2010/12/28 - 2011/01/01
1235位(同エリア1843件中)
きっちーさん
トニー・レオンと故レスリー・チャン。
そしてチャン・チェン出演の、名作『ブエノスアイレス』。
香港の地球の裏側ブエノスアイレスで、喧嘩をしては離れたりくっついたり。
やがて、すれちがう。
ともに旅へ出発し、いつしか別の道を行く、恋人たちのロードムービー。
王家衛監督作品で、一番好きな映画です。
旅の路上で力尽きる、レスリー。
飛び出した香港へ戻っていく、トニー。
世界の果てにたどりつく、チャン・チェン。
この映画のラストは、なんと台北が舞台。
ブエノスアイレスで別れたチャン(チャン・チェン)の実家が経営する夜店(夜市だ!!)を、香港へ戻る途中のファイ(トニー)が訪ねます。
実家に飾られていた写真で、チャンが目指す世界の果てに達したことを知ったファイは、電話を借りるふりで彼の写真を盗みます。
ファイと写真を乗せ、夜の台北の街を走るMRTが、明るい駅に停車したところでエンディング・クレジットが流れ――――。
むせび泣くようなブエノスアイレスの世界と対象に、にぎやかでやかましく力強い、台北の界隈が印象的。
お気に入りのラストシーンのひとつです。
映画とあいまって、心惹かれる台北の夜市☆
行くぞ。
ママ上!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「前に来たときに、ガイドさんが『夜市は不衛生でスリも多いから、やめた方がいい』って言ってたじゃなーい!」
「やだやだやだやだ!夜市B級グルメを堪能するっ」
「お腹壊しても知らないわよ」
「自分は、さっき夕飯食べてたからいいけど。ワタクシは空腹なんです〜ぅ」
おやつに寄った茶房で、ママ上はちゃっかりひとりでつけ麺を食していたのだ!
ズルイっ!
食べ物の恨みは怖いぞ!
「夕飯抜きなんて耐えられない・・。イヤなら、私ひとりで行ってくる・・」
「あぶないでしょ!」
ひとりでホテルに残るのも嫌なママ上が、仕方なくついてきます。
「ちゃんとしたお店の方がいいわよ」
まだ言うか。
トニーの映画の世界に浸るには、ふつうのお店じゃダメなの。
台北夜市なのじゃ〜。 -
ホテル最寄り駅のMRT淡水線・中山站から、すぐの剣潭站で降ります。
-
駅のホームからは、かの有名な士林観光夜市(士林臨時市場)の看板がv
ムフフッvv -
改札へ向かうと、すでに若いカップルや観光客でいっぱいです。
主に食べ物を扱うのは、ホームから見える体育館のような、士林臨時市場の屋内施設。
線路沿いから、ななめに外れていく夜市は、衣類や小物を商うお店が集まっています。
「まずは、外側から見てまわろう」
狭い路地にわんさか、人が突入していきます。
はぐれないように、しっかと腕を組んで路地へGOー! -
「なんで皆、わざわざ混んだところへ集まるのかしらねえ」
腕にガッチリつかまったママ上が、キョロキョロしながらこぼします。
「そりゃ観光地だから」
「たいしたものは売ってないじゃない」
まあ、ジーンズショップや安っぽいアクセサリー店、怪しげな古物ショップなど、中高生が喜びそうなお店が多いかな。
路肩には、車道にはみ出した南国っぽいフルーツジュースの的屋さんが、ところ狭しと並びます。
気をつけないと、足元に投げ捨てられたゴミを踏んでしまいそう(汗)。 -
衣類などが多いみたいなので、適当なところで切り上げ、さきほどホームから見えた、本命の市場へ参ります☆
-
士林観光夜市の平たい建物の周辺は、大型観光バスがひっきりなしに乗り付け、降り立った人達はまっすぐ夜市を目指します。
夜店がひしめく市場の横は、駐車スペースになっており、車両整理の男性が切れ間なく行きかう人と、出入りする車をせっせとさばいていきます。
「カバンに気をつけなさいよ」
写真を撮っているワタクシに、ママ上が眉をしかめつつ、あたりを警戒しています。 -
市場へ詰め掛けているのは、物珍しさを求める観光客ばかりのようですが、これだけの人が集えば、スリも張り切っていそうです。
成都で一度、やられたことあるしな(笑)。 -
お店によっては、呆れるほどなが〜い行列が出来ており、並ばない人達も「どんなものが売られているのか」と興味津々で、列の先を眺めています。
おいしいものは食べたいが、並ぶのはイヤ。
なにより、食べたあとに食べたいものに出逢っちゃったら、アウチですし。
まずは、一周♪ -
意気揚々と平たい建物へ入った途端に、強烈な臭気が鼻を突きます!
「く、くさい・・っ!!」
臭豆腐の匂いなのか。
そりとも、お店のすぐわきにあるトイレ臭か・・?
なんとも言いがたい香りに、切れ間のない人!人!人!
お店の呼び込みより、固まって歩く観光客ズの方が音量がデカイ(汗)。
離れたら最後といわんばかりに、腕をつかむママ上のパワーがアップ。
痛いス。 -
これは・・・。
めげそう〜。
「地元の人なんか、ひとりもいないじゃない!(お店の人は別として)」
ママ上が眉をしかめます。
たしかに。
人が少なければ、ましかも知れませんけど。
つめかける客数に店舗の許容量がおっつかず、席につけなかった人達が壁際に背を当てて食べています。
食べ残しや洗い物も、すみっこに山のように積み上げられて・・。
衛生的には、マジやばい。 -
「地元の人はお洒落できれいなお店か、スターバックスへ行ってるわよ、きっと!」
「なんか、私もそんな気がする・・」
ママ上の言うとおり。
台北市内・・イヤ、台北から離れた街でも、それはもうあちらこちらにスターバックスが鎮座しております。
中国でも、日本でも、台湾でも、店内の内装は統一規格っぽいですけど。
そして、そこには地元カップルから学生さんグループ、親子連れ、有閑マダムまで、年齢層は幅広く、地元の憩いの場になっていました。
もちろん、スタバだけでなく。
ホテル近くの春水堂や、デパ地下の明るい雰囲気のフードコートも、じもちーでいっぱい。
なのに、ここにはそれっぽい人達を遥かに凌ぐ、観光客ズでいっぱい。 -
じもちーがいないっ!!
見た目は、『ブエノスアイレス』の世界を彷彿とさせ、メチャメチャ好みv
しかし、食事をするにはちょっと心配すぎる光景です。
オイラの旅の鉄則は、「じもちーを見習え」なのだから。 -
ああ!
悩ましいっ! -
旅のアンテナを無視することができず、やむなく「夜市で食事♪」を諦めます。
「せめて写真を・・。」
未練がましく粘っていると、
「勝手に撮るなって、因縁つけられたらどうするの!」
怒られました。
ひ〜んっ!
トニーっ!! -
「おなか減った・・。ゴハン・・ゴハン・・」
「わかったから、どこかガイドブックに載っているお店へ行きましょ!少なくとも、ここよりは衛生的よ」
ママ上に引きずられるようにして、MRT中山站へもどります。
駅から地図を頼りに、ガイドブック記載のママ上プッシュ、『日本語が通じるレストラン』へ向かって歩きます。
が!空腹限界のワタクシは限界。
「もういい・・どこでもいい・・」 -
せっかく海外へ来たのに、日本語の通じる店を探して歩き回るなんて間違ってますわよ、奥たま。
そりゃ、ママ上はついさっき食べてっから元気だけっども。
おやつに寄った茶房で、ママ上はちゃっかりひとりでつけ麺を食していたのだ。
ズルイっ!
食べ物の恨みは怖いぞ!
てか、コレさっき言ったな。
いかん。
グルグルしてきた。
頭もお腹も。
結局、お目当てのお店にたどり着く前に、こちらの点心のお店に入るコトに。 -
入口でお客さんの人数を確認していたお姉さんが、「お2階へどうぞ〜」と流暢な日本語で案内してくれます。
フツーのレストランなのに。
台北はどんだけ日本語が出来る人が多いのか。
想像を超えています!!
「とりあえず、いろんな点心にトライしてみよう!」
申し合わせ。
目を皿にして、メニューを眺めまわします。
烏龍茶蒸餃子とか、海鮮シュウマイとか、見ているだけで楽しい・・vv
・・って、なぜワンタンスープがっ!!
まあ、最初はスープかな(笑)。
お味もそこそこ美味しくて、期待が高まります。
客引きの女性だけでなく、注文を取りにきたウェートレスさん達も、完ぺきに日本語をマスターしていて、頭が下がります。
周囲に観光施設があるわけじゃない、台北市内のフツーの通りのフツーのレストランで、なんでみんな外国語ベラベラなわけ??
お年寄りならまだ、戦時中の皇民化教育の残滓として理解できますが。
年齢がいってそうな人でも、40〜50代でしょ?
「いいじゃない。助かるわよ」
ママ上、平然としています。
台湾の人の語学力を、ちったー見習いやしょうや。
そんなママ上に、思わぬアクシデント・・!!! -
「えー。とりあえず、これと、これと・・」
値段もホテルのレストランと比較すればお手頃で(つか安いので)、食い気にまかせてふたりで2種類ずつ、餃子とシュウマイをオーダーします。
横浜中華街の感覚ですので、ひと蒸篭に4つくらい入っている計算、だったのですが・・・!
厨房の方から近づいてくるウェートレスさんの手にした蒸篭に、きっちー家固まります。
「・・でかくな・・?」
日本語堪能なおばさんが手にしているのは、直径30センチ以上ある、デカイ蒸篭。
両手におさまる蒸篭に、可愛く4こずつ、ではありません。
巨大蒸篭には15〜20個の餃子&シュウマイがっ!!
それがテーブルに、一気に3組並べられます。
「ちょっ・・・最後のオーダーは忘れてくれないかなっ!?」
混んできた店内に儚い希望を抱きますが、きっちり4組目の蒸篭が近づいて来て・・。
目の前に並ぶ、60個以上の蒸し物。
ひとり、30以上!
台北大食い選手権かっ!!!!
「お母さん頼んだのは、ちゃんと食べなよ?」
「さっき、つけ麺食べちゃったから無理よ。あんたお腹空いたって騒いでたじゃない。遠慮しなくていいからね」
水面下で骨肉の争い・・。 -
「ううっ・・!もう食べられない・・っ」
「お母さんも・・!!」
たしかに。
お店のガラスケースの食品サンプルは、現物と寸分たがわぬものだったと記憶しておりますが。
「この値段じゃ、サンプルが大げさなんだと思うじゃん〜!」
「そうよね〜」
ひと蒸篭、たしか約800円弱だったかと。
そうすっと、日本価格感覚じゃ、まさかこんな量が出てくるとは、想像できましぇん(泣)!!
台湾レストランの食品サンプルを、あなどってはいけなかった。
本気で見本どおりに提供してくれるのです!
金額ではなく、量を意識したオーダーを心がけましょう。
「どうしよう?ひと蒸篭、まるまる残ってるんだけど・・」
「食べ残すなんて悪いわよ。持ち帰れないの?」
「いや〜。それはないんじゃない?一応、聞いてみる?」
「聞いて」
すいませーん、と声をかけるとウェートレスさんが、素早くテーブルへやってきます。
「あのう、余ったのを持ち帰りって出来ますか?」
「ハイ、できますよ」
え?
できるの???
レジで会計を済ませるうちに、きちんと折り詰めにしてお持ち帰り袋へ入れて持ってきてくれます。
お箸もついてる。
スゴイ。
狐につままれたような気持ちで、ホテルへ戻ります。 -
翌朝。
「もう当分、点心は見たくない」と思いましたが。
やはり、捨てちゃうのはもったいない。
せっかく、持って帰ったんだもん♪ -
そういえば、お店の名前もろくすっぽチェックしてませんでしたね(汗)。
-
えー。
『京鼎小館』!
敦化店:台北市敦化北路155巷13號。
(ほかに長春店:台北市長春路47號)
じつは、このレストラン『歩き方』にも紹介されていました!!
あとから気づいたんですけど〜。←マヌケ
ホントに、サービスが良かったので、ガイドブックとか関係ナシにお勧めです☆ -
スゴかったのは、お箸だけじゃなくて、薬味の葱とお醤油と、醤油入れまで入っていたコト!
-
こんな、かゆいトコまで手の届く折り詰めは初めてだ。
フツー、醤油とラー油パックくらいはついてきますけど。 -
「ひと晩たったら味も落ちるし、皮が固くなってマズイだろうな」
などと思ったのですが・・!
もちもち感は、ゆるがず!
冷めてはいても、中身も美味しくいただけます。
脱帽だ。
さすが、グルメの台北!! -
『京鼎小館』、お勧めです。
量にだけは、くれぐれも気を付けて(笑)。 -
さて、死ぬほど点心をほおばったネクスト・モーニングに、お持ち帰りの点心で朝ごはんを済ませ、今日はオイラのリクエストで行く、トニー・レオン《悲情城市》観光じゃ☆
「非情」じゃなくて、「悲情」ね。
ここテストに出ますよん♪
MRTで台北車站へ向かおうと、中山站の地下改札前。
やたら目につくポスターが。
「おう、ジョ二ー&アンジェ」
ふたりとも、大大大大好きな役者さんです!
「え〜、共演するんだ〜。《ツーリスト》?日本じゃ全然、まだCMもかかってないよ〜っ」
なんてうらやましいんだ!
台湾ぴーぽー!
「ねえねえ。今夜、映画館行こ」
「ダメに決まってるでしょ、あぶないもの。夜の映画館なんてヘンな人がいるに決まってるじゃない。絶対ダメよ!」
「いないっ!日本にはいても、台北いない!」
「ハリウッド映画じゃなくて、《悲情城市》観光したいんでしょ」
うっ!!
そりは・・っ!
言い負かされてしまだ。
え〜ん。
強尼〜。
安潔〜。 -
スゴスゴ台北車站下車。
接続している台湾鉄路(鉄道)の窓口で、『瑞芳』往の切符を購入します。
『瑞芳』は九(人分)の最寄り駅。
いっかい行ったことがありますが、もう忘れてしもうた(汗)。 -
「頼りないわねえ」
「大丈夫、行けば思い出すって」
なんだか先行きアヤシイ? -
心配なので、帰りの時刻表はデジカメに入れておこう。
こうやって見ると、台北⇔瑞芳はあまり本数が無いのが分かります。
時間見計らって、帰りは乗り過ごさないようにしなきゃな〜。 -
行く前から、帰りの心配してどうすんだってカンジですが。
定刻通りに、列車がホームに入ってきます。
車内は、お客さん6割といったところ。
指定席だし座席が離れているので、楽チンです。
まわりの席には『歩き方』を持っている人も、ちらほら・・。
ぼさ〜っとしているうちに、あっという間に瑞芳です! -
「ついたよ。写真撮るから、こっちむいてー」
「思ったより寒いわね」
せっかく、撮ってあげようとしているのに、落ち着きのないママ上。
こりゃ、動くなかれ。
ブレちゃうでしょが。
背景はただのホームで、台湾の写真だか判別できませんが、帰国後ママ上はしっかり現像してました(笑)。 -
さて。
お久しぶりの瑞芳站には、いつの間にか観光案内所が出来ていて、日本語パンフレットまで完備されていました。
「前来た時はなかったなあ〜」
「バスはどこから乗ったらいいか聞いてきなさい」
簡単に言わないでよ(汗)。
台湾語は中国語とは、ちと違うらしいし、その中国語だって万年ビギナーなんだから。
「えー、請問一下。我想去、九(人分)」
「キャンユー、スピーク、イングリッシュ?」
「ええっ?ベリー、リトゥ〜・・」
「ディスウェイ、ゴー、ストレート。クロス、ザ、ストリート。バスストップ」
「おぉ、アイシー」
なんだか、めっちゃ分かる英語だがや。 -
パンフレットも頂いて、駅前の通りを渡った『金瓜石』往きバス停で、市バスを待ちます。
-
これだ、これだ。
-
825路と827路、どちらでも九(人分)に到着するみたい。
「運賃はいくら?」
「小銭あったかな」
ぽしょぽしょ言い合っていると、
「どこへ行きますか?」
前に並んでいた地元のおじいさんが、日本語で声をかけてきます。
「えと、ジューフェンです」
「21元だよ」
「あ、どうもありがとうございます!謝謝」
待っていたバスが来ると、おじいさんは「ホラ、このバスだよ。乗んなさい」と順番まで譲ってくれます。
なんで台湾の人って、こんな優しいんだろうな〜!
知らない土地を旅するときは、地元の人のさり気ない親切が、なにかと助けになります。
ですが、台湾の人たちの親切はそれより更に一歩踏み込んだ、ディープな親密さで接してくれるので、ものすごく驚かされるというか、見習うべき部分だなあ、と感じます。
知らない人、まして外国人に自分から話しかけるのって、けっこう緊張するもんですけど、そゆのをまったく表に出さないでフランクに手助けしてくれるのって、やっぱスゴイ。
自分もこういう年の取り方をしたいと思いました。 -
かなりの人数を乗せた市バスは、川沿いを走り、徐々に山道を蛇行しながら登っていきます。
とくに観光向けの車内放送があるわけではないので、瑞芳駅観光案内所でもらったリーフレットを睨みながら、「もうすぐだな〜」と車窓にすけるバス停の表示を確認します。
お!
ついたぞ、九(人分)!! -
前回ひとりで来た時は、降りるバス停が分らず、「着いたら教えてください」ってバスの運転手さんにお願いするのも恥ずかしがって、終点近くまで行ってしまい、タクシーでジューフェンまで戻ったおバカな失敗体験が。
今回は外さぬぞ☆
「ねえ、誰も降りないわよ・・」
ママ上が不安そうに、話しかけてきます。
うん。
だって、つぎのバス停が基山街のおみやげ通りを歩いて、階段を降りながら観光できる、楽チン『舊道』(旧道)降車場だもん。
「じゃあ、この階段を、ここから登るの?」
「うんっ」
「なんでー!!?」
なんでじゃない。
の・ぼ・る・のv -
だって、トニーの悲情城市は、上からじゃなくて、下のアングルから撮ってたんだも〜んv
だから登るのだ。
「バカ娘!お母さんを気遣いなさい!」
「ダイエット、ダイエット」
「もう、アンタと旅行はしたくない・・お母さんは、もう年なのに・・」泣き言を繰り返すママ上を引きずるようにして、急な階段を登ります。 -
おお〜。
てっぺん? -
階段をせわしなく行き来する観光客ズも、ほとんど登ってこない、ジューフェン階段の終点まで来ました。
しまった。
トニー映画の看板撮ってないじゃん。
「また戻るの〜!?」
ママ上、不満そう。
さすが、マイ・ペアレント。
お見通しか。 -
ただ階段を戻るのも悪いので、気を使って寄り道。
ジューフェンのお寺さん。 -
「柱とかすっごい派手だよねえ〜」
「韓国もそうだったけど、カラフルよねえ」
梁や柱を眺めながら、しばし休憩。
大陸や朝鮮半島の流れをくむ、飛鳥時代とかの仏像も今は塗装がはげちゃってますけど、再現映像を観ると派手ですもんね。
お寺でまったりしたら、いよいよ観光スタート。
トニ〜v -
観光客が押し寄せ始め、基山街の商店のシャッターがあがっていきます。
-
ひとりで来たときは、朝早すぎてあんまお店も開いてなかったけど、古い建物が軒を連ね、現役で商っているさまは壮観です。
麗江を思い出すなあ〜。 -
ほかのトラベラーさんの旅行記を拝見すると、夜もそーとうキレイでっせ☆
小さな路地を、赤い提灯がどこまでも照らしていて、超幻想的! -
ホントは、ひと晩くらい泊まってみたいところです。
-
お。
トニー撮影スポットへ着いたvv -
「いつまで同じような写真撮ってるの〜」
不満そうなママ上。
念写でトニーが写るまでじゃv -
マスクで分りませんが、上り下りにくたびれてムクれている母。
せっかく記念写真を撮っても、「もう、行こう」の一点張りです。
このレトロな街へきて、あんま反応無い人もめずらしいなあ。 -
「疲れたなら、喫茶店でも寄る?」
気をつかってお伺いを立てると、
「どこも混んでて、くたびれる。もう行きましょ」
とのコト。
う〜ん。
人が多いのは、いかんともしがたいなあ。
トニー‘s観光地だし。
「どっか、行きたいところがあるの?」
「そうねえ、お母さん基隆へ行きたいわ〜v」
でええ〜っ?! -
いきなりそう言われても!!
つか、なんで基隆??
えーと。
ここから離れてるんだっけ?
タクシーつかまえられるかな?
イヤ待て。
瑞芳へ戻るバスの終点が、たしか基隆だ。
帰りのバス停から、そのまま乗って行けばいいのかな??
ガイドブックと睨めっこしている健気な娘を差し置いて、ママ上は「あ、これ美味しそう」などと、買い食いしたりしています。
ちょっと〜! -
基山街のはずれ。
団体さんの待ち合わせ場所で混雑する、『舊道』(旧道)降車場で瑞芳経由基隆往きのバス停を探します。
ところが!
ガイドブックに書かれてある場所に、バス停はなく。
道路工事のせいか、バス停のあったと思われる地点に、大型観光バスがひっきりなしに乗客を乗り降りさせています。
「困ったなあ〜」
「どうしたの?」
「あるはずのバス停が無い」
「お店の人にきいてみたら?」
そうするしかないか。
中国語と台湾語だと、台湾の方が古い漢字を使っているし、表現や漢字の使い方が違ってそうで不安がありますが。
バス停があるはずの地点で客寄せしている、おみやげ屋の店員さんに、
『我想去基隆。附近、有不有、到基隆、汽車站?』
メモを見せると、
「ここでいいのよ。そこに立っていれば、すぐ来きますから」
と、おっしゃってる・・っぽい? -
「あんたの語学力は、全然あてにならないわねえ」
なんとでも言いたまへ。
団体さんらしきバス待ちの列に寄り添っていると、「あなたたち、どこへ行くの?」(たぶん)、並んでいたお爺さんが尋ねてきます。
「到、ジーロン(基隆)!」
「ニホンジン?」
「あ、そうです」
「コノ、バスダヨ」
日本語で教えてくれたお爺さんが指差すのは、どうみても大型観光バスのような?
