2010/12/30 - 2011/01/08
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黒猫ごんたさん
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2010年の年末もヨーロッパ年越し旅行と決めて,今回は初めて訪問する国ばかり4カ国(オーストリア・スロヴァキア・ハンガリー・チェコ)を鉄道で巡ります。
往復共にルフトハンザドイツ航空のCクラス(特典航空券)を利用し,往路はA380です。
最初の2カ国は朋友”兎さん”も同行して3人でウィーンでの年越し等を楽しみました。ブラチスラバで兎さんと別れた後は,夜行寝台を含む鉄道の旅で2カ国を巡り,寒い寒いセントラルヨーロッパの街並みを心ゆくまで堪能しました。でも「9泊10日4カ国訪問の旅」は疲れました。若くないなあ(しみじみ…)
今回は写真も多いので,別に写真集みたいな旅行記をセットで掲載します。こちらもご覧いただければうれしいです。
☆旅程☆
12/30 成田からフランクフルト経由でウィーンへ
12/31 ウィーン滞在
1/1 ウィーンからブラチスラバへ
1/2 ブラチスラバからブダペストへ
1/3 ブダペスト滞在
1/4 ブダペストからプラハへ
1/5 プラハ滞在
1/6 プラハ滞在
1/7 プラハからミュンヘン経由で成田へ
1/8 帰国
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
前泊したホリデイイン東武成田(2011年からIHG離脱)から7時20分の送迎バスに乗って成田空港第1ターミナルに到着です。
カウンターに向かう前に確認…
おっと,いきなり出発時刻の変更が出ているではないですか。
これからの長旅に暗雲が…
-
今回は往復共にLH便で,特典航空券のビジネスクラス利用です。
カウンターーに向かいチェックインと共に,乗り継ぎがあるので”遅れ”について訪ねると,フランクフルト到着は”定刻”の予定らしく一安心です。
先週のクリスマス前後は,ヨーロッパ中が大雪で空路も大混乱していたのでその影響かな?と思いましたが,確認はしていません。
さあ,今回は自動化ゲートの登録(現場写真無し)をします。 -
自動化ゲートの登録もすんなりと済み,登録後即利用できます。スタンプの押印も並んではいなかったのですが「出国スタンプ」はなしです。
この後お土産屋さんを数軒回り,ブラチスラバでお世話になる方への日本酒ミニボトルを入手しました。100ミリリットルの小瓶3本が透明なビニルケースに入り,乗り継ぎもOKと。優れものです。さあラウンジに行き朝ご飯にしましょう。まずはレッドカーペットです。ここは眺めが良いです。この時間は人も少なく静かですね。
おや,まだ9時前ですから”自粛”ですね,寅さん! -
ラウンジのはしごを決め,とりあえず搭乗ゲートへ来ました。
LHのデコッパチ君来ています。(実はユナイテッドのラウンジで着陸を見ていました。)
既に積み込みが始まっているようです。 -
ゲートは45番。隣のゲートがSQのA380ですね。
出発の遅れは拡がっていないようです。
ほっとしたので,近くのANAラウンジに行きます。 -
ここは窓もなく,2階だけど地下室みたいな雰囲気で好きではありません。さらに今日は混んでいます。座る場所が見つからないです。イライライライラ
ANAラウンジは南サテライト側が好き!! -
総2階建てA380 で運行するLH711便フランクフルト行きは,定刻から40分程度遅れて出発しました。
2階部分がファーストクラス8席とビジネスクラス98席で占められています。(エコノミークラスはすべて1階)
以前名古屋からフランクフルトへA330のCクラスを利用しましたが,シートはあまり変わっていません。
そして,何よりショックだったのは『スリッパが無い!!!』(ガア〜ン)という事実です。事前に調べたところでは,A380では(以前は付いていなかった)スリッパがあるらしい,ということで持ってきていません。
日本人ですから。長旅は靴脱いで寛ぎたいです。 -
こんなところは進化しています。
ルートマップは搭乗機を俯瞰する画になっているし,機体につけられたカメラで見る画像も「機首から」と「垂直尾翼トップから機体なめ」の2種類があります。楽しいです。 -
