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毎年恒例の、正月京都旅。<br /><br />いつもは一泊ですが<br />今年は実家に帰らなくてよくなったので<br />二泊三日に増やしちゃいました♪<br /><br /><br />二日目の宿は、定宿「要庵 西富家」。<br /><br />ここのご飯は、毎回必ず私達を満足させてくれます。

二泊三日「正月京都旅」⑤

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2011/01/02 - 2011/01/04

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つみき

つみきさん

毎年恒例の、正月京都旅。

いつもは一泊ですが
今年は実家に帰らなくてよくなったので
二泊三日に増やしちゃいました♪


二日目の宿は、定宿「要庵 西富家」。

ここのご飯は、毎回必ず私達を満足させてくれます。

同行者
友人
交通手段
タクシー 新幹線 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 嵐電と地下鉄を乗り継いで四条へ戻り <br />そこから徒歩で、今夜の宿「要庵 西富家」へ。 <br /><br /><br />宿につくと <br />まず、お茶とお菓子が出ます。 <br /><br />これも、楽しみの一つ。

    嵐電と地下鉄を乗り継いで四条へ戻り
    そこから徒歩で、今夜の宿「要庵 西富家」へ。


    宿につくと
    まず、お茶とお菓子が出ます。

    これも、楽しみの一つ。

  • ここは、チェックインなどに利用される共用スペース。<br />沢山の本が並びます。<br /><br />炭をくべた火鉢から漂う香りが <br />お正月感を高めます。 <br />

    ここは、チェックインなどに利用される共用スペース。
    沢山の本が並びます。

    炭をくべた火鉢から漂う香りが
    お正月感を高めます。

  • 今の日のお菓子は<br />扇の飾りが付いた<br />羊羹のようなお菓子。

    今の日のお菓子は
    扇の飾りが付いた
    羊羹のようなお菓子。

  • 今の日は、二階の「梅が枝」というお部屋でした。<br /><br />いつもは、この下の「横笛」というお部屋です。<br />土間があって、そのスペースで飲むのが好きなのです。<br /><br />床の間は、正月らしい飾りつけ。

    今の日は、二階の「梅が枝」というお部屋でした。

    いつもは、この下の「横笛」というお部屋です。
    土間があって、そのスペースで飲むのが好きなのです。

    床の間は、正月らしい飾りつけ。

  • では、翌日に撮影した写真で<br />お部屋の紹介を。<br /><br /><br />こちらの窓の外には<br />ちょうど梅の木が枝を伸ばしており<br />梅の季節には、まるで1枚の梅の絵のように見えるんだとか。

    では、翌日に撮影した写真で
    お部屋の紹介を。


    こちらの窓の外には
    ちょうど梅の木が枝を伸ばしており
    梅の季節には、まるで1枚の梅の絵のように見えるんだとか。

  • 次の間には、オーディオやCD、CDとMDが聞けるプレーヤー。<br /><br />私はクラシックのCDを持ち込んでいました。

    次の間には、オーディオやCD、CDとMDが聞けるプレーヤー。

    私はクラシックのCDを持ち込んでいました。

  • こちらのお部屋は、化粧室がとても広くて<br />なんとダブルシンク。<br /><br />日本旅館でダブルシンクは珍しいですよね。<br /><br /><br />椅子に座ってメイクも出来るので<br />女性には、とても評判が良いそうです。

    こちらのお部屋は、化粧室がとても広くて
    なんとダブルシンク。

    日本旅館でダブルシンクは珍しいですよね。


    椅子に座ってメイクも出来るので
    女性には、とても評判が良いそうです。

  • お風呂も、横笛よりさらに広い!<br />大人2人が、足を伸ばしても楽々。<br /><br />家族連れでも、ゆったり浸かれそう。 <br /><br /><br />で、お風呂場にクーラーボックスがあって <br />中に、女将から差し入れのビールや<br />ウーロン茶がたーっぷり冷えてます。 <br /><br />今回も<br />お湯に浸かりながら <br />ビール、頂いちゃいました。<br /><br />さ、いよいよご飯です!

