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アルザス地方、2日目にして最終日の今日は、<br />ストラスブールに移ります。<br /><br />・ウンターリンデン美術館<br />・ストラスブール移動<br />・大聖堂前でランチ<br />・ロアン宮殿美術館<br />・プティット・フランス散策<br />・パリ帰着<br />

息子連れのパリ 6日目 アルザス小旅行 ストラスブールで息子とさよなら、母は独身

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2009/08/24 - 2009/09/09

618位(同エリア993件中)

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34

さんしぇ

さんしぇさん

アルザス地方、2日目にして最終日の今日は、
ストラスブールに移ります。

・ウンターリンデン美術館
・ストラスブール移動
・大聖堂前でランチ
・ロアン宮殿美術館
・プティット・フランス散策
・パリ帰着

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
4.5
同行者
家族旅行
旅行の手配内容
個別手配
  • 今日はお昼にはストラスブールへ。<br />11hにはチェック・アウトします。<br />そこで、急ぎ、昨日の内に見学できなかった<br />ウンターリンデン美術館へ。<br />1時間は見学できるでしょうか。<br /><br />このドイツの香り高い名前は、ベルリンにも<br />同じ名前の通りがあると言い、“菩提樹の下”<br />を意味します。<br /><br />菩提樹はドイツでは、憩い、安らぎを象徴<br />するのでしょうか。<br />シューベルトの美しいリート「菩提樹」は<br />安らぎに満ちた静かな世界を歌い上げます。<br /><br />一方、仏教では悟りの樹、お釈迦様が悟りを<br />開いたのが菩提樹の下。<br />洋の東西を隔てていてもどこか相通ずるものを<br />感じます。<br /><br />さて、その名前にふさわしくかつての僧院跡に<br />美術品はじめこの地方の民芸品、発掘品などが<br />住まう場を得て、憩う様です。<br /><br />入場するとそこは、フランスのあちこちで目に<br />する僧院と同じ。<br />中庭を中心に巡る回廊、静謐な空間。<br />

    今日はお昼にはストラスブールへ。
    11hにはチェック・アウトします。
    そこで、急ぎ、昨日の内に見学できなかった
    ウンターリンデン美術館へ。
    1時間は見学できるでしょうか。

    このドイツの香り高い名前は、ベルリンにも
    同じ名前の通りがあると言い、“菩提樹の下”
    を意味します。

    菩提樹はドイツでは、憩い、安らぎを象徴
    するのでしょうか。
    シューベルトの美しいリート「菩提樹」は
    安らぎに満ちた静かな世界を歌い上げます。

