生駒・宝山寺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
重要文化財・宝山寺獅子閣の特別拝観が期間限定で行われているとの情報を頂き訪れてきた。<br />生駒山の中腹にある宝山寺の境内にある獅子閣は明治17年に宮大工、吉村松太郎設計により迎賓館として建てられた擬洋風建築の建物。<br />宮大工による丁寧な手仕事があちこちに見られるすばらしい建物だった。<br /><br />

宝山寺・獅子閣特別拝観

9いいね!

2010/11/03 - 2010/11/03

149位(同エリア221件中)

2

46

まゆまま

まゆままさん

重要文化財・宝山寺獅子閣の特別拝観が期間限定で行われているとの情報を頂き訪れてきた。
生駒山の中腹にある宝山寺の境内にある獅子閣は明治17年に宮大工、吉村松太郎設計により迎賓館として建てられた擬洋風建築の建物。
宮大工による丁寧な手仕事があちこちに見られるすばらしい建物だった。

  • 近鉄生駒駅から宝山寺まで続いている参道。<br />並行してケーブルが走っている。<br />そのケーブルは日本最古のケーブルだそう。

    近鉄生駒駅から宝山寺まで続いている参道。
    並行してケーブルが走っている。
    そのケーブルは日本最古のケーブルだそう。

  • 明治17年に迎賓館として建てられた獅子閣。<br />見た目は洋館風だが、木造の建物で瓦屋根や漆喰壁など日本的な部分も見られ、内部も洋室と和室の両方がある。

    明治17年に迎賓館として建てられた獅子閣。
    見た目は洋館風だが、木造の建物で瓦屋根や漆喰壁など日本的な部分も見られ、内部も洋室と和室の両方がある。

  • 両開きの鎧戸がついた一階の窓

    両開きの鎧戸がついた一階の窓

  • 玄関ポーチの柱には西洋風の植物文様が細やかな木彫りで表わされている。<br />

    玄関ポーチの柱には西洋風の植物文様が細やかな木彫りで表わされている。

  • 玄関ポーチの天井の細工<br />入り口ドアの半円形の上部には色ガラスが鮮やか<br /><br />

    玄関ポーチの天井の細工
    入り口ドアの半円形の上部には色ガラスが鮮やか

  • 当時珍しかった舶来品の鉄丸釘を装飾として使用したため、<br />伝統工法ではまず考えられない釘の頭をわざと見せる打ち方で使用されているのが見られるポーチの天井。

    当時珍しかった舶来品の鉄丸釘を装飾として使用したため、
    伝統工法ではまず考えられない釘の頭をわざと見せる打ち方で使用されているのが見られるポーチの天井。

  • 一階のホールは色ガラスが入れられたアーチ状の窓が四方に入れられ、<br />美しく弧を描く螺旋階段、板張りの床に白漆喰仕上げの壁がつややかに光っている。<br />

    一階のホールは色ガラスが入れられたアーチ状の窓が四方に入れられ、
    美しく弧を描く螺旋階段、板張りの床に白漆喰仕上げの壁がつややかに光っている。

  • つややかに光る白漆喰仕上げの壁。<br />漆喰仕上げの壁はとても技術がいるものだそうで、和室の壁の一部に建築当初の壁が残されていた。<br /><br />

