2009/11/28 - 2009/12/18
659位(同エリア1113件中)
カエル姫さん
シチリア旅行記のトラーパニ編です。
今回の旅の概要です。↓↓↓
11/28(土) 成田発→パレルモ 【パレルモ泊】
29(日) 【 〃 】
30日(月) 【 〃 】
12/1(火) パレルモ→トラーパニ 【トラーパニ泊】
2(水) トラーパニ→タオルミーナ 【タオルミーナ泊】
3(木) 【 〃 】
4(金) 【シラクーサ泊】
5(土) 【 〃 】
6(日) 【 〃 】
7(月) 【ラグーサ泊】
8(火) 【モーディカ泊】
9(水) 【 〃 】
10(木) 【 〃 】
11(金) 【マルタ共和国泊】
12(土) 【 〃 】
13(日) 【 〃 】
14(月) 【 〃 】
15(火) 【ローマ泊】
16(水) 【 〃 】
17(木) 【機内泊】
18(金) 成田着
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今日から12月。結局、昨日も“ちょっと横になるだけ”と思っていたのに8時過ぎには眠り込んでしまった。
途中目を覚ましたら、2時半。こちらに来てから、まだ一度もネットにつないでいない。
mixiのMさんとも連絡を取りたいし(彼女とは、シチリアで落ち合えたらいいね、と話していたのだ)、と思って夜中にパソコンを開くも、ホテルのスタッフに言われたパスワードを何度入力しても上手くいかない。嫌気がさして、また眠ってしまった。
次におきたのは目覚ましで、7時半。
なんだかお腹の調子がよくない・・・気がする。
朝食後、ホテルの人に聞いたら、「昨日教えたパスワードは期限切れなんだよ」だとか。
新しいのを教えてもらって、部屋に戻って急いでメールチェック。
マイミクMさんからも、タオルミーナで宿泊予定のB&Bのオーナーさんからもメールが来ている。
とり急ぎ必要な要件のみ済ませて、慌しく身辺整理し、チェックアウト。
今日はこれから、次の目的地トラーパニに向かわないとならないから。
左の写真は鉄道のパレルモ中央駅前の切符売り場。
ここで、バスのチケットを買い、目的地へ向かうバスが来るまで待つ。 -
ちなみに、トラーパニへ向かうのにはSEGESTA社のバスで約2時間。
乗り場が少々分かりづらく迷ったものの、たまたま、駅の近くで日本語を喋れる長髪黒髪のイタリア人が案内してくれた。
ありがとうございます。 -
バスは50人くらい乗れる大きなもの。清潔で快適。
途中でスコール並みの大粒の雨が。
旅先で雨に降られるとがっかりするけれど、もともと日本で週間天気予報をチェックしていたときから雨が降ると聞いていたので、“あ、やっぱり降っちゃったか”くらいの感じではあります。
バスは、一度パレルモ新市街をぐるっと回り込んで、昨日通ったフェリーチェ門のある港でさらに客を乗せ、モンデッロの崖の脇を抜け、一路トラーパニへ。
雨は降ったり止んだり。
地面が濡れて、街がきらきらと輝いていたのが印象的。
シチリアの車(路駐が多くてびっくり)は、いつ洗車したの!?というくらい薄汚れているのが多かったから、雨が降ると表に出て車を洗車する人が居るかも。 -
バスは、しばらく海沿いの道を走ります。
晴れていたら海岸線がさぞかし美しかっただろうな、と少々残念な気持ちで眺めていたら、虹が!
いそいで窓越しにシャッターを切った。
昼過ぎには、バスはトラーパニの街に入った。そろそろ終点に近づいてきたみたい。
この頃、雨は小降りに。 -
バスが停まる度に次々にバスから降りていく乗客たちを眺めているうちに、だんだんとどこで降りたらいいか不安に・・・
たしか、本日泊まる予定のB&Bのオーナーは、終点の「PORTA」で降りてすぐ、と言っていたけれど、ホントかな。
PORTAって、港でしょ?雨の中、なんもない船着場でぽつんと一人降ろされても、周りはなにもないんじゃ・・・??