往きに乗った、くたびれた市バスとは全然ちがうバスです。
「このふたり、基隆までね!」
運転手さんに通訳してくれているお爺さんに、100元札を渡すと、
「オツリ出ないよ!20元は、バスにサービスね」
なんだか、ガイドさんのような・・。
ジューフェンから基隆まで、ふたり合わせて、80元くらいなのかな? -
観光バスのように見えた大型バスは、完全に市バスのようで。
同じ路線バスでも、ピンきりなのに驚かされますが。
そういうトコは、ちょっと中国と似てるかな?
やたら人懐こいお爺さんは、バスの運転手さんとも大声でおしゃべりしていましたが、やがて私たちの方へやってきて、
「台湾は初めて?」
「グァバ茶は飲んだ?」
「どこを観に行きましたか?」
なにくれと話しかけてくれます。
「日本語、お上手ですねえ」
最初は警戒していたママ上が、感心したようにお爺さんを見直すと、
「日本料理店で板前をしてるんですよ」
おお〜!
調理師だ!! -
「じゃあ、気をつけて」
瑞芳駅でバスを降りるお爺さんに、
「ありがとうございましたー!!」
ふたりで、手を振ります。
本当に、台湾の人ってつくづく親切。
近代史を習うと、こんなに親切にしてもらえる理由なんて、いっこも思いつかないんですが。
自分がしてもらった事の一部でも、台湾で旅した地域の人や、そうじゃなくても、ほかの国や地域の人に返せたらなって、感じます。 -
さて、いよいよ基隆です!
最終回、『HOT台湾心情⑤』おたのしみにv
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (8)
-
- ジェームズ・ボンドさん 2011/01/28 22:50:37
- アンジェリーナ
- アンジェリーナ・ジョリィは、何となく分かるけど、ジョニー・デップとは読めんぞ!
彼の地の人々はマスクなんかしないのかな。
きっちーままリンは、マスクが似合うなぁ。
- きっちーさん からの返信 2011/01/29 18:52:49
- 映画館へ寄りたかった〜
- 「きょ・・にぃ、だっぷ?」
と読みました。
まあ、カタカナだって、台湾ピーポーに「読めない」って言われそうですけど(笑)。
まだ、日本未公開ですよ!!
いいなあ!!
排ガス規制が厳しくなったのか、以前にくらべ街歩きをしても喉が痛くなることが、まったくなかったです。
台湾名物カラーマスクをした人も、ほとんど見かけず。
ぎゃくに、白いサージカルマスクの使用が増えたようで、がっかり〜。
カラフルなのが、珍しかったのに!
ウチの母は慢性鼻炎なだけですけど☆
似合うに越したことはない、かな?
-
- nao0880さん 2011/01/27 08:11:50
- フードコート
- きっちーさん、こんにちは。
更新をさぼっているnao0880です。
台湾の旅、楽しませていただきました。
雑然としたフードコートに漢字がたくさん、何を売っているのかをイメージしながら歩くのも楽しいですね。
久しぶりに出張予定が入りました。
先週は、狂犬病の予防接種を受けてきました。
次の出張は、2月中旬のインド・プネです。
http://6302.teacup.com/jimmy/bbs
ちょっと不安もありますが、仕事ですからやるしかありません。
ではまた。
- きっちーさん からの返信 2011/01/27 09:59:06
- おはようございまーす
- nao0880さん、おはようございます。
インド!!
全家庭がオリジナルのカレーレシピを持っていそうなイメージ・・。
カレーを食べ比べライフ!
ぜひ、本場はどんなカレーなのか、もらさず逐一教えて下さい。←食い気が勝る
狂犬病にワクチンがあるって初めて知りました。
インドというと、犬より牛がウロウロしてるって聞きますけど。
お仕事とはいえ、狂犬病ワクチンを打たねばならぬと聞くと、「夢の海外出張も怖いもんなんだな〜」と、ビビります。
でもでも、県内研修くらいしかないので、一生に1度でいいからインド出張とかしてみたい・・vv
お帰りをお待ちしています。
気を付けていってらしてください。
きっちー
- nao0880さん からの返信 2011/01/27 12:28:12
- RE: おはようございまーす
- こんにちは。
> インド!!
