2010/09/04 - 2010/09/13
132位(同エリア311件中)
アルデバランさん
- アルデバランさんTOP
- 旅行記551冊
- クチコミ8件
- Q&A回答7件
- 922,549アクセス
- フォロワー67人
貴州省最終日、12日の日曜日。
フライトは5時10分の北京行きなので2時までに貴陽から空港に向かえばよい勘定になる。
ということで、極力早く青岩古鎮に行くために貴陽市に向け安順を早立ちする。
6時に宿をチェックアウトしたが、バスセンターは6時半営業開始のようで開いていなかった。
でも貴陽行きの始発が取れた。
一刻も早く貴陽に行き郊外の青岩古鎮を訪れ、
その勢いで、あわよくば近くにある石板覆盖的山村「鎮山」も制覇しようという作戦だ。
ガイドブックの「中国古鎮遊」がいうに、漢族、苗族、布依族が住む青岩古鎮は明の洪武11年に「青岩堡」としてひらかれ、交通の要所かつ要害の地ということから朱元璋の遠征時に軍隊が屯田したと。
以来悠久の歴史を刻んで600年、明清時代の雰囲気と仏教、道教、カソリック、プロテスタントの宗教文化が融合する文化古鎮というふれこみであったが、いかんせんメジャーになりすぎたのか観光地化しすぎていた…
でも、見どころが多かったので結局、「鎮山古鎮」は行けなかった…
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
営業前に来た甲斐があり、6時50分発の貴陽行きの朝一番のバスに乗れました。
-
1時間30分で貴陽に着いた。
ザックを預けて身軽になりいざ、青岩古鎮に…
ところで、どのバスに乗ればいいんだろ? -
「古鎮遊」で行き方を見ると①延安西路32号客運総駅、②花濱公園旁的汽車駅とある。
延安西路はバスセンターから遠くだが、花濱公園ならこの辺りだ…
その他の方法では、ちょうど中間にある花渓公園まで行けば何とかなるだろう。 -
バス停にいた交通指導員のオバちゃんに「青岩古鎮に行きたいんだけど、どのバスに乗ればいい?」と聞くと
「一旦貴陽駅に行き、203路だ」ということで、勝手に貴陽火車駅行きのバスを停めて考える暇なく乗せられた。 -
ものの5分で貴陽駅に着いた。さてと、203路は?
-
ちょっと探すとあった、あった…
203路、ちょうど9時だ。 -
路線バスなんで停まったり走ったりを繰り返しながら、貴大前を通って40分で花渓公園に着いた。
日曜の為か、郊外の住宅地の為か花渓公園はすこぶる賑やか。 -
バスを降りると同時に、青岩行きの中型バスがやってきた。ラッキー!
乗ってびっくり…
青色軍団の婆ちゃんたち。
一番手前は親切な車掌さんです。 -
花渓ー青岩を往復する中型バスは一昨日の「六枝」での満車出発のように、行ったり来たりすることなく、
青岩目指して順調に進みます。
そして、30分。「青岩は直進」の標識の先、100m過ぎたところで… -
100m過ぎたところで、「青岩古鎮」は左折の案内です。
分かりにくい… -
着きました。
到着の200mほど手前にそれらしき入口があったけど、
親切な車掌さんが青岩古鎮に行くには降りて直進しろと教えてくれました。 -
青色の苗族軍団も歩いてゆきます…。
-
昨日の地瓜もあちこちで山のように売ってました。
-
更に行くと大変なにぎわいです。
-
道を占領して金物屋さんが鎌や鍬類を並べてます。
-
おっ!人ごみの向こうに門がありました。
-
東門です。ということはあの門をくぐるといわゆる青岩古鎮か?