なにせgoogleで検索した極めて簡単な地図だけが頼りなので、なんとも心もとない。
勇気を出して、イタリア版クロスワードに熱中していた、となりのシートのおばあちゃんに聞いてみる。
すると、「私も同じところで降りるから、一緒に行きましょう」と快く返事をしてくれた。(助かった・・・)
雨の中、“今日は寒いね”“名前は”“どこから来たの”“笑顔がかわいいわ”・・・そんなやりとりを交わしているうちに、ほどなくしてB&Bに着いた。
おばあさんは、ジョバンナ、といった。
時間にしたら、たかだか数十分のやりとりだったけれど、“いい旅をね”ってギュッてされたときは、涙が出そうになった。
トラーパニは小さな町、ここにいる間じゅう、もう一度ジョバンナに会わないかしらとキョロキョロしたけれど、見かけることはありませんでした。
ジョバンナ、ありがとうございました。 -
目星をつけていたB&B、「Ai Lumi」。
この辺の建物は造りが独特で、門をくぐると中庭があって、建物はそれを取り囲むようにぐるりと建っている。
ちなみに同じ建物の中に、別の名前のB&Bもあったりして、雑居ビルみたいなかんじ。 -
中庭から上を見上げると、雨上がりの空が四角に切り取られている。
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さて、1階のエントランスでチェックインしようとすると、困ったことにオーナーさんが不在。
仕方がないので、勝手に薄暗い階段を上っていくと、突き当りに「Ai Lumi」の看板が。
ここが部屋へとつづく入口のよう。
呼び鈴を鳴らすと、若い女性と初老のおばさんがドアを開けてくれた。お掃除の方みたい。
2人ともなんかぶっきらぼうで、英語もいまひとつ通じない(まあ、私も話せないけど)。
身振り手振りで事情を説明すると、若い女性がオーナーに電話をしてくれた。そして、私のスーツケースを従業員の部屋の隅に運び入れると、15分くらいでオーナーが来るから待ってて、というと、笑顔と共に“Ciao ciao〜”と小さく手を振って出かけて行った。
ほどなくしてオーナーさんがやってきた。
優しそうなふくよかな奥様だ。
分かりやすい英語で、鍵の使い方やら朝食のことを説明してくれた。 -
借りた鍵で先ほどの扉を開けると、さっきの初老のおばさんが私のスーツケースを持って現れた。
おばさんの後をついて、細ーい古い木の廊下をすすむ。
廊下の一方は窓があって、中庭がのぞめる。
廊下の突き当りには、黒い真鍮の螺旋階段が続いていて、なんと!
私の泊まる部屋は、この階段を上った先にあるらしい\(◎o◎)/
重いスーツケース背負って…これはあまりにも無謀です。
だがしかし、同じカテゴリーでは一番素敵な部屋らしいので…
意を決して頑張って上ることに。
おばさんも手伝ってくれて、一段一段、足を踏み外さないように、渾身の力でよじ登る。 -
着いた先は、予想以上の快適空間。
低い天井の、白い漆喰の梁。
温かみのあるくすんだピンク色の壁。
この壁と、私の旅の相棒、豚革のトランクケースがしっくりとなじんで、なんだか初めてきた場所じゃないみたいな安らぎ感。
うーん、気に入った!この部屋! -
窓からの中庭を眺める。
古いくたびれた建物だけど、部屋の中は驚くほど居心地が良い。
掃除のおばちゃんにチップを渡そうとしたら、要らないわよ、と。
だって、あの螺旋階段えらい思いして一緒に運んでくれたじゃん、と言うと、「あ、そう」なんて言ってやっと受け取ってくれた。笑顔で。
ぶっきらぼうに見えたのは、そうゆう風に私が見てしまっただけだね。 -