    つややかに光る白漆喰仕上げの壁。
    漆喰仕上げの壁はとても技術がいるものだそうで、和室の壁の一部に建築当初の壁が残されていた。

  • ベランダ出入り口扉

    ベランダ出入り口扉

  • 色ガラスは赤=夏、青=冬、緑=春、黄=秋とガラスを通して四季の景色が見られるようになっているのだとか。<br /><br />

    色ガラスは赤=夏、青=冬、緑=春、黄=秋とガラスを通して四季の景色が見られるようになっているのだとか。

  • 色ガラスを通して見たお庭の景色。<br /><br />

    色ガラスを通して見たお庭の景色。

  • 建築用材には明治8年の聖天堂再建の際の余材の檜や松が随所に使われているそうで、床などには所々節の入ったところが見られた。<br />

    建築用材には明治8年の聖天堂再建の際の余材の檜や松が随所に使われているそうで、床などには所々節の入ったところが見られた。

  • 螺旋階段は中央の柱と手摺だけで階段が支えられており<br />宙に浮いた感じの形がとても美しい<br /><br />

    螺旋階段は中央の柱と手摺だけで階段が支えられており
    宙に浮いた感じの形がとても美しい

  • 柱以外は総松造りとなっている螺旋階段、<br />手摺のねじれ加工も緻密に計算されたものだそう。

    柱以外は総松造りとなっている螺旋階段、
    手摺のねじれ加工も緻密に計算されたものだそう。

  • 下から見た螺旋階段

    下から見た螺旋階段

  • 美しく弧を描く手摺

    美しく弧を描く手摺

  • 一階和室。<br />襖絵が描かれ、畳敷きの和室にアーチ状の洋風の窓が不思議な雰囲気。<br /><br />

    一階和室。
    襖絵が描かれ、畳敷きの和室にアーチ状の洋風の窓が不思議な雰囲気。

  • 能や狂言を題材にして描かれた襖絵。

    能や狂言を題材にして描かれた襖絵。

  • 襖の引き手も手が込んだ美しいものだった。

    襖の引き手も手が込んだ美しいものだった。

  • 建築当初からの漆喰仕上げの和室の壁

    建築当初からの漆喰仕上げの和室の壁

  • 桐の釘隠しと、繊細な模様の欄間。<br />このような和釘が使われているのは一部分で、<br />大部分は舶来品の洋釘が玄関ポーチの天井で使われているように釘の頭を装飾としてわざと見せるように使われている。

    桐の釘隠しと、繊細な模様の欄間。
    このような和釘が使われているのは一部分で、
    大部分は舶来品の洋釘が玄関ポーチの天井で使われているように釘の頭を装飾としてわざと見せるように使われている。

  • 螺旋階段を上がり、ポーチ上のベランダから見える景色。

    螺旋階段を上がり、ポーチ上のベランダから見える景色。

  • こういったドアの装飾も別の木材を貼り付けたものでなく、<br />一つの木材を彫り起こして立体的な装飾が造られているとのことでとても手の込んだ仕事がうかがえる。<br />ドアノブや施錠装置などは全て舶来品が使われているのだそう。<br /><br />

    こういったドアの装飾も別の木材を貼り付けたものでなく、
    一つの木材を彫り起こして立体的な装飾が造られているとのことでとても手の込んだ仕事がうかがえる。
    ドアノブや施錠装置などは全て舶来品が使われているのだそう。

  • 二階は十畳の和室が二間あり、両方とも格天井にやや洋風な照明、美しい襖絵が描かれていた。<br /><br />

    二階は十畳の和室が二間あり、両方とも格天井にやや洋風な照明、美しい襖絵が描かれていた。

  • 花鳥画が描かれた襖

    花鳥画が描かれた襖

  • 金紙が貼られ紫壇が使われた床の間、違い棚。<br /><br />

    金紙が貼られ紫壇が使われた床の間、違い棚。

  • 見晴らしがいい二階のベランダ。<br />手摺や柱にも細やかな手仕事の跡が。<br /><br />

    見晴らしがいい二階のベランダ。
    手摺や柱にも細やかな手仕事の跡が。

  • 二階和室への階段では手摺の部分の白壁を凹ませて墨を混ぜた石膏で固め、汚れを防ぐための工夫がされている。<br /><br />

    二階和室への階段では手摺の部分の白壁を凹ませて墨を混ぜた石膏で固め、汚れを防ぐための工夫がされている。

  • 一階ベランダの天井は玄関ポーチと同様の透かし模様<br /><br />

    一階ベランダの天井は玄関ポーチと同様の透かし模様

  • 獅子閣のお庭。

    獅子閣のお庭。

  • 庭から眺めた獅子閣。<br />一階はアーチ窓、二階は長方形の窓と変化が付けられている。

    庭から眺めた獅子閣。
    一階はアーチ窓、二階は長方形の窓と変化が付けられている。

  • 獅子閣を出て本堂へ。<br />この上は更に奥の院へと続くのだけど、<br />この日は時間切れのため、帰途へついた。

    獅子閣を出て本堂へ。
    この上は更に奥の院へと続くのだけど、
    この日は時間切れのため、帰途へついた。

  • 帰りにふり返って見た獅子閣。<br />この南側のベランダの下は崖になっていて、石の土台と柱で支え合った懸崖造という構造になっている。<br />京都の清水寺の舞台と同じ造り。<br />

    帰りにふり返って見た獅子閣。
    この南側のベランダの下は崖になっていて、石の土台と柱で支え合った懸崖造という構造になっている。
    京都の清水寺の舞台と同じ造り。

この旅行記のタグ

関連タグ

9いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • nakamasananiwaさん 2011/02/10 09:28:00
    ♪♪♪
    うわ〜、映画のセットみたいな正しい縁日の風景ですね♪

    生駒さんってよくいったけれど宝山寺ってまったく記憶にない

    ってゆうか寺社仏閣お参りはしていたが、虫取りや景色、縁日狙いやったんやね

    まゆまま

    まゆままさん からの返信 2011/02/11 22:23:04
    RE: ♪♪♪
    日本にお住まいでなければこういう風景はやはり珍しく懐かしいものでしょうか〜
    宝山寺、私も初めて行きましたが、この日はあまり時間もなく
    ほぼ獅子閣の見学のみで帰ってしまい・・
    奥の院や参道もじっくり歩いてみたかったです。

まゆままさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP