2010/11/06 - 2010/11/13
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mas98765さん
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グラナダでは「マシアレアルデラアルハンブラ(Macia Real de la Alhambra)」というホテルに泊まります。夕食後、アルバイシンのサン・ニコラス展望台でアルハンブラ宮殿の夜景を見て、フラメンコを鑑賞します。翌朝はミハスに向かいます。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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18時15分頃、ホテルに戻りました。マシア・レアル・デ・ラ・アルハンブラという長い名前のホテルです。ツアーではバスに乗ってすぐアルハンブラ宮殿に着くので便利ですが、グラナダの町からは少し離れているので、個人で来るにはちょっと不便そうです(確認しませんでしたが、アルハンブラバスの停留所が目の前にあるそうなので、それほど不便ではないかも知れません)。結構いいホテルだとは思います。ベッドは写真のような感じです。このホテルには清潔感があります。
(ホテル周辺の地図はこちら)
http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&t=h&brcurrent=3,0x0:0x0,1&source=embed&ll=37.162924,-3.571039&spn=0.005994,0.009645&z=17 -
フラッシュを使わない主義なのでかなり暗く写っていますが、薄型テレビや椅子がそろっています。
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机があって、
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このようにC型のコンセントがあります。
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玄関付近には曇りガラスのドア付のクローゼットがあります。
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玄関のカードキー格納ホルダです。今回のどのホテルも、このような場所にカードキーを挿さないと、電気がつかない仕組みになっていました。
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洗面所です。前方に大きな鏡がついています(どのホテルも大抵こうですね)。
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洗面台です。
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洗面台の傍らには大きめの凹面鏡があって、自分の顔が大きく見えます。男ならヒゲの剃り残しがはっきり分かりますし、女性も化粧などの確認に便利だと思います。写真を撮ったかどうか覚えていませんが、他にも凹面鏡を備えたホテルがありました。
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トイレはこんな感じで、
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横にバスがあります。ガラスの仕切り付です。
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このバスでは、湯の出し方で暫く頭をひねりました。右側の四角い部分のひねり具合で温度を調節し、向こう側への倒し具合で湯量を調節します。確か手前の四角い部分の上げ下げで、シャワーと蛇口を切り替えます。
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洗面台の蛇口も同様です。上の四角い部分をひねることで温度を調節し、向こう側への倒し具合で水量を調節します。
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19時45分、ホテル1階のレストランに集合して食事をしました。今回はアルハンブラ・ビールを頼みます。2.75ユーロでした。
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パンはこんな感じです。
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最初に、ソパ・デ・アホ(ニンニクのスープ)が出ました。
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次に、メインのチキンが出ました。
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デザートはこんな感じです。今まで食べたデザートに比べると、とても美味しいです。
夕食に続いて、フラメンコショーを見に行きます。アルバイシンという、道の細いところに行くので、小型のバス2台に分かれて行きました。暗くて雨が降っていたので途中の写真を撮らなかったのですが、ホテル前のシエラ自動車道をずっと西に行き(少し回り道をしたかもしれません)、スペインで唯一のデパートであるエル・コルテ・イングレスのあるアセラ・デル・ダロ通りの方に右折して、暫くしてまた、レイジェス・カトリコス通りの方に右折します。この通りの左手には、カトリック両王が眠っている王室礼拝堂があります。レイジェス・カトリコス通りの延長線で、右手に川を見て進みます。この辺りから道が急に狭くなります、暫く行って、左折します。暫く走ってバスを降り、細い路地を歩いていきます。21時20分頃、サン・ニコラス展望台に到着です。 -
ここからは、アルハンブラ宮殿の夜景が眺められます。小雨が降る悪いコンディションでしたが、何とか写真に収めました。ここは、アルハンブラの北側に位置します。左手に見える大きな塔は、コマレスの塔(大使の間の部分)です。その右側にライトアップされている平べったい建物はカルロス5世宮殿です。真ん中にある塔が忠誠の誓いの塔で、右側の塔が夜警の塔(ベラの塔)です。この2つの塔に挟まれた部分がこの宮殿の基礎となったアルカサバです。
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景色をパノラマにしてみました(元画像にてご覧ください)。大した違いはありませんが、右手にグラナダの町の明かりが見えます。
(サン・ニコラス展望台周辺の地図はこちら)
http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&t=h&brcurrent=3,0x0:0x0,1&source=embed&ll=37.181116,-3.592675&spn=0.000749,0.001206&z=20 -
展望台の後ろを振り返ります。後ろ左手はこのような路地で、
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これが真後ろで、
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これが後ろ右手です。サン・ニコラス教会の建物だと思います。
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次は、フラメンコショーを見に行きます。小型バスが1台通るのがやっとの細い路地を進みます。このアルバイシンは、11世紀頃にイスラム教徒によって造られた、グラナダ最古の町並みが残っているところで、細い道が網の目のようになっています。このアルバイシンの町並みも世界遺産になっています。
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次はフラメンコショーを見に行きます。21時40分頃、こんな感じの店に着きました。フラメンコが見られるこのような店をタブラオといいます。このような門を入って右に上がり、
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この入口を入ると、
