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この度は ご訪問いただきありがとうございます。<br /><br />飯田界隈に住んで 10ヶ月になりますが こんな場所を見つけました。<br /><br />それも、わたし的には「THE・田舎」という印象の伊豆木(いずき)地区に 歴史ある古い建物とモダンな建物が隣り合って建っていたのです。<br /><br />建築のことは全く分からないけれど ここは魅力的で不思議な空間でした。<br /><br /><br /><br />重要文化財 旧小笠原家書院<br />小笠原資料館<br /><br />〒399-2434<br />長野県飯田市伊豆木3942-1<br />Tel・Fax 0265-27-4178<br /><br />入館料  大人 300円/子供 150円<br />休館日  月曜日、祝祭日の翌日、年末年始<br />開館時間 午前9:00〜午後5:00<br />◇冬期間は時間変する場合あり。

長野県飯田市伊豆木 『重要文化財・江戸初期の居館&プリッカー賞受賞・妹島(せじま)さんの建築』

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2011/01/29 - 2011/01/29

49位(同エリア316件中)

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19

Wanwan

Wanwanさん

この度は ご訪問いただきありがとうございます。

飯田界隈に住んで 10ヶ月になりますが こんな場所を見つけました。

それも、わたし的には「THE・田舎」という印象の伊豆木(いずき)地区に 歴史ある古い建物とモダンな建物が隣り合って建っていたのです。

建築のことは全く分からないけれど ここは魅力的で不思議な空間でした。



重要文化財 旧小笠原家書院
小笠原資料館

〒399-2434
長野県飯田市伊豆木3942-1
Tel・Fax 0265-27-4178

入館料  大人 300円/子供 150円
休館日  月曜日、祝祭日の翌日、年末年始
開館時間 午前9:00〜午後5:00
◇冬期間は時間変する場合あり。

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  • 小笠原資料館<br /><br />6本の柱で支えられている 少しうねった箱型の80mの建物は 江戸時代の旗本である小笠原家にまつわる資料を展示する小笠原資料館です。<br /><br />

    小笠原資料館

    6本の柱で支えられている 少しうねった箱型の80mの建物は 江戸時代の旗本である小笠原家にまつわる資料を展示する小笠原資料館です。

  • 私…<br />「伊豆木」という響きはとっても素敵だと思うけど 歴史にはほとんど興味がありません。

    私…
    「伊豆木」という響きはとっても素敵だと思うけど 歴史にはほとんど興味がありません。

  • 小笠原家ゆかりの物、系図や日用品や小笠原流の秘伝書などが展示されています。<br /><br />展示物はさらっと見て回っただけだけど<br />この建物には 建築音痴の私でも 心、踊る感じウキウキ感を感じることができました。

    小笠原家ゆかりの物、系図や日用品や小笠原流の秘伝書などが展示されています。

    展示物はさらっと見て回っただけだけど
    この建物には 建築音痴の私でも 心、踊る感じウキウキ感を感じることができました。

  • 設計は建築界のノーベル賞といわれるプリッカー賞を受賞された(2010年)建築家ユニット SANAA(妹島和世(さじまかずよ)、西沢立衛(にしざわりゅうえ))によるものらしく<br />妹島和世さんが小笠原家由縁の方で ここにSANAAの設計による建物があるのです。

    設計は建築界のノーベル賞といわれるプリッカー賞を受賞された(2010年)建築家ユニット SANAA(妹島和世(さじまかずよ)、西沢立衛(にしざわりゅうえ))によるものらしく
    妹島和世さんが小笠原家由縁の方で ここにSANAAの設計による建物があるのです。

  • プリッカー賞といっても…<br />私はその偉大さが分かる者ではありません。でも とにかくスゴイ賞に違いありません。<br /><br />その 作品の中にいる私です。

    プリッカー賞といっても…
    私はその偉大さが分かる者ではありません。でも とにかくスゴイ賞に違いありません。

    その 作品の中にいる私です。

  • この椅子は 妹島和世さん設計の「MARUMARU」という椅子です。<br /><br />ガラス越しに小笠原書院が臨め 書院自体が展示物のように見える演出になっているようです。