C席前方のトイレには窓があります。ほらっ,このとおり。
なんだかゆったり広く感じるし,ラウンジもトイレも「窓がある方が好き!」 -
12時を過ぎると最初の食事が始まります。
まずはドリンクサービスです。
先ほどウエルカムシャンパンをいただきましたが,銘柄が違うとのことで,食前酒はシャンパン(Champagne Jacquart Brut Mosaique)をいただきました。気分も高揚し,格別に美味しく感じます。 -
最初のお食事は,丁度お昼ごはんタイムです。
和食と洋食があり,周囲の外国人の多くが和食を選択していました。もちろん,我々はワイン(白2種・赤2種あります)に合わせて洋食にしました。
オードブルは,チーズが苦手な僕はキングクラブサラダとポテトコンフィ・ローズマリー風味の塩をチョイス。パンが焼きたてのように熱々で美味しい! -
寅さんのチョイスは”白ワインのおとも”でプロシュート,メロン,モッツァレッラチーズです。
勧められてチーズをちょっと食べてみました。うん,食べられる…けど遠慮します。 -
主菜は2種類(肉と魚)ありましたが『赤ワインならお肉でしょう!(安直だ〜)』ということで,二人とも同じ皿になりました。
牛テンダーロインのソテー・緑胡椒とオリーブのタプナード,トリュフソースです。肉は少々堅めで,トリュフソースはよくわからん。あっ,スープがシャツに飛んじゃった。ミスチョイスだったかも知れません。 -
デザートは,ワインの追加と共にチーズ盛り合わせを選んだ寅さんに対して,コーヒーとチョコレートフィナンシエ,マロンクリームで酔い覚ましです。
-
空路マップでは「コクピットからの見た目」のような画面もあります。コクピット内のカメラが首を左右にふるように150度ぐらいの視界が表示され,なかなかおもしろいです。
まもなく到着です。 -
結局遅れて出発したものの定刻よりも早めに到着しました。
到着ゲートから乗り継ぎのAブロックに移動です。同じ第1ターミナルとはいえかなり離れています。
移動の途中で,写真右側に写っている「簡易ベッド」と思われる物体をたくさん見ました。先週まで大雪で大混乱していた名残ですね。 -
オーストリア航空132便への乗り継ぎゲート前まで来ました。ラウンジとの距離を確認する目的です。はい,慎重なんです。
まだ15時半なので外は明るいですね。寅さんは今回新規導入したデジタルムービーTM35で雪景色のフランクフルト空港を撮影中です。 -
ラウンジから搭乗ゲートまで5分程度とわかり,ルフトハンザのラウンジに入りました。
後で気づいたのですが,入口で左手に通されたこちら側はビジネスクラス利用者用で,入口から右手にスタアラゴールド等のメンバー用に分かれていたようです。我々は航空券しか提示しなかったので,ビジ利用者用に通されました。
まあ,それでもビールが飲めれば幸せな”寅さん”でした…って,それノンアルコールだぜ!あほっ! -
ラウンジに入って2〜30分経過し,外を眺めていると,おやっ?JALじゃん。
なんと定刻から1時間も早く後発の”兎さん”到着です。
昨夜成田のホリデイイン東武で前夜祭をして,23時前後に解散して以来20時間ぶりの再会です。早着したので,上手く変更が出来ればFRA−VIEは同じ便に乗れるかも。その前にルフトハンザラウンジにお招きしなきゃ。 -
兎さんと合流したものの,チケット種別から便の変更かなわず,再び我々だけ先行です。まあ,ラウンジに入れたので2時間の待ち時間も辛抱してもらいましょう。
おっと,我々の便はゲートがA34からA36へ変更だ。 -
ウィーン行きのOS132便もビジネス席です。でも座席はエコノミークラスと同じで,3席並びの真ん中が空いているだけです。それでもこんなホットミールが提供されます。とは言え,時間が短いので慌ただしいです。靴や靴下から上着まで全身真っ赤な出で立ちのCAさんは,7名のCクラス乗客に配膳したら10分もしないうちに回収態勢に入ります。
-
慌ただしい食事を終え,街の明かりが見えていたなと思ったら,ほぼ定刻にウィーン空港へ到着です。ちなみに我々が乗った機材はA319でした。
-
心配していたロスバゲもなく無事に二つのスーツケースを受け取り,今夜のホテルに向かうことにします。
トルノスで予約した今夜のホテルは空港から徒歩30秒,と書かれていましたので,とりあえず空港の外に出てみました。
ホントだ!
