春先の西ヨーロッパ、オランダ、ベルギー、フランス15日間　ベルギー・ブルージュ編

2010/05/13 - 2010/05/13

ブリュッセル中央駅から電車で一時間・・・中世の町をそのまま閉じ込めた様な水の都ブルージュへ行って見ました。
ブリュッセル中央駅9：27分発　　　ブルージュ駅10：29分着・・・・
ブリュッセル中央駅で可愛い２人の日本のお嬢さんに会いました。「旅は道ずれ・・・・」と4人ルンルン気分で電車に乗り込みました。

エリア ブルージュ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: その他

ブルージュ駅

なかなか近代的な駅で中世の匂いはまだまだ・・・

ブルージュ駅構内

駅前の道を左に行き公園に沿ってKoning Albertlaanを歩いて行くと早速綺麗な水路と緑の公園が現れました。

町並み

ザンド広場からZuidzand Straatをズンズン歩いて行きました。回りは中世の建物で気分もスッカリ中世気分！

Zuidzand Straatはブルージュの繁華街だと聞いていたのですが・・・・なんか、余りに静かです・・・

途中見つけたショーウインドーの中は魔法使い達でいっぱいでした。

救世主大聖堂

ブルージュ最古の教会で12〜13世紀のゴシック様式の建物で荘厳な感じがしました。

救世主大聖堂の前に集まってきた鼓笛隊・・・・何かあるのかな？

次に中世の騎士が来て・・・・・何かあるのかな？

大聖堂の入り口では・・・・

沢山の人々が集まって何か始るのかしら・・・

救世主大聖堂の中に一寸入ってみました。

沢山の人が集まって今からミサが始るようでした。18世紀のタペストリーがあり17世紀のオルガンが有ると言う事ですがウロウロしませんでした。

何か有るのかな〜〜と、思いつつ歩いてマルクト広場に向かいました。

マルコト広場近くの商店街

町中で見つけたワッフル屋・・・・

此処のワッフルはデッカ〜イ！

町中の垂れ幕・・・

何の垂れ幕かな？今日は何かの有りそうだなぁ〜

マルクト広場

商店街を真っ直ぐ進むと其処はマルクト広場でした。
この広場はブルージュの中心に有ります。真正面（東側）はネオゴシック様式の其れはそれは見事な州庁舎、隣は郵便局があります
ここでも州庁舎の真前に赤いイスが沢山用意されていました。「今日は何か有るぞ〜〜」と確信しました。

州庁舎に向かって右側(南側)鐘楼

13〜15世紀に建てられた鐘楼です。高さは88mの塔へは366段の石の螺旋階段で登れるそうです。47個の鐘が組まれたカリヨンの音色は爽やかできれいです。

西側には切妻屋根の建物のカフェやレストランや土産物屋がずらりと並んでいます。

広場では観光用の馬車も走り中世そのままって感じでした。

北側の建物

カフェやレストラン、土産物屋になっていました。

ヤン・ブレーデルとビーテル・デ・コーニング像

マルクト広場の中心に立つブルージュの英雄の像。フランスの圧政に対し立ち上がった14世紀の英雄です。

此処で一寸ブレイク・・・おやつの時間にしました。

西側の可愛いカフェでティーとワッフルで一休み、とっても至福の時でした。

ブリュッセル中央駅でお友達になった若いお嬢さんに誘われ、366段の石の螺旋階段を登り鐘楼の上に登る事になりました。

大丈夫かな？？と思いつつ鐘楼の入り口を入って行きました。

中に入ると・・・・

とても澄んだ音色が聞こえてきました。何とも笛と何でしょうね〜お釜を反対にしたような楽器、ふえを吹きながらお釜をこすると、音が共鳴してとても物悲しい澄んだ音色になって聞こえてきました（音をお聞かせ出来ないのがとても残念です）

鐘楼に上り口・・・

2階にチケット売り場があります。
チケットを買いに行きました。係りの人が「今日はクローズ」だと言いました。理由を聞いても、ただ「クローズ」と言うだけでした。強風でも無いのに・・・なんで｢クローズ｣？

ブルグ広場

マルクト広場から郵便局の脇の道を行くと直ぐブルグ広場でした。

市庁舎

ブルグ広場の真正面にある建物で1376年〜1420年にかけて建てられたベルギーでも最も古い市庁舎の一つのようです。余りに美しくお城の様に感じました。建物正面の像やレリーフは聖書の物語や歴史上の出来事を表しているのだそうですが、とても見事なものでした。

