JRバス代行輸送を体験しました1012　「強風のため列車が停まって往生しまっせ!!」　～福島＆宮城～

2010/12/18 - 2010/12/18

個人手配の海外1人旅とかマニアックな国内の旅を好み、国内・海外を問わずあちこち飛び回っている私ですが、2010年12月、生まれて初めて「バス代行輸送」を経験しました。「バス代行輸送」とは、悪天候等の事情で鉄道が運行停止となった場合に、バスにより輸送を代行することをいいます。この日、東北地方では強風が吹き荒れており、各地で鉄道が運休となっていたようです。

エリア 伊達・川俣(福島)

• 旅行の満足度: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

仕事で宮城へむかう途中、福島から乗車した普通列車が藤田駅で動かなくなりました。運転手から「強風のためしばらく停車します」との車内放送があり、2両編成の乗客はじっと車内で待つことになりました。

1時間半程停車していましたが「風がやまないため、バスで代行輸送をします」との案内放送が。皆、急ぎ足で改札口にむかいます。

ＪＲ東北本線・藤田駅の外観です。福島駅から仙台方面へ4つ目の駅です。

かなり強い風が吹いています。

この先福島県と宮城県の県境があり、列車走行の条件が厳しいようです。

待合室はバスを待つ人でいっぱいです。

貨物列車も足止めです。

列車を降りて30分、代行バスがやってきました。こういったケースに鉄道会社と代行輸送契約しているバス会社が各地にあるようで、「ＪＲ代行輸送」と表示がされています。白石駅までのバス代行です。

約40分で白石駅に到着しました。この時点で、予定より2時間20分遅れです。

白石駅ではＪＲ駅員が出迎え、仙台行きの列車に誘導しています。

乗客が列車に乗り込もうと走っていますが、この後もさらに1時間停車したままとなりました。

結局白石蔵王駅へ移動し、新幹線で仙台へむかうこととなりました。えらい目に合いましたが、なかなか貴重な体験ではありました。
大木こだま師匠風に言うと、「ほんま、往生しまっせ！！」。