貴州省、バスに揺られて古鎮游その7 西江①

2010/09/04 - 2010/09/13

西江千戸苗寨はさすが規模が大きく、通りは整備され食事処、土産物店、貸衣装屋さんが軒を連ねてました。
朗徳の家は皆、観光･農業の兼業でしたが、ここは観光専業の家もありそれだけ観光地化してますが、たまたまなのか観光客も少なく落ち着いた街を楽しめました。
そして、思わぬ歓迎式に遭遇し興奮の連続。
酒には参ったけど…

エリア 中国

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

斜面を登ったり降りたりして「宿探し」兼「村巡り」に１時間も費やしてしまった。
既に2時30分。
宿のロビーで少し情報収集して…

さ、村巡りに行きましょう。
勇躍、川を渡って対岸の西江のメイン通りに。
宿を振り返る。

対岸、西江の川沿いの通りから見た、今日の宿、右上の斜面に建つ竹園苗家。
この画からも斜面の端っこである事が解るけど、対面の集落の展望はピカ一です。

川沿いの通りから一本入った中に大通りがありました。
通りは整備されて連なる家々は店舗になってます。
左側に屋台がならび市場が。

どこからか、ジャラジャラ音が聞こえてきたので音がする方向を見ると…
初めて見ました！

横の路地からまた来ました。首から下げた鈴のようなものをジャラジャラさせて。
ちなみに雨は降ってません…

さらに奥に行くと、
鈴こそないけど、流行のブルーの服着た婆ちゃんたちが歩いてきた。
「一体何処にいくの？」と聞くと「ついて来な」

村外れまでついて行くと大勢たむろして何やら待機しているようです。

おっ！最初に会ったお母さんは余裕かましてアイスです。

団体客か何かが来るので表演をするのかな？
始まる前にちゃっかり撮っておこ。

そのうち皆、整列しだして冠被った真打も登場しました！
貫禄あります。
左の普段着の女性が仕切って、さりげなく皆にカードを配ってました。
お手当交換券でしょうね…

冠被った女性は真打といっても関脇クラスで、ホントの真打が最後に角、出してやってきて
勢ぞろいです。

一番前には村の長老が…
何が始まるのかと思ったらピーヒャラ始まって、
どうやら歓迎式のようです。

最初から様子を伺っていた我輩は真っ先に飲まされてしまいました。
「飲めない」と言うと長老がすごく悲しそうな目をしたので無理矢理飲みました。

女性と一緒に写真を撮ろうとすると飲まなくてはなりません。
ウ、グググ…、た、助けて!

場所はバスセンターとは反対側の凱里方面からの入口に同じように駐車場があり村の門があります。
訪問者はここで60元払って門を入ると酒攻めで歓迎されます。
我輩は反対側のバスセンター側から1時30分に入ったので歓迎されなかったけど…

ピーヒャラ♪ピーヒャラ♪
両側の芦笙のリズムに合わせ延々と左右にステップ…

これがその芦笙で両側に陣取り、左右交替で演奏

後ろの方は角がない冠。
後ろに行くほど歳とってるようだ。

さらに歳とると役職定年で左右に並びます。
「わしも10年前は華々しく冠被ったんじゃがネエ…」

列の後ろの方はもはや殿堂入りの人達です。
「わしも100年前は華々しく冠被ったんじゃがネエ…」

村の入り口には学校もあるようで一斉に生徒たちが下校です。

結局1時間も歓迎式につきあいました。
酔いも醒めて村に戻ります。

子供たちは結構買い食いとかするんですね。
我輩も朗徳に引き続き5角札があったんでアイスを買おうとしたら1元…

もう4時前だけど昼飯食べてなかった…
これ食べよっと！

搗きたての餅を砂糖ときなこ？とかでまぶして…
これは何かときいたら「トゥーミーバ」と言ってました。
苗族のお餅。3元

通りを歩いてゆくと左側には苗族博物館。
だがしかし、開館時間はなぜか4時まで…
右側には広場が。

真ん中にポールが！
芦笙場です。

そこには貸衣装屋さんあり観光客はこのような恰好ができます。
ちゃっかり一緒に撮ってしまう…

歌舞表演までまだ50分。
あの上の方にも行ってみましょう。

だいぶ登って来ました。
先程の芦笙場があんな下の方に見える。
ちなみに今日の宿の竹園苗家楽も対面の山の麓に微かに見えます。

さすが千戸苗寨

展望台なんで見晴らし抜群です。
右上が西江千戸苗寨を一望できる対面の展望台
雷山からの道が下っています。

こちらは西江鎮の田園風景。
田んぼまで斜面に家々が続きます。

展望台には近所の女の子がいました。

斜面を登る道の他に等高線にそって横道もありこちらはほぼ平らなんで楽チンです。

横道は延々と続いており便利です。
つっかえ棒がいいねェ。
以下つづく…