    お風呂も、横笛よりさらに広い!
    大人2人が、足を伸ばしても楽々。

    家族連れでも、ゆったり浸かれそう。


    で、お風呂場にクーラーボックスがあって
    中に、女将から差し入れのビールや
    ウーロン茶がたーっぷり冷えてます。

    今回も
    お湯に浸かりながら
    ビール、頂いちゃいました。

    さ、いよいよご飯です!

  • まずは、塗りの杯で<br />日本酒をいただきます。 <br /><br />冷の日本酒を飲むと<br />「お正月だなー」って感じが増してきます。

    まずは、塗りの杯で
    日本酒をいただきます。

    冷の日本酒を飲むと
    「お正月だなー」って感じが増してきます。

  • 器の中は、こんな感じ。 <br /><br /><br />右奥には、子持ち昆布。 <br /><br />手前の、水引のように結ばれた人参&大根も <br />美味しい味付けになっていますし <br /><br />左の柚子皮も、甘過ぎなくて <br />爽やかに、でも、柔らかーく煮てあって <br />これだけでも、持ち帰りのお土産用として<br />売ってくれないかしら(笑)

    器の中は、こんな感じ。


    右奥には、子持ち昆布。

    手前の、水引のように結ばれた人参&大根も
    美味しい味付けになっていますし

    左の柚子皮も、甘過ぎなくて
    爽やかに、でも、柔らかーく煮てあって
    これだけでも、持ち帰りのお土産用として
    売ってくれないかしら(笑)

  • ちなみに、蓋には「ふくろう」が。

    ちなみに、蓋には「ふくろう」が。

  • お椀は、とろんとろんの胡麻豆腐に蛤。 <br /><br /><br />この胡麻豆腐なんですが、たまに <br />喉に張り付きそうなくらい <br />濃すぎる胡麻豆腐があるんですが <br />これは、なんともいい具合。 <br /><br />胡麻の旨みがたっぷりで <br />しかも、箸で掴める限界の柔らかさ。 <br /><br />お椀の柄も素敵です。

    お椀は、とろんとろんの胡麻豆腐に蛤。


    この胡麻豆腐なんですが、たまに
    喉に張り付きそうなくらい
    濃すぎる胡麻豆腐があるんですが
    これは、なんともいい具合。

    胡麻の旨みがたっぷりで
    しかも、箸で掴める限界の柔らかさ。

    お椀の柄も素敵です。

  • 今回は、ビールをやめて <br />こちらの宿で頂いてから、すっかりはまっている <br />「黒頭龍」を、熱燗でいただきました。 <br /><br />これは「燗専用」のお酒。 <br />熱燗特有の香りや飲みづらさが、全くありません。 <br /><br />逆に、くいくい行けちゃうんだなー <br /><br /><br /><br />二合お願いしたので <br />お銚子が2本。 <br /><br />そして、「お好きなのを、どーぞ」と <br />沢山、杯が出てきます。

    今回は、ビールをやめて
    こちらの宿で頂いてから、すっかりはまっている
    「黒頭龍」を、熱燗でいただきました。

    これは「燗専用」のお酒。
    熱燗特有の香りや飲みづらさが、全くありません。

    逆に、くいくい行けちゃうんだなー



    二合お願いしたので
    お銚子が2本。

    そして、「お好きなのを、どーぞ」と
    沢山、杯が出てきます。

  • この杯は、返すと「馬」に。 <br />

    この杯は、返すと「馬」に。

  • お造り2種。 <br /><br />それぞれの魚にあわせて<br />味の異なる2種のお醤油が来ました。 <br /><br />

    お造り2種。

    それぞれの魚にあわせて
    味の異なる2種のお醤油が来ました。

  • こちらは鯛。 <br /><br />手前の黄色は、甘酢で味付けされた菊。 <br />こういう添え物も美味い <br /><br />鯛は、皮を軽く炙ってあり、筍が巻かれています。 <br />この「筍」は、「はしり」ということですね。 <br />