    一方、仏教では悟りの樹、お釈迦様が悟りを
    開いたのが菩提樹の下。
    洋の東西を隔てていてもどこか相通ずるものを
    感じます。

    さて、その名前にふさわしくかつての僧院跡に
    美術品はじめこの地方の民芸品、発掘品などが
    住まう場を得て、憩う様です。

    入場するとそこは、フランスのあちこちで目に
    する僧院と同じ。
    中庭を中心に巡る回廊、静謐な空間。

  • 彩色の美しい箪笥。<br />他に、家具や鍵など金工細工などに場所を<br />割いて、さしづめ民族博物館の趣です。<br />

    彩色の美しい箪笥。
    他に、家具や鍵など金工細工などに場所を
    割いて、さしづめ民族博物館の趣です。

  • ガレやドームなどが無造作に廊下に展示。<br /><br />

    ガレやドームなどが無造作に廊下に展示。

  • こちら、美術館としての面目躍如は、<br />クラナッハ描く、「磔刑図」

    こちら、美術館としての面目躍如は、
    クラナッハ描く、「磔刑図」

  • 同じくクラナッハ、「メランコリー」

    同じくクラナッハ、「メランコリー」

  • そしてデューラー「女性の肖像」<br />

    そしてデューラー「女性の肖像」

  • どうにも暗い画像で失礼します。<br /><br />さて、ここはもともとの聖堂でしょうか。<br />吹き抜けの大きな空間の中心にかの祭壇画です。<br /><br />先ほどのクラナッハやデューラーと時を同じくした、<br />グリューネヴァルト描く“イーゼンハイムの祭壇画”<br /><br />キリスト世界に縁の無い者にとって、宗教の裏付け<br />あっての西洋美術は謎解きに似た難解さがありますが、<br />こうした祭壇画はその最たるもの。<br /><br />そもそも祭壇とは、、内部に聖者の像を安置する厨子。<br />ここら辺は、我々のお仏壇と同じです。<br /><br />像の周りを扉で幾重かに取り巻き収納、扉のそれぞれに<br />宗教場面を描いたものが祭壇画だそうです。<br /><br />まずは、厨子の中央にご本尊、聖アントニウス様。<br /><br />もともと流行り病だった「聖アントニウスの火」から<br />患者を守護する聖人様。<br /><br />イーゼンハイム村にあった修道院付属施療院に<br />患者への救済として置かれていたものですが<br />修道院では通常は、祭壇画に二重に覆われて<br />唯一、聖人暦の聖アントニウスの祭日だけに<br />公開されたとか。<br /><br />そして、その外側には日曜だけ開くと言う、<br />キリスト降誕をテーマにした絵画。

    どうにも暗い画像で失礼します。

    さて、ここはもともとの聖堂でしょうか。
    吹き抜けの大きな空間の中心にかの祭壇画です。

    先ほどのクラナッハやデューラーと時を同じくした、
    グリューネヴァルト描く“イーゼンハイムの祭壇画”

    キリスト世界に縁の無い者にとって、宗教の裏付け
    あっての西洋美術は謎解きに似た難解さがありますが、
    こうした祭壇画はその最たるもの。

    そもそも祭壇とは、、内部に聖者の像を安置する厨子。
    ここら辺は、我々のお仏壇と同じです。

    像の周りを扉で幾重かに取り巻き収納、扉のそれぞれに
    宗教場面を描いたものが祭壇画だそうです。

    まずは、厨子の中央にご本尊、聖アントニウス様。

    もともと流行り病だった「聖アントニウスの火」から
    患者を守護する聖人様。

    イーゼンハイム村にあった修道院付属施療院に
    患者への救済として置かれていたものですが
    修道院では通常は、祭壇画に二重に覆われて
    唯一、聖人暦の聖アントニウスの祭日だけに
    公開されたとか。

    そして、その外側には日曜だけ開くと言う、
    キリスト降誕をテーマにした絵画。

  • そして平日こそが、キリストの磔刑図を<br />中心に右翼のここにも聖アントニウス様、<br />左翼に聖セバスティアヌスの絵。<br /><br />この磔刑に処されているイエス様の<br />苦悶の状態を見た患者が自分に重ね、<br />救済を得る為に描かれたものだとか。<br /><br />この病は、ライ麦中毒から来るもので<br />末端が壊疽し、遂には死に至るとか。<br /><br />同様に死の苦しみを受け止めている<br />イエス様の姿を日々、目の当たりにする事で<br />患者達が、進行する病状のなか癒しを得たと<br />言うのでしょうか。<br /><br />周りは仏独の人々でしょうか、彼らは多分<br />美術上の興味に留まらず、静謐な祈りの場<br />として共感できるのでしょう。<br /><br />真摯なまなざしや、頭を垂れる姿に音を立て<br />まいと静かにその場を去る我々でした。<br /><br /><br />近接画像が撮れないので、絵葉書拝借です。

    そして平日こそが、キリストの磔刑図を
    中心に右翼のここにも聖アントニウス様、
    左翼に聖セバスティアヌスの絵。

    この磔刑に処されているイエス様の
    苦悶の状態を見た患者が自分に重ね、
    救済を得る為に描かれたものだとか。

    この病は、ライ麦中毒から来るもので
    末端が壊疽し、遂には死に至るとか。

    同様に死の苦しみを受け止めている
    イエス様の姿を日々、目の当たりにする事で
    患者達が、進行する病状のなか癒しを得たと
    言うのでしょうか。

    周りは仏独の人々でしょうか、彼らは多分
    美術上の興味に留まらず、静謐な祈りの場
    として共感できるのでしょう。

    真摯なまなざしや、頭を垂れる姿に音を立て
    まいと静かにその場を去る我々でした。


    近接画像が撮れないので、絵葉書拝借です。

  • かいつまんでの見学に若干の不満を残しながら、<br />ホテルを畳み、とんとんと駅到着。<br /><br />そして30分、早くもストラスブール到着です。<br />アルザス地方全体の州都だけあって大きな、<br />歴史を物語るような駅舎。<br />その、もともとあった駅舎の外側を大きくドームで<br />覆ってしまい、木に竹を接いだようでいて、それ<br />なりにしっくり。<br />

    かいつまんでの見学に若干の不満を残しながら、
    ホテルを畳み、とんとんと駅到着。

    そして30分、早くもストラスブール到着です。
    アルザス地方全体の州都だけあって大きな、
    歴史を物語るような駅舎。
    その、もともとあった駅舎の外側を大きくドームで
    覆ってしまい、木に竹を接いだようでいて、それ
    なりにしっくり。

  • 全天候対応の気持ちの良い空間ができていて、<br />フランスが往々にして仕出かす(?)大英断に<br />感心してしまいます。<br />

    全天候対応の気持ちの良い空間ができていて、
    フランスが往々にして仕出かす(?)大英断に
    感心してしまいます。

  • 息子あっつんの、ストラスブール在の大学先輩と<br />これから待ち合わせ、お昼をご一緒する約束。<br /><br />その後は、先輩の許であっつんはもう1泊お<br />世話になり、私は単身パリに戻ります。<br /><br />約束の時間まで駅前をうろうろ、右側に見える<br />のは、トラムの入り口です。

    息子あっつんの、ストラスブール在の大学先輩と
    これから待ち合わせ、お昼をご一緒する約束。

    その後は、先輩の許であっつんはもう1泊お
    世話になり、私は単身パリに戻ります。

    約束の時間まで駅前をうろうろ、右側に見える
    のは、トラムの入り口です。

  • 先輩方には無事落ち合え、ランチに向かいます。<br /><br />わやわやおしゃべりしながら、いつの間にやら、<br />大聖堂へ歩いて到着。<br />大聖堂前の広場にはレストランがひしめいてます。<br /><br />その一つに席を占め、ここでは観光地の真っ只中の<br />賑々しさが一番のご馳走でしょう。<br />

    先輩方には無事落ち合え、ランチに向かいます。

    わやわやおしゃべりしながら、いつの間にやら、
    大聖堂へ歩いて到着。
    大聖堂前の広場にはレストランがひしめいてます。

    その一つに席を占め、ここでは観光地の真っ只中の
    賑々しさが一番のご馳走でしょう。

  • テーブルに並んだこの地の名物、<br />シュークルートに、<br />ピザのようなタルトフランベ、<br />それと粒胡椒風味のステーキ。<br /><br />ワインもご当地、名前からしてまんまドイツの<br />ゲヴュルツトラミネール。<br /><br />どの料理もシンプル故に、当たり外れがないのか<br />どうか、べたな観光名所にしては、とてもおいしい。<br />ワインは、辛口なれど深い味わい、飲めないなりに<br />思いました。<br /><br />先輩はまもなく帰国予定、の慌しいさ中、<br />今日明日あっつんを引き受けて下さり、<br />感謝しつつ大聖堂前で右と左に別れました。<br />

    テーブルに並んだこの地の名物、
    シュークルートに、
    ピザのようなタルトフランベ、
    それと粒胡椒風味のステーキ。

    ワインもご当地、名前からしてまんまドイツの
    ゲヴュルツトラミネール。

    どの料理もシンプル故に、当たり外れがないのか
    どうか、べたな観光名所にしては、とてもおいしい。
    ワインは、辛口なれど深い味わい、飲めないなりに
    思いました。