目の前に本日のお宿「NHウィーンエアポートホテル」があります。 -
ホテルは予約時点でベッドタイプが指定ができなかったので,ツインを願っていたのですが,あいにくダブルとなりました。部屋は広さも設備もまあまあです。ここでもスリッパが無くがっかりです。しかも床はカーペットではなくフローリングですよ。ぺたぺた…
-
ホテルでちょっと休憩した後,兎さんをお迎えに空港へ。
空港内でビールでも飲もうと早めにやってきましたが,ウィーン空港は首都の空港にしては小さいようです。まだ21時だというのに飲食店も既に閉まっているところが多く,結局到着口前で待ちました。
この後”兎さん”と無事合流し,かって知った道をホテルにご案内。そして,チェックイン後は彼の部屋で歓迎会?をして早々に就寝。日本時間では朝6時頃?徹夜状態なので眠いです。 -
12月31日朝8時半です。ウィーン空港は霧です。
ホテルの隣にある高い建物は上まで見えません。
今日から旅行の本番なのになぁ。 -
空港からは44ユーロの固定料金タクシーを利用しました。FLUGHAFENTAXI.at.AIRPORT-VIENNAと書かれています。兎さんと我々は別々のホテルなので,2カ所に順番に行ってほしいとお願いするとノープロブレムだって。
兎さんをル・メリディアンに降ろし,我々はK+Kホテルマリアテレジアへ。ドライバーのサービスもよかったし,こんなものかな?とチップ5ユーロ差し上げてホテルへ。 -
朝9時半過ぎの到着でしたが,部屋の準備が出来ており,2階(日本式3階)のお部屋に通されました。
ホテルの立地はまあまあ,室内の設備や広さはなかなか,そして雰囲気はとても良しです。口コミでも高評価のホテルマリアテレジアですが納得です。
窓からの風景などは別旅行記にするウィーン写真集でご覧下さい。 -
兎さんは部屋の準備がまだ出来ておらず,我々のホテルまで歩いてきましたので,さっそく観光に出かけます。
我々のホテルはいずれもリングと言われる区域で市内中心部に近いので,まずは少し離れた場所にあるウィーンの必須観光ポイント『シェーンブルン宮殿』に向かいます。
ホテルから最寄りのUバーン「ムゼウムス・クヴァルティーア(英語ならミュージアム・スクエア)駅をめざし,ここからUバーン利用です。正面の建物は,今回行く時間がなかった美術史博物館です。次回は必ず行きたいものです。 -
乗車券は自販機で24時間フリーパスを購入しました。5.7ユーロで,打刻から24時間,Uバーンもトラムもバスも乗り放題です。
あっ,今回各地で1日券などを購入しましたが,提示を求められる場面も多く,首から提げるタイプの名刺ケース(会議などで使用)を持って行きましたが大変重宝しました。お勧めです。 -
駅構内の風景です。ここからU2号線でカールスプラッツまで行き,U4号線に乗り換えてシェーンブルン駅に向かいます。
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シェーンブルン駅で多くの観光客が降りますので,我々は流れに乗ってついて行きます。途中ではこんな看板もあり,進行方向は間違いなさそうです。
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来ました。シェーンブルン宮殿の正門です。
上を見上げると,空港で遭遇した霧は晴れましたが,どんよりとした曇り空です。正門の二本の塔には鷲が羽を広げています。よく見えないけど「双頭の鷲」なのかな? -
一応記念撮影。
犬は入れないようですが,「寅」は良いのでしょうか。 -
宮殿内に侵攻します。
あっ,クリスマスツリーにクリスマスマーケットもまだやっているようです。『ホットワインを飲もう』と寅さん大喜びです。
まあ,先に宮殿内を見ましょうよ。 -
入場者の管理がうまく出来ていないため混雑するチケット売り場で並ぶこと約15分。無事「シシィチケット」を購入しました。
これは22.5ユーロとちょっとお高いですが,ここを含めて王宮など計3カ所に入れます。日本語のパンフレットをもらいましたが,これによれば1年間有効らしいです。 -
宮殿の館内は撮影禁止です。でも写真撮っている旅行者も多く,こんな阿呆を見るとついつい注意してしまいます,日本語でね。
約50分ほどで館内を巡り,いよいよクリスマスマーケットです。
出口に近い建物2階から全景をご覧いただきます。表紙の写真です。 -