    こちらは鯛。

    手前の黄色は、甘酢で味付けされた菊。
    こういう添え物も美味い

    鯛は、皮を軽く炙ってあり、筍が巻かれています。
    この「筍」は、「はしり」ということですね。

  • もう一皿はマグロ。<br /><br />油とバランスをとるために <br />大根おろしがのっています。

    もう一皿はマグロ。

    油とバランスをとるために
    大根おろしがのっています。

  • こちら側から撮ると<br />筍も、軽く炙った皮もわかりますよね。

    こちら側から撮ると
    筍も、軽く炙った皮もわかりますよね。

  • そして、お皿は百人一首。 <br /><br /><br />以前、牛の握りで使った事あるぞ。 <br /><br /><br />私のお皿は「山部赤人」。 <br /><br /><br />これって <br />「田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ」? <br />それとも <br />「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける」? <br /><br />達筆すぎて…。

    そして、お皿は百人一首。


    以前、牛の握りで使った事あるぞ。


    私のお皿は「山部赤人」。


    これって
    「田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ」?
    それとも
    「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける」?

    達筆すぎて…。

  • さらに、美味しいものが <br />青竹に盛り込まれて、やってきました。 <br /><br /><br />仲居さんに伺ったのですが <br />きれいな青を保つため <br />水を補いながら、冷蔵庫に保存しているんだそうです。 <br /><br />ほっとけば、あっという間に黄色く変色するらしい。 <br /><br />「冷蔵庫の半分以上が、竹。なんて事もあるんですよ」 <br />と、笑っておられました。

    さらに、美味しいものが
    青竹に盛り込まれて、やってきました。


    仲居さんに伺ったのですが
    きれいな青を保つため
    水を補いながら、冷蔵庫に保存しているんだそうです。

    ほっとけば、あっという間に黄色く変色するらしい。

    「冷蔵庫の半分以上が、竹。なんて事もあるんですよ」
    と、笑っておられました。

  • 取り皿は「鶴」。 <br />

    取り皿は「鶴」。

  • これが、一つ一つ<br />全部美味しいって、凄いことだと思う。<br /><br />どれだけ気を使うんでしょう…。

    これが、一つ一つ
    全部美味しいって、凄いことだと思う。

    どれだけ気を使うんでしょう…。

  • お次は「梅に鶯」の器で。 <br />

    お次は「梅に鶯」の器で。

  • 中に入っていたのは、鰤。 <br /><br />添えられた、金柑の蜜煮。これも、うまーいー。

    中に入っていたのは、鰤。

    添えられた、金柑の蜜煮。これも、うまーいー。

  • ちなみに、梅の鶯の器の中には <br />こうして、塩と松葉がぎっしり敷き詰められていました。 <br />

    ちなみに、梅の鶯の器の中には
    こうして、塩と松葉がぎっしり敷き詰められていました。

  • 最後は、お鍋が来ました。 <br />

    最後は、お鍋が来ました。

  • 具は水菜と生麩と鴨。 <br />

    具は水菜と生麩と鴨。

  • この出汁が抜群! <br /><br />鍋に残っていた出汁を <br />全部、飲み干しちゃいました。

    この出汁が抜群!

    鍋に残っていた出汁を
    全部、飲み干しちゃいました。

  • そして、豆ご飯に焼いたからすみ。 <br />汁物は粕汁。 <br />

    そして、豆ご飯に焼いたからすみ。
    汁物は粕汁。

  • からすみ、大好物なんですよねー。

    からすみ、大好物なんですよねー。

  • 蜜柑も、絶妙なふるふるさ加減に固まってます。 <br />

    蜜柑も、絶妙なふるふるさ加減に固まってます。

  • 添えられていたのは、漆の匙。 <br /><br />私、こういうのを <br />金属のスプーンで食べるの、嫌なんです <br /><br />味が、変わる気がしちゃって <br /><br /><br /><br />最初から、最後まで <br />やっぱり美味しいご飯でしたー。<br /><br /><br /><br />さぁ、明日はいよいよ最終日。<br />でも、その話は<br />また、次の旅行記で。

    添えられていたのは、漆の匙。

    私、こういうのを
    金属のスプーンで食べるの、嫌なんです

    味が、変わる気がしちゃって



    最初から、最後まで
    やっぱり美味しいご飯でしたー。



    さぁ、明日はいよいよ最終日。
    でも、その話は
    また、次の旅行記で。

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