2010/09/04 - 2010/09/13
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アルデバランさん
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さてと…
次は楓香村だ。望霸(ワンバ)を見終わって待たせておいたバイタクの運ちゃんに、
このあと夕方まで100元で包車はどうか?と聞くと
「100元じゃあねえ…」と我輩の足元を見る。
望霸(ワンバ)が思いのほか良かったのでここは気前よく150元で話がまとまりバイタクにまたがって、いざ楓香村へ!
楓香村は革家人最大の村という触れ込みで、峠を越えたバスも通わぬ不便な地にありました。
革家の村人は天秤棒を担いで畑仕事に行ったり、
家の土間で刺繍をしたり、子供たちは村の中を駆け回ったり
静かながらも活気のある村でした。
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望霸から舗装道路に下りて、更に奥に行くと重安から8キロ、重興郷の町に着きました。
バイタクは食堂前に停車して、「ラッシャイ」とオバちゃんの出迎えを受けたけど
昼飯分を食い溜めしてるのでパス。 -
街を通り抜け更に行くと…
おっ!この辺りでは珍しやミャオ族の人たち。 -
道路わきの川にかかる石橋の見事なアーチ…
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しばらく行くと徐々に道は登りになって無舗装に。
どんどん高度をかせいで相当登りました。 -
こんな高い所にも家がへばりついてます。
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やがて、峠を越えて下り始めたところに太公望がいました。
こんな所に魚なんているんかネエ? -
更に下ると集落がありましたが、まだ楓香村ではないようです。
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みんな元気ですね
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ちょいとした集落があったけどどうやら楓香村じゃないらしく、通り過ぎてしまいました。
帰りに寄ってみよう… -
どうやらあの山の斜面が楓香村のようです。
ワクワク。 -
彼方に大きな土手が見えてきました。
堰堤のようです。 -
そしてそこに馬が。
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その堰堤を渡ります。
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堰堤を渡って坂をひと登り。
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簡素ながらも門をくぐって…
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まずは煉瓦造りの建物。
どう見ても民家じゃないので、勝手に村の公民館と名付ける。 -
村の中に入りました。
望霸村より規模が大きそうです。 -
藁屋根は迫力ありますねえ。
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村の広場にやって来ました。
でも、資材置き場と化している… -
広場の片隅をデーンと占めるお墓
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ノンビリと刺繍をする革家のバアちゃん。
お店だろうね品数とガラスケールが、えもいわれぬ味をだしてます。 -
遊びは万国共通ですね。
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村の中を歩いてみましょう。
革家の女性が被る帽子にはかんざしを指しますが、弓矢を表しているそうです。 -
村では景観を保って木造に限るという取り決めは無いようで、ポツポツと煉瓦の家が混じります。
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首輪をジャラジャラいわせてお出かけです、親子で畑に…
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さらに婆さんが鎌をもって続きます。
鎌は草刈鎌ですね。 -
左にかしいだ家。ついつい首を左に傾けてしまうので名付けていわく
「はてなの家」 -
ゆるい斜面に沿って家が建つので横から見ると妻側が勢ぞろい。
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集落の外れからは棚田が続きます。
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その田んぼの中にポツンと1軒。
造りのわりに壁板が雑でこの建物は一体何に使うのか…
倉庫?刈り取った稲でも干すのか? -
こちらは落花生とトウモロコシの混栽
マメ科の植物は根粒菌がついて窒素が作られるからいいのかネエ? -
また村の大通りに出ました。
定番の天秤棒ですね -
石が豊富なんでしょうね、何処も石塀です。
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家は切り妻の単純構造です。
ここでは望霸村のせがい造りは見れませんでした。 -
しかも平屋が多い…
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ここでも水場まで水汲みしてる人がいました。
重そうです。 -
この家では数人がタバコ吸って会議中。
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家の中ではなく土手で刺繍。家の中は暗いもんね。
珍しく若いお姉さんでした。
銀の簪さしてますねェ。 -
民家の妻側は皆こんな感じです。
なぜか破風板がネズミにかじられた様に2つずつ数箇所欠けてます。
家畜小屋は杉皮葺きですね。 -
吊脚楼は半地下が家畜小屋だけど、この村は斜面がゆるいので吊脚になっておらず、平屋が殆ど。
従って家畜小屋は別棟だ。
条件的に恵まれているんだね。 -
この家は改修しているのか電動工具の音が絶え間なく聞こえてました…
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1時間半ほど、ぐるっとまわって村の広場に戻ってきました。
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広場の資材を「おんなし」が担いでどこぞに持って行きます…
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村の広場で素朴に遊ぶ子供たち…
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広場に面した雑貨屋で水分を補給しながらイスに座って、おばちゃん相手に小休止。
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馬は凄く小さくて、細い道でも入ってゆけます。
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広場でイスに座って行き交う人を眺め、のんびりしていたら…
バイタクの運ちゃんがやってきて、西の空を指差して言うことには
「雨が来る…、帰った方がいい。」
思わず、福建で土砂降りの雨に降られた事を思い出した。 -
という事で少し早いが帰ることに。
途中で寄りたかった集落も恨めしげに眺めるだけ… -
峠にさしかかる。
バスなどなくて、徒歩では厳しいと思うけどこの辺りの人にとっては何でもないことか。
でも重郷まで数キロあるで… -
3時ちょうど。30分ちょいで重安につきました。
結局、雨はぱらぱらっと来ただけ…
運ちゃんが単に早く帰りたかっただけ?
やられたか…
重安についたら、凱里行きのバスが停まっており絶妙のタイミング!
帰りに寄ると言った革家人のオバちゃん、蜀世珍さん、ゴメン… -
あっ!朝、坂道でエンコした憎きバスだ!
余慶まで行って帰ってきたんだ。
まだ調子が悪いのか黒煙をはきながら走ってる… -
重安江に沿って下り、小江口という所で重安江を渡る。バスの乗客が「ターシャン」と言っていた、治療中の奥歯のような形の山。
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両側が切り立った崖を縫うように道路と川が…
その川の流れが不自然なほど赤い!
貴州省には赤水河とかいう有名な河があるけど、
ほらあの老酒で有名なとこ、
きっとこんななんだろうね。 -
対岸の崖では石炭を掘ってました。
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その証拠に石炭を満載したトラックが始終走ってます。 -
バスは1時間かかって、ちょうど4時に凱里に…。でも着いたのは朝と違うバスセンターで、
周りは相当ごみごみしており人が溢れ返っていました。日曜日だからかな?
通りも日曜市がずらりと並んでおり、その中をハガキを出す為、切手を求めてさ迷い歩きました
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