外に出てくるとチケット購入そして入場の列が外まで続いていました。我々が入場したときの倍以上の長さです。早く来て良かったです。
ちなみに,宮殿正面から左手にある写真の建物の赤い横断幕真ん中が入場口ですよ。 -
今朝はホテルの朝食無しだったので,少々空腹です。まずは非常食としてプレッツェルを購入します。お腹がすいていると買いすぎてしまいます。ここで購入したプレッツェルは結局ブダペストまで持って行くことになりました。
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非常食を購入し,露店を一巡りしました。
そして,宮殿に入場する前に目星をつけていたこのお店に。
ここでおそい朝食代わりのパンとソーセージ,そしてグリューワインを注文します。 -
この後のランチがボリュームたっぷりの予定なので,3人で2人前をシェアします。空腹にホットワインがききます。美味しいです。
マグカップは持ち帰っても良いのですが,返却すればデポジット2ユーロが返ってきます。
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Uバーンのシェーンブルン駅に戻ってきました。
日本と違って交通機関の基本は右側通行なので,ここの鉄道も左手から入線してきて右方向に進行します。(全部がそうなのではありません。念のため。)まだ慣れないのでついつい右方向を見てしまいますが,そちらから来る電車は当然向かい側のホームに入線します。 -
シュテファンスプラッツ駅で降り,右手に荘厳な雰囲気のシュテファン寺院を仰ぎ見ながら,お昼ごはんを予定しているお店に向かいます。
観光用の馬車もたくさん走っていて,ついついきょろきょろ。お店捜しに熱心な寅さんを尻目に,男二人はヨーロッパの雰囲気を楽しんでいます。 -
目指すは特大のウィンナ・シュニッツェルで有名なフィグルミュラーというお店です。ガイドブックによれば『狭い路地にひっそりと…』あるらしいのですが,大通り側にこんな看板が出ています。やはり人気店なんでしょうね。
-
来ました。ここがFiglmullerです。
確かに『狭い路地』ですが「ひっそり」ではなく目立つ長い列が出来ています。それから,元々広くない路地ですが,人気店だけに店先にせり出してテーブルを増設し,冬場はこの増設した席を簡易な建物で部屋にしてしまっているので,さらに「狭い路地」にしているようですね。 -
40分以上並びました。いよいよ先頭集団です。寒さに耐え,空腹に耐えてきました。まもなくです。
寅さんは相変わらずハイテンション。並びながら増設テーブル席の窓越しに見えるお客さんがウィンナ・シュニッツエルを食べる様子をちらちらと観察し,ほとんど一人一枚食べている様子だったので,当初の3人で2枚をシェアする方針を転換し,我々もそれぞれ1枚ずつ注文することにしたようです。 -
ようやく入店(我々の後ろの二組4名と相席)して当然みんな(7人とも)ウィンナ・シュニッツェル(一人13.9ユーロ)を注文します。加えて我々はサラダとリースリングの白ワイン(22.8ユーロ)も注文しました。
出てきて実感。…でかい!
さあ,食べましょう。 -
戦い終わって,征服したのは僕だけ。よっし!
相席の男二人組も男女カップルも,お店が当然のごとく準備している”お持ち帰り袋”に残骸を封印して撤退です。
寅さんと兎さんも残してしまいましたが,持ち帰ったって食べないので,モッタイナイけどそのままごちそうさま。
ナプキンには「ウインの一番有名なウィナーシュニッェル」と。惜しい! -
兎さんのホテルまで,お腹すかせるために歩いて向かうことにしました。
せっかくだから目の前のシュテファン寺院に入ることにします。そうですね。先ほどのモッタイナイ行いを懺悔しなければ。 -
この時期,教会ではキリスト生誕の人形を見なければ冬の欧州に来た気がしません。プレセビオというらしいですが,ここにもシンプルながら大きなサイズのプレセビオが飾られています。
-
シュテファン広場は今夜の年越しイベント準備が進められています。
ステージではプレイベントか何かがはじまっており,大音量でウインナワルツが流れると人混みのあちこちで踊りの輪が出来ます。
すごい!みんなワルツ踊れるんだ!としばし立ち止まって見物しつつ,感心しきり。
-
ホテル方向をカンで目指して入り込んだのはグラーベン通りでした。
幸運にもウィーンの必見スポットの一つとされる三位一体像(ペスト記念柱)を見ることが出来ました。
でもここも露店が並びすごい混雑です。 -