    先輩はまもなく帰国予定、の慌しいさ中、
    今日明日あっつんを引き受けて下さり、
    感謝しつつ大聖堂前で右と左に別れました。

  • ただ今時刻は13h、TGVの19hまで<br />時間はあるようで無く。<br /><br />思えば、ここは世界遺産の真っ只中。<br />指定地域は街を蛇行するイル川の丁度中州地区に<br />あたり、大聖堂や明媚なプティット・フランス<br />など名所の多くは中州に立地している事になります。<br /><br />セーヌ川の中州だったシテ島から展開して行った<br />パリと似て、水運が街を支えていたそうです。<br /><br />ちなみに日本では“旧市街”と言われる登録名称<br />のグランディル地区とは“偉大なるイル”と言う<br />意味です。<br /><br />ともあれ、まずは大聖堂でお参り。<br />

    ただ今時刻は13h、TGVの19hまで
    時間はあるようで無く。

    思えば、ここは世界遺産の真っ只中。
    指定地域は街を蛇行するイル川の丁度中州地区に
    あたり、大聖堂や明媚なプティット・フランス
    など名所の多くは中州に立地している事になります。

    セーヌ川の中州だったシテ島から展開して行った
    パリと似て、水運が街を支えていたそうです。

    ちなみに日本では“旧市街”と言われる登録名称
    のグランディル地区とは“偉大なるイル”と言う
    意味です。

    ともあれ、まずは大聖堂でお参り。

  • からくり時計。<br />

    からくり時計。

  • オルガン。<br />

    オルガン。

  • ロアン宮へ向かいます。<br />大聖堂の裏手にあたるここ、18世紀に建てられた<br />ものの、今や宮殿の機能は失われ、<br />考古学博物館<br />美術館<br />装飾美術館の<br />3館を収めています。<br /><br />どうやらフォルフェ券(3館一括券)はないよう。<br />取りあえずまずは美術館に。<br /><br />それと、実はホテルを引き払った後は持参の<br />手荷物を預ける場所が見当たらず。<br />フランスの多くの駅ではコインロッカーが無く、<br />ここでも無いとの事前情報。<br /><br />あっつんから受け取った後、持って歩くに困って<br />いたのですが幸い、地下にロッカー式のクローク在り。<br />大いに助かりました。<br /><br />リッピやジオットの宗教画から始まり<br />ラファエロ、ボッティチェリ、ヴェロネーゼ、<br />ティントレット、カラヴァッジョ、ティエポロ、<br />カナレット等々こうして見るとイタリアの巨匠が<br />勢揃いです。<br /><br />館内、存外暗くて画像はなし。<br /><br />近代のものでは、ドービニーやクールベが見られ<br />嬉しい。<br />また、チケットからこの館の一推しらしい、<br />“美しいストラスブールの女性”<br />著しく横長な帽子がこの地の特徴でしょうか、<br />なるほど麗しいストラスブルジョワ−ズです。<br />作家はラルジリエール、寡聞にして存じませず。

    ロアン宮へ向かいます。
    大聖堂の裏手にあたるここ、18世紀に建てられた
    ものの、今や宮殿の機能は失われ、
    考古学博物館
    美術館
    装飾美術館の
    3館を収めています。

    どうやらフォルフェ券(3館一括券)はないよう。
    取りあえずまずは美術館に。

    それと、実はホテルを引き払った後は持参の
    手荷物を預ける場所が見当たらず。
    フランスの多くの駅ではコインロッカーが無く、
    ここでも無いとの事前情報。

    あっつんから受け取った後、持って歩くに困って
    いたのですが幸い、地下にロッカー式のクローク在り。
    大いに助かりました。

    リッピやジオットの宗教画から始まり
    ラファエロ、ボッティチェリ、ヴェロネーゼ、
    ティントレット、カラヴァッジョ、ティエポロ、
    カナレット等々こうして見るとイタリアの巨匠が
    勢揃いです。

    館内、存外暗くて画像はなし。

    近代のものでは、ドービニーやクールベが見られ
    嬉しい。
    また、チケットからこの館の一推しらしい、
    “美しいストラスブールの女性”
    著しく横長な帽子がこの地の特徴でしょうか、
    なるほど麗しいストラスブルジョワ−ズです。
    作家はラルジリエール、寡聞にして存じませず。