> 全家庭がオリジナルのカレーレシピを持っていそうなイメージ・・。
> カレーを食べ比べライフ!
> ぜひ、本場はどんなカレーなのか、もらさず逐一教えて下さい。←食い気が勝る
同行者が、肉を食べられない人。
カレーも食べることができるのか心配です。
数年前のシンガポールのリトルインディアで食べたチャパティは美味しかったですが。
> 狂犬病にワクチンがあるって初めて知りました。
> インドというと、犬より牛がウロウロしてるって聞きますけど。
> お仕事とはいえ、狂犬病ワクチンを打たねばならぬと聞くと、「夢の海外出張も怖いもんなんだな〜」と、ビビります。
私も狂犬病ワクチンの存在は知りませんでした。
現地では、動物に舐められてはいけないそうです。
仕事では、インド人になめられるなです。
ではまた。
- nao0880さん からの返信 2011/03/03 08:16:25
- RE: RE: おはようございまーす
- おはようございます。
インド9日間の出張は無事終わりました。
ホテルチャーターの車から見たインドの写真の整理をさぼっています。
インドの道路事情はひどいものでした。
割り込み、クラクション、信号無視、などなど。
そして、扉のないバス、トラックの荷台に乗った多くの人。
インド第8の都市プネのメインストリートを牛の群れが歩いていました。
少しの写真は、掲示板に載せました。
http://6302.teacup.com/jimmy/bbs
今日は第2回訪印のメンバーを決めます。
チームを一度送り込むと、約5,000k\の費用が発生します。
できるだけ安くしないと大変です。
ではまた。
- きっちーさん からの返信 2011/03/03 12:01:21
- おつかれさまでした!
- nao0880さん、こんにちはー!
ラクダってこんな大っきかったでしたっけ?!
インド・サイズ??
掲示板お写真拝見しながら、「行ーきたい〜っ!」とのたうちまわりです。
遊びじゃなくてお仕事だから、楽しいばっかじゃいられないとお察ししますが。
でもでも、インドはいろいろ刺激がありそうで、やっぱり素敵ですねvv
ドアなしバスと牛が行く、恐怖の道路にいっかい立ってみたいです!
旅行記、楽しみにしてますね。
ともあれ、お疲れさまでした。
ゆっくりされて下さいね。
きっちー
- nao0880さん からの返信 2011/03/03 12:43:52
- RE: おつかれさまでした!
- こんにちは.
> ラクダってこんな大っきかったでしたっけ?!
> インド・サイズ??
私も思いました。でも、キリンほどではありません。
> 掲示板お写真拝見しながら、「行ーきたい〜っ!」とのたうちまわりです。
ちょっと気軽に行くのはつらい場所かもしれません。
10人に一人か二人はインドにはまり、半数以上は二度と行きたくなくなるとも聞いています。
> 遊びじゃなくてお仕事だから、楽しいばっかじゃいられないとお察ししますが。
今回の仕事は、同僚の仕事のアシストがメインでした。
安全に仕事を終えてほっとしているところです。
> でもでも、インドはいろいろ刺激がありそうで、やっぱり素敵ですねvv
> ドアなしバスと牛が行く、恐怖の道路にいっかい立ってみたいです!
刺激はありますね。
今回は、ホテルは商社の手配でしたから、4つ星〜5つ星クラスでした。
バスタブがなく、狭いシャワーだったので、毎日SPAのサウナとシャワーを使っていました。風呂上りは、プールサイドのタオルケットをまいたリクライニングベッドで休息でした。夜22時にSPAが閉まってしまうことと、プールサイドでの飲酒が禁止されていたのは残念でした。
また、旅行記をまとめます。
ほとんど観光の写真はありませんが。
ではまた。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
8
58