あれ?なんだか立派な建物の前に来たよ。
ということで調べると『王宮』でした。
ここはミヒャエル広場で,手前にあるローマ遺跡を挟んで立つ王宮の真ん中の通路を通り抜ければ英雄広場,そしてホテル方向に行けるようです。 -
兎さんのホテルへのチェックインも終わり,24時間フリーパスを使ってリング一周に出かけます。
オペラ座の前から左回りで一周するのですが,24時間フリーバスではリングトラム(1周専用の黄色いトラム:写真)には乗車できません。
あっ,丁度我々の乗ったトラムの後ろにリングトラムがやってきました。 -
乗車したトラムの内部です。連結のあたりにヴァリデーションの打刻機があります。
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リングを一周するには乗り換えが必要です。
ドナウ運河沿いのシュヴェーデンプラッツで降り,乗り換えトラムを待つ間に売店があったので今夜の年越しパーティ用アルコールを仕入れます。ソーセージも美味しいそうですが,ビールとワインとお水だけにしましょう。 -
乗り換えたトラムは,スタート地点のオペラ座の前を通り過ぎ,ホテルの前あたりに停留所が有ったかと思いきや,次の停留所はかなりさきでした。でもこれも幸いで,薄暗い公園の中に何かの像を発見し,近づいてみるとモーツァルト像ではないですか。寅さんのリクエストに応えて記念撮影です。
-
たぶん氷点下5度以下と思われる厳しい寒さに冷え切った老体を癒すため兎さんのホテルでしばしの休息を取り,夕食に出かけます。
今夜は,早くも『ウィーン最後の晩餐』です。
寅さんの選択は”ワインケラー”ということで,ライトアップされたオペラ座を眺めつつお店に向かいます。 -
ワインケラーの『アウグスティナーケラー』は王宮の一角にあります。お店はすぐにわかりましたが,店頭にドイツ語でなにやら書いてあるし,パーティみたいな大晦日の特別営業かもしれないので恐る恐る奥に進みます。
まあ,結果は何の問題もなく通常営業中でテーブル席にご案内です。 -
お昼ご飯のでっかいウィンナーシュニッツェルがこたえています。せっかくウィーンでのディナーなのに食欲が回復していません。
SauerkrautにSacherwurstel,そしてビールと白ワイン,締めて32.3ユーロでしたので,食べてませんね。
テーブルにはクローバーのような植物の飾りが届けられました。他のお店でも見かけたので,何か意味がありそうですが,誰か知ってる? -
こちらのお店はワイン倉を利用した人気のケラーと言われるだけに,雰囲気が良いです。体調さえ良かったらゆっくりワインと食事を楽しみたいのですが…
-
夕食を終え,重い足取りで市庁舎前までやってきました。今夜はここでも年越しの大きなイベントがあるようです。花火も上がるらしいです。でもカウントダウンまでまだ4時間もあるし,時差ぼけで眠いし,何よりもこの寒空の下では待てないです。
ということで,この後いったん解散し,それぞれのホテルで休憩の後再び兎さんの部屋に集合し,持参した年越しそばを食べつつテレビでハッピーニューイヤーの番組を見ることになりました。 -
あけましておめでとうございます。
2011年元日の朝食はお屠蘇じゃなくてスパークリングワインで乾杯です。ホテルマリアテレジアの朝食は旅行記でも評判が良かったですが,品数も味も良いですね。惜しむらくは休日出勤のレストランスタッフのテンションが低いことかな。サービスは良いんですよ。でも表情がちょっと暗い。 -
昨夜1時過ぎに,年越しイベント終了後の大勢の人々(酔っ払っている)を横目で警戒しつつ,徒歩でホテルに戻ってきたので,多少睡眠不足気味ですが,豪華な朝食に励まされました。
このあと,我々はここをチェックアウトし,兎さんのホテルに行って,日本から持参したお雑煮(フリーズドライながら結構美味しいのです)を食べる,という大切な新年の行事が待っています。 -
お雑煮も食べたし,昨夜の喧噪が嘘のように静かなウィーンの街に出かけます。目的地は王宮なのですが,途中,昨夜暗闇での撮影だったのでモーツァルト像前の記念写真を取り直しです。
ここは王宮庭園の中です。モーツァルトの像の手前には音符記号の花壇がありますが,真冬の枯れた芝生のため寂しい限りです。 -
ここは昨日も通り抜けてきた英雄広場です。遠くに市庁舎の塔が見えます。朝10時頃ですが,周囲には観光客がちらほらいる程度です。
像はカール大公の騎馬像ですね。これから王宮内のシシィ・ミュージアムを目指します。 -