  • 結構な重量感を感じつつ美術館を出ると15h<br />過ぎ、他の2館は残念ながらスルーです。<br /><br />再度、聖堂前を横切ってすぐ西にある、<br />お菓子のネゲルへ。<br />ここは、土地の名物パン、クグロフで有名。<br />今夜は私一人なので、小さなクグロフが<br />欲しかったけれど、遅い時間で既に売り切れ。<br /><br />日持ちはするので迷った末、結局<br />お勧めの小さなお菓子を一つだけ購入して、<br />イル河畔でおやつです。<br /><br />

    結構な重量感を感じつつ美術館を出ると15h
    過ぎ、他の2館は残念ながらスルーです。

    再度、聖堂前を横切ってすぐ西にある、
    お菓子のネゲルへ。
    ここは、土地の名物パン、クグロフで有名。
    今夜は私一人なので、小さなクグロフが
    欲しかったけれど、遅い時間で既に売り切れ。

    日持ちはするので迷った末、結局
    お勧めの小さなお菓子を一つだけ購入して、
    イル河畔でおやつです。

  • ロアン宮近くのイル川遊覧船、船着場。<br />川沿いにぶらぶら。<br /><br />旧市街グランディルを囲むようなイル川、<br />かなた、コルマールの運河は親密な狭さに和み、<br />こなた、広々した河畔に心弾みます。<br /><br />4年前訪れた際に乗ったクルーズ船、今回は抜きつ<br />抜かれつ、歩きながらクルーズのご案内をしてみようと<br />思います。

    ロアン宮近くのイル川遊覧船、船着場。
    川沿いにぶらぶら。

    旧市街グランディルを囲むようなイル川、
    かなた、コルマールの運河は親密な狭さに和み、
    こなた、広々した河畔に心弾みます。

    4年前訪れた際に乗ったクルーズ船、今回は抜きつ
    抜かれつ、歩きながらクルーズのご案内をしてみようと
    思います。

  • 出航後、15分もすれば行く手を阻むのが、<br />閘門(こうもん)。<br />異なる水位をならす為のしくみ。<br />パリでは、サン−マルタン運河で見られます。<br /><br />

    出航後、15分もすれば行く手を阻むのが、
    閘門(こうもん)。
    異なる水位をならす為のしくみ。
    パリでは、サン−マルタン運河で見られます。

  • しずしずと狭い水路に侵入。

    しずしずと狭い水路に侵入。

  • 船の前後を門で遮蔽して進行方向の水位に<br />揃うよう船ごと水位を上げ(下げ)ます。<br />その時間、およそ10分ほどでしょうか。<br />

    船の前後を門で遮蔽して進行方向の水位に
    揃うよう船ごと水位を上げ(下げ)ます。
    その時間、およそ10分ほどでしょうか。

  • 水満ちて、やがて開門。<br />

    水満ちて、やがて開門。

  • そこは、美しいプティット・フランス地区の<br />真っ只中です。<br /><br />プティット・フランス地区を見上げた後は、<br />分流した一つに分け入り、<br />俄然狭くなった川幅をしばらく。<br />やがて一転、広々したエリアに出ます。<br />

    そこは、美しいプティット・フランス地区の
    真っ只中です。

    プティット・フランス地区を見上げた後は、
    分流した一つに分け入り、
    俄然狭くなった川幅をしばらく。
    やがて一転、広々したエリアに出ます。

  • 分流が再び集まる辺り。(借用画像)<br />ここまでは遡行して来たクルーズ船、全行程の半分<br />くらいでしょうか。<br />後は流れに沿って下ります。<br /><br />

    分流が再び集まる辺り。(借用画像)
    ここまでは遡行して来たクルーズ船、全行程の半分
    くらいでしょうか。
    後は流れに沿って下ります。

  • 再び元の川幅に戻れば、やがて川辺に立つモダンな<br />建築物、欧州議会本会議場が見られます。<br /><br />会議場はもう一つ、ベルギーにもあり<br />欧州連合本部そのものが<br />ベルギーに置かれている事でもあり、<br />いずれ議場のブリュッセル1本化も有り得るとか。<br /><br />テープガイド(独仏英など。日本語求む。)の<br />説明の中、ぐるりと出発点までクルーズ、<br />約1時間半で終了です。<br /><br />後半は、見た目に平板でいささか冗長ですが<br />気候の良い頃のクルーズはお勧めです。<br /><br />