偶然、旅発つ直前まで日本で読んでいた、ダン=ブラウン氏の『天使と悪魔』の原著が置いてありました(*^_^*)
こういう偶然って、なんだか無性に嬉しかったりする。 -
トラーパニと隣り町マルサーラは、ワインの産地でもあります。
このB&Bも、同じ名前のリストランテを併設しているらしい。 -
わーい、ひさびさのバスタブ付き(^^♪
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時計は13時半を回ったところ。一息ついて、町を散策することに。
雨は上がって、ところどころ青空が見えました。
濡れた石畳の路地が、太陽の光できらきら反射して美しい。
ナターレ(クリスマス)も近いとあって、星形の飾りが垂れ下がっている。 -
イチオシ
トラーパニは、シチリア島の西端、アフリカに最も近い町だそう。
町自体はそれほど大きくなく、道もまっすぐなので分かりやすい。
パレルモの街並みが、色に例えるとグレーだったのに対して、トラーパニは白。 -
町のあちこちには教会や聖堂が。
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ここにも。
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それにしても寒い。
そして風が強い。
ヤシの木が唯一、ここがヨーロッパでありながら、アフリカ大陸にもっとも近い町なんだと実感させてくれる。
夏だったら、強烈な日差しが地面を焼くんだろうな。 -
Ammiraglio Staiti通り沿いの船着き場。
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ガリバルディ広場を境に、道はAmmiraglio Staiti通りからレジーナ・エレナ通りに名前を変える。
ここは、海沿いの広々とした散歩道。
しかし、お天気のせいかな、人が少なくて少々活気に欠ける…
南イタリアということで、季節柄海には入れないにしても、陽光あふれる躍動的な町並みを想像していたんですが…
むしろ、寒い。ダウンを取りに、B&Bに戻ろうかと思ったくらい。 -
レジーナ・エレナ通りから右折して、Duca D'Aosta 通りへ。
このまま、リニーの塔まで行ってみることに。 -
Duca D'Aosta 通りから、北側の海沿いのdelle Sirene通りへ出た。
強い風の中、カモメまでが吹き飛ばされそうになってる。 -
トラーパニの北端に立つ「リニーの塔」。
私が行ったときは、修復中のようで中には入れませんでした。
晴れていたら、素晴らしいパノラマが見渡せるはず…
しつこいようですが、あまりにも寒く、カメラごと吹っ飛ばされそうな突風だったので、早々に退散することに。 -
元来た道をてくてくと。
今思えば、塩田やワイナリーを見学すればよかったかな…
でも、行くときはあれこれ計画を立てるけれど、実際はその町・人に順応するのが精いっぱいで、それどころじゃなくなっちゃうんだよなー、私の場合。
一人ふらり旅ができる根性がある割に、引っ込み思案でもあるのです。 -
果物の路上販売。
ところで、イタリア語で柿をなんと言うでしょう。
答え;「カーキ」(笑)。ホントですよっ! -
B&Bに戻ったら、オーナーさんが、日本人の子が先ほどすれ違いで戻って来たよと教えてくれた。
もしかして…??そう!
mixiのシチリアコミュで知り合った女の子、Mさんが、奇しくもトラーパニを訪れていて、さらに偶然、同じB&Bに泊まっていたの!
