2010/12/05 - 2010/12/05
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ensembleさん
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2010年の紅葉巡り最終日。とは言っても前日の散りっぷりからしてあまり期待はできないことはわかっておりました。まあせっかく来たんだし、どこか少し残っているかもしれないと思いつつ、行っていない場所、いつも行く場所、そして2010年と11年の大河ドラマ縁の場所、いろいろ行ってきました。
2011年はどこに行けるでしょうか。行きやすいうちにどんどん行ってみたいと思います。
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慈照寺前朝7時頃です。日中はすごい人だらけだったここも早朝はこんなに静まり返っています。
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イチオシ
前日も行った安楽寺。いや住蓮山安楽寺と言わないと、処刑された住蓮上人が気の毒ですね。
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変わって法然院に。ここは開門が6時と非常に早いので朝早くに来ても入ってのんびりできます。しかもタダ!(特別拝観の時はお金が要ります)
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中のもみじはほとんど散ってしまってますね。
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本堂の前もこの通りです。
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法然院、住蓮山安楽寺、霊鑑寺と好きなお寺を通り哲学の道を南に下ります。そこからは昨日行った光雲寺も見えました。
哲学の道にはジョギング、散歩をされている付近の方々がいらっしゃいましたね。 -
ずっと下って禅林寺永観堂に到着。といっても開門はまだです。気の日はここにも行きました。紅葉も人出も、まあ予想通りでした。
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さらに下って、最初の目的地の南禅寺に到着です。さすがに三門でかいなあ。
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くぐった先は…やはり散ってます。落ちた葉を見る限り、きれいだったんだろうな
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有名な疎水。南禅寺は昨年も、次こそはと思ったのですが、今年も同じ思いをするとは。
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まあ日も当たってきたことですし、中に入りましょう。実は南禅寺の庭園を拝観するのは今回が初めてだったりします。
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いつもはこんな具合で外から眺めていただけですが、中はどんな感じでしょう楽しみです。
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一番乗りで中へ。まずは石庭、虎の子渡しと呼ばれるそうです。大きい石が母虎、小さい石が子供の虎、敷き詰めてある石が川の流れの様子を表しているそうですね。
中は静かで、しばしじーっと石庭を見つめていました。 -
こちらは小方丈の石庭。
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方丈を抜けるとこんな具合で中のお庭へ。離れへのせまい渡り廊下ってすごく魅かれるんですけど。
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人がいないのをいいことにこんな感じで撮影してみました。
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奥の方にも建屋があるんですが、そこは門徒さん?もしくは事前に連絡しないと入れない場所だそうです。向こう側にはすでに散ったもみじの木が(泣)。
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イチオシ
そんな中でこの日一番きれいだなって思ったのがここ。わずか一本だけ色づいた名残の紅葉と下に広がる石庭。たくさんあるのもいいけれどこうやって一本だけ色づいているのもまたいいかもしれませんね。
中には他にも狩野派の襖絵であったり、天皇家の縁のものであったりといろいろ文化財が多く、来年もう一度来てみようと思いました。 -
続いては毎年!来ている禅林寺永観堂へ。ええ、今年も千円払いますとも!