右手に見える赤いのぼり旗のところがシシィ・ミュージアムの入り口です。ここは昨日シェーンブルン宮殿で購入したシシィ・チケットで入場することが出来ますよ。
-
シシィ・ミュージアムを見た後,ウィーンフィルのニューイヤーコンサートがパブリックビューイングで見られるらしいと聞きつけ市庁舎前にきました。今日はとても良い天気ですよ。何か音楽が聞こえてきます。
-
市庁舎前の広場ではステージの上でバイオリンのソロ演奏が続いています。左手に大画面のスクリーンもありますので,ここでニューイヤーコンサートがありそうなのですが,開始時間がわからない。
今日は午後にはブラチスラバに移動だし,兎さんはお腹がすいたようだし,さらに彼の希望で郵便貯金局の建物を見に行く予定なので,残念ですが次の目的地を目指すことにします。(実はこの後10分ぐらいで始まったようです。ホントに残念。) -
市庁舎の前にはブルク劇場の建物があります。この前の停留所から時計回り方向のトラムに乗ることにします。
-
あいにく昨日購入の24時間フリーパスは時間切れです。仕方ないので1回券を購入することにしましたが,近くに自販機もなく,調べたところトラム車内で買えるようです。
トラムに最前方のドアから乗車して運転席の処に自販機があったので一人ずつ購入です。1回券2.2ユーロ。24時間チケット5.7ユーロと比較すると高いです。
それと,後から思うにたぶんヴァリデーションは必要なかったのでしょうが,ついつい打刻しました。 -
昨夜のリング一周と同じく,ドナウ運河沿いのシュヴェーデンプラッツでトラムを降り,ここから徒歩で郵便貯金局を目指すことにしました。
-
郵便貯金局に向かう前に,朝食はお雑煮だけで空腹の兎さんリクエストに応えて焼きそばを購入します。
意外に…と言っては失礼かもしれないが,停留所のスタンドで売られているファストフードながら美味しいです。 -
郵便貯金局は世紀末建築として有名らしく,内部の光あふれるガラスの天井やアルミニウムを取り入れた建築が近代建築の金字塔と言われるそうです。
しかし,残念ながら本日はお休み。それでも外壁の外壁板をボルト止めした部分だけは見ることが出来ました。 -
先ほどの1回券が目的地に向かう同一方向で1時間以内の乗り換えなら使用できるようなので,ラデツキー元帥像の前にある停留所からオペラ座まで乗りました。
ウィーンでは一度もチケットのチェックを受けることはありませんでしたが,勿論ずるはしていませんよ。
写真は寅さんが「食べたい!」と言いながら実現しなかったザッハトルテの本家ホテルザッハー前です。オペラ座の裏手にあります。店内に入店を待つ人の列が出来ていましたよ。 -
ランチは兎さんの泊まったル・メリディアンに併設されている「ル・モエエ」に。シャンパンを飲みながら軽いランチにしましょう。
-
昨夜はここでもニューイヤーパーティが開かれていましたので,天井に漂う金色の風船(ヘリウム入り)はその名残です。
この風船は浮力を失うといきなり落ちてきます。ゆっくり高度が下がるのではなく,ポトッという感じで落ちてくるんです。そうなの〜ぉ。 -
あ〜あ,いいなあ。
グラスの底から立ち上がる泡に見とれてしまいます。至福の時間です。
………
3人で,軽めのランチ,締めて85ユーロ。
現実です。 -
ル・メリディアンからタクシーでウィーン南駅に来ました。タクシーの車中では,車載ラジオからニューイヤーコンサートのライブ中継がされているようでした。料金はチップ込みの10ユーロです。
ウィーン南駅は仮設駅舎(写真)になっています。現在ここをウィーン中央駅に改修するための大規模な工事中で,ほとんどの国際列車がウィーンマイドリンク駅発に変更されている中,ブラチスラバ行きはここからです。昨日現地で確認もしましたが,4トラベルで事前の情報があって良かったです。 -
今回利用した「ヨーロビアンイーストパス・ファーストクラス・5日間」チケットです。今回訪れる4カ国に加えてポーランドまで利用できるのですが,さすがにこの日程では無理ですね。
昨日シェーンブルン宮殿からの戻りにマイドリンク駅でヴァリデーションを受けています。 -
列車番号「REX2522」14時20分発ブラチスラバ行きです。
全車2等クラスですが,1月1日だからなのか乗客は少なく,ブラチスラバまでの約70分,座席はゆったり占領できそうです。
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