    再び元の川幅に戻れば、やがて川辺に立つモダンな
    建築物、欧州議会本会議場が見られます。

    会議場はもう一つ、ベルギーにもあり
    欧州連合本部そのものが
    ベルギーに置かれている事でもあり、
    いずれ議場のブリュッセル1本化も有り得るとか。

    テープガイド(独仏英など。日本語求む。)の
    説明の中、ぐるりと出発点までクルーズ、
    約1時間半で終了です。

    後半は、見た目に平板でいささか冗長ですが
    気候の良い頃のクルーズはお勧めです。

  • さて、お話をプティット・フランスに戻します。<br />小さなフランスとはまた、どんな愛すべき由来か<br />と調べたら、かつて“フランス病”の病院があった<br />のだとか。<br /><br />フランス病なるもの、それは、らい病、あるいは梅毒。<br /><br />命名は16世紀のアルザス人。<br />自虐的でも何でもなく、かつてドイツ(神聖ローマ)<br />だった頃のアルザスから見たお隣のフランスを揶揄<br />しての事。<br /><br />イタリア人のフランス病もやはり性病でしたか。<br />フランス人に言わせるとイタリア病が性病らしいし。<br />お隣同士って、こんなもんかも。<br /><br />もっともその頃には、水辺のこの界隈は<br />製革業者が密集していたとか。<br />革を洗うのに多量の水を使うのに適して<br />いた為ですが、そんなところに治療の術ない<br />忌み嫌われた、らい病院を置くとは思えず、<br />そう考えると梅毒でしょうか。<br /><br />あるいはその昔、もともと革なめし業は<br />卑しまれた職業ではありました。そこで<br />同じ地域に疎まれる両者を押し込んで<br />しまったかどうか。<br /><br />その後、フランス領になった後も動じず使い続け<br />られたこの名前。<br />今や由来はいずくかに置き忘れ、かくも美しい、<br />立ち寄る観光客の後を絶たない名所です。

    さて、お話をプティット・フランスに戻します。
    小さなフランスとはまた、どんな愛すべき由来か
    と調べたら、かつて“フランス病”の病院があった
    のだとか。

    フランス病なるもの、それは、らい病、あるいは梅毒。

    命名は16世紀のアルザス人。
    自虐的でも何でもなく、かつてドイツ(神聖ローマ)
    だった頃のアルザスから見たお隣のフランスを揶揄
    しての事。

    イタリア人のフランス病もやはり性病でしたか。
    フランス人に言わせるとイタリア病が性病らしいし。
    お隣同士って、こんなもんかも。

    もっともその頃には、水辺のこの界隈は
    製革業者が密集していたとか。
    革を洗うのに多量の水を使うのに適して
    いた為ですが、そんなところに治療の術ない
    忌み嫌われた、らい病院を置くとは思えず、
    そう考えると梅毒でしょうか。

    あるいはその昔、もともと革なめし業は
    卑しまれた職業ではありました。そこで
    同じ地域に疎まれる両者を押し込んで
    しまったかどうか。

    その後、フランス領になった後も動じず使い続け
    られたこの名前。
    今や由来はいずくかに置き忘れ、かくも美しい、
    立ち寄る観光客の後を絶たない名所です。

  • そろそろ帰り支度、バッグを引き取りに<br />ロアン宮に向かいます。<br /><br />先を急ぐ内、橋の向こう側、何やら賑やかな声が。<br /><br />何かと思ったら、いわゆるパイ投げです。<br />シェービングクリーム状の何かを<br />アルミ皿にてんこ盛りにスプレー、<br />「やってみない?」と当のお皿が目の前に。<br /><br />「お幾らなんですか?」<br />「いらないよ〜。」ですって。<br />実はパイに模した、シェービングクリーム。<br />いや、ホイップクリーム缶もフランスにはあるので<br />甘いクリームだったかも。<br />