    この椅子は 妹島和世さん設計の「MARUMARU」という椅子です。

    ガラス越しに小笠原書院が臨め 書院自体が展示物のように見える演出になっているようです。

  • 建物の裏側に資料館につながるスロープがあって 小笠原資料館の書き込みを見ていると 建物と裏山の間のスロープ“このスロープが一番 気に入った”という書き込みをいくつか目にしました。

    建物の裏側に資料館につながるスロープがあって 小笠原資料館の書き込みを見ていると 建物と裏山の間のスロープ“このスロープが一番 気に入った”という書き込みをいくつか目にしました。

  • 建物の柱の一つが 受付になっていて 受付には管理人さんというか、<br />「80歳」と御年をおっしゃっていましたが 昔は校長先生をされていたのかという雰囲気を漂わせるおじさんがいらっしゃいました。<br /><br />日本列島が寒波につつまれた土曜日の昼下がり <br />「寒い中、よく おいでになった…」と喜んで下さいました。<br /><br />ここを訪れてまず受付をし、資料館を見学、その後 旧小笠原家書院を拝見します。

    建物の柱の一つが 受付になっていて 受付には管理人さんというか、
    「80歳」と御年をおっしゃっていましたが 昔は校長先生をされていたのかという雰囲気を漂わせるおじさんがいらっしゃいました。

    日本列島が寒波につつまれた土曜日の昼下がり 
    「寒い中、よく おいでになった…」と喜んで下さいました。

    ここを訪れてまず受付をし、資料館を見学、その後 旧小笠原家書院を拝見します。

  • 旧小笠原家書院はおじさんが説明をしながら案内して下さいます。

    旧小笠原家書院はおじさんが説明をしながら案内して下さいます。

  • 京都の清水の舞台と同じつくりだと説明がありました。<br /><br />京都とは縁があるのでしょうか。京都の祭りの時にいただく鯖寿司をここ伊豆木でもいただきます。<br />鯖寿司をいただく風習は 飯田でもこの地区だけのようです。

    京都の清水の舞台と同じつくりだと説明がありました。

    京都とは縁があるのでしょうか。京都の祭りの時にいただく鯖寿司をここ伊豆木でもいただきます。
    鯖寿司をいただく風習は 飯田でもこの地区だけのようです。

  • 本来、陣屋は小さい城郭の形だったのですが 明治5年に帰農された際、城郭建築はすべて取り払われ 書院と玄関だけが残されたとのこと…。<br /><br />昭和27年、居館として初めて重要文化財に指定されました。<br /><br />説明では昭和△年まで(←何年かを聞き流し 説得力がないです。スミマセン。昭和三十何年とおっしゃった様に思います。)小笠原さんがこちらで生活されていて 450万円で飯田市に売却されたということでした。

    本来、陣屋は小さい城郭の形だったのですが 明治5年に帰農された際、城郭建築はすべて取り払われ 書院と玄関だけが残されたとのこと…。

    昭和27年、居館として初めて重要文化財に指定されました。

    説明では昭和△年まで(←何年かを聞き流し 説得力がないです。スミマセン。昭和三十何年とおっしゃった様に思います。)小笠原さんがこちらで生活されていて 450万円で飯田市に売却されたということでした。

  • 平成20年、<br />傷みがひどかった「こけら葺き」屋根の全面葺き替え作業をされたそうですが かかった費用、5000万円を国や市が負担したようです。<br /><br />莫大な維持費がかる建物が 昭和の時代までよく個人で保存されていたなと思いました。

