2004/07/13 - 2004/07/21
568位(同エリア786件中)
よしべぃさん
いつかは行ってみたいと思っていた南米ペルーのマチュピチュ遺跡。それが実現した。この旅行で目的にしたものは以下のとおり。
①天空の都市マチュピチュを見る。
②ティティカカ湖の浮島に渡る。
③ナスカの地上絵を見る。
④4000mを超えるような高所生活の一端を体験する。
⑤現地の人々に触れ、できるだけ写真に収める。
このため、2004年当時に普及期に入りはじめたデジタル一眼レフカメラを大枚はたいて購入した。また人物撮影にあたっては、事前の了解をとり、時にはチップを支払うという撮影上のルール・要点なども写真雑誌で学び、旅に備えた。
今回は、初めての南米の旅であり、旅行ツアーに参加することとし、上記の目的がかなえられるようなツアー企画を探して申し込んだ。
旅行は、ロスアンゼルス経由で首都リマに入国し、その後、古都クスコに飛んだ。クスコ周辺の遺跡を見た後は、列車でマチュピチュに向かい空中都市を訪ねた。クスコからは、バスで標高4300mの峠を越え、高地に身体を慣らしながら、チチカカ湖に向かった。そして最後にナスカの地上絵をセスナで上空から見る、という旅程であった。
第1話は、首都リマと古都クスコを拠点に街並みや周辺の遺跡を訪ねた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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リマに到着後、一夜明けてホテル(シェラトン)の窓から市内を眺める。眼前には旧市街が拡がっている。道路を挟み最高裁判所が見える。
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市内には、スペイン統治時代の建物が多く見られる。
私が訪問した時には、街中を走るタクシーの多くがスズキ・アルトの現地仕様の車両だった。公認タクシーは「イエローキャブ」だ。 -
この頃は、1996年12月に発生し翌年4月に軍の武力突入で解決した在日本大使館人質籠城事件の記憶も比較的鮮明で、その舞台となった日本大使館にも行ってみた。
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扉には、まだ銃痕が生々しく残っていた。
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西暦200〜500年頃のプレ・インカ時代のピラミッド。レンガを積み上げて構築している。
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ピラミッドからは、保存状態の良いミイラが発見されている。
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恋人達の公園。海岸沿いの崖の上にあり、風光明媚な場所にある。
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ペルーは、砂漠やアンデス山脈が国土の多くを占めている、と思っていたが、果物は比較的豊富で予想外だった。しかし、ペルーはアンデスの東側の広大な緑地やジャングルも国土としており、そこからは豊富な果物が収穫できるとのこと。
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果物バケットの中でも不思議だったものが、これ。サボテンの果実であった。そう言われると、我が家のサボテンも花が咲いた後に、これと同形のミニチュア判がサボテンの先に実っている。
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街中には、屋台が多い。
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リマの市内観光を終え、翌日、ランペルー航空機で空路クスコに向かう。
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今回の旅行で特別に用意したものとして、高度計がある。要所要所で高度をチェックしてみた。
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クスコの空港に降りたつと、3400mの高地であることを実感した。空気は薄く、空が近く感じる。
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市内では、街角に簡易市場がたっていた。
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訪れた遺跡は、サクサイワマンの城跡。クスコの市街地を見降ろす小高い山にある。
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中の広場は芝生で覆われ、平坦で広い。
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巨大な岩を正確な組立技術で構築している。インカは文字文明を持たないと聞いているが、「カミソリの歯も通さない」といわれるこの石の面取りの土木技術は驚嘆だ。
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こんな巨大な石をこの高地でどのように運んだのだろう。
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近くには、アルパカ飼いの少女がいた。
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駐車場近くに露天のお土産売り場があり、その奥の芝に座って、売り場の家族らしき老婆が毛糸を編んでいた。
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1時間近く歩き、結構疲れるので高度計を出してみると、約3700m、およそ富士山の頂上と同じ標高だ。
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途中の丘からクスコ市内を遠望する。山に囲まれた盆地に建物が密集している。
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中心部のカテドラルも良く見える。
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この光景をみて、何を思う。
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サントドミンゴ教会。石造りの建物は、回廊や各部屋の造形が美しく、石組みの美が見られる。
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市内中心部の教会を核として広場がある。ライトアップされた建物や、周囲のアーケードが美しい。
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夜は冷え込みが厳しい。昼間見たアルパカの毛が暖かそうに見え、お土産はアルパカの毛織物(セーター、マフラー)を買い込んだ。
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熱いスープが冷えた身体を生き返らせる。
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ペルーの代表的な郷土料理だという「ロモサルタード」牛肉と玉葱、ピーマンなどの炒め物。シンプルで口に合う。
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高山病予防によく効くというコカ茶。乾燥させたコカの葉にお湯を注いで飲む。味はあまりしない普通のハーブ茶のようだ。
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これがコカの葉。コカと聞くと別の物質を思い浮かべるが、製法が全く違い、コカ茶を飲んでも意識が飛ぶようなことは全くない、という話だった。
なお、ホテルには酸素ボンベが備わっていて、高山病の症状が出た人には酸素吸入が行われる。
私たちは大丈夫だったが、翌朝、ガイドに聞いてみると、ツアー参加者の4割程度が酸素吸入器のお世話になったそうだ。 -
夕食に訪れたレストランでは、フォルクローレのライブ演奏をしていた。
ケーナや葦の茎を組んだサンボーニャ、小型ギター(チャランゴ)などの音色が旅情を誘う。 -
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