/train/otoku/puti.html -
赤い屋根のレトロな長瀞駅舎
この駅前の臨時案内所で、長瀞プチ周遊のチケットを買いました。
プチ周遊と呼んでいますが、正式には「一周船」です。
チケット代は850円ですが、長瀞ファミリー乗車券の割引で750円となりました。
チケットを買った時点で10時30分、本日1番の船は10時45分に出るとのこと。
ここから川岸まで少し歩くので、ちょうどよいくらいです。 -
岩畳に向かうために抜けた商店街
まだ開店していないお店もちらほら見られて、寂しい雰囲気でした。
あるいは土日営業して月曜日お休みだったのかな。 -
荒川と和舟が見えてきた@
この階段は、船頭さんによると、一昨年あたりの台風で壊れてしまった後に新しく作り直されたものだそうです。 -
ライン下りのチケット売り場と待合用のテント
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これから乗る船を撮影
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時間までしばらく岩畳の上を散策
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ひょいひょいと歩く
岩が濡れていたら滑りそうです。 -
振り返ってみると……おお、絶景なり@
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何層も重なった岩畳の上を進む
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こういう岩の上を歩くと、ブルガリアのベログラドチック要塞を歩いたときのことを思い出す@
といっても、ベログラドチック要塞の奇岩の風景は、これとは全く違います。
この風景はとってもアジア的ですよね。
思い出したのはこんな岩の上を歩いたときのこと
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14467917/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア旅行第2日目(2):ベログラドチック要塞と奇岩群」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10269192/ -
岩畳の上の東屋へ
あそこまで行くことにしましょう。 -
岩畳の上から眺める青空と
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緑に染まった荒川
このあたりは一番水深が浅く、水量の少ない今は腰くらいの高さだそうです。
船に乗っているときに船頭さんから聞きました。
水がとても澄んでいたので、船から水底の白い石が見えました。 -
かっこいい岩畳@
先客が2人だけいました。
私のように船の出発を待って散策しているのかな、と思ったのですが、船には乗らずに岩畳を散策しに来ただけだったようです。 -
そろそろ戻りましょう!
-
美しい自然に囲まれた船着場が見えてきた@
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こたつのある、ぽっかぽっか船
本日はとってもぽっかぽかなので、こたつに入る必要はありませんでした。
でも、乗ったのは右の船です。
出航までまだもう少し時間があるようなので、近くをぶらぶらしました。 -
氷柱を見つけた@
-
美しい氷柱
あっ、あっちにも@ -
爽やかな立春の空
-
荒川を、下るのではなく上る
乗客は私ひとりでした。独占状態@
荒川のこのあたりは水の流れがとても緩やかで遅い、すなわち「瀞」です。
その「瀞」が長いので、「長瀞」という地名になったのだそうです。船頭さんいわく。 -
岩畳にゆっくりと近付く
-
下から眺める岩畳は格別@
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自然が織り成す芸術
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岩壁が続く景色
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つらら@
昨日よりも30cmくらい成長している、と船頭さん。 -
岩の一部が緑泥片岩
あの岩の緑色、上手く撮れないかと思ったけど、思ったよりよく撮れていました@ -
緑泥片岩とつららが美しい一角
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美しい地形
確かこのあたりが岩畳の対岸なので、揚子江の赤壁(レッドクリフ)にちなんで名付けられたという、秩父赤壁かしら。 -
ゆったりとした流れに逆らって進む
奥の方の光っているところで、川の流れが急速に変わるそうです。
でもあそこまでは行きませんでした。 -
こちらにも緑がかった岩が@
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ふわふわ雲が浮かぶ空と
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絵になる奇岩
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もうすぐ水の流れが変わる地点
奥のキラキラ光っているところがそうです。あのあたりから川の流れが速くなるそうです。
でもここで船は引き返しました。ちょっぴり残念@ -
1番高い地点
といっても写真では分かりませんね。船頭さんは確か100メートルと言っていたような。うろおぼえ。
このあたりが秩父赤壁でしょうか。
船頭さんの口からその話は出た覚えがないので、確信はできません。 -
おお、絶景なり@
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雄大な奇岩と、冬でも緑の濃い一角
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畳みかけるような地形の岩畳
観光客サービスで船頭さんからいろんな話を聞きましたが、地形や地質の話よりも、船頭苦労話(!?)や長瀞の祭りの話などが多かったです。
というか、そういう話の方が印象に残りますね。 -
さきほどの東屋のある風景
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巨大なつららの写真にもう一回チャレンジ
船頭さんが、岩畳が濡れるともっと美しいと言っていましたが、こんな風に深みのある色になるわけですね。 -
時を止めたようなつらら
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野生の藤の冬姿
藤が美しく咲く季節、いや、この枯れ木が緑になっているだけでも、全体的にもっと美しい風景になるでしょう。
でもオフシーズンの、順番待ちすることなく和船に乗れる利点は捨てがたいです。
ピーク時はとても待つそうですから。 -
春には白い可憐なユキヤナギがあちこち岩を白く染めるらしい
いまは枯れた茎しかないですけど。 -
昭和天皇も泊まったという高級旅館の「長生館」
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爽やかな青空と爽やかな青い川と爽やかな青い岩に囲まれて
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プチ周遊ももうすぐ終わり
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あっという間でした@
たった一人の乗客のために、船頭さん、おつかれさまでした! -
再び商店街を抜けて駅前に戻る
-
長瀞駅前の観光案内所
おお、電動自転車のレンタルですか。新しいサービスではないでしょうか。
しかし、さすがにそれで宝登山を上ってろうばい園に行く、というわけにはいかないですね。
長瀞駅前からロープウェイ駅までシャトルバスが出ていました。1回乗車するのに100円。
私がここに戻ってきたとき、ちょうどシャトルバスが発車するところでした。
でも徒歩でも15分くらいですし、いつも徒歩で向かっているので、そのままバスが発車するのを見送りました。
「大安吉日、ちょっと早めの長瀞・宝登山のロウバイ詣2011(2)宝登山神社(山頂の奥宮と、改修すんで美しくなった社殿)ほか」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10544318
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この旅行記へのコメント (2)
-
- sportcrossさん 2011/02/17 12:51:54
- いいですねー荒川のこたつ舟周遊
- お邪魔しています♪
いいですね、荒川のこたつ舟周遊!
荒川というと、あの東京まで流れているあの荒川ですよね。
上流はこんな絶景が広がっているとは。
しかもこの季節ならではのこたつ舟。
こたつ好きな私は、こたつに入ってぜひ周遊したいものです★
みかんは持参しても大丈夫でしょうか?(笑)
すぽくろ
- まみさん からの返信 2011/02/18 08:30:28
- RE: いいですねー荒川のこたつ舟周遊
- すぽくろさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
この日は暖かかったからこたつはついていなかったのですが、それでもこたつに足をつっこんで、居間が外に出たような感覚での船旅(といえるほど時間はかからないですが)は、ほっこりした気分になれました。
みかんは、出発したら大急ぎで食べないと、終わってしまいそう@
(でも食べ物を持ち込んでよいかどうかは聞いたことがないです、あしからず。)
荒川。そうですよね、東京まで流れているんでしたよね。
うちの近所では見られなくて、いつも秩父で眺めていたから、東京の荒川と違う川のようなかんじがしていました。
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