    平成20年、
    傷みがひどかった「こけら葺き」屋根の全面葺き替え作業をされたそうですが かかった費用、5000万円を国や市が負担したようです。

    莫大な維持費がかる建物が 昭和の時代までよく個人で保存されていたなと思いました。

  • 菱形の欄間と桐の格天井

    菱形の欄間と桐の格天井

  • 高いところまで障子が張られ 明かりが取れるようになっていました。

    高いところまで障子が張られ 明かりが取れるようになっていました。

  • 日本建築のことや建物の価値、全く無知な私ですが おじさんの上手な説明を伺って 分かった気になれたのが嬉しかったのであります。

    日本建築のことや建物の価値、全く無知な私ですが おじさんの上手な説明を伺って 分かった気になれたのが嬉しかったのであります。

  • 正しくは「小笠原家書院(おがさわらけしょいん)」なのですが こちらでは皆さん「小笠原書院(おがさわらしょいん)」と呼んでいらっしゃいます。<br /><br />飯田の宝物です。私達が大事にしていかなければ…と思いました。

    正しくは「小笠原家書院(おがさわらけしょいん)」なのですが こちらでは皆さん「小笠原書院(おがさわらしょいん)」と呼んでいらっしゃいます。

    飯田の宝物です。私達が大事にしていかなければ…と思いました。

  • 遠方からここを訪れるとなると どうでしょう…?ただ、これだけなので 期待して訪れるとガッカリしてしまうかもしれませんね・・・。<br />でも 私にとっては お気に入りの場所になりました。<br /><br /><br />伊豆木はこんな風景です。<br />旧小笠原書院からの風景です。<br /><br />                      ‥お・し・ま・い‥

    遠方からここを訪れるとなると どうでしょう…?ただ、これだけなので 期待して訪れるとガッカリしてしまうかもしれませんね・・・。
    でも 私にとっては お気に入りの場所になりました。


    伊豆木はこんな風景です。
    旧小笠原書院からの風景です。

                          ‥お・し・ま・い‥

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この旅行記へのコメント (3)

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  • 空さん 2011/02/02 18:05:01
    魅力的で不思議な空間へおじゃまします。 
     今日は、もう、2月ですね〜〜日々過ぎて行くのが早いですね〜〜
    寒い日が続いています。
    窓のそとは、夕焼けみたいに少し山も赤くなっています。

    ところで 今回 長野県 妹島さんの建築ということで、
    先日 テレビで 妹島氏、西沢氏の設計された 自然の中にある、建物、壁のない、柱のない いろんな、公共の建物や学校施設など建物を紹介されていました。建築界のノーベル賞と言われている賞も 貰われたということです。本当に建築のことなど、私も知りません。 今回 フランス・パリの老朽化している有名なお店を改修することに決まったそうです。
     
    ☆★☆☆wan_wanさんの お近くに その建物の一つが存在しているのですよね、(ここは魅力的で不思議な空間でした)感想。 私もテレビで見た建築物も凄かったです。これも建物〜〜〜〜〜〜感想でした。

    またおじゃまいたします〜〜 春が待ち遠しいこの頃です。
    … 空


  • kodebuさん 2011/02/02 03:34:38
    古き良きものを保存してくださるのは有り難いですね。
    wan_wanさま

    こんばんは!
    最初の写真の円形を見た時…
    壊れたばかりの我が家の加湿器を思い出しました(´^`;)
    失礼しました!!

    でも、ずらりと並んだ椅子達と由緒ある建物がしっかり馴染んでいて
    素敵ですね!
    建築のことは全く分からないのですが、実家が昔ながらの家なんで、
    木造の古い建物は懐かしい気持ちになります。
    冬は冷蔵庫になってしまうんですけどね。。

    ほんのり明かりが映える障子っていいなあ、と最近思います。
     kodebu
  • わんぱく大将さん 2011/02/02 00:53:57
    建築
    wan_wanさん、今日は。旅行記読ませていただきました。私も建築は詳しくないですが、好きで、よく、撮影に行くのですが。前の実家が、古い家で。昔、祖父が材木商をやってたので、いい木を使ってて、神戸の震災の時も(実家は姫路ですが)びくともしなかったそうですが、その実家もなくなってしまいました。”廊下の松の板なんて、1枚でも今だったら、めちゃ高い”と言われていましたが、実際住むと、寒いし(でも、木には風通しがいいほうが、良いらしく)直すとなっても、大変だし。  なので、よく持っておかれたと思います。寒いけど、木の家はぬくもりがありましたね。
    一度、訊ねてみたいです。

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