-
門の基壇から来た道を振り返る…
-
日曜日だからでしょうか、まだ10時半なのに凄い人出です。
-
東門の中も道路の両側は商店です。
-
農家が多いのでしょうね。
農具関連の金物系が多く売ってます。 -
鎌なんぞ、300円しません。
でも、持って帰る訳にいかないもんね… -
さらに、進むと「古文化広場」に出ました。
日曜市で広場を衣料品がずらりと占領。 -
酒屋では大きなペットボトルに仕入れホクホク顔です。
-
おっ、こちらでは木製の農具です。
自分で削って持ってきて売ってるんでしょうね。 -
広場の先の路地を行くと、通りに出るようです。
行ってみよっと。 -
そこは先程までの日曜市の通りとは別世界でした。
通りを歩く人は全て観光客 -
青岩古鎮を貫くメインストリートの北明清街です。
-
古鎮に不似合いの射的の遊戯場もありました。
都会の人は弓矢の使い方も知らないようで旨く矢を飛ばせません… -
日曜市の東門からいつの間にか青岩古鎮に入ってしまったようです。
ツアー客も時間を決めて自由行動のようです。数名のグループで次から次へ歩いてきます。
流れに逆らって入口の方に行ってみましょう。
正面に北門近くの龍泉寺が見えます。 -
古鎮入口の北門です。
出て城外の様子も見たいけど、チケットを持っていないので引き返します。
各種景点の入場券もセットのチケットを売っているのでしょう、皆、手にしてます…
引き返えそっと…。 -
南の定廣門方面を目指します。
周りは古い街並みが続く… -
さすが、観光客相手でしょうか酒屋も先程より小奇麗です。
でも、観光客で量り売りの酒を買う人いるんでしょうか? -
なにやら景点がありました。
趙公専祠とあります。
でもチケットを持ってないので入れません。
単独で入場するには10元だけど。 -
さらに進むと城壁がありました。
内城墻です。 -
内城墻の高いところから外側を見ると教会もあります。
この辺りは南明清街です。 -
青岩基督教会です。
-
教会の中もちょいと覗いてみました…
-
これが、通りに掲示されてた青岩古鎮の地図です。
-
もう一枚、こちらの方が分かりやすいです。
古鎮をぐるっと城壁が囲み東西南北4つの城門があるようです。
そして最初に入った東門の反対側には「生態農業観光旅遊園」とか「油杉林珍稀植物園」などの表示が… -
教会の先には碑坊があって…
-
その先は南門にあたる定廣門です。
-
定廣門から外に出てみます。
-
城外の道の傍らでは全く流行っていない射的場。
こんなところにお客さんが来るんでしょうか? -
城門のほうを振り返ると…
青岩古鎮の紹介によく使われる構図です。 -
城外にちょいと行ってみましょう。
この道が南城門に続く古驛道です。 -
城外を行くとなにやらまた碑楼がありました。
南からの入り口、節孝坊。 -
南門は10元払うと登城できて、城壁に登れます。
-
城壁上を少し歩いてみましょう。
城壁は最近再建したようで新しい。 -
城壁上では米を干してました。
他に見晴らしが良いだけでなにもありません。 -
今度は南明清街から路地に入ってみます。
占師が軒を連ねる占い通りになりました。
取名大王が恐い顔でこちらを向いてます… -
迎祥寺がありました。
中に入ってお参りを… -
背街に石積みの趣のある小道がありました。
ここを行くと… -
万寿宮も通しのチケットがないので入れません。
単独チケットを買ってまで入る気もしません。 -
西街を行くとまた教会がありました。
-
中に入ってみましたが開いてませんでした。
-
そして西門です。
-
西門の外は単に民家が続いてました。
-
西門は人気がないのかタダで登れました。
この城壁も新しい。 -
西門から城内を眺めると…
-
城壁は岡の上に上っており、ゼイゼイしながら登りました。
-
青岩古鎮を一望できました。
-
通りでは老人がトランプに興じたり日向ぼっこをしてるのはどこも同じです。
-
こちらは城外の小川で獲ってきたのでしょうザリガニをむいてました。
-
銀細工の店です。
-
次に行ったのは周恩来の父ちゃんの居地です。
チケットは無いけど入口に誰もおらず入ってしまいました… -
ただ、建物と写真が展示してあるだけで2階なんぞ物置になってました。
ちなみに入場料は2元とありました。 -
先程の石垣を戻ります。
-
何やらいい香りがしてきたので見てみると麦の製粉です。
-
南明清街の趙公専祠のところにもどりました。
せっかくなんで10元払って入ろうとしますがここも誰も居ません… -
薄石板を無造作に敷いただけなのにおしゃれです。
-
中に入っても誰も居ません。
-
かなり立派なお屋敷。
親子が見学していて、母ちゃんが趙公の来歴を一字一字追って子どもに教育してました。 -