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洞窟のような空間があります。天井には鍋のようなものがたくさん貼り付いています。壁には、ここに来たと思われる有名人などの写真が並んでいます。わたしは一番奥の方に座りましたので、この写真は入口の方を向いて撮ったものです。
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ドリンクのサービスがありました。サングリアにしておきます。でも、置き場所がないので、これを飲んでいる間は拍手が出来ません。わたしはさっさと飲んでしまって、床の上に置きました。
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フラメンコのような踊りは個人的にはあまり興味がないので、個人旅行やオプションだったら絶対に来なかったのですが、文化の一端を見ることができてよかったと思います。フラッシュを使うとこのように暗くなってしまうので、
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フラッシュを使わない方が綺麗に撮れます。グラナダのあるアンダルシア地方はフラメンコ発祥の地ですが、マドリッドなどで盛んな派手なフラメンコに比べて、ここのフラメンコは素朴なようです。もちろん真ん中で踊る人がいて、女の人ならバイラオーラ、男の人ならバイラオールといいます。バイラオーラはこのように扇子を使うこともありますが、使わないことが多いです。腕や上体の動きで表現しますが、一番特徴的なのはタップダンスのような動きで、足で床を踏み鳴らし、激しい音が鳴ります。
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正面に2人バイラオーラのような人たちが座っていますが、ただ順番を待っている訳ではなく手拍子をしています。この手拍子は複雑なもので、これとバイラオーラが床を踏み鳴らす音がマッチして、絶妙なリズムになります。
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入口付近の右手では、写真には写っていませんが、ギタリスタという人がギターを弾いています。弦をひとまとめにかき鳴らすので、たった1台のギターなのに音が響き渡ります。そして何より素晴らしかったのは、この写真で正面に見えているのがそうだったと思いますが、入口付近の左手に座っていたカンタオールという歌い手さんです。演歌のようにこぶしを回しながら、オペラ歌手のような歌声を響かせます。この歌声とギター、手拍子と床の音で、とても迫力のあるライブになります。
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最後は4人が一斉に踊り、結婚式か何かを模した芝居のような作品でした。
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わたしが座っていた席の右斜め前に、「Michelle Obama」と書かれた椅子がありました。ミシェル夫人(オバマ大統領の奥さん)がグラナダに来た時、ここに座ったようです。たまたまここに座っていたツアーの女の人が途中で居眠りをしてしまったようで、バイラオールに見つかって、最後に一緒に踊らされました。後ろに座っていたスペイン人が「とてもうまい」としきりに褒めていました。
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2010年11月9日(火)
6時30分にモーニングコールがあり、7時からバイキングの朝食を食べることが出来ました。でも、レストランに行ったら日本人の別のツアー客でごった返していて、列に並ばなければなりませんでした。ある県の方々が何回にも分けてスペイン方面に旅行に来ているとのことでした。料理の写真は撮りませんでした。ツアーの2人組の方が声をかけて下さって、一緒のテーブルで朝食を食べました。
部屋に戻ります。部屋からの眺めはこんな感じです。前の方に延びているのがシエラ自動車道で、向こうのグラナダ方面から来て正面にあるトンネルを抜けたところにホテルがあります。右手に延びる道は、アルハンブラ宮殿への近道になります。 -
部屋の前の廊下は、こんな感じです。
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エレベーターの前まで来ると、向こう側にアルハンブラ宮殿の大きな絵が見えます。ここは吹き抜けになっていて、
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下を覗くとこんな感じです。
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1階に下ります。
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正面がホテルの入口です。左手にフロントが見えています。
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ホテルの入口です。
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入口を出た所で見上げた所にホテル名が書かれていると思っていましたが、よく見てみると「アラブ式健康温泉と美容プール」といったような意味のことが書かれています(自己流の訳なので、違うかもしれません)。
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左手の客室棟の上に「Hotel Real de la Alhambra」というホテル名があります。雨が降っているので散策はやめて戻ります。
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入った所でホテル内部を見ると、こんな感じです。右手にフロントがあって、細長く延びているロビーの奥の正面にエレベーターが3基見えます。
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8時30分頃、ミハスに向けて出発しました。これはラウンドアバウト(ロータリー)の部分です。スペインの交差点は信号機は少なく、このような円形のロータリーになっていて、好きな所から入って好きな所から出て行く仕組みになっています。混雑してくると、入ったり出たりするタイミングが難しくなってますます混雑してしまうようで、このロータリーに入る前に車の列が出来ていました。
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また、オリーブ畑を眺めながら進みます。
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10時20分頃、ちょっとした渋滞があって、
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まもなくマラガの町を通ります。マラガは、ピカソが生まれた町です。
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海を左手に見て走ります。先ほどまで降っていた雨が上がって晴れてきました。この一帯の海岸はコスタ・デル・ソル(太陽海岸)といって、天気のどんよりしたヨーロッパの人たちが長期休暇を使ってここに来て過ごします。アフリカ大陸からも近いので、そちらから来ている人もたくさんいて、アラビア語の標識があったりもします。こういった長期滞在者を含めると、スペインの観光客数は世界一なのだそうです。
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10時30分、ロープウエイをくぐります。このロープウエイは海岸から山手にあるミハスにかけて延びているそうです。
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海岸沿いの向こうの方は、別荘らしい建物が並んで白くなっています。ここで右折し、
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山を上ります。写真はピンボケですが、山を上ったということを示すため、のせました。確か虹も見えていました。
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10時40分頃、ミハスに到着しました。これが市役所で、その右横が駐車場です。
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