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毎年来ては写真撮っているのでもういいかなと。そうでなくても今年はかなり散っているので。実際弁財天の池の周辺は全て散っていてかなりがっかりでした。
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まあ、そう言わずに、散った紅葉だって綺麗なんだから。確かにそうです。寺宝展もいつも通り。阿弥陀様も、みかえり様もお変わりありませんでした。阿弥陀堂はきれいに修復されていましたね。天井の絵画も一部を除いて綺麗に修復されていました。
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どうせなら少し変わった写真を、ということでこれ。バリアフリーのための阿弥陀堂に通じるエレベーターです。いつのまにこんなものが!これも時代の流れというやつですね。扉をよく見てみるともみじが描かれています。
考えてみると京都のお寺は山際に建てられているものが多く階段登ったり降ったり、足腰の悪い人にはやさしくないところが多いかも。 -
本堂前。
家の事情で毎年来ている禅林寺永観堂。何年か前は大みそかに鐘つきもしたっけ。紅葉巡りが続く限り必ず来ます。おそらく2011年も。そしてその度に千e…(以下略) -
そういや今回の紅葉巡りは友人から一眼レフを借りて巡っていたんでした。こちらの方も来年までに勉強しておかないとね。接写モードで撮影してみたもみじの葉ですが、もっときれいに撮影できるかもしれませんね。
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さあ、次の目的地は2010年大河ドラマの主役龍馬のお墓です。高台寺よりさらに上にある護国神社の近くに維新志士博物館、そして維新志士のお墓があります。それ自体は知っていましたが、まさかパール博士の顕彰碑があるとは知りませんでした。
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ここは昭和の杜とも言われている場所があるんですね。時間の都合上ちらっとしか行けませんでしたが、これはしっかり見ました。
国のため
いのち捧げし
ますらおの
いさを忘るな
時うつれども
参拝客はみんな龍馬の墓の方に行っていましたが、こっちの方も大事じゃないのかいな? -
国を命がけで守ってくれた人に礼をした後は龍馬のお墓へ。龍馬のお墓は墓地の最上段ではなく中腹にあります。お墓を写すのは忍びないのでお二人の像を。もちろんお墓には手を合わせましたよ。
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お墓を背にするとこんな風景が。真下には高台寺が。向こうには御所かな。龍馬さんも見晴らしのいいところで眠っていますこと。
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護国神社の入り口はこんな感じ。ここからかなり急な坂を登らされます。でも参道から墓地の中に至るまで紅葉はとてもきれいです。見頃の時がちょうど最終回だっただけに、紅葉としてもドラマの時期的にも先週来られた方は一番よかったのではないでしょうか?
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2010年の締めくくりはここ養源院です。
戦国時代、とある三姉妹がいました。その父親は伯父と戦って命を落とし、母親は伯父の家臣と再婚するも、別の家臣との争いに負けて命を落とし、その三姉妹も長女と三女がやがては敵同士となり、次女が間を取り持とうと奔走するも長女は争いに敗れて命を断つという物語。2011年の大河ドラマの主役、茶々、初、江のことです。そしてその三姉妹縁のお寺。
このお寺、最初は父浅井長政を弔うために茶々が建てて、その後一旦焼失したお寺を今度は江が再建し、大阪の陣後亡くなった茶々と秀頼の葬儀も行ったお寺だそうです。敵同士となっても三姉妹の仲は非常に良く、その絆の強さを一番表すお寺としても紹介されます。 -
門をくぐると半分は散りながらも門への一本道の紅葉はとてもきれいに色づいていました。しかもこの時は人に知られていないせいか中もガラガラです。でも2011年は人一杯来そうですね。
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養源院の中からは庭園を見ることはないので、お花やもみじは門の前だけです。
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もみじもきれいですが、春の枝垂れ桜も絶品です。三十三間堂隣でアクセスも非常にいいです。
中は俵屋宗達の襖絵、浅井長政、茶々、秀頼に江の位牌(実は位牌には徳川の紋と豊臣の紋が刻まれています)、伏見城落城時の血天井、それも鳥居元忠公の血です。そして小谷城落城の際に父から譲ってもらった弁財天(正確には父→母→姉→江の順番)の納めた厨子。歴史好きな方なら来てみるととても楽しめると思います。 -
イチオシ
お終いに、入口から通りの方を向いて。楽しみにしていたところが散ってしまっていて紅葉巡りとしては今一でしたが、最後の最後で素敵な紅葉に会えました。
これにて2010年の紅葉巡りはお終いです。また2011年、何だかんだと言って江縁の光雲寺や養源院を巡っていそうですね。
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