明清街で数種の肉と試食したら旨かった固い豆腐の燻製(3個ほど腹減ったので空港で腹の中に納まったけど)を土産に買って…
「古文化広場」に来ました。
そろそろ引き上げなければならない時間です。 -
あれれ、「古文化広場」に隣接する文昌閣も入口に誰も居ません…
今日は無料開放だ!なんて勝手に解釈して入ってみます。 -
文昌閣です
-
さて1時だ、帰らなくては…
バス通りに出ると、花渓公園行きのバスがすぐにありました。 -
運よく花渓公園でも貴陽市内行きのバスがありました。
-
ちょうど1時間で花濱公園。市内は渋滞してたのでここで降りて残された1時間を市内散策に使います。
-
貴陽市内といったら甲秀楼ですが、時間がないため大十字方面に歩いてみる事に…
-
貴陽市は高層ビルが立ち並ぶ大都会です。
-
べつに集会をしてるわけではありません。
河のほとりの公園では多くの人たちが涼んでました。
みな、暇なんですね… -
30分ほどテクテク歩いて大十字の交差点です。
そろそろ、バスセンターで預けた荷物を出して空港に向かわなくては…
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (6)
-
- メイリンさん 2019/06/02 14:28:01
- 青岩古鎮
- アルデバランさん、こんにちは。
昨年の夏に青岩古鎮へ行きました。貴陽駅から203路オンリーで行ったんですが、片道に1時間40分要しました。
花渓公園から中型バスで行く方法があったんですね。
アルデバランさんはどの旅行でも効率が良い動きをされていますね。参考になります。
- アルデバランさん からの返信 2019/06/03 07:03:40
- Re: 青岩古鎮
- メイリン様 こんにちわ
貴州省の旅、もう10年ちかく経過しますが省内の少数民族の村を苦労しながらバスで巡った、特別な思いのある旅です。
最終日に時間があったので、青岩古鎮に行ってみました。
そこで買った硬い豆腐の味が忘れられません…
古鎮めぐりの魅力は、古鎮内の生活や風情もさることながら、周りに拡張した新しいの町とのギャップかなと思い、色々行きましたが、最近は中国からミャンマーやラオスに軸足が移ってしまい、とんとご無沙汰です。
3泊4日でメイリンさんのような旅ができるんなら、また中国にも行ってみたいなと思います。
-
- pedaruさん 2011/01/23 06:00:10
- 旅をした気分です。
- はじめまして、拝見しました。ほんとうに、旅行をした気持ちになりました。
臨場感があって、そして説明も簡潔で、上手ですね。また見せてもらいます。
- アルデバランさん からの返信 2011/01/23 20:48:15
- RE: 旅をした気分です。
- pedaruさん こんにちは。
アルデバランと申します。
ネパール、カトマンズの旅行報告たいへん興味深く拝見させていただきました。街の描写がすばらしいですね。活き活きとした街の様子が手に取るようです。
ホテルとか意外と物価が高いんですね。
それとも観光地価格なんですかね…
-
- ミマカロさん 2011/01/23 00:05:53
- こんにちは
- アルデバランさん
シャングリラと雲南省と中国西南部のコミュニティのミマカロと申します。
コミュニティを参加してありがとうございます。
アルデバランさんの貴州の旅行記を拝見しました、とてもすばらしいたびですね。 中国人でも難しいルートと思います。
普通のミャオ族の人たちの生活を体験できて、うらやましいです。私は貴州省を4回へ行ったころがありますけれとも、ほんの生活が体験してなっかた、アルデバランさんの旅行記を読んで、又行きたくなってきました、いろいろ貴重な情報を書いて、ありがとうございます。
ミマカロ
- アルデバランさん からの返信 2011/01/23 20:35:50
- RE: こんにちは
- ミマカロさん、こんにちわ!
我が旅行記にご訪問ありがとうございます。
中国西南部、特に雲南、青海方面に惹かれ、いつかは行って見たいと思っていましたが、仕事がありなかなか機会が訪れません。
そこで、せめてこのコミュニティでそのすばらしさを共有できたらと参加しました。
私は山や川などの自然風景より、そこに生活する人々、そして彼らが作った物に興味があります。
「チベット族の人々」いいですね。人々の一瞬を見事に捕らえた写真はいろんな事を語っており、長々とした説明は不要ですね。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アルデバランさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
6
83