北欧から火山灰の降るアイスランド、そしてアイルランドへ(12)

2010/04/28 - 2010/05/10

「GWはヨーロッパの行ったことない国に行ってみたいねえ」
という話から、とりあえずANAの成田−フランクフルト便を往復で予約。

その後、バルト三国とアイスランド・フィンランドを軸にプランニング。
ところが、飛行機の運賃の関係でアイスランドを早めに出国しなければならなくなり、"ほなアイルランドでも行くか"ということで決まったこの旅行。

欠航1回、ロスバゲ2回、おまけに風邪もひき…と、大変な目にも遭ったが、思い出深い旅行になった。


11日目はいよいよ帰国の日。
チューリッヒ→フランクフルト経由で東京へ帰る予定が、火山灰の影響でチューリヒ→フランクフルト便が欠航に。
急遽パリ経由での帰国となった。


＜日程＞
1日目：成田→フランクフルト→ハンブルク→ワルシャワ→リガ
2日目：リガ→シャウレイ(リトアニア)→リガ
3日目：リガ市内観光
4日目：リガ→タリン(エストニア)
5日目：タリン市内観光
6日目：タリン→ヘルシンキ
7日目：ヘルシンキ市内観光
8日目：ヘルシンキ→コペンハーゲン→レイキャビク(アイスランド)
9日目：レイキャビク市内観光
10日目：レイキャビク→ロンドン→ダブリン
11日目：ダブリン→キルケニー→ダブリン
★12日目：ダブリン→チューリッヒ→パリ→
13日目：→成田

エリア チューリッヒ(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

7時過ぎに起床。


チューリッヒ行きの飛行機は11時15分発。

ホテルの部屋のベランダから。

宿泊した「Glen Guest House」。


ちょっと宿泊料金は高かったが、どこへ行くにも便利。

9時過ぎにチェックアウトし、バスターミナルからダブリンバス(747番）の空港行きに乗る。


空港まで6ユーロ。
空港から来た時の割引チケットを探すも見つけられず。

ダブルデッカーの2階の最前部に陣取る。


目線が普段と全然違う。

次回はベルファストにも行ってみたい。

近代的な建物が近づくと、そこはもうダブリン国際空港。

エコノミークラスのカウンターは長蛇の列。


スタアラゴールドのカードがあったのを思い出し、ビジネスクラスのカウンターでチェックイン。


荷物は成田までスルーで預けられたが、チケットはチューリッヒで再発券して欲しいとのこと。


スイス国際航空の若い兄ちゃんが奮闘してます。

この段階で、ヨーロッパ各地に向かう半分くらいの便が欠航に。

少しの時間ながら、ダブリンのスタアララウンジへ。


がらーん。

ビターレモンとジンジャーエール、クッキーで一休み。

一年ぶりのスイス国際航空。

1時間の短いフライトだが、軽食が出る。


後でスイス国際航空のチョコレートがついてきた。

チューリッヒ湖上空を通り、チューリッヒ国際空港着。
乗り継ぎ案内を見ると、フランクフルト便は「Delay」となっているが…


チューリッヒ→フランクフルト→成田の発券の為にチケットカウンターに行ってみると、スイス国際航空のおばちゃんが、
「ドイツ上空に火山灰が滞留していて、ドイツ行きの便はほとんど欠航になりそうなの」
とのこと。


自分「日本に帰らなきゃいけないんだけど…」
おばちゃん「うーん…(端末を叩きながら)…パリ経由なら何とかなりそうだけど、いい？」
自分「大丈夫だけど、スルーチェックインした荷物は？」
おばちゃん「No Problem！まかせといて！」


その場でチューリッヒ→パリ、パリ→東京のチケットを発券してもらう。


おばちゃん、かっこええ！

免税店でLindtのチョコを買ったりしながらスイス国際航空のセネターラウンジへ。
約1時間ほど過ごす。


黒っぽい木目でまとめられたシックなデザイン。

離陸！って感じで。

飛行機まではバスでの案内。

何時間か前に見たのと同じ風景。

パーサーのおっちゃんが近づいてきたので、「Wasser bitte」と言うつもり満々で構えていると、


「お飲み物は何になさいますか？」


と流暢な日本語。あらら。

最新式のフライトガイド。

シャルル・ドゴール空港に着き、ANAのカウンターへ。
東京行きを発券してもらう。


二人並びのエコノミーか、席は離れるがプレミアムエコノミーへのアップグレードかどちらがいいか聞かれ、間髪なく「プレミアムエコノミーで！」と答えると、カウンター職員(黒人のおねえちゃん
)に、
「Really!?　信じられないわ！ほんとに夫婦バラバラでいいの？」
と驚かれる。


無事チェックインを済ませて待っていると、
「上空の状況を調査中の為、1時間待って飛ばすかどうか判断します」
とのこと。


旅はまだまだ終わらないのか？


ラウンジまで戻るのも面倒くさくなり、搭乗口で飛行機を眺めながら過ごす。

結局、1時間後に飛ぶことに。

ANAの機体が懐かしく見える。

ファーストミール。


あまり眠れず、ずっと本を読んで過ごす。

セカンドミール。


いろいろ言われるが、日系航空会社の機内食は美味しいと思う。

定刻より30分ほど遅れて成田空港着。


長かった旅が終わった。




最後までご覧いただき、ありがとうございました。