市庁舎の前に設えられた椅子

誰が座るのか分かりませんが観光客が座って写真を撮っていたので、みーままも真似をして「旅は道ずれ・・・」の可愛いお二人のお嬢さんと・・・パチリ！

でも〜〜この椅子観光客の為じゃないよね！（；＋＋；）

公文書館(向かって左に建物）

市庁舎に向かって左隣の建物でこれまたおとぎの国の建物のようでした。この建物の内部は自由ブルージュ博物館に成っていますが今日は此処もクローズでした。
ルネッサンス様式のこの建物は1537年に建てられました。

聖血礼拝堂

市庁舎に向かって右隣の建物で12世紀に十字軍に参加したフランドル伯のティエリー・ダルザスがコンスタンチノーブルから持ち帰った「聖血の遺物」が納められています。礼拝堂はロマネスク様式の美しい建物で二階（上部）は礼拝堂になっており15〜16世紀にゴシック様式に改装されました。下は納骨堂に成っています。

美しい礼拝堂の入り口から中に入ってみました。

階段を上がり礼拝堂に行きました。

礼拝堂の内部

美しい・・この一言で表すには余りに美しすぎました。

礼拝堂のステンドグラス

聖書の物語に成っているのでしょうか？言葉が聞こえてくるようでした。

公文書館の横を通り運河にでました。

橋を渡ると小さな広場になっていて釣り人形の大道芸人が居ました。人形が生き生きしていて人形とは思えないほど細かな動きでした。見とれてしまいました。

運河クルーズ

船乗り場
二階の窓には何体ものマネキンがいました。

船から見た建物

中世そのまんま・・・って感じです。

船から教会

何処を見ても風情が有って「素敵！素敵！」の連発でした。

羽を休める白鳥・・・

緑と白が美しく、のどかで絵になる風景でした。

風情のある石橋

約4〜50分のクルーズ、細かい運河を縦横左右に走り目の前の景色に感嘆している内に、クルーズは終わってしまいました。

グルートウーズ博物館

今日はこの博物館も考古博物館、メムリンク美術館全て「クローズ」今日は木曜日なのに何故？？？おまけにブルージュ・ミニバスで市内観光をと思ったものの｢終わり｣と言われて12時ごろなのに断られてしまいました。（理由も言わずに・・・と少々不満）

聖母教会

13〜15世紀に建てられました。何度も改修されたので様々な建設様式で建てられているようです。

聖母教会の塔

高さ122ｍの塔は独特の形をしていると言う事ですが、残念な事に只今改修中でした。

聖母教会内部

ミケランジェロ作の“聖母子像”が有るというのですが主祭壇の前に有るのがそうなのでしょうか？

外に出てみたら沢山の観光客が集まっていました。

「15時からパレードがある」とガードマンに聞きました。今日はブルージュの祭り聖血の行列だったのです。これで全てのミュージアム、鐘楼、ブルージュ・ミニバスがお休みだったのです。
これでブルージュ散策は終えてお祭りを楽しむ事にしました。

この旅行記へのコメント （2）

• ぱぶさん 2010/12/19 10:03:08

  さりげなく落ち着いたブルージュの街！

  みーままさん：
  
  ぱぶさんの旅はいつも駆けずり回りの急がし旅ですが、みーままさんご夫妻の旅は、ゆとりの旅ですね！
  
  特に、今回のツーショット･スナップも素敵です。鐘楼に登られなかったのは残念ですが、普通の目線で美しい、フェルメールのデルフト風景の様な世界を楽しまれたのは良かったですね。
  
  羽を休める白鳥や教会の美しいステンドグラス等々、ブルージュの旅行記が３０３件も上げられているにはわけがあるのですね！
  
  帰国間近で色々準備も大変でしょう。ブログ　アップは、まあ、ゆっくり帰ってからでもとご自愛ください。

  みーままさん からの返信 2010/12/19 23:53:58

  RE: さりげなく落ち着いたブルージュの街！確かに・・・

  ぱぶさん！
  
  何時もありがとうございます。１日夢心地でユックリ過ごせました。おまけにお祭りまで見る事が出来て幸せ者でした。ただメムリンク美術館だけはクローズが一寸心残りでした。
  また、ご一緒に何処かへ出かけたいですね。