    そろそろ帰り支度、バッグを引き取りに
    ロアン宮に向かいます。

    先を急ぐ内、橋の向こう側、何やら賑やかな声が。

    何かと思ったら、いわゆるパイ投げです。
    シェービングクリーム状の何かを
    アルミ皿にてんこ盛りにスプレー、
    「やってみない?」と当のお皿が目の前に。

    「お幾らなんですか?」
    「いらないよ〜。」ですって。
    実はパイに模した、シェービングクリーム。
    いや、ホイップクリーム缶もフランスにはあるので
    甘いクリームだったかも。

  • 投げ返されそうで(笑)お断りしてしまって<br />ちょっと後悔。<br />せめて、舐めて確かめればよかった。^^<br /><br />そう言えば土曜日の今日、あちらでこちらで、<br />催しがあるようです。<br />そう頷く端から、風に乗って聴こえてきたのが<br />ブラスバンド。<br />

    投げ返されそうで(笑)お断りしてしまって
    ちょっと後悔。
    せめて、舐めて確かめればよかった。^^

    そう言えば土曜日の今日、あちらでこちらで、
    催しがあるようです。
    そう頷く端から、風に乗って聴こえてきたのが
    ブラスバンド。

  • 決して上手ではないのですが、野外での演奏は<br />お祭り気分が盛り上がって後ろ髪を曳かれながら、<br />足は先に。<br />

    決して上手ではないのですが、野外での演奏は
    お祭り気分が盛り上がって後ろ髪を曳かれながら、
    足は先に。

  • バッグを引き取り、足はトラムへ。<br />行きは歩いた道ですが、帰路はトラムで楽をします。<br /><br />歩行者専用ゾーンや景観整備などと一括して行われた<br />トラム導入がまち造りの先進例として高く評価されて<br />いるそうです。<br /><br />メトロと違い地上の景観を楽しみつつかつ、目的地まで<br />確実で早い。<br />パリの場合、市街は無理でも、郊外へは早い設置が<br />望まれます。<br /><br />1回券は停留所ごとに自動販売、私、あやうく刻印<br />しないまま乗るところ、すんでで気が付き、よかった。

    バッグを引き取り、足はトラムへ。
    行きは歩いた道ですが、帰路はトラムで楽をします。

    歩行者専用ゾーンや景観整備などと一括して行われた
    トラム導入がまち造りの先進例として高く評価されて
    いるそうです。

    メトロと違い地上の景観を楽しみつつかつ、目的地まで
    確実で早い。
    パリの場合、市街は無理でも、郊外へは早い設置が
    望まれます。

    1回券は停留所ごとに自動販売、私、あやうく刻印
    しないまま乗るところ、すんでで気が付き、よかった。

  • まっすぐ駅まで10分ほどでしたか。<br />鉄道駅停だけは束の間地下へもぐります。<br />

    まっすぐ駅まで10分ほどでしたか。
    鉄道駅停だけは束の間地下へもぐります。

  • 帰りのTGVも定刻発車。<br />

    帰りのTGVも定刻発車。

  • 1等が格安であったので、<br />奮発して初めての1等乗車。<br /><br />当初、窓枠の邪魔な席だったのを、<br />空いているのを幸い席移動。<br />検札の際も、大らか、<br />一切咎められる事無しにパリ帰着。<br /><br />2回目のストラスブールは<br />季節の良さで街歩きも最高。<br />次回があるなら、国境の辺り<br />ライン川の向こう、<br />ドイツを眺めてみたいと思いました。<br /><br />明日は再びパリ、晴れて“独身”^^となり<br />存分に楽しみます♪〜

    1等が格安であったので、
    奮発して初めての1等乗車。

    当初、窓枠の邪魔な席だったのを、
    空いているのを幸い席移動。
    検札の際も、大らか、
    一切咎められる事無しにパリ帰着。

    2回目のストラスブールは
    季節の良さで街歩きも最高。
    次回があるなら、国境の辺り
    ライン川の向こう、
    ドイツを眺めてみたいと思いました。

    明日は再びパリ、晴れて“独身”^^となり
    存分に楽しみます♪〜

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