ちょっぴり緊張しながらも、オーナーさんに教えられた部屋のドアをたたく。
Mさんと、異国の地で初めての顔合わせ(笑)
Mさんは、とってもキュートで、写真が趣味のお姉さんでした。
そして私と同じカエル好き(笑)。
私より一足先にシチリア入りしたMさんと、彼女がシチリアの温泉町シャッカで買ってきてくれたお菓子を頂きながら、しばしお部屋で情報交換。 -
Mさんと共に、夜の町を散策。
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ヴィットーリオ・エマニュエーレ通り沿いの大聖堂(カテドラル)。
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カテドラルの中に入ってみました。
うわあ・・・思いのほか広い! -
温かみのあるカテドラルでした。
トラーパニには数多くの教会があったけれど、ぬくもりの感じられる古い建物が多かったように思いました。 -
ハイ夕食。
本当は、海沿いの有名なリストランテ「タヴェルナ・パラディソ」に行きたかったのだけれど、残念ながら行ったらお休み。
(一人旅だと、ディナーはいつも苦労しますよね〜、なので、Mさんと一緒のうちに一軒くらいはちゃんとしたリストランテでディナーを楽しみたかったのです・・・)
というわけで、適当に入った店で、カンパーイ☆ -
トラーパニの名物料理、クスクス。
クスクスは、アラブ諸国では有名な料理。
こんなところにも、トラーパニがアフリカに近い町、というのがあらわれてる。
味は…ふつうだったかな。
その晩、B&Bに戻ったのは23時ごろ。途中雨にあたったので、靴とジーンズがびしょ濡れ。ドライヤーで乾かす羽目に。
このB&Bは、フリーでネットに繋げるチャンスなので、今日こそ!とマイパソコンを開くも…またしても眠気が。。。
結局すぐにベッドにもぐりこんでしまいました。 -
12月2日。この日起きたのは7時半。
近くの教会の鐘の音で、ハッと目が覚めた。
本当はもっと早く起きるはずだったのだが、なぜかケータイのアラームが鳴らず…
併設のリストランテで朝食を。 -
この旅で一番豪勢(といっても、このコストパフォーマンスの宿にしては、ってことですよ)な朝食。
ヨーグルトや卵もおいてあって満足。 -
朝からパイ・ケーキ…
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そういえば、昔「世界ふしぎ発見」で、シチリア人は朝からパンにジェラートをたっぷり挟んで食べる、って言ってたなあ。。。
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本当は、昨日のリベンジで、もう一回「リニーの塔」に行きたかったのだけれど・・・
今日は一気に、シチリアの東部の町タオルミーナまで横断しなければならなかったのであきらめることに。
どのみち天気も今一つだったし。 -
Mさんにも別れを告げ、B&Bを後にする。
Mさんは、もう1泊トラーパニに泊まって、隣り町マルーサラまで足を延ばしてみるんだって。
お元気で。 -
町行く人に尋ねながら、10時発のバスに乗り込み、一度パレルモに戻る。
一両日パレルモを離れていただけだったのに、なぜか懐かしい気がしてしまう。
ちなみにパレルモは大雨。
これから、カターニャまでの長距離バス(プルマン)に乗り、そこから更に電車でタオルミーナへ向かう予定。
バスはSAIS社。
余談ですが、同じSAIS社でも、イタリア本島とをつなぐプルマンと、シチリア島内のプルマンとでは営業所が違うので要注意。
(3軒隣り営業所があります)
雨を避けるように営業所に行き、カラーニャ行きのチケットを買う。
13時出発だそうだ。
トイレを済ませ、あとはボケーっと時間が来るのを待つ。
ちなみにおトイレは、ヨーロッパではありがちな有料トイレ。
トイレ番のおじさんにチップを渡して、トイレの鍵を開けてもらう仕組み。最初は幾ら払えばいいのか、どの人がトイレ番のおじさんなのかわからず焦るよね…こうゆうところで、一人旅は精神すり減らすのデス。。。
で。
13時近くになると、大勢人が集まってきてわらわらとバスに乗り込む。
もちろん私も、「カターニャ行くよね??」としつこく確認することを怠らず。
笑ってしまうのだけど、私にも「このバスカターニャ行く??」と聞いてきた人が居た…どう見ても、外国人ですよ。私。
というわけで、バスは13時きっかりにパレルモを出発した。
13.9ユーロ、約2時間40分のバス旅の始まりです。 -
途中、雨はすっかり止んで、素敵な風景が眼前に広がる。
パレルモからトラーパニへ向かったときは、海沿いのルートだったけれど、パレルモからカターニャは内陸を行くので、こんな景色がつづく。 -
バスからの風景。
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バスはほぼ予定通り、カターニャに着いた。
写真は、イタリアの国鉄TRENITALIAのカターニャ駅。
「世界の車窓から」でみたとおり、クリーム色の建物。
シチリア東部の玄関口で空港もあるくらいだから、それなりに広いのかと思っていたけれど、思ったよりもこじんまりしている。
カターニャから次の目的地タオルミーナまでは、時間にして50分ほど。
タオルミーナでは、どんな素敵な出会いが待ってるんだろう♪
続きは、『夢見るカエルのシチリア旅行記《その3》タオルミーナ編』にて。。。
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